まだ歯科医にかかっておりまして、最後のセラミックス義歯を挿入せんというところに来ています。ああ・・お金が一気に飛んでいきました・・・。歯が弱くなると食えるものも食えなくなる。そして大好きな麺類の歯応えも楽しめなくなる。例えば、つけ麺の強麺とか、博多麺のクッシリした度合とか・・・・。それを思うと今回の治療は長く腰を据えてみたという次第です。歯の噛み合わせが悪いと一生なんだか勿体ないので、これからは注意することといたします。歯ブラシの磨きすぎも歯茎にはいけないらしいので、いろいろと今回の治療を通して勉強になりましたわ・・・。そんなわけで、今回の治療が終わったあと、ちょっと足を延ばして歯応えと楽しみに、ランチで博多麺を食しに突撃いたしました。それが今回の「由丸」さん。ちかくに、「ポツリ」「鶏ぽた」「ZOOT」「ラーメンタワー」「忍八」など・・・・魅惑的なお店を押しのけて(笑)、今回は博多らーめん!
【麺:クッシリ歯ごたえと粉風味を満喫できるのがバリカタの肝ですな!】
<やはりこの粉の風味がたまらんね〜・・・たまにこの風合いが恋しくなるのよ、博多麺>
何となくまた「博多系」が食いたいと思っていたからこの麺顔のサーブされた瞬間は、和みますね〜。しかし、うかうかとしていたら、折角のバリカタ風味が変化いたしますので、ここはさくっと撮影を終えてまずは麺をひと啜り・・・・。むうう、確かに歯ごたえが前歯の当たる瞬間から、グニリと感じた後にスパッと切れ込みます。この時間差にバリカタの本質を感じたりする・・・。この直後に、小麦粉の熟成した風合いがふわ〜りと鼻孔を駆け抜け、あ・・・博多麺と当たり前なフレーズが脳裏に浮かびます。久々に食いたくなって思いついた訪問でもあったので、実に個人的満足感を高めます。良いね〜・・・。たま〜に、こういうのが食いたくなるのですが、どうも濃厚系本格豚骨が多いようなので、麺をダイレクトに愉しむ気分がそがれると思うときが多いのです。しかし、独特な丸麺でかつ極細ストレート麺が非常に美しく、また芯があるのでしなっていない形が、気丈な女性を連想させる・・・・。実に旨しであります。
<替え玉バリカタも程よく・・・1玉めと違和感なく、時間帯サービスで無料サービス!>
なんと嬉しいことに、正午少し前なら替え玉が無料とのこと(または味玉との選択)。博多ラーメンは、食するのにはスピードが命ですから、半分程度食べ終わったころに替え玉コールをいたしますと、丁度食べ終わるころにはサーブがされます。このあたりタイミングが合うと麺好きとしては、鼻の穴が少しだけ広がるような思い。実にナイスコントロールな茹で上げなので、1玉目と遜色なく同じような風合いです。替え玉用のタレをさらっと一筋だけかけて、丼に投入・・・・。私は、この時点でスープに薬味を投入して、1玉目とは違った味わいで食うのが、流儀であります。
【スープ:適度にあっさりでライトなコク、それでいてコラーゲンがしっかり!臭気も少なし!】
<豚骨コラーゲン感が程よいミドルライトで食べやすい感覚!臭気も少なく大都会のランチ豚骨!>
さてこの豚骨スープですが、ライト系で豚骨の臭みが少ないタイプ。色合いも明るいクリーム色という感じでして、細かい豚の脂が表面からも伺えるというのが、食欲をそそりまくります。見ての通りコラーゲンはそこそこしみ出しているわけでして、周りに仄かにねばっこい乾きを感じるという濃度感覚。ド・豚骨といった濃厚系もいいですが、都会のランチタイムにはちょっと午後からつらいので、ちょうど良いなと言う感じかな。また仕事終わりに飲んだ帰りに〆として食うのにも、この程度のライト感がちょうど良いと思えます。生ニンニクはテーブルには備え付けてなかったと記憶ですが、ニンニクパンチを排除して、塩気だけで食うというのも、なかなかオツなもんであります。
<塩気がマイルドにしっかりと効いている感覚!ノン・ガーリックでスルスルと愉しめる>
塩気についてもナチュラルである一方、しっかりと効いている。臭みのあるスープで少しだけ塩っぱいのが好みというのもあり、体調によってはそれを欲する。関西時代は実にその傾向のを好んで食っとりましたな。後で水分を欲してがぶ飲みしたりしてたわ(笑)。見た目以上にクリーミーではなく、それに呼応したマイルド塩気と言えましょう。ガーリックなくとも、あっさりと頂く趣向には実に合います。
後半は、替え玉時点で紅ショウガと白ごまのすりつぶしを投入いたします。塩気に少しだけ塩気の補強と酸味がプラスされ、後半の食欲にアクセルがlかかります。替え玉用の醤油ダレも加わって、マイルドな醤油も仄かに感じる・・・。替え玉して700円を切る価格設定!これでなくちゃ!庶民の味わい、博多ラーメンとしてはね!
【具:これくらいの出しゃばらない程度のチャーシューが良いね!少しだけ醤油ダレ香ばしさが嬉し】
具としては、やはりバラ肉チャーシュー。このスクエアな切り方がなんとなく博多っぽい(現地に行ったことないけど)。そしてやや控えめなサイズ感が印象的ですが、これはこれで残念感がないのは、博多系ならではなのかも。醤油ダレの味わいが周囲の部分に濃く染み込んでいて、香ばしさを小さく演出している。博多ラーメンの中ではこの程度のアピールでよい。なぜなら、キクラゲのコリコリ感があるから・・・・。
キクラゲも好きでしてね〜・・・・ゴリゴリという歯ごたえがいいのです。博多麺の粉っぽいクニリとした歯ごたえと、このキクラゲのゴリゴリ感覚が入り交じるミックス歯ごたえが、まさに醍醐味なんですもん。麺だけを食うときは、ほとんど飲み込むようにして麺を食うけど、キクラゲが入り交じったときは、歯ごたえを重視して咀嚼の回数を無意識で増やす。体は好きなものを無条件で記憶してしまうようです。
総じまして、博多ラーメン一本勝負!といったランチ計画は実に成功でして、ちょっとしばらくハマるかも・・・。とは言うものの、オフィスのごく近くには、博多系がありませんので・・・・浜松町へ毎週通うのはちとつらいかも。ま、また用事があるでしょうから、また来ますわ・・。替え玉して、スープも最後まで飲み干し、カロリーも気になるところなので、少し遠回りしてあるいてかえりましょうかね・・・・。なので詠います!
秋晴れが
過ぎて汗かく
ランチ時
替え玉おかわり
帰りは歩こう
お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!今日も本当にごちそうさまでした。
- 作者: 藤井薫,藤本デザイン研究室
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