ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2197】 らーめん とくいち (東京・三鷹) カレーラーメン


 ウチの会社も以前「在宅ワーク」というのがトライアルであったのだが、そういえば自然と聞かなくなった。というか無くなったらしい。その分けを総務の知り合いにある機会に訪ねたのだが、意外に適用できる人材が少ないのだそうだ。職種や業種によっては、時間単位に切り分けて対応できなかったり、フレキシブルな業務って案外少ないのだそう。また実際問題として、職場の雰囲気で使いたいと言えない人も多かったのでは・・・・と話していた。


 そして自律できる人って本当に選択するのが難しいらしい。アウトプットがすべてだとは言え、自堕落に陥りやすく相当なプロ意識がないと、業務の質がやはり低下していくものらしい。固定給が保障されていて、在宅勤務というのは、小さいお子様がいる女性社員にとっては、ぜひ活用したい制度なんだろうけど、なんとかルールや制度、評価の方法など工夫できないものと、正直思った。


 一方で、「クラウドワークス」という会社の記事を見た。登録制で、全国の在宅業務形式で、フリーランスを束ねている業者なのらしいのだが、急成長の会社らしい。やはり、やれる会社はやれるのだと、記事を食い入るように読んでみたが、やはり現実は厳しいことが書いてある。月収20万円得られるプロフェッショナルは、わずか0.0014%という試算も!


 詳しくはこちら、http://blogos.com/article/163907/


 BACK TO THE FUTURE PART2 みたいに、自宅居間のテレビ画面越しに、上司に怒られてクビを宣告されるのはいやだが、やはり通勤時間の何十年分かは、限られた人生の中でもったいない気がするのだがな・・・・。


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<揺るぎない食堂カレーの醍醐味>


・・・・などと考えながら、雨降って寒いし、邪魔くさいし、腹減るしで、どこへ行こうかと考える気も失せて、また来てしまった「とくいち」です。ここは入店した時、お母さんに案内されると、空いていても必ずカウンターに座らさられる。お姉さんだと割とテーブルにゆったり一人で座れるのだが、今回はまたカウンターだ。ほぼ常連さんで占拠されたカウンター。中には、ビールと餃子を頼んだ後に、ラーメンとライスでシメると言った食堂キングな、常連客もおられて実に健康な胃袋が羨ましく思えます。


そんなのをメニュー選びながら見ていたら、少しだけ触発されたか、ちょっと冒険的な心が芽生えた。体調と相談しながら相当迷った挙句に、今回はカレーラーメンを告げました。本当は、タンメンにしようと思ってたんだけど、流れに身を任せてみたのだが、今振り返るとそんなに冒険してないな。やっぱりオレは、小市民。












【そのとろみ感でダイレクトにカレーライスへ想いを馳せる】


配膳の瞬間は、ほぼ予想通りの麺顔で心の中では、ビンゴな痛快感を覚えます。一面の日本的カレーの黄土色。醤油スープに蓋をする様にかけただけ〜な感覚で、まるでこの日の重い雨雲の様に覆い尽くします。小鍋でスープとカレールーを合わせる様な、本格的カレースープも好き。だけど、この一時の分離感が素敵。大衆的な気楽さも裏腹に存在するみたいです。








レンゲでなくスプーン。ライスを後で投入せよと誘うためのものなのか? そのスプーンでスープで探ると、醤油清湯とカレーの境目がクッキリと浮かび上がります。ベースの醤油スープは、いつもの通りに香味油が張られていて、スープとカレーの隙間に入り込む様にも見れます。しかし麺を二、三回すすりあげると、もうスープは一体化。決してシャバシャバしないカレースープに変貌。淡いとろみが少しだけキープされてます。味わい的には、やっぱり定番メニューのカレーライスのそれと同じ。客層を意識してか、ほどほどの辛さを備えて納得感があります。小洒落たカレー専門店のスパイス感はないけれど、馴染みがある旨さ、安心できるカレーの旨さと感じ取る。







一味を少しだけ投入しても面白い。キュキュット引き締まる感じが良いです。カレーは辛口より中辛が好きなんだけど、ちょうどその中辛感に近くなるので、個人的には後半にはオススメかと思っています。












【いつもの麺が今日はカレーならではの絡みつく重いスベり!】


麺は、いつもの麺です。過去に、醤油、塩、味噌、と食い続けておりますので、そちらのレビューをご参考ください(最近手抜きが多いです)。








ただ、いつもの汁の吸い込み感は後半になっても少なく、最後までくっシリと食える様な感覚。熱で多少はしなやかになるものの、グルテンのフィーリングは最後まで持続し、ぬつぬつとした歯ごたえもキープです。







またとろみの特性で麺の持ち上げ力がいつもより高い。なので口当たりは良くても、そこからずるずるずるずるーーーー、っと一気に駆け抜ける様な滑りはできません。それにワイシャツにはねが飛んでも嫌だし。ちょこっと重きなった麺の持ち上げで、固まりをハグハグという様なスタイルになるのは仕方なしというところでしょう。







【家庭的ではなく「食堂的」なカレールー!】


崇高感はないけれど、安心して食える食堂カレー。安っぽい味わいとは思ってません。ニンジンやじゃがいもなどの家庭的じゃパーツはなく、豚のこま肉と玉ねぎを主体としたシンプルな構成。必要十分と思えます。南蛮そばのカレールーよりもとろみが強めで、これなら小ライスも投入してもよかったかとプチ後悔感はあったりして・・・。













総じまして、「小市民の好奇心と安心感を満たす、街中カレー麺」と言う心象でしょうか。いや〜満足満足。カレーラーメンって、そんなに今では食わなくなったけど、やはりたまに食うと特別な何かがある。本当はライスで食うのが一番旨いのだろうけど、ちょっと冒険してみたい気分なら、カレーラーメン! そんな小市民の冒険心がくすぐられます。おそらくまた食います。その時は、手打ち麺でトライしてみようかしら。ということで・・・・なので詠います!



駅前で
春雨寒し
彼岸前



温もり求め
華麗な南蛮



お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした。



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