ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1142】 立川中華そば 魚魚 -toto- (東京・立川) 醤油中華そば・味玉入り

 春は人の出入りが激しく何時何処にいっても混雑ですな・・・。4月の上旬、学校が春休みの間は、早朝の中央線がなぜか小中学生で混む。なぜかというとディズニーランドに行くためらしい。でも制服組が多くてそれはないだろう・・・・春休みの早朝から進学塾の勉強か、クラブ活動で大変だねと思っていた。どうやら、今は制服でディズニーランドに行くのが流行っているという情報を会社の女子から偶然聞きまして、目から鱗が落ちる思いをしました。私の早朝爆睡快速は、このように人生を謳歌している若者たちに邪魔されてしまい、朝から寝不足という日々が続いていますした。


 そして4月も中旬となればその上、春から新しい仕事とその環境なので、知らず知らずで気を使っているのか、いつも以上に退社時には疲れを覚えます。そしてそして・・・・・・早く帰れるときは、歓迎会、懇親会というのが、大きい単位、小さい単位であちこちとあり、4月ならではのイベント参加が続きましてもう体がボロボロになった思いをする。特に、なぜだか「兼務」というのが4月から2つもついたものだから、この春は新しいおつきあいの酒が多い。個人的には、本務が心機一転なので、それどころではないのですが、ちっとも本業に身が入らない気分でまいるね・・・。


 ・・・・などと考えながら、たまたま座席をゲットできた東京発豊田行きの快速電車。目が覚めたら・・・そこは立川でした。完全に乗り過ごし(笑)。実は朝の出勤時も同じことをやっちまいまして、浜松町で座席に座ったらもう落ちるように寝込んでしまい、4つも駅を乗り過ごしてしまった・・・。もはや廃人。このまま一日が終わっては悔しいので、ラーメン食ってせめて俳人になってやろうと決意して、こちらへ突撃です。立川ラーメンスクエア。ここのイベントで優勝したことのある一杯を求めて、TOTOさんの一杯! ・・・・なんだか便器の一杯みたいな気もしいないではないな(笑)。

  






【スープ:想定外のクリアーな見映えと性格!煮干しが爽やかと思えるバランス感!】


<苦味が爽やか!と言うちょうどエエ塩梅 ^_^ >


 何かの大会で優勝したと知ってて訪問なのに、そのメニューを敢えて外して「味玉中華そば」。全身的な倦怠感が、アタクシを天邪鬼にさせます。そんな一杯に期待! それにしても、配膳の瞬間は、メディアの写真や看板の映りよりもエエ表情やないですか!正直息を飲みましたぜ。正直期待していなかったのもあってのっけから好印象発進!濁っているようで実はすごい透明度があるスープなのです。アッサリ系にしといて良かったと思う瞬間やね〜。ドキドキしながらレンゲからスープをすすり上げる・・・。なるほど!煮干がなんというかそれほど濃く無いけどしっかりとした主張がありまんな〜。


 味の第一印象としては、ストレートに煮干の苦みが広がります。されどそれは、ガッツリとかほんわかとかでなくて、わりとマットな感覚。しかし単調ではなく、苦みを濾過したようなクリアーな広がり方に感じまして、「爽やか煮干」とすら覚えます。これ以上足しても引いても、濃いめとか薄味とかハッキリしてしまう分水嶺。まさに「ちょうどエエ塩梅」な煮干の豊かさがいい感じ。更に言うと、香ばし過ぎないというところもいい感じ!




<醤油ダレがクリアーに冴えると言う清涼感と塩気>


 クリアーなのは煮干だけでもないという印象。醤油ダレもクリアと思わせてくれます。たまり醤油のまったり感も好きなのですが、こういうスパン!と割り切ったようにも思えるクリアーな醤油ダレも非常にナイス!そこに、フレッシュ玉ねぎみじんのエキスがジワジワと広がり、非常に薄く感じるラードか香味油の膜が仄かーーーーーに甘味を感じさせます。


 されど甘味の旨味ではなく、塩味系な結びつきで食わせるこの一品。塩味という印象はないが、煮干との結びつき感の方が強いと冒頭から前半で思えて来ます。そして食べ進めていくと、汁に麺のエキスの溶け出しが混じり合いまして、その塩気がカバーされ、結果として醤油ダレとの結びつきも感じるようにも思える錯覚感。全体的にバランス系の煮干醤油スープなので、時間とトッピングと麺の微妙な掛け合わせで、小さい変化を楽しめる気がいたしました。豚の煮出し感が柔らか・・・・鶏ガラのエキスもかなり滲みでていて味に厚みもあり。食べ応えも備えるのですな。







【麺:見た目と歯応えとスベリ・・・・トータルバランスが感じられますな!】


<見て風流、食って二段構えのしなやかさ>
 
 さらに喜ばさせるのは、この麺ですよ!全粒粉が・・・5%程度???と思わせるほどはっきりと見てとれる斑点が実に私の好みであります。まさに見て風流! そして分かり難いけど、表面薄く一枚程度の半透明な層を残しておりまして、歯応え的には、マイクロサイズの二段階あるテンピュールに似た沈み込みがある歯応えです。


 やや中加水系のど真ん中と思えるその反発は、前歯のファーストコンタクトではクニリ!として緩く沈み込み。完全に噛み切って奥歯へと誘い込み咀嚼によりすり潰しにかかると、麺があつまったその一塊全体で、クンニリ〜と滑りながらも潰れて行きます。




<ザラツキそうでいて優しくぬめる>


 見た目は表面の表情からもザラツキを覚える地肌。されど、ナイス茹で上げコントロールでして、表面の薄皮一枚の滑りがある。それが全体として相互に影響し、大きな滑りとして感じられるような心象。ま、見た目以上に優しくヌメルというだけの話ですが、人間と言うのは目で見る映像情報の方がデータ量としては多いため、そのギャップ感が複雑さを誘う。良い意味でニュルっとしたスベリ感で、妙に気持ちがよい。







【具:シンブルに見えていろいろ多様性があり!】


<余計な味わいを削いだ様なシンプルな肉味>


 タレに漬け込んだという印象感が少ない。それでいて、表面の焼きの香ばしさは楽しい。食して味わい的には、肉本来の味わいに重視を置いたと思われるうす塩味。わりと分厚く食べ応えとしても相応な旨さであります。柔らかいけど、崩れるようなほどのホロホロ感でもなく、しっかり咀嚼で味わうタイプかと・・・。




<久しぶりに見る黄身イエロー>


 久しぶりに見る、家庭的な玉子イエロー。大抵ラーメン店の味玉はオレンジと相場は決まっておるのだが、見事なイエローでしてそれはそれで良いね。少しハードボイルド系だけど、緩過ぎてスープに溶け込むよりは良いかと思う。またメンマの歯応えも独特。細めの小さめサイズでコリコリと食わす系統ですが、もう少しそれがエキストリーム系でして、バリバリバリと音を立てて食うタイプ。フレッシュ玉ねぎ微塵も大きめで粗微塵。柔らかくシャリシャリとして甘味を歯応えでも追求したくなる。そして、薬味ねぎではなく小松菜。ほうれん草でなく、小松菜という原価低減という計算もありましょうが、薬味になる青物としては全体味バランスがいいね!







 総じまして、偶然の出会いというよりも、予定外の行動になり予期せぬ一杯は、ハードル低い先入観もあろうが旨かったというだけの話。それにしても・・・・何度でも言うが春は疲れるわ〜・・・・。早くゴールデンウィークにならないものか。ま、どこかで合い間の日に出勤するに決まったようなものだが、あの日本中が大型連休っていう空気案にすごくあこがれ待ち遠しい。この一年で白髪がとても増えた気がする。体も重くなって、肩も以前のように上がらない(号泣)。そして、いつかはまた食いたい一杯。立川ラーメンスクエアは、店舗入れ替えがあり、私が恋いこがれた「大阪・塩元帥」は入れ替わられてなくなってしまいました。しかし、これでまたここに通いたいという理由ができたわ(笑)。これで、帰宅時に寝過ごしても、愉しみは消えない。なので詠います!




  疲れ寝る
  爆睡快速
  豊田行き


  目覚めた街で
  やっぱり一杯!



 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!今日も本当にごちそうさまでした!




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