ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3317】 小杉らぁめん 夢番地 (川崎・武蔵小杉) 背脂煮干らぁめん + のり ~優しい旨さのガッツリ背脂煮干し麺!ナイスリニューアル!

<駅ビル足元で雨の日に重宝〜>

 夏の雨は鬱陶しい。雨か湿気か汗か、だんだん分からなくなり、ハンドタオルが水分を吸ってしなしな~。しかもオヤジの汗の匂いが混じってクサクサ~。過ごしにくい気候の中でも腹が減るから仕方がない。乗り換えポイントの武蔵小杉駅から、雨に濡れずに食えるラーメン屋で昼飯です。
 

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 そうとなれば、こちら「小杉らぁめん夢番地」さんしかありません。「TETSU」や「たかくら」はもうないしね・・・。さてこちら、店内は「川崎フロンターレ」一色です。ここに限らず、この辺りはフロンターレの事務所があるのか?フロンターレのポスターがバシバシとあちこちに貼ってあります。中村憲剛はヒーローなのであります。客層は、いかにも武蔵小杉の風景に溶け込む人々でして、「買い物客」「学生たち」「リーマンおやじ」のみっつにくっきりと分かれておりました。
 

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 本当は、普通の中華そば食ってまったりと過ごしたかった次第ですが、なんと王道の中華そばがデフォルト落ちしているではないか!。その代わりに券売機のポールポジションに鎮座するのは「背脂煮干らぁめん」であります。他にも「生姜醤油らぁめん」ってのがありまして、いつからこの店は、新潟ラーメンオマージュに鞍替えしたのかとちょっと不思議。少し再訪問を放置していたら、ラインナップが変わってました。今回は、ポールポジションにあり自信作と思われる「背脂煮干」。そして懐に余裕があったので、のりも追加させてもらいましょう。
 

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<相当の煮干量でも、ライトマイルドにするする食わせるマイルド背脂!>

 実は新潟に一度も足を踏み入れたことないので、燕三条をイメージする背脂煮干の本当の味には疎いのであしからず。それでもあの背脂の魔力は、生まれの京都で実感しておりますので、そこそこ好きなパーツなんですが、中年を越えたあたりからメタボを気にしだして、それ以来少し遠ざけてきた私であります。今回はそんな心の箍を外してしまおう。心に決めた麺顔はこんな感じ。
 

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 おおお!海苔増しの迫力が全体的に伝わるけど、どことなく優しいイメージの背脂の海。そして煮干カラーが広がります。青ネギと玉ねぎのダブル攻撃がうれしい上に、メンマは穂先であり、なかなか上品にまとまっている感じがいたいます。中央に鎮座するばら肉チャーシューは、醤油ダレの浸透をどことなく感じさせます。
 

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 まずはス―プをいただきますが、煮干の感じはふわっとした感じで、苦みはほとんど味というより香りの中に溶け込む程度。それでいて甘味がしっかりと出されてる煮干感なれど、甘ったるい魚粉のイメージはありません。煮干のワイルドさが表れているようで、上品な旨味の煮出しがいい感じ。そこに一面に広がる背脂がまったりと舌に絡みつき、その熱と咀嚼で溶けだしますが、ここからが一気にコクの深さが実感できます。煮干の魚介感と、背脂の動物感が見事に融合・・・・旨いね!。魚介と脂の融合は、立ち食い蕎麦の天かすにも少し味の構成が似ているところもあって、魚介と醤油の風味は、脂に合うと円やかな甘みへと変化。まさにそんな広がりが、ここではもっと濃密に展開されます。すばらしい!。
 

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 もちろんスープを完飲です。そして驚いたのは、煮干のザラツキ沈殿。想像以上に煮干量を投入してたんですね。それでも嫌味なところが無かったところが、流石というか、背脂の仕業というか、最後に参考になりました。



<マイクロ平打ちボコボコ麺!背脂を面白いほどキャッチする多加水麺!>

 実は麺が好みでした。多加水っぽい仕上がりなのですが、平打ちっぽい形状で縮れている。しかしスリムな幅なので、とてもすすり上げたり、口当たりが軽い。前歯の当たりはモツモツっとして、密度を感じながらも多加水らしい弾力を少し感じたりする切れ方。奥歯へ運び、プレスするともっとモチモチ度がアップして、ヌチヌチと奥歯で横ずらししながら噛み潰すのが快感です。
 

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 また縮れのランダムなカーブが、面白いように背脂をキャッチしてくれたり、ネギをひっかけたりしてくれるので、すすり上げにアクセントを感じる。その一方で、味わいも感じさせてくれます。グルテンの明るい風合いは、さーっと背脂のエキスに溶け込み、煮干の出汁が加わったところで旨味へと昇華。すぐ飲み込みたくなるところを、しばらく意識的に咀嚼をし味わいを楽しみましょう。
 

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<見た目よりナチュラルな脂身甘さのロールバラチャーシュー>

 一見、とても醤油系のタレが染みこんで甘辛いのかと思いきや、とてもナチュラルな塩気で旨かったので、とても驚きました。しかも脂身が想像以上。だいたいばら肉の脂は旨いと相場が決まっているものの、皮に近い部分まで比較的残っており、またそこが焦げ目を生じてて、舌に載せただけで脂が蕩けます。旨しなんだが・・・もう少し厚みをくれー(笑)。
 

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<確かに食わせるいい海苔かも〜>

 流石に神奈川県!。家系王国だからか、ラーメンの海苔は、それを何となく意識してしまうのでしょうか?。それはウェルカム!。質感もなかなか家系レベルにナイスな感じでした。確かに金を取れる海苔ですよ。風味もいいし、安易に溶けだしたりもせず、歯応えを感じ取れる海苔はいいね!。

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 総じまして、「優しい旨さのガッツリ背脂煮干し麺!ナイスリニューアル!」と言う感じでしてしょうか。なかなか良いメニュー転換だと確信しました。こうなれば「生姜醤油」を食する日もちかいかも。何より雨の日は優先的に考えさせてもらいましょう。一気に食い切ったから体温が上昇。汗だくでタオルハンカチが間に合わないので、ユニクロでタオルハンカチを追加購入。これからは、タオル持参でラーメン活動せねばならないですかねー。夏バテせずに楽しくラーメン食っていきましょう。そんな気合を忘れないうちに、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 


   ポタポタ
   蒸し蒸し湿気
   ダラダラと


   脂汗かき
   背脂煮干し

 

 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

 
YouTubeにまとめてみました!
 
 

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