<吸い寄せられて中野大勝軒・・・いつものパターン>
9月ってのは、本当に毎年過ごしにくいね。8月の疲れを体力的にも、経済的にも引きずりつつ、仕事は上期決算の追い込みで大わらわー。だったら、夏休み献上しても良いぞ!何とかしてくれーーーと、少し思う。おまけに今年は寒暖の差がとても激しくて疲れる・・・。そんなことを思っても詮無いことなので、ひたすらやり抜くしかないわなー。そんな感じで、相当疲れたとある日。また、いつもの様に性懲りも無くやって来たのが「中野大勝軒」です。選ぶの邪魔臭いので、いつもの通り、ラーメン。
今回は、店主さんが余裕を持ってオーダー受けから配膳まで担当してくれて、いつもよりビシッと決まった感じがします。決して他のスタフさんを軽んじているわけではないのだけど、余裕ってのを感じてしまうのはオレだけなんでしょうか。細麺・カタメをしっかりと頂いた気がいたします。
<定番なる魚介の仄かさー(´ω`) 実に飽きない>
大勝軒で汁系なら一番落ち着くのは、「中野系」かもしれません。年齢を重ねるごとにそんな気になります。とにかく普通っぽいのに、どこかしら大勝軒ニュアンスを醸し出すところが、にくいのです。決して流行りではありません。ジャンキーな味にハマっている方なら少し躊躇してしまう味わい。レトロと言うには早いと思えますが、今年で65周年なんですねー。
豚骨と豚肉の煮出し、そして鶏ガラ系がしみじみしている中、魚介の甘みがひたひたっと浸透している。ニボの苦味が一切排除しているのに、煮干しがほのかに甘みとして生きていると思えます。魚介系とくくりきれないほど、柔らかい魚介の落ち着きと申せましょう。最近流行の「淡麗系」な味わいとは区別してよいでしょうか・・・。とっても優しい味わいです。
醤油だれは、いたって存在をアピールしません。塩気もそれい続いた感じ。塩気を追い求めると、旨味の味にたどり着いてしまう。むしろ醤油の個性より、薬味のネギ甘み&苦味の方を感じてしまうかもです。実は今回は、珍しく、醤油と一味を少し加えました。とっても疲れていたので、もう少し味わいが欲しかったものでして・・・、人の体調次第で、随分と味わいの印象も変わるのだと、改めて感じました。
<久しぶりにちゃんとカタメの細麺を食った気がするー>
最近、よく修行中のお弟子さんとのやりとりが多かったのですが、カタメがちゃんと通じているのか、いつも不安が少しあったわけです。しかし、今回は、「細麺でカタメ」をちゃんと口頭で店主さんが確認してくれたので、すごく安心して待つことができました。仕事ってのは、どんだけITや働き方が変わっても、基本的には、直接的な報連相の重要性に勝るものはありません。
ああ、この店で久しぶりにちゃんとカタメの細麺を食った気がするー・・・個人的な見解だけど。麺のグルテンの風味も歯で千切るたびに感じます。ねり水の個性も含みますが、それでこそラーメン。汁を微妙に吸い込んだところも、大衆系の旨さの極意という感じです。また、太麺では感じなかったが、細麺だとボリューム感が増して感じるのはなぜでしょう。細麺の方が、体感的に多く感じる麺量が不思議。180g前後はあったんでしょうか・・・・。これで590円はナイスなコスパです。再認識!
<メンマもしっかり多めで嬉しいではないか!>
東京に来てから、メンマと酒が合うことを悟ったかも。麺もそうだけど、メンマも590円の一杯と思えばかなり質感が高くて、ボリュームも多いです。繊維質もきめ細かくて、サクサクコリコリっと前歯でちぎり、奥歯で潰すのが大変楽しいー。薄味なタレの浸透は、日本酒の余韻を壊さなくていい感じ。
一方、今回のチャーシューは、一般的なレベルだという感じ・・・。過去のレビューを遡ると、肉のボリュームが少しづつ寂しくなって来てるのか?と疑ってしまいましたが、他意はありません(・・・今回はちょっと固かったかな)。
総じまして、「飽きずに食える大衆の最高峰?のひとつ!?」と言う感想でして、最後に迷いが生じて言い切れませんでしたが、オレは好きですよ間違いなくね。徐々に値上がりを避けられない飲食業。私の大好きな「鳥貴族」ですら一斉値上げでそれが象徴するような飲食業の厳しい経営環境。そんな中、500円代を死守してくれてる一杯は、見事としか言いようがないですよ。間違いなく、今後も食い続けていくと思うので、よろしくです。たまには、以前のように神のような肉を乗せてねーってなワガママを伝えつつ、もうそろそろ夜遅いので、とっとといつもの通り、詠ってもう寝ますー!。
クタクタな
期末追い込み
汗だくで
癒しのラーメン
さらに汗呼ぶ
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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