【名物は「一本うどん」、残念ながら食えず】
久しぶりに家族で北野天満宮に参りまして、昼食として名物「一本うどん」を狙って「たわらや」さんに訪問しました。12時半に到着なのですが、流石に梅のシーズンだけあって、店内で少々待ち、座席に通されたのが、午後1時前でした。残念ながら、この時点では、売り切れ御免とのこと。予約も可能らしいので、興味ある方は電話されてから訪問されるのがいいと思います。
ちなみに一本うどんとは、こんなもんです↓
http://plaza.rakuten.co.jp/yazoo/diary/200909150000/
【きつねうどん・・・も中々ですわぁ・・・・】
あてが外れて、きつねうどんを食しましたが、これがまた格別でして・・・・京都人(僕京都出身ですねん)がほっこりする出来具合です。
<かつを節勝ちの甘めのお出汁>
関西風の出汁は、薄茶色の透明系でして、どんぶりの底まで見通せるうくらいの透明感ですよね!そして、味わいはというと、薄口醤油の輪郭より、かつを節の塩分輪郭の方が明らかに幅をきかせています。そして、油揚げからにじみ出るみりん風味の甘め出汁が混じりあって・・・・いかにも、京都風のお出汁感がでています。これええわぁ・・・。
<お揚げさんも2枚>
何でも「さん」づけしたがる京都人。油揚げもここでは「お揚げさん」とお呼びしたい。みりんで甘めの味付けながら、油揚げ自体の味も風味も壊していません。かみ締めるとじゅわーっとにじみ出る味付けがエエ感じですねん。部厚めで2枚しっかり入ってますから、十分に楽しめますね。
<極太もっちり麺 〜 京風うどんここにあり!>
これを食って、ますます一本うどんに心をはせます。うどんでも極太のそれは、表面が「ねっちり」とも感じるほどのもっちり感覚でして、舌触りと喉越しは独特です。まが歯ごたえが頼りないという感覚ではなく、「ねっちり」→「もっちり」→「くちゅりん」という三段階で楽しめます。・・・・うう・・・・やっぱり、一本うどん食いたかった。
ということで、京都人も絶賛の京風うどんです。祇園、東山界隈にも、名店おますけど、観光ついでに京風うどんもおすすめです。