ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2188】 春木屋 荻窪本店 (東京・荻窪) 中華そば


 ボス様と共に、私の直下メンバーとざっくばらんに、最近の業務上問題点とか、日ごろの思いとかを共有する場がありました。中々目に届かないところが話題に出たりして、私も冷や汗・・・・。ま、完璧は目指しても苦しむだけなんでしょうが、日ごろ話していないシニアと現場を結びつけるのも、これはこれでなかなか面白い発見が、お互いにあったりする。外からでは、やり方がマズい、体制が悪いのだろうと思っていたものの、いざ違った角度からヒアリングをしてみると、「スキル不足」とか「配置のミスマッチ」など、新たに浮かび上がってくるではないか・・・。



 ボス様の、アイスブレイクから始まるところもちょっと勉強になったし、またグダグダと話していかないと、深く埋もれた本音が発掘できたなど、本当に私のほうが為になったみたい。さらに止めなのは、「鉄は熱いうちにだよな」」と、愚痴の積み重ねから生まれた課題については、早速に関係幹部を集めて議論しよう・・・ついては、アレンジをするようにと軽く仕事を回してくる。最近になって私の上についた上司なんだけど、ちょっと面白いかも。頭の回転の速さとスマートさには、私はかないませんが・・・できる範囲でノウハウなどを盗ませていただきたい。

プロカウンセラーの共感の技術

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<いつも変わらぬ安心と感動>

 ・・・・などと考えながら、久しぶりに早く退社したものだから、荻窪二郎に行って、ミス二郎に癒してもらおうかと思ったけど、体調が悪くてちょいと尻込み。体調悪いと言っても、お尻が痛いだけ。昨夜の歌舞伎二郎のスープを平らげなけりゃよかったのかも。二郎を食うと、最近お尻が痛くなる。もう若くはないね。けどこのもどかしい思いを何とかしてくれと、代替を思い立ったのは、「ねいろ屋」と「春木屋」。近い方選ぼうと今回は、「春木屋」。








 いやー、余裕で入れるでしょうと思ってたら、空き席1つだけで結構混雑してます。繁盛店は不滅です。ここでは、一番安いのに決めている。中華そば850円。日高屋なら2杯食ってお釣りがくるね。
 

   











【しっかり魚介の出汁感に動物系の溶け込み!そしてカエシのエッジ!】


 俗に言う「春木屋理論」はさておき、やはり何度きても、あー春木屋ってこの味この味!と冒頭に興奮を覚えるところはスゲーなーっと思う。本当に何の変哲もないこの麺顔で、850円とって納得させるのは、春木屋しかあるまい・・・と感じ入ります。普通なら、全体的にスープに埋没した残念さを感じるところが、逆にスープが多めで嬉しい!と思ってしまう。







 一口目から、表層に浮かぶ油がイイ感じ。軽い動物感を与えつつ、アッツアツのスープの蓋の役割を最後のひとすすりまでキープしてくれる。これが食べごたえにどこか通じると思います。そして油はすぐにくぐり抜けて、次にやってくるのは、煮干の旨味・甘味。これが実に濃ゆい味わいで、一気に春木屋感覚を高めてくれます。あー、春木屋・・・と嬉しがるのは、いかにもミーハーなんだけど、何だかありがたがってしまうのです。








 でも魚介系と言い切れない動物系のライトエキスも芳醇で、そこがまたサッパリ系なのに複雑な味わいと感じさせます。さらに、醤油ダレのカエシ感覚も角が丸い一方でしっかりとしている様に感じるし、不思議なスープとも言えますね。見栄えは実に穏やかな、やや霞んだ醤油ブラウンなんですけど、本当に全体的に芳醇です。












【ゴワゴワっとして風味感じさせてズボボボー!とすすりヤケドする!】


 やや茶褐色な色合いして、ボコボコした縮れ麺!表面の色合いが実に素朴感を高めます。密度をそこそこ感じまして、表面はややツルツルとした印象。加水はやや低めで、くっしりとした前歯の切れ味が印象的。麺自体の風味も感じさせますが、ややスープが染み込んでもなかなかの相性です。奥歯へ運び込んでプレスするとかすかにヌチリっとした低反発感覚。さらに麺自体に蓄熱感があって、熱さを感じさせるよう・・。







 そうこの一杯は熱いのです。見栄えよりずっと。縮れ麺のすすり上げに生じる抵抗を確かめようと、やや勢いよくすすりあげると、滑り量と比例して熱さを感じてヤケドしてしまいました。うまい麺なので、大盛りにしたいといつも思うのだけど、+200円で英世超えになるのでいつもそれができないでいます。やはり給料日前に来てはいけなかったと、後悔かも。













【あっさり&ネオ・クラシカル!?本当にクセなく何枚でも食えそう!】


 わずかに海苔、これは半分飾りだね。そしてメンマ。これは、なかなか定番でクラシカルな味付けである一方、クニュっとしてコリコリと感じさせる味わいが、実に楽しいです。


 そしてチャーシュー。脂が非常に少ないロース部位ですが、実に柔らかくて、汁も吸い込んで柔らかい味わい。本当にクセがない素直な肉の味わいが楽しめます。ああ、クラシカル・・・と思ったけど、そうでもないか。最近は、若い人が作るクラシカルなチャーシューが多いので、それに近いニュアンスを感じてしまいます。チャーシュー麺だと、かなり値段が張りますので、やはり今回も二枚で辛抱するしかないな・・・。












 総じまして、「なんだかんだで納得させる王道中華そば」と言う何とも無難な感想でごめんちゃい! 平日の夜早めだから、すっと入店し座れたけど、週末なら行列必須なこのお店。老若男女に深く長く愛される何かが、確かにあるね。多分、また来てしまうのでしょう。何も悩まなくとも、ここでならクラシカルな味にくつろげるから・・・・。ということで・・・・なので詠います!



   年度末
   多忙極めて
   ヘロヘロで



   吸い寄せられる
   今日は春木屋



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!




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