三日連続でと思ったけれども、臨時休業を挟んでまた再訪問です。次は特製で突き抜けたい・・・と考えておりましたので、週末の解放感もあって「特製醤油そば」とさせていただきました。もうすっかりと上着を脱いで街を闊歩できるほど暖かくなったもんです。駅からこちらの店への往復にも、少し額に汗が滲みます。
【店:微妙に駅から離れているので昼間はつい焦るけど、ワクワク感がたまりません】
決して遠くないけど、微妙に駅から離れているので、ついつい早足になってしまうのだよな〜。距離感とワクワク感が私をそうさせるんです。開店を少し過ぎると微妙に席が埋まって待ち時間が発生すると、休み時間をオーバーしますから、ヒヤヒヤだったりもする。だったら普通の店で普通に食えばいいのだけど、なぜだかこの日はご褒美的なものを求めて止まない。
【スープ:カエシ濃ゆさとシャープなエッジング、加えてクリアーな出汁感が堪りません】
毎度同じようなことつぶやくのですが、濃ゆい醤油がいいね!そして重くなくてクリアーな色合いと味わい。醤油ダレの活き活きした広がりを感じますし、クリアーさが単なるライト感覚でなくシャープに研ぎ澄まされたような感覚もいたします。表層にうかぶ鶏ガラ系の脂もゆったりとして趣深い。そして温度感覚もよくて、ちょっとだけアツアツに感じさせるのが、より醤油感が立つ。
特製にすると微妙にトッピングのエキス感が滲むのも印象的。豚チャーシューの脂身がなんとなく溶け出しているようだし、鶏肉も汁を吸いこんで吐き出すような柔らかさも堪りません。毎回特製というわけにはいかないけど、たまにはいいもんですね。
【麺:束ねられた髪がほどけたようなしなやかさが堪りません】
何度もくどいけど、しなやかさがいい麺ですね。多加水ってこんなに趣深いんだったっけ?と思えてならない感覚。昔、真空加水麺だったっけ・・・・関西にいるときに聞いて食ったときも、そのしなやかさの密度感の両立する旨さに度肝を抜かれたもんです。しかし、久しぶりに細麺多加水で感動したかも。なにせすすり上げて咀嚼始めるまでのシルエット感からして滑らか。そうそう・・・湯河原の有名店で食った麺もそんな感じだったっけ。製法や形状に違いがあれど、食ったあとの喜びをかみしめると、いろいろ過去食った良麺が走馬灯の如く思い出されます。そんな気分で帰りの電車の中ではいろいろ思い出していた・・・。
【具:「肉」というのを噛みしめながら感じさせるのが堪りません】
割と集めな豚チャーシュー。iPhone6と同じくらいの厚み。適度に煮出されて脂分が抜け、スープが繊維のスキマから染み込んだのを頬張ると、噛みしめる度に肉の味を感じますね〜。これは鶏チャーシューもしかり。ややハードとソフト極まる歯応えの二重奏。肉食ってる感があって良いぞ良いぞ!こうなったら、チャーシュー麺にでもしてみようか? いやいや英世越えは、盆と正月でもやらないことだから、それは大切な時まで取っておこうかしらん。そして味玉。黄身が溶け出してスープを濁すのを少し嫌うため、食い始めて早々に三口程度で味わい尽くしてしまいます。タレの染み込み具合は深さを感じるけど、味わい自体が淡いので、嫌味なく、全体のバランスに溶け込む味玉ですね。
総じまして、「一週間乗り切ったご褒美に最適な一杯」という次第でございます。個人的には今年度の役目は乗り切ったということで、一足早く胸をなでおろしましたので、最高に美味く感じた一杯。さて、来週は・・・・いよいよ異動内示です。どんな一週間になるのやら。また同じような気分で週末に「でこ」の「醤油そば」を食うことができるのかどうか・・・・。ドキドキドキドキ。来週の今頃も、無邪気に食いたいものです。なので詠います!
週末に
ここぞと贅沢
特製を
醤油三昧
この一週間
お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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