ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1070】 學虎 (東京・田町) 學虎らーめん

  流れが良くない中で・・・もやもやしながらやることやる。マイナス思考というやつも起こりもしますぜ。それでも無理して声を出して笑いましょう。おかしな大人と思われますが、そのうち本当に少し気が晴れますから。

 時には、気持ち悪い業務や貧乏くじを引こうとも、愚痴を言っては元も子もないので、とりあえずプラス思考で乗り切った夜・・・・・適当に駅前で食ったこの一杯です。



 


【スープ:博多と東京のええところを共に感じますが・・・】

<出汁香る豚骨系・・・クセ少なくグビグビ系>

 ざっくりと言うと博多系のをベースにした関東流といった感じ。一口に豚骨といっても「こってり」「あっさり」と流派が分かれるところですが、アタクシ的にはあっさり系だと思います。豚骨の臭気はとても低く、女性も安心して食せる豚骨系です。それに脂もややクリアな部分も見え隠れしてまして、「出汁」感を感じますね〜。こういうの、塩味がまろやかに効いて旨いんです。ハードな豚骨個性の中にあって、どことなく緩やかさも感じます。塩味も醤油ダレ系の輪郭に塩そのもののエッジが上手く重なっていて、個人的にはいい感じだと思われす。これなら、ラーメン好きおっさんなら、一気にグビグビと飲み干してしまうこでしょう! それにしても割と女性率が高いこのお店。そんなにおしゃれでもなただ普通のラーメン店ですが、入りやすい雰囲気なのか、いつ前を通りかかってもそこそこ人で埋まってる・・・。女性でも豚骨食したいでしょうし学生街とビジネス街がごっちゃな田町地区にあっては、ニーズに合った一杯でありますな。


<醤油ダレがそそるのだわ〜>

 この一杯が良いと思うのは、出汁系豚骨のほかに、醤油ダレのエッジングいいのよね〜。豚骨と醤油の組み合わせって場合によっては、豚骨のエグみに反応する場合があるのですが、そこんところをうまくクリアしています。スープを飲み干すと骨の髄がすり潰された粉が相当たまってますから、それでも醤油の香ばしさ漂うのだから・・・・好みです。そう・・・・豚骨醤油と言えば、東京ラーメンによくあるカテゴリですが、それとはずいぶんと博多よりなこの一杯。それでも生きる醤油フレーバー豚骨が、「ざっくり言うと博多系関東流」と感じるエッセンスなのでしょうね・・・。




 


【麺:歯ごたえあってもなくても両方それぞれ楽しみました】

<いわゆる博多系オマージュ>

  ほぼ・・・?博多麺。いや博多麺!写真以上に実際は、カタメの茹で加減の強調ぶりが、非常に男気を感じながらも美しいです。このタイプなら青ネギの小口切りをたっぷりと山盛りいただきたいところですが、そこんところはふつうの薬味ねぎ。前歯で千切ると、芯の部分のクニリ感が即座に表れて、そこにもってきて表面のぬめり感覚が微妙にあり、舌触りに抵抗感を感じます。奥歯のすり潰しによって、時間差で麺の風合いを感じる・・・・。やはり、博多系の麺ってのはええわ・・・・。


<適当に汁吸い込んだのが上手い低加水麺>

 やや時間がたって汁を吸いこんでも、残念感がありませんな・・・。よりシナヤカに思えて、滑らかさが倍増っていう感じになります。替え玉もあるのですが、どんぶりサイズの関係もあってか、割と麺が多めに感じる。後半はななかなか別な印象に変わりまして、それなりに楽しめます。




【具:ややスポンジっぽい肉が良い】

  青ネギの小口切りや、キクラゲがないところも、完全な博多と感じにくいポイントですね。そして大判で厚みがある海苔一枚の存在感が、東京オリジンを感じる麺顔でもあります。肉は、赤身部分がややスポンジっぽくて、素直な塩味。そこへスープを吸い込んできますので、なかなか旨く食えます。 メンマは、いつもより水分が多くサイズも細い。実は隣の味玉系や豚の角煮もうまそう。醤油ダレの使い手と見えます。





 総じまして、仕事が少し一山超えて・・・気持ちも軽く本当は遠征もしたい気持ち。されど・・・・ガス欠状態なこの体。駅から近いところでサクッと食うしかない晩秋の夜でございました。なので詠います!



山超えて
一息ついて
腹減りて


力尽き果て
駅前で食う



 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!今日も本当にごちそうさまでした!


東京都港区芝5-31-7
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