隅田川やその支流に面する街って、町工場や商店、そしてそれらが建て替わったマンションなどが林立てますね。街の新陳代謝が独特の雰囲気を作っています。滅多に来ない東京の東エリア。せっかくだから!新規開店の有名店へでも行っても良かったけど、時間もなかったし、それに落ち着いた「街中華屋の麻婆系」に最近ハマっている。
今回は、午後からの休日出勤に気合いを入れんと、少し遠回りをして「菊川駅」へ。今回は、「二代目めん家 味味」さんへ向かいました。「麻婆麺」「東京」などでググると必ずどこかでヒットする店なので。しかも昼だけ営業・日曜日休みということで、土曜の昼しかトライできません。開店直後に合わせて訪問です。しかしすでに常連らしき先客が2名。あまり時間に余裕なく、座ってすぐに「汁なしの麻婆!と口頭で伝えます。女将さんがいろいろなそのあとサービスの説明を丁寧にしてくれました。紙エプロンまでもらっちゃった。
【辛さ控えめな優しい麻婆!とろみも効いてまったり〜!具材はしっかり〜!】
配膳の瞬間は、ネギトッピングの山が眩しく映りますが、その下で盛り上がる麻婆の質感の高さに唸る。実にイメージピッタリのとろみの濃さ。そして、日本人がイメージしやすい焦げ茶系の色合いした餡。そこから島嶼のように突き出た絹ごし豆腐が、美しくもあり美味そう。挽肉もとろみの中でうごめきます。
味わいは、マイルド!非パンチ系で子供でもチュルチュル食えるような、優しい味わいです。しかし、頼りなくはない。味わいとしては濃厚なのだけど、豆板醤とか山椒のジリジリ感だけが抑えられ排除されているだけで、食べやすさがMAXと言ったイメージ。どちらかと言えば甜麺醤のイメージなんだろうか。
挽肉の量も多く、汁なしゆえに冒頭からレンゲで掴みやすく、バクバク食い進めた割には、最後の最後までしっかり残っている。それに豆腐も大量。ふわふわしてて雪崩のように崩れるのが、とろみとシンクロしてより滑らかさを高めます。ネギはもとより、ニラもしっかり入ってて全体の味わいにエッジを感じさせます。
【食べ応えあるモッツリとした中太い麺!大盛り無料サービス!】
通常が150gで、大盛りサービスだと200gとのこと。その上に、半ライスも追加サービス可能ということで、近くの肉体労働者さんたちも満足させるコンテンツとなっております。麺の質感としても上々。中から多の間の加水率といった風合いで、麻婆餡の個性に埋没しない質感をキープしています。
密度感というか潰しこみ度というか、わりと高いと感じます。もちもちで明るい高反発度よりも、モッツリモツモツっとして、グルテンも感覚を伝えてくるよう。前歯での千切りはプツプツと歯切れよく、奥歯でのプレスが低反発傾向にモツっとクッシリと二段で潰れていくよう。
滑り感は、見た目通り、すごく緩いジャージャー麺のごとく、地肌にペッタリとまとわりついてすごく滑らかに喉元近くまで滑り込んでいくようです。挽肉の粒が張り付いて歯の隙間に引っかかる……σ^_^;。
【クーポン等の活用でさらにお得度がマシマシー^_^】
さて、大盛りや半ライスサービスでお得感高い店なんですが、注意深くネットで検索かければ、クーポンなども利用できます。ワンコインサービスやら、トッピング一品無料サービス など。私は今回は後者を利用させていただきました。期限付きなどあるので、いつもそうだとは限らないので、その点は悪しからずですが。
総じまして、「入れ替わる下町に根付く二代目しっかり中華屋」と言う感覚でしょうか。担々麺、麻婆麺、大盛り+半ライスサービスと言う、三枚腰のコンテンツが実にしっかりしているし、それにやや特化してるのがクレバーなところ。それに女将さんの親切な対応もナイスだし、ここなら地縁があれば是非常連になってしまうだろうなーと思います。最後は、いい顔した女将さんから、にこやかに送り出されて帰途につきました。
休日に
河の匂いと
町工場
寂しげ光る
食堂看板
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
超絶漢気造形!土竜の唄 菊川玲二 (ノンスケール ポリストーン塗装済み完成品)
- 出版社/メーカー: ダイブ
- 発売日: 2012/09/02
- メディア: おもちゃ&ホビー
- クリック: 3回
- この商品を含むブログを見る
ハイスクール・レボリューション―菊川南陵高校に起きた、本当の話 (JPS)
- 作者: 小野和利,菊地伸幸
- 出版社/メーカー: 太陽出版
- 発売日: 2015/07/03
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る