ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1888】 中野 大勝軒 (東京・中野) チャーシューメン・細麺

 新年度になって、キックオフが済んだと言うのに、まだどこか落ち着かない気分。今ひとつ今年度は何を目標に頑張ろうか、腑に落ちないままただ突き進んでいる感覚。そんなの自分でしか解決出来ないんだけど、つい隣の芝が羨ましく思えてしまう。こういう日は、飲んでスカッと忘れようと思うのだけど、解決策を後回しにしているだけで酔いから覚めたら、またイライラしそう。だったら食いに切り替えだ!ガッツリ食うぜと大勝軒へと向かいました。最近の私のお気に入り大勝軒は・・・・・中野大勝軒です! 爆食いで死なぬ程度にガッツリ食いたい。しかも財布が春なのに寒い。地味に「チャーシューメン」を食って憂さ晴らし。この発想レベルは、中学生と同じですな。


  











【店:こんなオヤジ好みな場所でも女子に挟まれることもあるのね〜】


 そんな大勝軒に入ったら、先客1名。どうも就活中の女性らしくて初々しいスーツ姿。しかも、かわいい・・・・というよりスリムで美人系? ひゃー、こんなところで渋い趣味してる女子にお目にかかれるとは。邪魔しないように離れて着座です。古き良きものを理解してくれる若者がおると言うことで、なんだか日本も捨てたものではないと思えてくるねー。アシストさんに食券渡して、今回はラーメンレビュー用に先に詠ってメモしておこうと、スマホを取り出しEVERNOTEを呼び出す。すると、今度は反対側に女の子の学生さんらしき方が来店して着座。なんと!オヤジのオアシスに今度はかわいい系の女子が! いや〜、こういうのもあるのね。嫌われるかもしれないけど・・・、これからおじさんは、ラーメン食べる前に食べ物の写真をたくさん撮るけど別に気にしないでね。実は仕事がフードフォトグラファーなんだよ・・・・ウソです。さ、ラヲタにスイッチ切り替えて、仕事すっか。












【スープ:極めつけの和む懐古調の醤油味に、今夜はチャーシューエキスが滲むのだ】


 それにしても、細い女の子だなどちらも・・・ひょっとしてフードファイターだったりしたら笑うのに。などと妄想をしていたところに配膳が完了。細麺だから異様に早いのです。しかしその麺顔からは、その細麺がちっとも見受けられない。埋め尽くすのはチャーシューばかり。スープは、かろうじて刺さったレンゲの隙間から覗く程度に見て取れます。すごいね、今回は一面ブラウンだ。そんなブラウンのスープは、前回も味わった通りのニュアンス。と言いたいが、少し感じが違うのかもしれない。








   昔から食ってると錯覚しそうな穏やかで優しい「豚の煮出し」と「醤油のライトさ」、そこにチャーシューダレの甘味がじんわり〜!


 やはり『良い意味』で薄い醤油感覚が和みを覚えるほどに嬉しいし優しい。色合いは濃ゆいのに、その繊細さは薄口醤油のような出汁感を覚えるのに塩気は薄い。むしろ、動物感からくる甘味がさらりと広がり、椎茸かと思わせるような調味料の巧妙さが老練とも思える仕上がり感覚。オヤジの心の奥深くにある柔らかいところを鷲掴み。しかし、今回はこれだけではなかったような気がします。







   チャーシューのつけダレの甘味?肉自体の脂の甘味?そんなのがお釣りが来た程度に淡くほのかにプラス


 単にいつもより少しだけ甘いだけじゃろ!と突っ込みをいただきましょう、そこはあえて!女の子に挟まれて単にハイテンションなだけじゃろ!なんて。しかし、その時の私は、相対的にはqラヲタ仕事モードだったのは確か。絶対的には、ラーメン変態。












【麺:細麺で、噂通りの柔らかさのデフォルトを確かめながらすする】


 そんなラーメン変態な私は、滑舌が悪いのか・・・「細麺で、麺カタメ」と伝えたはずが、明らかにカタメが伝わってなかった。ここからは細麺でデフォルトの柔らかさをお伝えいたします。


   カタメ好きでも残念がることなし!むしろ本領発揮なスパスパした切れ味とクチクチとした潰れが「やむごとなし」。


 大衆懐古系な一杯なれど、デフォルトの柔らかさはむしろ「高貴」と思えたのは、やはり私は変態。いやねー、熱ダレでなく、ちゃんとした柔らかい麺とお伝えし直したい。アルデンテを超えた感覚は明らかにある中で、通り過ぎた感覚は一切なし。麺も加水豊富ながらも、しっかりグルテンの風味を伝えます。滑りも地肌の光沢が示すように、ツルツルと口当たりよく滑ります。その分、喉越しのシルエット感は低いけど。













【具:もはや肉しか見えない!しかもハード肉!歯で食いちぎるオレはワイルドだろぅ〜・・・古!】


 前回のラーメンのときは、バラ肉主体でありましたが、今回はロース肉主体。脂身が少なめで歯でしっかりと噛み込んで味わいを滲み出して食うタイプです。決して、箸で割って細かくしてから口に運ぶというお上品な食べ方は無理。しかし、本来の肉的な感じがこの方があって、昔ながらといより、本質的と思えるハード系なお肉です。味わいは少し甘めなタレという感覚で、切り口からも十分に染み込んでいるという感覚。なので、チャーシュータレがが存分にスープに染み込んでしまう。厚みは少しばらつきあるものの、しっかりと最新スマホ程度の厚みがある。偶然端っこの部位が当たったところは、iPhone6 2台重ねた程度の厚みがあって嬉しかったりする。







 またメンマも少し多めな気がする。肉と同じ色していたので、最初はきずかなかったけど。短い材木タイプや、分厚い短冊タイプやら・・・ちょうどその中間に当たるイメージ。なかなか味の染み込み深いけど、味わいとしてはあっさり。これならメンマラーメンにして埋もれていみたいきもするが、やはりビールと一緒にやりたいタイプかも。












 総じまして、「優しさとハードさが満載の王道懐古系」なる一杯。そのまま、見たままのまとめ方でごめんちゃい。もう少しでゴールデンウィークで、ワクワク気分も高まる時期ですが、何だか忙しい割にはフラストレーションが高まる一週間でした。やはり、こう言うタイミングは弾けたい一方で、安らぎも求めたいし一体自分が何したいか、何食いたいかでも決まらず。何だかな〜〜と思ってた気持ちを救ってくれたことは、ありがたし!これで少しは落ち着いたわ。なので詠います!





   疲れつつ
   イライラ募る
   こんな日は



   お安くハードに
   肉食い発散!




お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!




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