【今週のラーメン２６９】らーめん申（大阪・桃谷）塩らーめん

【日本酒が置いてあるんですね・・・夜はまったりと過ごせそう･･･】

　ランチタイムは、ラーの店は戦争状態なのでしょうが、こちらは、外観は黒、店内は白基調な作りでけっこうさっぱりした雰囲気です。メニューに日本酒もあるので、ちょっと仕事帰りにまったりしたいなーと感じさせます。
　先客は、家族づれがいかにも晩御飯という感じのグループ一つ、かたことの日本語でオーダー通している外国の方１名。そして握り締めた千円札１枚でラーメン１つくださいと・・・何かご苦労が伺える風貌の方が１名。何ていうか・・・今日は美味しいものを食べに来たという意味では一致した雰囲気だったかな・・・。

【配膳の瞬間にわかる・・・・「これはキチッとした一品だ！」】

　写真より実物はもっと良いのです。一応お店の名誉のために付言。オーラというのはオーバーだけど、具の配置や立体的な盛り付け、味玉の黄身、スープカラーを見ればわかりますよねー。一気に期待値というかハードルがあがる瞬間です。一次試験合格！といった感じです・・・。

【スープは、最初分かりやすい塩だと思ったけど、後になるほど印象が変わる】

　割と分かりやすい塩の輪郭を感じました。淡ぁ〜い奥深みも好きですが、こういうシンプルな塩も良いですねー。てな感じで食べ進めていきましたが、後半その塩に慣れたせいか、それだけでないものを感じました。節系の風味というか、円やかさにあたるものですかね・・・・。尖がってると思ったら最後は丸かったという、ちょっと変わった印象の変化でした。ま、要するに「旨かった」のですが。

【麺は、固めとやわめの丁度中間！】

　中程度の加水の風味麺です。やや細めのストレート麺で、アルデンテちょい越えの茹で加減。こちらは、替え玉がメニューであったので、固さは注文を聞いてくれるのかもしれません。コシは少しですが、ツルツルっと喉越しは良かったので、良い印象を持ちました。

【チャーシューのばら肉がほどける瞬間って好き♪】

　バラロールのチャーシューで結構厚め。箸で持つとほどけるようにばらけて、そういうの好きなんですぅ・・・・・。麺をそれでまいて、もぐもぐとするのが定番な食べ方なんです。
　みず菜は、やっぱり塩ラーメンに合いますね。茎部分も歯ごたえがあり面白いし。味玉は、トロミがいい感じで少しスープも混じって極旨でしたよー。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
　総じまして、これは会社帰りの塩探索でいいところをみつけたと喜んでいます。大盛が＋５０円、替え玉が＋１００円だったと記憶（自信ない）。これがすばらしいので、また来ます。隣のご苦労が伺える方・・・・しみじみと食べてたな。いろんな方と肩を並べて食するラーメンって、とても懐が深い食べ物ですね。ということで、今日も感謝の気持ちを忘れずに。そして、今日も本当にごちそうさまでした。