ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1870】 麺や でこ (川崎・武蔵小杉) 醤油そば

 無事年度末を迎えられるようでして安堵しているこの頃です。少し風が強かったものの、すごく天気も良かったので何か記念とか達成の一杯を食いたいと思い、自然とやってきたのが武蔵小杉の「麺や でこ」さんです。当然、「醤油そば」を食うに決まっています。3月に入り突然熱病か何かに憑りつかれたように、通い続け食い続けているのでしすが、それだけ良い意味でインパクトが強かったということで、あしからずです。何が良かったのか・・・・そりゃ「スープ×麺×具」のバランス感と、それぞれのレベルの高さ。そして趣向が自分には合ったのでしょう。割とこれまでレビ書いていたり、頭中ではの受け止め方のワードは限られています。





【ピッチリ感】:醤油スープのキレをこんな感じで表現している


 醤油味そのものが出汁に化けているかのような醤油の活き活き感が堪りませんし、醤油カエシの角がとても繊細な感じがして、そういうのを「ピッチリ」と感じるのでしょうね〜。このエッセンスに、牡蠣だとかムール貝だとか、そんな滋味が入っているのか否かは味わうだけでは不明なんですが、「滋味」と感じるような深みを覚えるのが素晴らしい。しかも忘れてはならんのは、それらのキャンバスともなっているクリアー度がとても高いベーススープ。この鶏ガラ系のすっきり感とコク豊かな感覚が、醤油ダレと反応していると思えば、とてもドラマティックです。





【しなやかさ】:一気に多加水麺の虜にしてしまう「優しさ×滑らかさ」をこう受け止めてる


 もともと、ラ活を始めたきっかけが濃厚豚魚つけ麺が席巻していたころ。丁度私が関西転勤時代でして、濃厚ダレと低加水極太麺の組み合わせの旨さに雷を打たれたような衝撃が走って以来。東京出張のたびに食っていて、西に帰っては当時あまりそういう類の一杯が少なかったのもあって、多加水をなめていたのです。しかしある時、とある先輩レビュアーとの出会いで、柔らかい麺も旨いねん!ということを教わったのが、さらにラ活を後押ししたような・・・。柔らかい麺も旨いと頭では分かっていたんですが、この「しなやかさ」とであったことで、また教わったような感覚です。こちら自家製麺でなく菅野製麺。このブランドならどこかでも食っているはずなんだが、なぜこの店もこの一杯でビビビと来たのかは不明。単に柔らかいということから、多加水ならではの滑る舌触り、モチっとする弾力、汁を含んでからの優しさなど、いろいろと楽しませてくれました。





【質実さ/崇高さ】:2種あるチャーシューと竜骨のような穂先メンマはどれも手が込んでると思う


 最近、2種類チャーシューというのがほんとに珍しくなくなったですね。それにレアチャーシューだってあちこちに溢れる。それが今のラーメンの流れなんでしょうね。古い新しいというのではなく、可能性があるものはなんでも試したくなるのが、イノベーションというやつですかな。チャーシューに関しては本当に、イノベーションを感じるこの数年。そんな探究心と丁寧さをこのお店からも深く感じましたもん・・・。





 ま、いろいろお世話になって来たというわけだ。懲りないけどまだまだ食うだろうね・・・・。

 
 総じまして、「締めくくりにふさわしくも、ピッチリ質感が引き締まる一杯!」という感じかなと思い、わざわざ締日に出かけて食いましたというだけのお話。来年の今頃はまた、何か騒ぎ立ててドタバタしながらも何かを食いるのでしょうが、同じ日に同じ一杯を食い続けてもみたいなという感謝の一杯かも。さあ、明日からどんな年度が始まるのでしょうか。なので詠います!




   最終日
   満開
   咲き誇る


   風吹き舞い散り
   新たなスタート




 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!




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