ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン841】 ねいろ屋 (東京・荻窪)特製しおらーめん

【いつも変わらぬ教会通りにちょっとした変化?】

 荻窪駅の北側に延びる細い路地通りは、教会通りと言ってちょっと洒落た名前がついております。 この先を曲がって少し歩んだところに病院がありまして、今だにここを歩くと子供が生まれたときのことを思い出すのです。 そして、その当時歩いた風景と今とを見比べて、「あの頃と変わってないな・・・」などといつも感じて苦笑い。 アタクシも教会通りも変化というか進歩がないもんです。 そんな教会通りで、お気に入りだったお店が突如閉店し、新たな展開で再スタートするとのことを知ったのはつい最近。 このちょっとした変化を見逃すわけにもいかず、いつもの勉強部屋「サンマルク荻窪店」にこもる前に、軽く一杯いただきに訪れました。




【名前と提灯変わったけど・・・・全体的には店の造りは前と一緒やん】

 いやはや、訪れてみてこの不思議で複雑な気持ちは何だ? 以前の質実な実力を知っているがゆえに、変わって欲しくない寂しさと、実はそんなに変わってなかったという肩すかしが、入り混じったような気持ちなのか? まぁいい時間だったのでお腹が空いたことだし、まずは入店しお腹の中から温まることにいたしました。 中も前とほとんど一緒。されど大きく違ったのはメニュー展開でして、新たなスタートとしては「塩系一本勝負」という、いかにも思い切ったメニューの絞り方です。この自らハードルをあげる展開には、期待がたかまるというものですね。 





【和む雰囲気に広がる塩味がええやん!】

 さてその一杯は、意外と早めにやってきたのですが、やはり配膳の瞬間というのには存在感を放ちますな・・・。オーラーという大げさなものじゃなくて、例えば、床の間に置かれた花瓶のような存在感と言いましょうか・・・・。実に店の雰囲気と、その麺顔がマッチする一杯と申せましょう。 穏やかな気分ですすり始めます・・・。その印象はというと、

「旨いがな!(*゜0゜)ハッ・・・・めっさ旨いがなぁぁぁぁ・・・・ 」
「実に分かりやすい旨さ・・・・やさしい「塩の濃さ」をかんじますな・・・」


1)和む麺顔・・・というより和むスープカラーでんな

  配膳されてこの一杯を見たときは、あまりにも和やかな風貌だったので、本当に心が和みましたよ・・・。いろいろと要素があるのだけど、何と言ってもこのスープカラーには、親近感とか、懐かしさとか、人なつっこさすら感じる、穏やかで丸い色合いが深い・・・・。この半分濁っているようで、さりとてクリアー感も感じられる。そしてぼんやりとした褐色が、カエシの色合いとも、節系の滲みとも判断つかない中間色・・・。淡麗とも、ちと違うし・・・。いつもより長めに時間をかけて写真を撮り直しましたが、結局右端が見切れているのいう体たらくに泣きます・・・。


2)動物/魚介のバランスがナイスで・・・どちらのコクも豊か!

  そして味わいはというと、見た目通りの柔らかい味わいでして、かといって淡麗系の味わいともかけ離れている深いコクを感じます。クリアーな感じもするのだけど、鶏豚の旨味と、節系を始めとする魚介の風味がびっちりと互角形成をなしております。そして、「◯◯系がまずふわぁ〜と香る・・・」とかそういう前後さがなく、一体となってじゅわ〜とクチに広がって行きます。無化調を謳うこのお店でして、それぞれの結びつきが深いというか、とにかくバランスがよいというのが、感じたままです。


3)塩カエシが膨よか!塩加減の妙が光りますわ!

  結局、塩のひろがりが、各種旨味のまとめ役かと察しますが、この塩加減もなかなか秀逸なバランス感覚です。塩では、「神田磯野」のような淡麗系が基本的に好きで、そして「がんこ一条流」のような塩パンチもかなり好きです。塩パラメーターでいうとその中間に属しますが、塩カエシといいましょうか(そんな言い方がいいか知らんが)、非常に伸びやかに感じられるため、見た目以上に塩を濃く感じるのです。なので、濃い味好きな方でも、これありかも!と思える懐の深さなどを感じるのですがね・・・・・。とにかく旨しでありました。


 ※味のまとめ:ゆったりマイルドながらコク深い塩の濃さ!動物系と魚介系のぴったりバランスで、ゴクゴクいける上品な塩味です。




【しなやかに食えるのがええやん!是非大盛り設定をしていただきたい!】

 一方の麺ですが、なかなかナチュラルに弾力を感じさせるタイプでして、モチモチ感やスベリ感などバランスよく感じるものの、捕らえどころがない。しかしそこがええところやと思える不思議な「しなやかさ」を感じるのですわ・・・・。

「あーーー!やっぱりこういうのも好き!(*′ω`)b゛大OK!!」
「縮れ太麺が妙にしなやかに食えて・・・・この感覚がナイス!」


1)一言で言うなら「やさしい麺」気持ちが休まる〜♪

  スープに柔らかいニュアンスを感じたアタクシは、この麺にも同じようなものを感じます。太麺で縮れ麺というと、どことなく男っぽいところを連想するのですが、どちらかというと女性的とすら感じるかもしれません。主な要因は、以下2)3)のエッセンスによるものなのでしょうが、ただ見栄えだけでいっても、柔らかい色合いと共に、麺自体の角の丸さが強調されたフォルムによると思います。表面も光沢が見えてなかなか「表情がやわらかい」麺ですな。


2)多加水ニュアンスのしっとりしたスベリがナイス!

  その表面の光沢ですが、多加水麺にみられる艶を感じますな・・・。実際に食してみても、加水が中から多の方向にだいぶ傾いたニュアンスを感じますが、きめ細やかさを感じるほどに、シルキーにすべるようです。スープとよく絡むといったのは、そう強調されたとは思いませんが、スベリがやさしいので、こういうところが上品と個人的に感じてしまうのでしょう・・・。


3)品のよいモチモチ感という感覚かな・・・・太麺なのに上品!

  いわゆる「モチモチ」感を味わえる麺ですし、人によっては少し柔ら目に感じるかもしれないですが、熱ダレには強そうな風貌です。前歯の入りもスパスパと少しねっとりしながら千切れますし、そのあとの咀嚼も確かに「モチモチ」として「うける」ものですし、それだけでなく「クッシリ」とした淡いコシもしっかりと確認できます。食しているうちに、太麺であるのにシルキーと感じる部分と相まって・・・・やはり上品な太麺と感じてしまうのだな・・・。


 ※麺のまとめ:シルキーできめ細やかな・・・太ちぢれ麺!見た目食感も含めて「上品」な所作がナイス!




【サイドメニュー「ちゃーしゅー飯」に期待が高まる・・・・】

 食ってないサイドメニューに、すでに気がそぞろになっております(笑)。それだけ、チャーシューのイメージがそちらへなびかせるのだ・・・。

1)チャーシュー(濃い醤油ダレ系がサッパリ)

  チャーシューも見た目柔らかそうで、トラディショナルな感じもするのですが、味わい的には、周囲の部分が醤油ダレ系の香ばしさがしっかりと響きます。この一杯のなかで、一番塩味がトップギアに入る瞬間ですな・・・。バラ肉由来の脂と赤身の層がいかにも旨そうに誘いますし、層にそって柔らかくほぐれていく感覚がまたナイスです。ご飯にも合う味わいだと思いますし、これはサイドメニューの「炙りちゃーしゅー飯」に大きく期待を寄せることができますな。


2)味玉(とろり加減命!ってな感じ)

  味玉は、まっ白ですが塩ダレがいい具合に染み込んでいてナイス!しかも、黄身が一面「とろみ」な感覚でして、ご飯に垂らしても旨そうかもしれないという出来具合です。卵もやさしい感触がある弾力でして・・・なかなかこの一杯にあっては最強な組み合わせかと思います。

3)薄揚げ?湯葉揚げ?不明(大豆感残って風味ナイス!)

  極薄の油揚げのようなこの物体。味わいとしては、何もなく・・・・逆に素材の大豆の香ばしさすら感じるのです。これはどのようにして食べるのかは不明でして、スープに浸しておいても、そう変化はありませんでした。アタクシは、麺に巻き付けてまた違った風合いを楽しみました。唯一ベクトルの違う味わいですので、これは箸休め的な役割かもれません。


4)薬味(赤いの何だ!)

  以前にもお目にかかった赤い玉。東京駅の七彩で見て以来です・・・・。 あとから麺友「関東らー友」に伺ったところ、俗称は「ピンクペッパー」と言うらしく、業界正式名称では・・・・・忘れました。味わい的には全体にそう貢献するものではなく、飾りに徹した存在です。ネギの斜め切りも麺のとのからみでは良かったかな。一定の評価をいたします。


 ※具のまとめ:トラディショナルなチャーシューの塩味は食が進むし、味玉も絶品。次回はデフォルトラーメンと「ちゃーしゅー飯」で攻めたい!




 総じまして、「二葉 天沼店」からの新しい展開は、個人的には期待通りでして、穏やかな春の海のような船出であったと言えましょう。上荻店との対比としても、昨今すっかり定着化している「セカンドブランド」展開は頷けますし、旨かったからあっちの店も食ってみようと言う感じにはなると思います。 これからも、ガミラス星イスカンダル星の如く、対比的な双子展開で頑張っていただきたいと思う次第です。 なので詠います!


  春近し
  教会通り
  和やかで


  新たな船出
  潮目も良好

お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。 


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