ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4663】丸長 目白店 (東京・目白) チャーシューやさいつけそば 中盛 〜出汁以上に肉がクラシカル!素朴さ突き抜ける名門系譜肉つけそば!

今日もいきいき!乙女が仕切る古参丸長系譜!
 最近すっかりと新店舗や話題店に突撃するパワーを失っており、馴染みの店とかほっこり感じさせる古参の店ばかり訪問しております。そんな流れで今回は「丸長@目白」さんへ。なんと5年ぶり!。自前ビルテナントにあるお店で表札を拝見すると、丸長創業メンバー系譜だと分かりますね。名門です。
 

f:id:TOMASSOON:20210828171504j:plain


 
 オペレーションは女性ばかり。ハキハキしつつもやっぱり柔らかい接客と笑顔が、気持ちを和らげてくれるのがいいね。今回はさらっとつけそばを食らうつもりでしたが、ラーメンデータベースでやたら「チャーシューやさいつけそば」が立て続けにレビューされてるもんだから、右に倣えと言うことでそいつに変更!。腹減ってたから中盛にしときましたー。
 

f:id:TOMASSOON:20210828171034j:plain

 
 
 
<全体> とっても地味だが具材てんこ盛りのつけだれ!素朴で眩しいほどに白く艶やめく太麺!THEクラシカル!

f:id:TOMASSOON:20210828171131j:plain


 
 先人のレビューで承知済とは言えやはり2回ビビるね。まず配膳がやたら早くて笑ってしまう。9割型つけそば注文の行列客が続くので、麺はフォーキャスト生産で回してる様子です。なのでマジ5分もかからず配膳が進む。そして次は、実に素朴でクラシカルで・・・とっても滋味な麺顔に笑う。実に地味な煮豚ブラウンが占める色合い!。それに対して麺皿にはたおやかで柔和な白一色の太麺が横たわる。ちょっとしたコントラストがむしろ迫力的で、クラシカルさが一層増すようなイメージですな。
 

f:id:TOMASSOON:20210828171051j:plain

 
 
 
<チャーシュー> 焼豚というより時雨煮に近い肉感!醤油濃ゆめの塩気で食欲刺激する肉汁感覚!

f:id:TOMASSOON:20210828171042j:plain


 
 つけだれを味わおうとするが、具材が多くて汁が啜りにくい。具材をまずやっつけてからとしましょう。まずその肉だが、チャーシューという一般的なイメージを失ってるわけじゃないが、個人的には時雨煮にも少し感じるような深い醤油煮込み感覚。
 

f:id:TOMASSOON:20210828171153j:plain

f:id:TOMASSOON:20210828171159j:plain

 
 白飯にそのまま乗せると肉飯として完全成立しそうです。確かに少しカエシが強めで、炭水化物と似合う濃ゆい味わい。塩気が少し強めなので生玉子を溶き入れるとちょうどいいかもしれない・・・。少しスープに沈めたりして食らうと脂身の甘味と赤みの肉味がはっきりとしてくる。素朴に見えて力強い味輪郭ですな。
 

f:id:TOMASSOON:20210828171205j:plain

 
 
 
<野菜> ややクタクタっぽいモヤシとキャベツ!濃ゆいチャーシューと絡むと程よい汁気ほとばしる旨さ!

f:id:TOMASSOON:20210828171224j:plain


 
 完全でもないが、クタり気味のモヤシとキャベツです。その素朴さがまたクラシカルさと映るようで、茹で汁に野菜の甘さが滲むような感覚。歯応えよりも、少し濃ゆい味の肉と絡めて調和ととって味わいたい気分にさせます。汁気がほとばしると肉だけでなく、つけダレにも溶けるので全体的にマイルドにさせる。実はこの一杯の中では実に機能的です。チャーシュー増しだけだったら少しパンチが強すぎるところを受け止めてくれてるかと!。
 

f:id:TOMASSOON:20210828171230j:plain

 
 
 
<つけダレ> 素朴な豚煮出しの旨さ!甘酸っぱさよりチャーシューのカエシ感主導的?

f:id:TOMASSOON:20210828171212j:plain


 
 チャーシューのニュアンスが全体的に滲んで、丸長のイメージ的な甘酸っぱい輪郭は、多少マスキングされるような初動です。この時点では好みが分かれるのかなぁなんて個人的には思ってるが、クラシカル好きオヤジな私としては納得の味わいですよ。少しカエシが効き目なタレで炭水化物を絡めて味わうのがナイス!。尚、不思議なことだが、麺を絡めて食らうより、つけダレをダイレクトに啜った方が、ベースの甘酸っぱい味わいがより感じられるのでオススメ!。
 

f:id:TOMASSOON:20210828171218j:plain

 
 
 
<麺> 素朴さと美しくさが滲む乳白多加水ストレート太麺!モチモチ弾み感とプツリな千切れ感が共存して楽しい!優しい甘味もしっかり!

f:id:TOMASSOON:20210828171101j:plain


 
 確か自家製麺のはずだが・・・お母さん筆頭に乙女が打っているのか?。ま、いかにも丸長系といった乳白色の多加水太麺で、中野大勝軒を少し彷彿とするが、乳白色が美しくて素朴にも感じる。クラシカルで旨そうです。モチモチと弾むような歯応えは安寧を覚えるし、微妙に淡く弾けるように千切れるのが快感!。
 

f:id:TOMASSOON:20210828171237j:plain

f:id:TOMASSOON:20210828171244j:plain

 
 汁の抜けはある方だが、濃ゆめのタレだからちょうどいい塩梅です。先客の並盛が少なそうに見えて中盛にしたんだが・・・肉も多かったのもあり、結構終盤で腹パンで少し死にそうだった。やっぱ歳だな。
 

f:id:TOMASSOON:20210828171316j:plain

f:id:TOMASSOON:20210828171335j:plain

f:id:TOMASSOON:20210828171359j:plain

f:id:TOMASSOON:20210828171405j:plain

f:id:TOMASSOON:20210828171412j:plain

f:id:TOMASSOON:20210828171425j:plain

 
 
 
<スープ割> 野菜の旨さが柔らかく響く!本来のクラシカル丸長の甘酸っぱさが復活!やっぱり最後は割っとけ!

f:id:TOMASSOON:20210828171439j:plain


 
 何とか固形物を胃袋に押し込んで、ごちそうさまを言う前に「つけだれの器」を前の高い台に上げると、「スープ割ですね!?」とお母さんが微笑むから・・・「はい」と伝えてしまった:汗。急遽、腹パンで諦めかけたスープ割をいただく展開です:爆。・・・あ、やっぱうめぇ。ナチュラルな甘酸っぱいような出汁感が復活!。嗚呼、この味だよ求めていたのは。気を良くしてしまい、何とあと少しで飲み干せるところまでいったが・・・やっぱり完飲は無理でしたー。
 
 

 

 
総じまして「出汁以上に肉がクラシカル!素朴さ突き抜ける名門系譜肉つけそば!」

f:id:TOMASSOON:20210828171122j:plain

 ・・・と言う感動の嵐!。古参の丸長ですが、荻窪とはまた違ったチャーシュー増し感が味わえるのが面白いところ。古参の東京ラーメンを楽しむなら、こちらも押さえとくと楽しいかと。今回また改めて中華そば・つけそばの奥深さを知った次第です。目白にクラシカルな旨さあり!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

f:id:TOMASSOON:20210829181724j:plain

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!! 
 

関連ランキング:つけ麺 | 目白駅椎名町駅下落合駅