ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3309】 Noodle Kitchen GUNNERS (川崎・新丸子) 特製冷し貝そば + ライス ~夏のご馳走感とフルコース的華やかさありありの冷し貝そば

<サッカー熱の冷めやらぬ店で、涼しく冷しそばをいただく>

 こちらの店名はイギリスのサッカーチーム「アーセナル」の愛称の様子。なので店内はサッカー一色です。日ごろはアーセナルグッズやチームカラーで一杯なのですが、この期間は、ワールドカップの中継録画などが店内に映し出されており、ますますサッカームードとサッカー愛が高まっております。そんな感じで、外も暑いが店内も熱いぜ!。
 

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 以前食べた「蛤と鯛兜の酒蒸しそば」が好印象だったので、今回はそれを求めて再訪問。前回は塩だったので、こんどは醤油をと思ったのですが、なんとそのメニューに変わって「冷し貝そば」に変更になってました!。なんだかこれも嬉しい!。貝大好き「貝星人」な私だし、またこうも暑いと冷たいものが正直言って欲してしまう。あまりにも嬉しかったので、特製とさせてもらいました。
 
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 ところで・・・・、今回のワールドカップ。振り返ってみるととても多くのことを学んだ気がします。日本の芯の強さと精神性、勝負への拘り、未だある世界の高い壁、そして「ワールドカップは魔物」であるということ。人間の思いつかないドラマチックな結末を、幾度も見せてくれました。いろいろあったけど、結果として良かったのではないでしょうか。
 

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<淡麗さ透き通る貝塩感覚!貝のアピール淑やかにして冷涼演出もナイス!>

 そんなことを考えながら、ブラジルの過去のサッカー試合を眺めておりました。あともう少しで、ブラジルと戦えたかもしれないと思うと切ないのだが。そんな感じで心の中で涙の塩っぱさを味わっていたところで、今回の「冷し貝そば」が配膳です。それはこんな麺顔。
 

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 おおお!埋め尽くすトッピングの迫力!冷やし・・・だからもっと涼やかなと思ってたら、嬉しいほどに暑苦しい(笑)。ここに冷えたビールがあれば良いのだが、それをしたら会社を辞めなくてはいけません。そして、よくよく眺めていると、汁がとても透明感あり、冷涼な雰囲気も醸し出してます。これは、食傷気味の夏の胃袋でもグイグイと食わせてくれる予感がする!
 

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 さてまずスープから味わうと、これがキンキンに冷えている。このため塩気と尖りと、貝エキスが一見大人しめに感じますが、それでこそあっさりとした淡麗として旨く仕上がっています。とくに貝出汁と魚介の感じが、淑やかに感じるほどに上品!。もうこの時点でこの汁は、このままではもったいない・・・。最後はご飯割して出汁茶漬けにしようと決めました。
 

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 食い進めていくと、岩海苔がゆっくりと溶けだして、これがまた風味を増します。トッピングが洋風なニュアンスが高い一方で、出汁の和風円やかさが沁みる。そんな感じで和んでいると、キンキンに冷えている正体が分かった!。出汁の氷が仕込まれているのであった!。こういう拘りと気配りが大好き。これはかみ砕いたりせず、最後まで取っておこう・・・。
 

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<キュっと引き締まりで凛々しい歯応え!艶も忘れないストレート細麺>

 キンキンに冷えた出汁に、引き締まった麺はベストマッチングです。ややスリム度が強めのストレート細麺。歯並びが悪いので噛み切りると一回では切れず、縦方向に伸びやかに感じます。加水は高めな印象ですが、引き締まり度が高く、クツクツと感じる切れ味。しかし汁の浸透が程よくと、またスープの持ち上げも悪くないので、奥歯でプレスするとグニグニと弾力を発揮し、出汁旨みとグルテンの風合いが一体化して昇華します。
 

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 全体的に白い感じで上品ですが、表面の艶はありありで、歯応えの凛々しさとすすり上げの艶っぽい滑らかさが交差するようなイメージ。これもなかなか崇高な麺と感じます。
 

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<鶏1豚2で3種の崇高チャーシュー!更にワンタンまで追加投入の華やかさ>

 さすが特製。どれをとっても質感が高いです。まず鶏肉は胸部分でして、パフっとした歯応えに出汁の味わいと肉の淡泊な風味が混じる。そして更にハーブのようなものも味わいに役割を果たし、なかなか本格レストラン的な昇華した旨さです。さらに豚が2種続きますが、一つはばら肉。良くある醤油系のタレ浸透とは違う、洋風な肉マリネ的な浸透度合いが美しいです。低温調理の得意面が存分にでています。噛むと肉繊維はきめ細かくて柔らかく、余計な脂も感じずに化粧パフのように歯応えは柔らか(実際に、化粧パフを噛んだことはないが)。また脂身にバーナーが入ってる??脂が焦げたような甘味もいい感じ。さてもう一つは、肩ロース肉。赤身と脂身のバランスがよく、これも噛み締めるほどに、肉味を感じる部位です。タレの淡い浸透だけでグイグイと食わせてくれる、そんな肉迫力がナイス。
 

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 これだけで終らないのが「ワンタン」。2つ入っていて、餡が小さめサイズで皮尾ひれが大き目。軽くコリコリと歯応え感じる粗挽き感には、素直な肉塩味を感じます。それをレンゲで餡と尾ひれとまとめて一口で頂く!。いつもなら火傷を気にしながらなところを、今回だけは安心して食えるね。奥歯でもろともかみ砕き、歯応えと味わいを確かめるように、丁寧に美味しくいただきました。
 

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<味玉にハズレなし!膨よかな甘みがたまらん!>


 味玉も絶品。淡い醤油系のタレが深く染み混んでいて、まず噛むとタレの風味が香ばしくて旨い。しっかり均一的に白身にそまって美しいカフェオレカラー。そして卵黄はねっとりと湿った芋羊羹のような状態で、これがまた濃密に円やかで甘味が深い・・・。嗚呼、やはり今回も味玉にハズレなし。
 

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<出汁が勿体ないので茶漬け風にしてみた!貝風味アップ!>

 もうこれは、最後は出汁茶漬けしかあるまい!。ライスを現金でもらって、さっそくそのまま全部、丼の中へと投入。少し熱をもったライスですが、これで出汁氷がとけてゆきます。ひたひた感もベストで、早速レンゲでいただく。すると驚いたことに、貝の風味がふわっと盛り上がってきた!。やはり淡い熱が加わると、風味が生き返ったように広がるのですな!。このためこれが想像以上に旨かった!。アーリーレッドの刻みがまだスープに浮遊していたのだが、これがシャリシャリとしており、茶漬けとして色合いと歯応えを見事に表現してますよ。このライス割は、激しくおすすめであります!。
 

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 総じまして、「夏のご馳走感とフルコース的華やかさありありの冷し貝そば」と言う、何だかひねりない感想まとめでごめんちゃい。この季節、ラーメン食うと汗だくになるのだが、今回はそんなこともなく、とても優雅な気分で駅までの距離を歩きました。汗だくと言えば・・・ロシアって気温が高いところもあるのを、今回のW杯で知りました。あんな環境で大きな期待を背負って、いい試合みせてくれたことには感謝!。いや誇りを覚えます。また4年後に備えて、前を向いて頑張ってもらいたいです。そんな西野ジャパンへの感謝を覚えつつ、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。



   盛り上がる
   彼の地の祭り
   思いはせ


   サムライブルー
   健闘讃う



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

 
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【今週のラーメン3307】 牛骨らーめん 牛王 (川崎・武蔵新城) らーめん ~ワイルドのようで計算高い牛骨エキスの展開!緻密な洋風ラーメン!

ラオウではなくラ王でもなく、ゴオウなのね〜>

 「中華そばシンジョー」が閉店してから、どうも武蔵新城で降りるのを躊躇ってたこのごろです。とてもお気に入りな店が閉じることはラヲタとしては悲しすぎる。客の一人が泣いたところで仕方がないのだろうが、もっと通っておべきだったと思うと、おいそれと新しい店に浮気っぽく行くのがどうもねぇー・・・。
 

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 しかしそんな躊躇いも、ちょっと脇に置いておこうと考えてしまう一杯を先日ネットで発見し、ちょうど南武線利用の外出機会に合わせて訪問してみました。それが「牛骨らーめん牛王」さん。最初「ごおう」と読めなくて調べてしまいました。改めて意味が分かっても、どうもラオウとかラ王とか、そっちの方にイメージが走ってしまうのだが・・・。
 

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 訪問時はランチタイム。満席とはいかないがそこそこの客入りで、隣もラーメン店ということもあって、カニバリしないかと少し心配もあったりしました。さてこちら店名の通り、牛骨ラーメン一本のお店。トッピングの種類と量追加だけあってとてもシンプルな構成です。店内は牛の絵などあり牛イメージいっぱい。ご店主もバッファローズのキャップかぶってたりして、猛牛一色です。厨房脇に、ステーキハウスなので見かける馬鹿でかいペッパーミルがあり、最後はそれを振りかけて仕上げているみたい。それがちょっとパフォーマンスっぽく感じられます。
 

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<厚みと甘み感溢れるビーフエキス!香ばしいマー油風タレ!ミネストローネのようなサッパリ感!>

 牛骨ってもっと世間にあってもいいのに、不思議と少ないですよね。焼肉店でよくある牛テールスープがあれだけ旨いのなら、もっとラーメン界にも存在感があってもいいのに・・・。旨いに決まっているエキスなのですが、やはりコストがネックになるのだろうか。近年ラーメン単価も上昇気味だし、ぼちぼちと増えてくるかもしれません。そんな仕事以外のことをいつもいろいろ考え込むところで、配膳が完了。それはこんな麺顔。
 

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 おおお!分かっていたけど実物の独特な雰囲気は凄いね!。こげ茶色なので一見ビーフシチューのような発想をしてしまいましたが、実は表層にうごめく香味油の下は透明感があります。しかし醤油っぽい輪郭が感じられないから不思議。このベーススープには明らかに牛ならではのコクが溶けており甘く感じられるのがいいね。しかし牛骨エキスだけにとどまらず、とてもサッパリしている印象もあり。トッピングのフレッシュトマトがそうさせているのか・・・やわらかい酸味には野菜の風味があり、大げさに言えばミネストローネのようなサッパリさ。この牛エキスと野菜のさっぱり感がとてもマッチしていて、暑い夏でもゴクゴクと飲ませる迫力がありありです。
 

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 表面を覆うマー油仕立ての香味油がこれまたいい。香ばしい風味には牛と相性の良い焦げたニンニク。これが食欲をさらに加速させます。嗚呼、こんなだったらライスも追加しておくべきだった。加えてニンジンの焦げたところから、あのライトな甘さが滲んでいるようで、実はこの一杯は味のパレットといった華やかさがあります。
 

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<村上朝日らしいクッシリ感が気持ちよく、芯の風合い旨しなストレート中細麺>

 いろいろ華やかで分厚い牛エキスに合わせた麺は、村上朝日製麺のストレート麺です。加水は低めで、あのパツパツとした雰囲気を楽しむタイプ。わりと好きなタイプでして、前歯を当てて千切る断面を見ると、しっかりと芯が見て取れます。最後までこの芯がなくなることはなく、全体的に風味を楽しもうといった麺。表層は滑らかですが、ところどころマー油の欠片を貼り付けて、ジラフのような表情となり旨そうな見栄えです。
 

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 スープの浸透をあまり許さないのもいい。その反面、麺と麺が揃いやすいことから、スープの持ち上げ自体は良い。この両面性がとても咀嚼するたびに面白く、いつまでも味わっていたいと感じさせます。奥歯でヌチリと潰すと風味を一番感じます。そして噛むたびに旨みに変わって、早々に喉奥へと落とし込むとすべりおちるシルエット感があざやか。大盛にするか、ライスを追加するか、悩むところです。
 

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<やはり牛肉は力と存在感を感じるねぇ~>

 はやく熱で煮あがってしまうから、早めに食べようローストビーフ。これはテッパンですねー。特にペッパーがかかったところはテッパンです。ライスにも麺にも合う。多少ぺらいですが、分厚くても味の感覚が変わってしまうだろうから、ちょうどよい。スライス肉で埋め尽くしてみたいです。やはり、牛肉はプレゼンスを深く感じる一品ですねー。
 

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<野菜が旨いね!温冷そろった一体感がナイスかも!>

 野菜がいい仕事をしています。スープの風味付けにもなっているし、フレッシュトマトは、軽く酸味を溶かし込み、とても洋風な仕上げに貢献しています。またニンジンがいいね。ステーキのテッパン皿によく存在するようなあの感じで、牛骨スープにプカプカ浮いている。多少スープを吸い込みつつ、マー油系の香味油も絡みますから、実に楽しい味わいです。冷たいトッピングと暖かいとトッピングの共存も面白い組み合わせです。
 

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 総じまして、「ワイルドのようで計算高い牛骨エキスの展開!緻密な洋風ラーメン!」という個人的な感想。これは、ちょっと今後の展開も期待です。今のベースのままでもとても楽しいですが、これならきっとまぜそばなども展開が期待できるし、牛骨ジャンルをどんどんと盛り上げてもらいたいような気分。またこれは食いたいと思いました。次回は肉増し必須と思われます!。そんな感じでちょっと寂しい気持ちだった武蔵新城が、楽しくなってきた・・・。そんな応援気分を忘れないうちに、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。



   照りつけて
   陽炎揺れる
   アスファルト


   スタミナ補給
   牛骨エキス



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
 

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牛骨らーめん 牛王 らーめん 〜ラーメン食べて詠います

 

 

北斗の拳 ラオウ×ぴあ (ぴあMOOK)

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日清ラ王 背脂コク醤油 115g×12個

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CR北斗の拳7 転生 iQOSケース [B柄 ラオウ]

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【今週のラーメン3304】厚木家 (神奈川・厚木) ネギチャーシューメン + のり 〜さすが直系のスープパンチ!迫力と心意気の葱叉焼麺!

<直系の系譜を訪ねてわざわざやって来た〜 ^_^ >
 
 家系ラーメンの家系図でも辿ってやろうかしら!?と野心が芽生え(ウソです)、先ずは吉村家直系のこちら「厚木家」にやって参りました。ここは・・・そりゃ〜クルマで行くしかないだろう〜。朝というのに、夏の行楽日和の国道129号線は、開放感バリバリで相模湾にふりそそぐ日差しが痛いです。海風は強く気持ち良い〜だろうとクルマを降りたら、蒸し蒸しの湿気混じりの熱風で・・・なんだかとても重いです。
 

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 早く着きすぎてしまいましたが、もう先客のクルマで結構埋まってます。しかし、家系ラーメンのイメージとは真逆の店箱。ファミレスか大型焼肉店のような、堂々たる大きさです。どちらかと言うと、横濱家に近い外観ですな。裏側にもパーキングがありますので、満車でがっくりする前に、確認もおススメしておきます。
 

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 とりあえず、のり増しは必須。そして私、ネギ大好き「ネギ星人」ですからネギ追加とさせてもらいましょう。と思っていたのだが、それぴったりのボタンの組み合わせが見つからず焦る。とっさに思いついて押したのが「ネギチャーシュー」と言うボタンです。それにしても開店直前には40名ほどの行列。中にはタクシーで乗り付ける客もいたりして、ちょこっと騒然状態が、興奮を誘います。
 

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<本格的な白濁豚骨煮出しに醤油のカエシ感じっとり〜!やや強めなエキス感がナイス!>
 
 開店直後はすごい店内の光景です。センターキッチンのような作りで、でかい厨房をカウンターが取り囲む。そしてそれでも収まらない客は、どんどんと店内に誘導されて背後霊状態で席が空くのを待つ状態。こんなに荘厳な背後霊の列を見たことがなく、席で待っていても、食っていても、何と無く背後から圧を感じますな・・・・。
 
 おおお?カウンターに但し書きが!!撮影禁止とな!!!。しかしよくよく小さい文字を読んでいくと、ラーメンのみ1枚だけの撮影なら良いそうな。と言うことで、今回は1枚だけの撮影。拙ブログでは、一枚の撮影写真をコピーして、パーツアップ毎に流用さえてもういます。
 
 
 そんな感じでピントだけには注意して撮影しましたが・・・なかなかのネギの盛りっぷりで大興奮!。ネギの山が全体的に汗をかいているように見えますが、これは味付けタレですね。短冊切りのチャーシューがまたワイルドそうに見え隠れです。それを背後から支えるのり増しもいい感じ。家系にのりだけは外せない!。
 

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 さて興奮を抑えてまずはスープを味わいますが・・・これがなかなかじっとりとしていて色気を感じます。動物系のエキスが家系なら当然ですが、豚骨の白濁煮出しがしっかりと出ています。そしてカエシは効き目でどちらかと言えばデフォルトでも塩気を感じるタイプ。カエシの効きっぷりは、さすが総本山直系と言う感覚ですかな・・・。より動物感がアップしているように思えます。何と無く鶏油のキレがよく効いているのでしょう。ここで色気をすごく感じるし、食べ進めていくうちに、ネギの風合いとそのタレがジワジワと滲み出し、直系でも独創性を感じ始めます。
 

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<非常にクッシリ感味わえるカタメの風合い!ややスリムで捩れっぷりが楽しい!>
 
 直系と言えば・・・酒井製麺。カタメコールをさせていただきましたが、このコントロールが実にいい。密度感ほどほどなれど、しっかりと加水低めなグルテンの風合いを感じさせます。濃厚なスープの味わいの中に、混じり合わないグルテンの了々とした風合いを感じます。前歯でクスリクスリと独特な感覚で切れ込み、奥歯でプレスするとクシクシと潰れこむ。その合間にネギが入り込んでザクザククシクシとした歯ごたえの合唱が始まり、なんとも言えず楽しい感触。
  
 撮影できなかったのだが・・・マイクロボコボコとしたフォルムに、ややスリムな太麺といった風貌がいいね。スープ対比で色白に感じるけど、ワイルドそうで実はきめ細かい地肌。上品な太麺なのかもしれません。
 
 
 
<迫力の白ネギ攻撃にネギ星人も満足!>
 
 厨房が丸見えだから観察してしまう。オレのネギチャーシューだ!って分かると途中からそれを凝視してしまいます。ひょいと大きなボールからネギ山を掴み、そのまま大胆に盛り付け!。普通なら1.5人分のネギボリューム。これだけでも感動ものだけど、よく見ればチャーシューも混ざってるので、正確にはネギチャーシュー盛り。味付けタレはあっさりしていて、ビールのつまみにもなりそうだけど、クルマで来ること前提だからか・・・・酒は置いてないのよね。それでいいと思う。
 

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<実にしっかりした吊るしのイメージ近い叉焼!短冊カットと大判スライスのダブル!>
 
 ネギの合間に短冊チャーシューがあってそれで満足していたんだけど、いやいや・・・ネギ盛りの下には、一枚スライスのチャーシューが数枚敷かれておりました!。わ!これだけで感動してしまう。そしてそのチャーシューがまた、嬉しいほどに質実で、いけないことだがビールを欲してしまう(とにかくこの日は暑かったのだ)。
 

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 吊るし叉焼風の仕上がりで、周囲にはうっすらと食紅が施してある。脂分のさしは控えめだから、ロース肉だと察しますが、これが実に質のいいシンプルな味わいで、肉味の楽しさを知りますよ。嗚呼、撮影できなかったから・・・・伝えにくい。ともあれダブルの叉焼攻撃に遭い、私は撃沈。
 
 
 
 総じまして、「さすが直系のスープパンチ!迫力と心意気の葱叉焼麺!」と言うそのまま何の捻りもないまとめ方でごめんちゃい。名ばかりのブランドではありません!。地元民が開店前から群がる意味がわかりますよ。家系フォーマットを忠実に守りながらも、一つ一つのパーツがしっかりしているのが如実。質実の結晶のような家系と申せましょう。これはわざわざ来て良かったと思う次第です。ここはまた来たいよな〜・・・ところが家から遠すぎるのだがー。ともあれ、箱根か伊豆の観光に絡めて、次回は家族を呼び込みたいと思います。実は「各種もやしトッピング」が人気な店だから、次回はそいつをね!と言う感じで、今回は一足先に自分だけラーメンで夏をさせてもらいました。そんな解放気分を忘れぬうちに、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
   国道に
   青さ染み入る
   夏空哉
 
 
   疲れ腹減り
   豚骨沁みる
 
 
 
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!!
 
 
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アイランド食品 箱入横浜ラーメン吉村家3食入 630g

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【今週のラーメン3303】 中華そば 龍の眼 Produced by 創作麺工房 鳴龍 (東京・末広町)ワンタンそば 〜思わず笑みが溢れる〜ランチタイムのお手軽高級中華上湯!

<もっと気軽にミシュランの味をゲットしよう〜>
 
 ちょっと朝から急に、耳がバリバリと音を立てて聞こえにくくなってしまった!。とても焦りまして、急遽午前中お休みをいただいて耳鼻科へ行ってまいりました。初めてのことだったのでびっくりしたのですが、何のことはない・・・耳垢が鼓膜に貼りついただけのことでした。割と小まめに耳を掃除していたのが仇になったようで、綿棒で奥に奥にと押しやってたということでした。精密機械で吸引してもらい、取り除いてもらいましたが、これが結構痛かったので、これでまたびっくりでした。嗚呼、何という災難・・・。
 

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 そして気を取り直そうと、急に余裕ができた午前休暇ですから、思い切って都心へ出かけていいラーメンをゲットしてから、会社に向かうこととしました。電車の都合から選び出したのがこのお店「中華そば 龍の眼」さん。あの創作麺工房 鳴龍さんの完全プロデュースとのことですから、これは期待です。もう大塚のあのお店は大行列覚悟ですから、もう巡り会うのが無理なのかと諦めかけてたところでしたし、これは嬉しい情報です。
 

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 開店前20分前に到着しますと、それなりに行列発生しておりましたが、なんとか第一巡目には入れる順番。先にスタフさんが注文を取りに来てくれますが、なんとなく気分だったので「ワンタンそば」。ライスはサービスとのことでしたのでも勿論いただきましょう!。耳がスッキリしたので、とても気分的にはノリノリでスタートです!。
 

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<明るい鶏ガラ魚介の醤油感!高級中華の清湯のごとしのサラサラ感!!>
 
 何となくまだ開店興奮冷めやらぬ店内の雰囲気。客の方がそんな感じで、なんとなくヲタク的な雰囲気が、自分がそうだから分かってしまいます。客全員が麺顔の撮影に余念がありませんし(爆)、中にはコンパクト一眼の方がいたりして本格的。食ったあと、twitterなどで確認すると「あの人か?」なんて発見もありました。ここは何となく叉焼と角煮が人気なようですね・・・。そんな雰囲気の中、私が撮影した麺顔はこんな感じ!。
 

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 おおお!何と写真は白飛びしてしまいました(汗)。多少ソフトで補正させてもらいましたが、想像以上に明るい醤油ブラウンで、明るさ満点の琥珀色がナイス!。大塚の店とどうしても比較してしまいますが、私の印象だとこちらの方がずっとライトな風合い。煌めいた醤油感とワンタンの金魚っぷりがなんとも華やかさを盛り立てます。
 

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 ベーススープの鶏ガラは「阿波尾鶏」なのだそう。なかなか上品な清湯ぶりでして、コク深いけどどちらかというとライトなキレが素晴らしという印象です。これは昆布や魚介等の出汁が効果を発揮しているのでしょうが、そんなに魚介はアピール感少なく黒子に徹した存在感。あくまで鶏ガラメインの印象が強いです。
 

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 その一方で醤油感がすごく華やか。タレに甘みを感じるほどで、味醂とすら頭をかすめるカエシの円やかさが印象的です。干し貝柱など、ベーススープの素材からプラスされたようでして、滋味も深い味あい。全く重さを感じませんし、まるで生揚げのような淑やかな醤油感がとても印象的です。これならご飯にかけて茶漬けにしたくなっちゃう。高級感あるスープほど、そんな庶民的な食い方をしたくなるのが私です。 
 
 
 
明るく麺線美しき多加水ストレート細麺!歯応え淡く、スベりはシルキー!>
 
 自家製麺とのこと。店の入り口に階段があって二階席もあるのか?と思ったけれど、製麺室でもあるんでしょうね。大塚の店とは差別化しているようです。そんな麺は、実はとても上品極まる美しさ。多加水のストレート細麺でして、少し横に平べったい形状をしています。ストレートさが綺麗なので、パラレルに流れる麺線がとても美しい。そしてまとまり易い為に、スープの持ち上げが非常にいいです。
 

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 密度感もそんなに高くなくて、熟成感あるような滑らかなコシつき。なので前歯では力を入れずともプツプツと切れ込む、割と柔らかい麺です。ワンタンメンとしては非常に相性の良いタイプですね。舌とすすり込みで奥歯へと運んでプレスすると、安易にクチリと潰れてスープの味に馴染みます。元からスープを吸い込みやすい為、スープエキスとの一体感が素晴らしく、グルテン風味が旨味へと昇華するのがあっという間です。
 

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 そして何と言っても啜り上げがとても滑らかでシルキー。漆喰のようにきめ細かい地肌なので、ツルツル滑るのもとても上品に感じてしまいます。ワンタンにも劣らない緩やかさがすごいね。
 
 
 
<ゴージャス感ありありでちゅるちゅる滑る5つのワンタン!>
 
 ワンタンが大きめで、肉餡がしっかりとしており、皮は大きめに尾ひれを泳がせる。丁寧に斜め上に方向を揃えられており、ポニョのようなワンタンです。軽く生姜で味付けされており、これだけで食欲がまた沸き起こります。この時点でライスに合うなと閃いて、一部をライスの上へと移動させました。
 

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 スープをたっぷりすぎるほど吸い込んだ皮ワンタンは、破れそうでなかなかそうはならない。箸でつまんでレンゲに一旦乗せて口へと運ぶ。やけどしないようにそっと啜ると「ちゅるん!」とあっけなく全部口の中へと瞬間移動してしまう。あとはゆっくりと咀嚼するのみですが、ゴツいワンタンは食べ応えも十分で、肉汁と吸い込んだスープの旨味が広がります。こりゃサイズと味と食感と、トリプルゴージャスじゃぁ〜。嗚呼至福。何ともアタリ!なワンタンです。 
 

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<サービスライス:「とまそん流」ワンタンスープ茶漬けにしてにしてみました〜>
 
 最後に残ったライスには、結局ふたつのワンタンをのせました。そして、レンゲで4〜5回ほどスープをまわしかけて、「ワンタンスープ茶漬け」が完成。ここにネギが少しのせる事が出来れば最高なのだが・・・それは贅沢か。しかし、この食べ方は我ながら成功だったと思います。レンゲで貪り食いましたので、カチャカチャ音がたったが、左右の客には申し訳なしです。
 

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 総じまして、「思わず笑みが溢れる〜ランチタイムのお手軽高級中華上湯!」と言う、そのまま何の捻りもないまとめ方で、ごめんちゃい。きっとここは、何を食ってもハズレなしの店だと思います。隣の方の「豚葱そば」は、なんと辛葱風だったしとてもそそる麺顔してた。次回は夜に訪問してビールと叉焼をいただく予定です(近いかもしれません)。何と言ってもミシュランの店の味がこんなに気軽に食えるのはありがたい。そんな展開に感謝を思いつつ・・・忘れないうちにとっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
   ミシュラン
   ヌメるワンタン
   スベる麺
 
 
   昼のひと時
   VIPな気分
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
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ミシュランガイド東京 2018

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世界のミシュラン三ツ星レストランをほぼほぼ食べ尽くした男の過剰なグルメ紀行

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MICHELIN スタンダードBIB

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【今週のラーメン3302】 麺や 維新 (東京・目黒) 味玉醤油らぁ麺 〜王道にしてアートすら感じる美しい神奈川淡麗系醤油麺!

<スッキリしたい!王道のコンテンポラリー醤油清湯を求めて・・・>
 
 無茶ブリだぁ〜〜〜 ಠ_ಠ ってなことがしばらく続きそうで、午前中も打ち合わせに参加しては、うなされております。平静を装って粛々と業務遂行しているようで、心の中はモヤモヤ〜。まさに中間管理職の悲哀を受けとめておりますが、やはりイライラは周囲には見破られてたようです。顔が怖いって言われた〜(元からと言う説もある)。こうめげている時は、昼飯でも思い切った行動ができないのよね〜。癒しを求めて、都内の近場でいいものを食いたい。。。。そんな気分。
 

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 とりあえず目黒で途中下車。午後休暇取って二郎で憂さ晴らしするかと思ったら、調べたところ休みだった(サボりというより逃げだね・・・)。こう暑いと権之助坂を帰りに上がるのも鬱陶しいし、確実に美味いものを食いたい。悩みだしたら余計にモヤモヤするので、一番このエリアで好きな店に結局はなってしまいます。そんな気分で「麺や 維新」。やはりここでよかった〜、気が落ち着きます。
 

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 こちらはいつも混んでいるイメージで、なんとか待ちなくて席を確保できました。若いサラリーマンばかりで、女性比率も高い感じ。若くてかっこいい姉さんが、常連っぽく「カタメ・・・」と渋くつぶやいて食券を渡してました。内心「オレもオレも・・・・」と思った、よく考えると単に見とれてるだけだったので、単なるアブナイおやじになるところでした。暑さと疲れがオレを破滅させる・・・。
 

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<まさに磨きのかかった醤油のピッチリ感と透明度!鶏ガラ&鶏油の追い撃ちがコクふかし!>
 
 もう定番の逸品しか思いつかなかったので「味玉醤油らぁ麺」という王道の一杯としました。他には暑いので、煮干系の冷やしがあったんですが、限定で興奮するより、定番で癒されたかった次第。何よりも仕事がうまく行っていない空虚感を、旨さで充実したかったんでしょう~。そんな心の隙間を埋める一杯は、こんな麺顔でした。
 

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 おおお!見た瞬間、もやもやが飛び散るような透明感じゃないですか!。しかも生揚げ醤油のように穏やかで、澄んだ琥珀色が実に深みがある!。ネオまたおま系と一部で揶揄されましたが、いやいやどうして・・・そんな中でも突き抜け感覚のあるプレゼンスが見事!。表層をうごめく香味油もゆったりしており、旨さに色気を感じさえます。また味玉がカフェオレ色に浮かんでいるのがミスマッチのようで、実は全体的にはしっくりくる麺顔図柄。やはり来てよかったと溜息漏れる。
 

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 味わいますと、嗚呼・・・・沁みるねぇ~。まずお醤油感覚が明るい。カエシとか塩気とか、そんな類ではなく旨みと包含したい味風景。醸造感じる風味が上品で、淡い酸味がありつつも、存在を求めると甘味に同化してしまう・・・。鶏油のコクが更にまた甘さに磨きをかけて、色気すら覚えます。当然鶏ガラのベースの豊かさもあって、しっかりしているのでしょうが、よくよく味わうと落ち着き感もありなむ。これは魚介とか昆布系の旨みが染みていると思われ、妖艶というより貞淑なイメージを感じますね。
 

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 また麺の風合いも後半になるとじわじわと感じます。少し霞が生じるあたりから、炭水化物の成分をイメージしてしまう。穀類の柔らかい糖質が加わると、更に味わいがマイルドになる気がするオレは、変態過ぎるだけかもしれませんが・・・。
 

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<滑らかさとスープ持ち上げのナチュラルな上品さがたまらん!そんな多加水ストレート細麺!>
 
 大盛にしておくべきだった・・・・。旨すぎてあっという間に平らげてしまいました。左となりの先客より、はるかに早く食べきってしまいました。何と言っても、スベリがとても高級で、まさしくシルキーと感じます。加水は高めでいわゆるモチモチとした感じ。密度感が少ない一方で汁の吸い込みを感じます。またストレート細麺で、やや平べったいようなイメージ。なので麺と麺との隙間から、毛細管現象のようにスープの持ち上げを感じますが、そこが素晴らしい。スープの旨みとともに、麺の風味や旨みが一気に楽しめますから、箸がとまりません。
 

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 前歯の当たりのリズミカルでクツクツと切れ込み、抵抗感すくなくてライト。啜って口元や舌ざわりの柔らかさを楽しんだあとは、奥歯へと運び込みます。一気にプレスにかけ、横ずらして潰していくと、唾液が吹き出し一気にグルテンを糖化させて、旨みを昇華させる。もっと楽しみたいが、無意識で咀嚼はほどほどにして、嚥下してしまいまします。だから、もっと食べたかった・・・。
 

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 喉元を落ちるイメージは、とても滑らかなのでシルエットはあまり感じないタイプ。なので次は、細つけ麺でならもっと、のど越しを楽しめるのではと期待しています。
 
 
 
<もち豚肩ロース肉&地鶏のモモ肉ロール!淡麗にしてスープに馴染む旨味がナイス!>
 
 もうこの手の淡麗系ラーメンでは、二種チャーシューは当たり前になりましたね。しかも鶏と豚の・・・。低温調理によるナチュラルな肉の旨味が完璧です。豚の肩ロースは適度な脂身のさしに赤身の本来の旨さがより引き立って、淡麗なようで実に味わいが深い。鶏ガラにげんこつも煮出されているような、鶏豚の一体感すら感じ、スープがチャーシューに浸って旨いです。また鶏肉は、もも肉と思われ、よく運動をしている肉らしい、程よい歯応えに味の深みを知ります。こう言う肉は、白飯よりも酒に合うだろうね〜。旨し!
 

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<味玉にハズレなし!>
 
    非常に甘みのある醤油だれ、しかも淡麗系の出汁がジンワリと深い浸透が伺えます。一口食べた瞬間から、白身も甘みを感じるし、卵黄は実に円やかな熟成をイメージします。まさしく甘露と言った卵黄のうまさ。ジェル状態で、いちいち舌に絡みつくようです。この味玉の完成度も高いな〜。嗚呼、今日も味玉にハズレなし!。
 

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    総じまして、「王道にしてアートすら感じる美しい神奈川淡麗系醤油麺!」と言う感覚でして、すでにつぎの訪問を計算してるオレです。本当に隙がないね・・・この完成度は。目黒は比較的活動エリアの中心に位置するので、これから気持ちが凹むとここに吸い寄せられることが増えそう。今後ともよろしくです。そんな頼みをイメージしつつ、それをお忘れないうちに、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいとおもいます!。
 
 
   透き通る
   琥珀のスープ
   清らかに
 
 
   やるせない気と
   憂さを流す哉
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
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【今週のラーメン3301】 RAMEN CiQUE (東京・阿佐ヶ谷) 塩ラーメン+焼きトマト+ネギ+エビスビール 〜淡麗の極みにして味のパレット!自分で思い切り染めて極ウマ塩ラーメン!

<大人の休日の過ごし方・・・ちょと贅沢なビール♪♪♪>
 
 この数週間は、ラーメン&ビールな週末が増えてる。しかも、自分のお気に入りな、あのグリーンなボトルのあの銘柄のある店。たしかこちら「CIQUE」さんも置いてあったはずと、食べログにて事前確認して訪問して見ました。ところが、ちょっと計算が違っていて、黄金色の銘柄のビールでございました。まぁ、これも大好きなので(嫌いなビールはないのだが)、素直にいただくことといたしましょう。
 

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 訪問時は、カップルか、ラーメン女子ばかりで・・・昼間っから酒飲んでるオヤジは私一人で、なんだか雰囲気壊していたようならごめんちゃい。相変わらず、一人営業のストイックなスタイルで、しかも音響セットが渋い。またBGMの選曲もすごく大人びたフュージョンであり、店のモダンな雰囲気ととてもマッチしております。こういう雰囲気だと、また味わうビールも一味違うと言ったところだわ。
 

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<この寛ぎを得るために・・・プレミアムにエビスビール>
 
 やっぱり、グリーンボトルに固執しないで、素直にここでエビス飲んで良かった。しっかりと冷えた中瓶。よくあるのは、プレミアムなビールは良しとして小瓶で対応してくるところかな。財布の紐が最近緩いので、二本飲んでしまうこともしばしばだが、やはりしっかりと二杯三杯四杯と継ぎ足しては、飲み干すことを繰り替えしたい。
 

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 それにグラスがワイングラスだった!。これだけでも、「ちょっと贅沢なビール♪」が「すごく贅沢なビール♪♪」とステージアップしたような気になります。確かにグラスでビールの味が変わるのだ(感覚的な話しだね)。実際これで飲んだエビスは美味かった。以前、一番搾りのCMで「うすはりグラス」が映ってて美味そうに飲んでた堤真一。それを真似して買ったけど、確かに美味く感じたっけ。その後、息子がすぐに割ってしまったけど・・・。また、たまに新婚時代に買ったバカラでビールをやることがあるのですが、あとで洗うのが気を使うので、最近しなくなった(面倒臭がり屋さん)。せめて・・・リーデルのグラスでも買ってみようかと、ちょっと真剣に考え込んでしまいました。
 

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<見目麗しく、味重ねでステージアップして昇華してゆく・・・そんな塩スープに唸る>
 
 そんなことを考えながら、グビグビとやりつつ、その一杯がやってくるのを、静々と待っておりました。雰囲気よし、酒よし、・・・・当然、これからやってくる一杯もよし!なのは知っているので、ワクワクしながらね。それがこんな麺顔でした。
 

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 おおおおおおお!品の良いカラフルさ!。青ネギ・白ネギ・焼きトマト・・・まるでイタリアン!。イタリアの出ないワールドカップは、少し寂しいけれども(オランダもね)、ラーメンで妙な国際親善を感じてしまいました。焼きトマトは以前から必須アイテムとして選び続けてますが、ネギは今回初めてで、こんなに麺顔に映えるとは思っても見ませんでした。しかも、青ネギ豊富で、白ネギは立体的に盛り付けられて、辣油っぽい味付けが垂らされてて実に美味そう。ネギ大好き「ネギ星人」な私としては、大興奮。
 

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 さてこの、実に穏やかな霞を持つ透き通った塩スープですが、今回は焼きトマトの影響以外にも色々と、ステージアップするような楽しみ方を感じました。
 

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ステージ①:柚子胡椒でさらに淡麗塩味に甘みの磨きをかける!
 
 淡麗塩ラーメンの定番薬味と言えば「柚子胡椒」。麺類なら何にでも合う不思議なペーストで、そば・うどん・ラーメンは言うに及ばず、時々和風パスタにも応用したりしております。外国の知り合いに以前この薬味を紹介したところ大ウケでした。
 

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 言わずもがな、小さじで大きくすくい取り、丼の淵に貼り付ける。そして塩スープにゆっくりと溶かしながら、調整して味わいを楽しみますよね。鶏ガラじんわりで、穏やかな魚介が品良く、全体的に落ち着きがある塩スープは、柚子胡椒が混じると急に色気を放ちます。穏やかだった塩気が、急に後味に甘みを感じる。また鼻腔を駆け抜ける風に清涼感がいきなり存在感をアピールしたりと・・・・静まり返っていたいた湖の水面が、にわかにざわめき出す。そんなイメージが、この塩スープには感じられます。 
 
 
ステージ②:淡麗の塩味が焼きトマトで甘みを増す・・・塩ラーのモダニズムを感じる!!
 
 この一杯はここからが楽しいのだ。「焼きトマト」の存在。これは以前に、懇意にしていただいてるラーメン好きな町田のご隠居に伺ったような記憶なのだが・・・、トマトのアミノ酸グルタミン酸らしい。いわば昆布と同じ成分なのだとか。だから、スープに溶かして美味くなるのは当然の方程式なのだと曰われる。
 

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 さてどうやってこれを食べるか?。半分はレンゲでスープと焼きトマトを両方すくって、一気に口へと運んで食う。口の中で旨さを融合させるのだわ〜。これが、酸味の断末魔が甘みに支配されてゆく・・・一連の味風景の変化がとても面白くて唸る。旨さがストーリー展開されているようで、楽しみがつきません。

 

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 残りはどうするかって・・・最後に残ったのは、焦げが多めの部位でしたが、軽く「焼酎の梅割りをグチャグチャにする」ような感覚で、果肉を溶かしてみました。これで一応、塩ラーメンにおける焼きトマト活用の完成形。トマトのエキスは焼きによって凝縮され、また酸味と甘みが塩味に滲むと、塩気が甘みと感じるような、ステージアップした旨味と昇華してゆきます。ここがいつもなら最高潮な瞬間。
 
 
ステージ③:トドメにネギと辣油の円やかさをプラスしてカオスを楽しむ!!!
 
 トドメは、「ネギ」でした。実はこれほど全体にネギの役割が影響を及ぼすとは想定外。この店で食うなら、焼きトマト以外にも「ネギ」が有力候補であることを、強くお伝えしたい。特に「醤油ラーメン」だったら、これは騙されたと思ってトッピング追加することを主張したい。
 

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 青ネギがまず、これだけ豊富だとは思っておらず。塩スープに青ネギの洪水は、「ネギ塩」の味構成を成立させるから定番な旨さを誘います。ザクザクと奥歯で潰される青ネギは、清涼感もあるけど、野菜ならではの甘みを感じさせて、スープをより滑らか・・・柔らかにさせるようです。そして白ネギだが、白髪ネギ風で、青ネギよりももっと繊細な清涼感と歯ごたえを伝えてくれます。ただ今回はそれだけではなかった!。上に軽くかかっている辣油が見事でした。胡麻も少し香る辣油は、ネギのエキスを一気に吸着し、塩スープへと流れ込みます。わずかに流れたら一気にこの辣油の香りが伝わる感じ。
 

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 淡麗(ステージ①)→芳醇(ステージ②)・・・と続いて、この段階では「カオス(ステージ③)」。辣油に胡麻成分があるのか、これが円やかな味わいを伝えることから、全体的にカオスな旨さと昇華してゆくようです。久しぶりに、スープで、これだけでももっと語りたいと思ったのは久しぶりです。
 
 
 
<それぞれのステージで汁の持ち上げ良さで食わせる、風流な全粒入り細麺旨し>
 
 今更ながら、三河製麺だったのね・・・・とちょっと気がついてしまいました。村上朝日・酒井製麺・草野製麺などなど、だいたいそれだけで特徴が掴みやすいのがある一方、このブランドはどこかオールマイティーですかね(個人的な感覚)。
 

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 マイクロウェーブというか、細かいボコボコ感がある中多加水麺なイメージです。全体的に透き通った風貌に、全粒が打ち込まれているところが大好きで、とても風味を感じさせる麺。スープ自体も穏やかなので、とても麺の質感・上質さ・上品さを強く感じさせる逸品です。歯ごたえも淡くクツクツと感じさせると思ったら、後半にはスープを吸い込んだりする。また滑らかな表面と微妙な凸凹から、ズボボボボっとすすり上げると抵抗感が楽しいです。今回は、ビールを飲んでなかったら大盛りにしたかった。
 

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<自重で崩れて砕ける肩ロースチャーシュー!汁を含んでさらに旨し!>
 
 いつもなら、トッピングの主役であるべきチャーシューが今回はどうも脇役に回ってしまいましたね。次回訪問では肉増しにしてあげよう。さてこの肉は、肩ロース肉と思われる部位で、実に丁寧な煮豚です。割としっかりと塩だれ系の味わいを感じるし、また肉自体の旨味もストレートに感じます。しかも、トロトロになるまで柔らかいので、スマホ撮影のために箸で持ち上げようとしたら、崩れてしまいました。
 

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 なのでそこからは、崩れたカケラをレンゲでレスキュー。そこに焼きトマトのカケラと、麺の嚙みちぎりの短い残りなどをかき集めて一つにまとめる。そしてそれら全部を一体にして口へと運び入れて楽しみました。肉・野菜・炭水化物の旨さの一体感がたまらん!
 
 
 
 
 総じまして、「淡麗の極みにして味のパレット!自分で思い切り染めて極ウマ塩ラーメン!」と言う感覚でして、ちょっと今回は感動の域かもしれません。久しぶりに、ラーメンを食うことに全神経が集中したような感覚で、食ったあと店から出て軽く茫然としてしまいました。そこから、少し腹ごなしをしながら荻窪へと歩きました。途中のコンビニの店前でタバコを吸いながら、少し前の実食の記憶を反芻なんかしたりして、余暇を充実して過ごす。まさに、味の感動スペクタルでした。今回はこれ以上何も考えず、素直な心で、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
   梅雨空に
   陽射始まり
   蒸し暑く
 
 
   快楽麦酒
   極楽拉麵
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
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松徳硝子 うすはり グラス タンブラーL 375ml

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【松徳硝子】うすはり タンブラーM木箱2P

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松徳硝子 うすはり グラス 葡萄酒器 ボルドー 単品 330ml

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うすはり 大吟醸 単品 250ml

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【今週のラーメン3300】 丸中華そば (東京・大井町) 味玉中華そば ~王道の昔ながら感覚と揺らめきの漆黒醤油マジック!

<相席上等!並んででも食いたい和みの中華そば>

 今年の梅雨はなんだか鬱陶しい・・・。出勤時には肌寒さを感じ、ジャケットか長袖のシャツで出社するのだが、外出して歩くから蒸し暑くてたまらん。ノマドワーカーを気取ってカフェで仕事をしようとすると、汗が引くどころか冷たくなって、風邪ひきそう。しかし、いいこともあって・・・・雨の日だと「サンマルクカフェ」のポイントが2倍。しかもJAF会員だから割引もしてくれる。そして広めな店構えが多く、そんな感じで今回も大井町駅前のサンマルクで、たまったメールを片っ端から片付けます。
 

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 更に、大井町は好都合。ちょっと個人的には裏技がありまして、ここで昼飯食って、徒歩移動でJR横須賀線西大井駅にたどり着くというパターン。これは結構時間が稼げる上に、「ajito ism」「和渦」など効率的に訪問ができるのです。そしてこちら、今回訪問の「丸中華そば」さんも然り。大井町のラーメン銀座的エリアからは少し離れているので、ふらっと立ち寄っていいものが食える店だという認識です。
 
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 しかし、今回はピークタイムをずらしたとは言え、昼だと相席当然な人気ぶりでして、私が食い終えたあとは、少しばかり行列が発生しておりました。たしかにこの辺りはビジネスビルがちらほらとあったり、なぜだか一軒だけソープランドがあったりするのですが、昼も夜も(?)人口は多そう。前回訪問時は、確か夜営業で優しい煮干を食った記憶。昼夜でメニュー変わるお店ですので、今回の醤油味はとても期待が高まります。
 

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<さらりと来る塩気と酸味の醤油感!鶏豚コクにマイルド乾物な旨味!>

 デフォルトが680円という良心的価格です。しかしそのラインナップで「肉中華そば980円」はちょっと気になる存在。多少食傷気味でして・・・・券売機の前で迷ってたら、先客のそれが運ばれるのをチラ見してしまった。・・・・そりゃヘビー過ぎて今は食えんな、と思わず尻込み。そんな感じで今回は「味玉中華そば」です。相席な感じで体を座席に押し込めて待っていると、案外早く配膳が進み、社用スマホを途中で片づけました。それはこんな麺顔。
 

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 おおお!意外にもこんなに立派な漆黒な醤油感!ブラックラーメンと呼ぶにはちょいと王道&定番な麺顔の整い方ですので、ブラック一歩手前の寸止め海峡。しかも濁った感覚はなく、クリアーな漆黒ぶりなので、醤油味のストレートさが伺えるようです。豚肉はなかなオーソドックスな煮豚タイプで、そこがまたほっこりとさせてくれるよう。麺も少しそまって褐色にも見えます。もう少し予習をしていたら、ネギマシなどして遊んでいたと思います。
 

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 さてその味わいは?と言うと確かにキレイな醤油感が広がります。醤油特有のカエシと呼ばれる塩気のエッジがしっかりと出ているし、醸造感を連想するような後味に広がる酸味もなかなかなもの。醤油が大好きな日本人なら、誰もが愛せそうな質実とした作りこみです。しかし塩っぱさが鋭いか?と思うとそんなでもないのが不思議。むしろどこかしら仄かな甘味すら覚えるのです。
 

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 香味油はラード系だと勝手に推測しているし、またベースの鶏ガラのエキスも芳醇。これらのエキスが醤油と合うのは必定です。その中の甘さ?と言うのは、たとえば乾物系の旨みなのだろうかと、ここから妄想が膨らみだします。いかにも魚介という出しゃばる風合いもなく、しみじみと溶け込む感じは、節系か昆布?またはシイタケ系のアミノ酸の溶け込みか・・・・。そんなのを感じるくらいだから、実は見た目に反して、とてもライトにゴクゴクと飲み干せる、そんな漆黒スープなのです。



<中太でボコッとした中多加水麺!ややハードな茹で上げコントロールが旨し!>

 割と太目でボコボコした麺です。玉子麺と思えるしっかりとした弾みを感じつつ、モチモチ感とクシクシ感の良いところが同時に味わえるような歯応えがいいね。加水は高め思われるけど、茹で上げ時間が絶妙なのか・・・・クッシリしたハードな感じも残っていて、とても麺自体に風味を感じるのです。なので前歯では意識してプツプツと歯で切り込んでいきます。
 

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 表面がツルっとしていてややハードなので、ズボボボボボっとライトに滑り込みます。奥歯へは一気に辿り着き、そこでプレスをかけるとより一層麺の風味がありあり。しっかりと咀嚼してやると、スープの旨みを交じり合って唾液で結合する旨さへとしっかり昇華。そこまで楽しんで喉奥へと落とし込みます。
 

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 のどの落とし込みもシルエット感じやすいタイプで、割と細いつけ麺を食っているときと近い感覚。全体的に素朴にみえるが、ハードさも持ち合わせるナイスな麺。スープに実に合っているとセンスを感じました。



<王道の醤油ダレに染まった定番豚バラチャーシュー旨し!>

 私にとっては、関西でのラーメン活動のほとんどは、このようなチャーシューとの出会いでした。ばら肉の旨さを再認識。この醤油ダレに漬かった肉なら間違いなく旨いに決まってます。さらに良いと思ったのは、極力皮に近い部分まで残っているというところでしょうか。所詮、皮下脂肪を食らうのですが、皮の直下というか、その部分の脂が一番甘いような気がします。何だったら皮ごと食ってもよいかと思うのですがね・・・。なかなかそこまでダイレクトな肉にはお目にかかれませんが。
 

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 脂がタレに染まった旨みと、タレが染みこんだ赤身の旨みと別々に食って楽しんだり、一緒くたにしてカオスを楽しんだりと、妄想ふくらましまくりで、肉を千切りくって遊びました。こうなれば、もう少し体調と胃袋を調整して、肉中華に挑まねばなりませんな!。



<味深し!味玉にハズレなし!>

 タレが旨いと味玉も旨いね!。これが実にいい感じで深く染みこんでおり、白身がカフェオレカラーに染まってます。それだけ千切ってくっても味わい深い。しかし何と言っても卵黄の超熟成感じる深みはたまらん!。卵黄ハンパねぇ旨さです。これだけで酒がなんぼでも飲めそうな気がする・・・・。嗚呼、やっぱり味玉にハズレなし。
 

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 総じまして、「王道の昔ながら感覚と揺らめきの漆黒醤油マジック!」と言う感じでして、とても抽象的でごめんちゃい。ベースのスープも旨いながらも、全体的には醤油味のことばかり考えて食い続けた感あり。最近、ここまでビチッとした濃ゆい醤油を食ってなかったら、久しぶりに堪能をいたしました。これはもう少し頻度を上げて通わねばなりません。近いうちに肉を狙ってみたいかも。また塩も、味噌もレギュラーであるので、未食を一度さらえたいか・・・今から悩んでる。ともあれ醤油旨さの感動を忘れないうちに、とっとと最後に、いつものように詠って締めたいと思います!。



   風重く
   鉛色した
   雨避けて


   ライトな旨味の
   漆黒スープ



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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【今週のラーメン3299】 メンドコロ kinari (東京・東中野) ra-men 汐 + ハートランドビール 〜まさにハートフルな店!酒!そしてラーメン!

<大人の夜の過ごし方〜ハートランドビール
 
 とんでもない1日のエンディングはナイスに締めくくりたい!。もうこの日は散々だった〜。6時間ぶっ通しのハードな仕事は逃げ場がなく、喫煙で息を抜くことも自由にはならず。一本吸いに喫煙所に行っても、半分程度吸ってはもみ消して戻る。そんな感じだった。もうこうなれば、終わった後はオレの一番好きな酒「ハートランドビール」気分を癒したいと思った次第です。これは久々にキツかったー・・・この歳で。もう午後4時辺りからストレスがフルMAXでございます。まぁ色々あったが達成感はあったか?と言うと半分モヤモヤ・・・・。こんな日は、憂さ晴らしで呑みたい。
 

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 ところが、オレが嫌われ者なのか(汗)・・・誰も都合が付かず。大人しく中央線に乗って一旦家路につきます。しかし、どうもやりきれなくて、ラーメンとビールで憂さを晴らしたい。そこでラーメンデータベースにアクセスして、ラーメンならぬ「ハートランドビール 」と打ち込んで検索すると、ザクザクと情報が出てきますわ。その中でも、ぎょぎょ!っと驚いたのが「メンドコロ kinari」。こんないい店で、帰り道のど真ん中で、こんな好条件があるのか!と気持ちが色めき立ちます。もう行くしかねーだろ。
 

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 そんな感じで、申し訳ないが随分ヤサグレ気分で入店した。しかし嗚呼・・・・いきなり店内はハートフル。客層も家族連れなど微笑ましく、また可愛い女性スタフの対応にも心が癒される。店に週末の明るくも落ち着いたムードが溢れるのだ。オレを除いてだが・・・・ラヲタ臭が無かったのが良かったのかもしれません(オレ自身で汚したかもだが)。心の中では待ちきれず「ハートランド!カモン!」状態。
 

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<この安らぎを得るために・・・ハートランドビール
 
 おお!嬉しい!!ここのハートランドは中瓶ですぜ。都心では同価格帯に近くても小瓶なのだけど、これは嬉しい誤算。グラスは、お店オリジナルでおそらく焼酎ロックが似合いそうなグラス。冷え具合も大変よろしく、実にライトな麦芽100%ぶりがナイスすぎる。想像以上に容量のあるグラスで、注ぐと瓶の半分が無くなる。そんなことに憂うのは後回しでゴクゴクと喉を鳴らして飲み干す•・・・嗚呼この一杯に生きているとはこのこと也だ。人生にビールがあって良かった!
 

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 他人にバレずに静かに唸っていたとことで、いい感じの女性スタフさんが、恭しくアテを差し出してくれました。アサリの浅い煮付けぽいのだが、微妙に辣油???が効いててこれが酒に合う。おそらく日本酒の方が合うと思うが、ハートランドにも格別でした。ひょっとして日替わりなのだろうか。ありがとうございます。
 
 
 
<どこまでも円やか旨味の深い・・・魚介系塩ダレに感服!>
 
 ここまで、食券を出して、ビールを半分空けるまでの時間は・・・・おそらく4分前後。おお!!疲れているとすごく酔いがまわるのが早い〜。体が相当痛んで、この日の仕事のハードぶりが改めて感じます。これは二軒目はキツイ・・・と諦めました。ここで、ちょうどそれに賛同するかのように配膳が完了。絶妙なそれはこんな麺顔でした。
 

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 おおお!いかにも淡麗塩といった淡白な風貌と、なぜだか全体的な柔らかさを感じます。改めて思うと「塩」ではなく「汐」なのね。この微妙な違いは明らかにメッセージと受け止めます。このお店は移転する前の駒込時代では、「塩」と名乗ったはずだから(食い逃して悔しかったから明確に覚えてる)、きっと何かのメッセージ??。心して最初の味わいに神経を尖らせます。
 

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 すると神経尖らせた反面、塩気が全く尖らず。優しい・・・・いかにも優しくて泣ける旨さだ。酔った勢いで感じてコメントしているから、話は半分以下だが、魚介系の味わいがメインと感じました。この系統だと鶏ガラ清湯エキスが主流と思っていたが、微かな濁りは見逃せません。魚介の浸透感を感じます。ただ確信がないのだけど、単に煮干の甘みだとか、そう言うシンプルな構図でなく、風味が独特。その一方で椎茸系に似た?と感じたが直ぐに消えてなくなる。もしここに微かに貝類のエキスが滲んでるなら、それはそれでオレ的には大爆笑なんだが、酒飲んでスープコメントは、厳しいのが今回分かった(瀧汗)。
 

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 ただ香味油が上品だったのは、実に印象的でした。この麺顔見た途端、どこかに鶏油の隠し味があると確信したのが裏返った感じがしてならない。
 
 
 
<加水を感じるストレート細麺は上品な風味!汁の持ち上げと浸透感がナイスなのだ!>
 
 三河製麺の麺箱あり。オレも単純だから、これだけで一定以上の安心を感じますから単純馬鹿野郎です。すごく綺麗なストレート細麺でした。極細でもなく、標準ややスリムといったフォルム。多少の透明感を感じつつも、玉子麺感覚は低めです。
 

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 表面はツルツルコーティング。口当たりからライトで、啜り上げ自体もスムース。まさしく、私の何時ものpターン・・・・ズボボボボボボボボボっと一気にバキュームして行くのには好都合。前半の前歯の千切りは、多少全体的なクツクツ感を感じながらも、多加水系の引き締まりが見られます。そして、崩壊の閾値でプツリと砕けるニュアンスを覚える。それが意外に汁を吸い込む特性と、出汁と麺のグルテンの融合が中盤から出てくるようです。また更に細麺ならではの毛細管現象による汁の持ち上げが良くて、旨味の波が押し寄せてくるようだ。
 

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 いや〜、参りました。柔らかい旨さの汁に、淡白で素直な細麺の旨味。その一体感が素晴らしすぎる。
 
 
 
<黄金のコンビネーションなる豚ロース肉と鶏胸チャーシュー旨し!>
 
 ここで一旦目を引いて、トッピングを概観してみる。青梗菜の一本茎は寂しそうだが、一口噛むと中国野菜の迫力はあります。独特な清涼感は、実はライト。小松菜にの通じるところがあるが、そこは小松菜に逃げない。また、なんといってもも、桜の花びら揺らめいてたどり着いたような・・・・紅生姜が風情を感じさせます。箸休め以上のプレゼンスと存在意義を感じる。これだけで、麺顔が一気に哲学めいて見えます。
 

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 さてトッピングの王者、二種チャーシュー。全日本プロレス新日本プロレスのように、互いに交わることのないようで、実は同じリングに立っていると思えるところです。まず、豚のレアチャーシューが秀逸。これだけ東京では流布された低音調理で差別化は難しけど、肉の差なら別の尺度で勝負できそう。肩ロースのような微妙な脂の差しがあるけど、全体的には筋肉質の旨味あり。肩ロースでも、腕の付け根に近い部位ではなかろうかと・・・・勝手に妄想。それもそのはず、肉繊維が細かいが弾力あって噛む楽しさも覚えます。
 
 鶏の胸肉は、何の抵抗もなく、ただ淡白な味付けにスープの浸透を許す。しかし、噛みちぎる時点で急激に旨味のレジスタンスが、口のあちこちで溢れ出すと言う感じ。これだけ清純な旨味のゲリラ攻撃はあるだろうか・・・・鶏胸肉の低温調理、恐るべし。
 
 
 
 総じまして、「まさにハートフルな店!酒!そしてラーメン!」と言うのが素直な感想でございます。これは、このブランドの駒込時代との決別と、新たな野望の幕開けといったところか。東中野が、中野以上にラーメンで目が離せないのです。それ以外にも、ハートランドの魅力もあるのだが・・・・・。嗚呼もう限界。酔いが回って眠気の頂点なので、ここでもう寝ます。そんなおやすみメッセージを送ったところで、とっとと最後に、いつものように詠います。
 
 
   癒される
   ハートランド
   苦味哉
 
 
   汐ダレ旨し
   ハートフル哉
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
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【今週のラーメン3297】 麺屋Hulu-lu (東京・池袋) 塩SOBA + ハートランドビール

<大人の休日の過ごし方〜ハートランドビール
 
 この週末は、一切社用PCを開けず、メールも完全シャットアウトしてみました〜。仕事って何だと考えれば、半分以上は人間関係なんだよね〜。だからコミュニケーションスキルなど、自己啓発本が、書店から無くなることはない。ところが、中には仕事仲間で傷付くこともあるんだよね〜。そんなので貴重な週末をまた悶々ととして過ごすのは嫌。そんな気分で、いつものハートランドでモヤモヤを払拭しようと、行動を起こします。
 

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 今回は、久しぶりに池袋へ。男性天国な街並みを抜けて行きますが、午前中でも営業してるのがすごい。またこんな大きな駅で禁煙エリア指定してないのもすごいです。で、目指すは「麺屋Hulu-lu」さん。オープン以来6年ぶりの訪問。実は影でカップ麺ブログしてるのですが、この店のカップ麺が、ちょっと旨いとマジで思ったわけでそれに触発されました。やはり本物を食いたいやん!。そう思って、ネット検索で予習してみたら、自分が以前に同じ物を食ってたことが判明。全然記憶が飛んでまして、激しい老化を感じます。
 

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 実際に時間通りに訪問してみますと、大行列〜。確実に30名は並んでる〜。仕方ないので連結いたしますが、大学も近いからか、学生さんが多いですな。何故だか行列客の関西弁がやけに耳につくのですが、ネイティブじゃないようなので、無意識にイラッとしてしまいます。オレの標準語も似たようなものなのだろうが、人間ってつくづく自分勝手だね。
 

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<この安らぎを得るために・・・ハートランドビール
 
 
 店内は全体がハワイアンなムード。BGMもそんな感じ〜。最近は盆踊り以外にもフラダンスが、おばさま連には人気が高いので、街中やイベントで何となく耳にする。だが、ラーメン店では珍しいね。しばらく聞き入っていると確かに心が和みます。そんな雰囲気には、グリーンのボトルがよく似合う。
 

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 小瓶だったから一気に空けてしまいましたが、相変わらず休日気分を盛り上げてくれる味わい。そして、モヤモヤを一気にクールダウンしてくれて、和みの世界へと誘う味です。何かそんなクスリが入っているのだろうか〜(ウソです、冗談です)。
 
 
 
<柔らか鶏ガラエキスの中に和風淡麗塩ダレ!鶏油で一気に色気を出して、柚子の酸味でハワイアンスパーク!>
 
 
 ハワイアンな雰囲気で気が解れるのか。それにしても耳にするのは関西弁だけではないのでした。中国語も小耳にしました。池袋も国際的なんだと改めて実感。同じ言葉でも、声のトーンとか表情で全然耳障りが違ってくるんだね〜。声って想像以上にコントロールしていても気持ちが現れるんだな。ちょっと、思うところとヒントを得たような気がして、来週からの仕事に活かせればと思いました。そんな自省の合間に滑り込むように配膳されたのがこの麺顔です。
 

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 おおお!これはまた黄色と緑が色合いが美しく、とても洒落たコンテンポラリーハイパー塩蕎麦な予感!。店内と同様に明るさ満点です。見るからに鶏油の色合いが濃くて色気を感じさせますし薬味のネギや柚子皮が浮いていて、空前から清涼感に溢れて行く〜。立体的なカイワレの盛り上がりもまたセンスですね。トップには糸唐辛子が配されて、緑と赤の補色関係で目と印象に焼きつかされえゆくみたい。
 

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 まずは6年前の感動を思い出すように、ゆっくりと木のレンゲですくってスープを味わいます。すると見栄えとは裏腹にとても和風な落ち着きを感じさせる淡麗塩鶏ガラスープ。どちらかと言うと和風のニュアンスにも覚えます。これは意外なスタート。やはりカップ麺とは違うわな(当たり前か)。トッピングを崩しながら食い進めると、カイワレとメンマ、そしてチャーシューの隙間に、鶏のひき肉??がふわっと盛り付けられてます。これはいいね。挽肉はナチュラルな肉出汁が取れるのでこれは好き。独身時代、こうやって即席のスープを作っては、楽しんでおりました。
 

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 じわじわと、味の変化が訪れます。鶏油がゆっくりと威力を発揮して、コク深さを表して行きます。それは洋風というかハワイアンに近づくというか、不思議な感覚。神奈川淡麗系のようにバターのような濃密さでは無く、さらりと仕上がっているのみ興味深い〜。そこには、柚子皮の清涼感が深く滲んでおり、一気に明るさを増してゆくような展開です。塩気もじんわりと感じる程度ですが、スパイスが少し滲んで味にエッジを立ててますし、また糸唐辛子がそのエッジに輪をかけます。さらにゆっくりとだが、麺から吐き出されてくるグルテンの風合いが甘みを醸し出し、全体的にはかなり崇高な塩味となって昇華!。素晴らしい〜!さすが本物(当たり前か)。
 

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<確かに「蕎麦」感覚溢れる素朴なボソ感覚!汁吸って陽気なイメージ転換で「SOBA」なのだ!>
 
 最初、和をイメージさせるのは実は麺のイメージの方が強いかも。微妙に全粒を感じるストレート細麺が美しい麺線で迎えてくれます。そして加水は低めのイメージで、個人的には密度感を低く感じるタイプ。しかし汁の早いかといえばそうでは無く、茹で上げの時間とタイミングによるのか、少しばかりボソッとした歯切れ方が実に印象的です。前歯の当たりはボソボソ、クツクツとしたライトな切れ方で、割とリズミカルにな歯切れ感覚。
 

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 表層はツルツルではなく、少しばかり舌の上でシルエットを感じさせるような、淡く微妙な抵抗感があります。この部分も冒頭では蕎麦感覚に通じますねー。奥歯へ運んで潰しにかかると、クチリと淡白に潰れて、ここでもまた麺の風合いを感じます。
 

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 しかし後半になると、汁を微妙に吸い込むので、コシ付きが若干滑らかに。明るい塩の出汁が含まれて、デンプンの甘みを感じるような感覚になってからは、「蕎麦」ではなく「SOBA」と呼びたくなる明るさが移ります。
 
 
 
<肩ロース肉の塩煮豚感覚が実に全体的調和!自重で解れてエキス吐き出すスポンジ状態!>
 
 流行を追いそうなコンテンポラリーな店かと思いきや、ハワイアンイメージに合わないのか、レアチャーシューではないのね。最近、それでは差別化が進まなくなってきましたが、逆にずっと守り通した煮豚タイプのチャーシューが原点回帰で、斬新にも感じます。そんなイメージの豚の肩ロース肉。
 

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 これが実に柔らかくて味わいが深い。濃ゆいのでは無く、シンプルな奥深さ。塩豚感覚なのですが、とても柔らかくて、半分トロトロなまでにも感じます。自重で崩れるほどで箸でリフトしようとしたら、脂の差しに沿って、解れていきます。それを味わうと実にシンプルで味わい深い肉とスープの合わさった甘みが広がる。まるでスポンジが水分を吐き出すように、ジュワーっと旨味が口の中いっぱいに広がります。
 
 
 またカイワレのメンマも実に全体バランスに寄与しています。麺と絡み合う時に、メンマは歯ごたえの変化でアクセントを感じさせるし、カイワレだってその通りです。カイワレの場合は、歯ごたえと同時に清涼感も与えてくれますから、割と多めに入っているカイワレが好印象でありました。
 

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 総じまして、「淡麗塩の和の風が、いつのまにかにハワイアンでコナウィンド〜な一杯」と言う感じかしらん。別にハワイの素材を使っている訳ではないのですが(ひょっとして塩はそうなの??)、店の雰囲気に飲み込まれてそう感じているだけな私なのでしたー。私の同僚にも無類のハワイ好きがおりまして、金持ちだから休みの度に行ってますが、魅了するものは感じますよ。明るい雰囲気で食うラーメンもいいが、ビールなんて最高に感じますしね。気分が晴れないときは、また寄せていただきましょう!。またよろしくです。そんな与えてくれた開放感を忘れないうちに、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   部下指導
   オレの気苦労
   水の泡
 
 
   ハートランド
   で発散
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
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Hulu Lu Hala Re Hala

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【今週のラーメン3295】 麺屋 藤しろ 目黒店 (東京・目黒) 鶏白湯 味玉ラーメン ~濃厚×あっさりのハイブリッド高品質鶏白湯!

<雨の日は駅近スポットでいいのを食いたい>

 梅雨本番で・・・ジメジメして蒸し暑い。かといって汗が冷房で急に冷えて寒かったりする。こんな日は何をするのも邪魔くさくなり、昼飯ラーメンも近いところで適当に済ませたくなる。しかし、ここ目黒駅界隈では、駅から近いところにいい店が密集していますので、本当にありがたいです。そんな中で、雨降ってて傘をささずにダッシュで行けそうな場所にある、「麺屋 藤しろ」さんへとうかがいました。なんと数えてみたら6年ぶりの訪問。かなり旨い店だったという記憶はあるのですが、はたしてどんなラーメンだったっけ?とすっかり覚えておりません。
 

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 ガッツリとランチタイムでしたので、訪問時は満席。割と女性客も多く、地元にすっかりと溶け込んでいるだけでなく、支持されてるのが分かります。壁に有名ラーメン系タレントのサインなどもあり、すっかり有名店になり歳月も感じますねー。
 

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 カウンター席で、椅子が固定されているタイプ。これ結構苦手でして、私には独特の、テーブル/カウンターとの間合いが必要でして、ちょっと肩が凝ってしまいました。まあ私のわがままも程程にしておかないといけませんかね・・・。
 

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<濃厚なのにサラリと食える不思議な鶏白湯!牛?と薬味のマジック!!>

 それにしても、「旨い鶏白湯」としか覚えていない。既に老化が始まったのか、思い出そうとするとどうしても、ポタポタした「たけいち」や「サンク」などが思いだされる。ま、思い出すよりそのまま、まるで初対面かのように食らうのも新鮮かと思い直して、待つこととしました。なるべく情報を阻害してまつこと5分程度で配膳が完了。それはこんな麺顔でした。
 

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 おお!なんだか濃厚なのが伺えるが、色合いがどこか褐色めいて独特。関西で言うところの「らくだのパッチ」に近い色合いです(そうイメージすると食欲が失せるので良くない例えだったらごめん)。独特の薬味がどこか甘いような香ばしさを醸し出し、なんだか複雑そうなイメージ。肉のピンク色だって艶めかしくも上品に感じるし、味玉は少々水没気味。
 

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 レンゲでまずはひと匙味わいますと、いつもながらの濃密な鶏白湯のコク!。嗚呼、この味も久しぶりだなと軽く微笑んで二口めへ。すると段々と味わっていくうちに、「濃厚そうに見えて、そこそこサッパリ」なのに気が付きます。鶏の皮とかモミジでコテコテにエキスを絞り出すようなタイプではないですね。そこそこストレスなく丁寧な鶏煮出しを感じますし、上澄みのようなキレも感じます。
 

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 だた少し独特の甘味があり、これが個人的にはすごく響いた!。トッピングにある黒い振りかけが未だになぞなんだが、おこげのような軽い苦みがありつつも、実に香ばしくて甘味あるのだ。コクの広がりは、どうやら牛のエキスの甘味ではないかと、ちょっと思ってます。そんなに主張はしないんだけど、牛の伸びやかなコクの広がり、甘味のゆるやかな浸透を感じます。濃厚なれど、純鶏100%よりよりは、各段にサッパリとしてゴクゴク飲み干せる。
 

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 それにしても、薬味が絶妙です。まず既に乗せられている黒くて細かい物体。これは味わうと「おこげ」のようであり、軽い苦みと甘さを感じます。それ単体では単に面白いだけですが、スープに溶かすと雰囲気が変わります。よく隠し味にインスタントコーヒーを溶かす・・・・など裏技を聞きますが、それに似たような味の展開です。そしてもう一つは、テーブルセットに置かれてある、レモン生姜。これがフルーティーさと清涼感を併せ持ち、また粗みじんなので、微妙な歯応えも演出されます。これが実に重そうな濃厚鶏白湯を、軽やかに傾けてくれますので、実によい働きをしています。これは是非、ためらわずにトライしていただきたい次第。



<ほどよいパツパツさが好印象の「心の味製麺」がナイス!>

 丁度座った目の前に、説明ポップがありましたので判明しましたが「心の味製麺」なですねー。結構こういうブランドに弱い私ですから、これはこれでとっても嬉しい。濃厚なスープには、やはりややパツパツな麺がいいです。前歯を当てて千切る最初のステップから、ふわりと麺の風合いが楽しめますし、咀嚼と共に、旨みと一体化してゆく様が楽しいです。また表面はきめ細かい上に、ストレートな麺ですから、スープの持ち上げも良い。なので、すすり上げも楽しくズボボボボボーーっと調子にのって音を立てて食いますが、隣のOLの視線に気づいてからは自粛いたしました。
 

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 わりと汁の浸透がゆっくりと進む感じで、最後までクシクシ感覚と風味感はキープされます。これなら替え玉じゃなくても大盛で安心できましょう。密度感ある麺だから、食ったあとも腹持ちがとても良く、非常に満足感高めで、夕方になっても腹が減った気があまりしないー。
 

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<旨味と適度な歯応えキープ!低温調理の甘味を感じる肩ロース肉>

 これはチャーシューメンにしていたいかも。夜だったらこれにビールを付けたい。適度な柔らかさと歯応えがある。赤身の部分と脂身の部分のバランスが良く、肉感と甘味を両方楽しめます。低温調理もいいバランスで、あまりレア過ぎないところも、個人的好みに合っていたかも。どこの部位なんだろうねぇ~。旨みの分厚さから察するに、肩ロース肉っぽいかなという想像。ちょっと肉についても、これから勉強してゆかねば・・・・・と感じちゃました。
 

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<味玉にハズレなし>

 味玉は旨いに決まっている。しかも、鶏白湯専門店とくれば、鶏つながりで玉子は旨くないはずはない。これは見事なタレの浸透でした。白身は均一に薄味出汁が深く染みこんでいて、薄いカフェオレのような色をしております。噛むとフルフルと震えて微かに甘味と塩気を感じる。そして黄味がまた秀逸。緩い芋羊羹のような、きんとんのような状態で、熟成したかのように深い味わい。舌にねっとりと絡みつくあたりは、つい酒を欲してしまいそう。嗚呼、やはり味玉にハズレなし。
 

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 また余談ですが、こちらはメンマではなく「タケノコ」を利用しています。どちらも竹なんでしょうが、薄味で柔らかいタケノコは、全体でいい箸休めになって、気持ちをほっこりさせます。ちょっと気になったのでご紹介まで。



 総じまして、「濃厚×あっさりのハイブリッド高品質鶏白湯!」と言う感覚でして、ちょっと普通のイメージする鶏白湯と違うエキス感!それを楽しんでいただきたい次第です。後から知りましたが、つけ麺だと、麺の中盛りは無料対応だとか。汁系と20円しか差がないので・・・・これは少し悔しかったです。次回は絶対につけ麺に決定。また雨降りで時間がないときにでも、訪問させていただきたいと思います。ともあれ、ひさしぶりの旨さに感謝。それを忘れないうちに、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います。



   昼時に
   梅雨空湿る
   シトシトと


   腹に染み入る
   ポタポタ白湯



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
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【今週のラーメン3291】 麺屋 さくら井 (東京・三鷹) 限定 "煮干” 冷やしらぁ麺 お茶漬けセット + 今宵の酒「純米生酒 菊の司 ひまわり」 〜淡麗の極みにして、やっぱり優しさを感じさせるのが「さくら井」!

<「さくら井」に行くときは、いつも雨。人混みを避けて〜〜〜>
 
 月曜日は、やる気が出ませんねぇ〜。しかし、朝から週の始まりということで、ガッツリと午前中は週次ミーティングが入るし、午後からは出先で今週の予定を確認。夕方にはいろんな委員会の報告会ですよ。要するに妙に会議を入れられるので、生産性が上がらんというわけです。管理職なら仕方がないのですが、私はやっぱり組織を扱うより、自分でプレーする方が性に合ってると思うのです。うちの会社も見る目がないねー。
 

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 しかも雨が降るようで降らないようで煮え切らない天候。こういうときは・・・・「そうだ!麺屋さくら井へ行こう!」とそれだけを楽しみに、業務遂行いたしましたよ!。もうすっかりと人気店でランキングにも上位に出てくる店ですから、「月曜日」「夜」「雨降り」という3大ネガティブが重なるタイミングでしか、すらっと並び少なく食えるタイミングはありませんかな・・・。
 

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 今回は、ようやく未食の「冷やしの限定」を目指してゲットできましたよ。メニューもローテーションを組んで「醤油→塩→煮干→醤油」と食い回しているので、「煮干」の「冷やし」はなんとなく好都合。
 

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<今宵の酒:純米生酒 菊の司 ひまわり>
 
 慌てるな慌てるな。まずは今宵の酒で、しんみりと自分を労わろうではないか。最近、お気に入りの雪鶴ばかりを選んでいるためか、「今日は新しいのがありますよ!さっぱりしていい感じのやつです!」なーーんて言われたから、喜んでじゃそれ!って感じ。選んだのが「菊の司 ひまわり」です。ラベルが可愛い純米酒ですが、期間限定らしいー。
 

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 しかしこれが、一口飲んだ先から「あ・・・これやばいヤツかも」と思ってしまった。水のようにいくらでも飲めてしまうタイプで、それでいて純米酒らしいボディもありつつ、さらりとした甘みを感じさせますよ。仲間3人もいれば簡単に一升瓶が空くよね。大昔、スキーに行って夜宴会で「上善水如」を空けて・・・翌朝潰れてスキーができなかったことを、急に思い出してしまいました。そんな感じにやばいヤツ。
 
 
 
<冷えているのに「ふんわり」と感じる煮干の香ばしさ!氷は鶏出汁で旨いのだ!>
 
 疲れていると、酔いが早い。いや単に老化で体が弱っているから早いのか。そんな気分での、この一杯は実にピッタリですね。まさに、日本酒をやりながら食えるラーメンって、こういうのじゃないかなと思います。まず見た目が風流そのもので、そばに日本酒を置いても様になる。つまみには絶好のチャーシューはあるし、味玉だって酒に合うのだ。青菜をコリコリやりながらでも、酒が進む〜。
 

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 スープがこれまた、淡麗の極み。冷えてるから淡麗に感じるだけでなく、煮干の風合いが香ばしいながらも、ベースの塩気が冷涼に感じます。塩気だって柔らかい。しかし、煮干の香りはニボっとせずに、濾過されたような香ばしさで、その上にふわっと鼻腔を漂う柔らかさがありなむか・・・・。酒を飲みながら、スープを飲むってことができそうな感じがします。
 

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 氷がどうしても気になってね・・・少しガジってみた。すると淡い出汁でありました。あとで伺うと鶏出汁氷なのだとか。溶けて薄まらないような工夫ですね。
 

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<薬味が冴える!そして和らぐ旨さ!>
 
 何気ないんだけど、薬味がいい感じ。まずフライドオニオン。煮干エキスの香ばしさは、冷えているから淡麗なんだけど、もう少し色気が欲しいという感じなら、こいつが甘みと香ばしさを補強しれくれます。実際には、淡麗な味わいに慣れてくると、単調に思える部分もあるから、こういう補強薬味は流石だと思う。
 

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 また鶏のひき肉?と思えるミンチ肉。噛むとふわふわです。これも出汁の一部と考えた方が納得ですね。鶏ひき肉もスープの出汁の素でしょうが、ふわっと漂うので後々の歯応えも楽しくなる。また、アーリーレッドの薄い櫛切りは、ばらけて麺ともよく絡まります。独特な縦伸びを感じる細麺に絡んで、シャリシャリと楽しくも複雑な歯ごたえで、演出してくれます。
 
 
 
<キューっと引き締まりを感じる全粒入りストレート細麺!涼を感じる大切なところ!>
 
 いやーーー、麺が楽しいねーーー。細麺の中でも一回りスリム。#24番??なーんて知ったかぶりしてみても始まらないが、とにかく細く感じさせるところがポイントです。そして箸でリフトして、前歯を当てて千切ろうとするが、このか細い麺が強く引き締まっているので、クツクツと楽しいばかりでなく、ビヨーンと伸びるような弾力があって、楽しませる。
 

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 しかも、見た目から全粒打ち込みを感じますが、風合いも煮干淡麗出汁に混じって、とても品が良い感じです。とてもツルツルした地肌だから、口当たりも軽く、一気にズボボボっと容易に啜り切れる。奥歯へ運んでプレスすると、端から順列に並んだかのようにブツブツブツブツっと潰されて行きます。その際に麺の温度もよく粗熱を取られているから、冷涼に感じます。
 
 
 
<低温調理でも、少し温度の入りを感じるタイプの鶏胸肉!汁吸って朗らかに美味い!>
 
 ほんのり色づいたピンク色のようですが、赤い身がちょうど熱で白くなり始めた瞬間のような・・・そんなイメージです。実にふわふわです。思わず甘噛みしたくなるほどに。スープが淡麗淡白なので、肉を合わせるなら、赤いレアチャーシューよりもこちらを選択したのでしょうか?。いや〜そういうセンスだったら好きかも。冷えたスープを多少吸い込ませて食う肉なら、最高の計算づくだと思います。
 

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<是非!茶漬けで最後は締めるべし!>
 
 結構この段階でも感動していたんだけど、配膳された瞬間に、ご店主から「お腹に余裕があったらぜひ!茶漬けにしてください、うまいですから!」と説明を受けました。受けないオレではないです。是非!とこちらからお願いしました。実は、券売機のポップの位置がズレていて、「お茶漬けセット」が売り切れのように見えてしまい、影で嘆いていたのだった(爆)。
 

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 岩のりが少しトッピングされただけの白飯。これをドボン!とガラス平皿の方へと投入。まあ・・美味いのは知っていたが、二つの効果までは想像できませんでした。まず「海苔が加わって出汁風味が強くなる」ということ。そして「鶏ひき肉・フライドオニオンなどが、あられ的な役割で歯応えナイス」ということ。これは正直参りましたぜ・・・・・。たった100円でここまで堪能できるのですから、ぜひこれはお茶漬けセットで!。激しくオススメ。
 

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 総じまして、「淡麗の極みにして、やっぱり優しさを感じさせるのが・・さくら井!」と、改めて再認識いたしまして候。これまで、幾度もここで食ってきましたが、この煮干での冷やしを食って、テクニック感とか、店の真髄を感じたかもしれません。ネオ中華そばの「淡麗系」が最近増えている中、どこか「優しい味わい」を残してるような気がしてます。また風流な作品に仕上がっていながらも、隅っこにお茶目な味わいも見え隠れするような。実は「ひき肉薬味トッピング」の存在感が、いい感じなのだと思いつつです。これは、夏真っ盛りの暑いときに食うとまた格別なのでしょう。それを目指してもう一回食いたい!期待を込めて、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
   シトシトと
   雨音沁みる
   梅雨の夜
 
 
   煮干に旨味
   露の
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
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【今週のラーメン3289】 神保町 黒須 (東京・神保町) 煮干蕎麦 + 和え玉 大葉のジュノベーゼ + ハートランドビール 〜大人好みのハイスペック淡麗煮干!大人のご午後にハートランドビール!

<大人の休日の過ごし方〜ハートランドビール
 
 これほど過ごしやすい都会はないかな!神保町から九段下界隈までのエリアは、土曜日になると閑散としているのに、日頃混雑している店が余裕で入れる!。先日は「八咫烏」さんに伺ったけど、今回は「神保町 黒須」さんへ。日頃スーツ着て汗かき闊歩している街を、ダルダルな普段着で突っかけ履いてゆっくり歩くのは、実に気持ち良いです。中にはお祭りの格好をした方もいたりして、やはりビジネス街は休日には全く別の顔を見せます。
 

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 実はツイッターを見たのも訪問のきっかけで、「大葉のジュノベーゼ」なる和え玉をご提供とのこと。ジュノベーゼ大好きなんですよ。自分でも作ってしまうほどで、バジルなんて簡単にベランダで育成できますから、たくさん作ってストックしておくのです。バジルソースは結構重宝しますし、意外に和食にも転用が可能。そんなバジル大好き「バジル星人」な私は、和え玉メイン、煮干蕎麦をサブとして今回は対峙させていただきました。
 

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<この安らぎを得るために・・・ハートランドビール
 
 その前に、まずはビール中瓶!この日は暑くて暑くて、水分を極力摂らずここでビール飲むのに賭けてました。するとやって着たのがハートランドビール!!おおおおお!一番好きな銘柄やん!。嬉しい出会いでして、頭の中は火山が噴火したような興奮を覚えてしまいます。日本中のビールがハートランドになってしまえばいい。
 

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 なんと、一口目でゴクゴクと半分以上を飲み干してしまいました。あとで腹具合を見て余裕があったら2本目いくつもり満々でしたー。ちなみに券売機に「ビール」とあったけど、「ハートランド」と明記したほうが売れると思うんだがー。ワシだけか、そんなこと思うのは?
 
 
 
<アニマルオフの淡麗煮干!煮干と昆布の旨みが円やか醤油に漂う崇高さがたまらん!>
 
 和え玉のみ注文できないから・・・・みたいな気分で煮干蕎麦を併せてで注文したようなんだけど、それは実に失礼だったかも。実際に配膳されたそれを見ると、質実さがうかがえる迫力に思わず見入ってしまった。それはこんな麺顔。
 

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 おおお・・・ただ、ただ美しい!琥珀色のスープから軽やかな煮干の香りが立ち込め、中で佇んでいる麺は綺麗に折りたたまれてる。そして美しい麺線を崩すことなく、枯山水の庭のように風流。またトッピングの盛り付けも一切崩れておらず、出来栄えの高さから、美味そう・・・なんかじゃなく、美味いに決まってる!と伝えます。
 

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 スープを味合うと、味風景は完璧なるアニマルオフの崇高さが感じられます。醤油の円やかさからは、塩気と甘みの区別がつかない甘みバランスを感じます。生醤油のようなニュアンスもありますし、また白たまりのような甘みあるタレ感がいいかも。また煮干の存在は甘さと表現される一方で、煮干らしい軽やかな香ばしさが鼻腔に抜けていきます。このスープに胃もたれという言葉は無縁で、ビールが結構入っている胃袋にも、するすると入って行きます。
 

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 薬味の玉ねぎみじんは、煮干には欠かせませんね。フレッシュで淡い苦味と、噛みしめる甘さが、煮干の味わいに非常にマッチします。実は、和え玉にいく前にこれだけでかなり満足してしまいました。
 

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<パツパツと歯切れ良くかなりスリムなストレート細麺!スープ持ち上げよく風味も奏でる!>
 
 極細に近いスリムなストレート細麺がとても印象的。細いのにパツパツと歯ごたえをしっかりと伝える一方でしっかりと風味を感じます。漆喰のようなきめの細かさもあり、すぐに汁浸透してしまうかと思えば、これがなかなか最後までクツクツ感をキープします。
 

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 とにかくスープの持ち上げがすごく良かった。持ち上げ良いのにパツパツ感もあるから、奥歯で噛みしめる時の一体感はすごく楽しめます。噛むほどにグルテンの風味が煮干出汁と同化し、唾液が溢れ出て甘み感へと昇華してゆく。大盛なしで替え玉対応の意味がよくわかります。
 

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 なんだかんだでズボボボボボーーーとひたすら無心で食い続けたら、一気に先客を追い越して食い尽くしてしまった。美味すぎるーーーー。
 
 
 
<王道の二種!低温調理の美味いやつ!ビールが進みまくる!>
 
 とてもしっとりした二種チャーシュー。いわゆるレアチャーシューと言われるタイプの豚の肩ロース肉。脂身のさしもうっすらと見受けられますが、余計な脂の甘みと赤身の肉味が、薄い塩気でよくバランス取れてます。割と後半まで敢えてとっておき、残り少なくなったビールでゆっくりと味わうのが嬉しい瞬間です。また鶏は淡白な胸肉。こちらはドバッとスープに一旦沈めてしばらく放置。多少スープが染み込んだところを、いきなり奥歯まで全体を運んでプレスしにかかります。化粧パフのような柔らかさで、そこから滲み出る旨味には、胸肉の淡白な風味がしっかり伝わるー。また余計にビールが欲しくなる。
 

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<ビシッと決まった和風ジュノベーゼ感覚!これは自宅で真似したい!>
 
 今回の真打なる和え玉。トッピングにはレアチャーシューにスパイスが施されてます。麺線も美しく顔を覗かせます。まず天地返しする前に、タレを確認して見ますが、木っ端微塵な大葉が見事で、ペーストというよりオイリーな感じ。イタリアンのようにパルメザンは未投入で、その分オイルには塩気や旨味が溶け込んでいるようです。
 

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 これが想像以上に美味かった・・・・。300円也。やはりバジルとは違うのは和風の落ち着き感があるところでしょうか。しかしバジルよりは主張のある清涼感で、香味油と非常にマッチします。タレには明確に塩気バランスを感じますが、ニンニク感はなく、タレオイルのコクが少し肉厚。大葉のハーブ感を見事に吸収しており、和風ジュノベーゼという感覚が私にはありました。これならいくらでも食えそう。
 

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<全粒粉打ち込みの極細ストレート!低加水のパツパツさが明確!>
 
 驚いたのは、麺を変えてきたこと。煮干蕎麦の麺とは明らかに違うのは、全粒粉の打ち込み。その配合量も多く感じられ、麺の風味が非常にアピールしてきます。クツクツパツパツとした歯ごたえも、より一層明確に感じられ、大葉の風味と絡むタレの味に負けてません。
 

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 面白いのは、かき混ぜた時の地肌にできる文様。打ち込まれた全粒粉は麺の地肌にオレンジ色にすけて見えるが、大葉は極細に微塵されており、それが緑色の張り付きになってしまいます。なので、麺全体が、オレンジ色と緑色のドット文様が散らばっているようにも見られ、とても楽しい風貌となります。見栄えも楽しませてくれるー。
 

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 総じまして、「大人好みのハイスペック淡麗煮干!大人のご午後にハートランドビール!」と言う感覚でして、これは当面、週末は神保町〜九段下に通いそうです。ハートランドのある店は美味い店。ちょっとこの界隈においてあるビールを調べてみようかしら。美味いビールと美味いラーメンがある神保町万歳です。ちなみに・・・ビール2本目は後客が多くなり混んで着たので、店を出て少し移動してから味わいました。新宿のキリンシティーにて〜。嗚呼思いっきり寛いでしまった。来週頑張れそうです。そんな解放気分を忘れないうちに、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
   ヒートする
   灼熱ビルの
   片隅で
 
 
   ハートランド
   拉麺旨し
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
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【今週のラーメン3288】 麺屋ひょっとこ 銀座店 (東京・有楽町) 和風柚子柳麺

<2号店はピッカピカ!こんなに違って驚き隠せず!>

 働き方改革がもう常識となっているのに、どうしてこんなに忙しいのか。それは生産性が悪いからだとよく分かってる。しかし柵とか壁とか習慣とかで長く縛り付けられすぎれば、それに疑問も思わないのも、縛り付けられてるのが安心してくるんだよねー。大抵の場合、先輩年齢の方ほどそんなことが多い。それをまた強引に壊そうとしたら、馬鹿にしてるのかと怒り狂われて、ほんと困る・・・。しかし、オレもその片棒をこれまで担いできたのだろうか。今更ながら、金と余裕があったら大学に入り直すか、もっと別の仕事をしてワクワクしてみたいもんだ。
 

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 そんなこんなで嗚呼・・・、この日も生産性が上がらず、朝飯も昼飯も食えずに夕方に突入です。また雨降ってるし・・・ひょっとこ@有楽町に行くしかない状況です。しかし、先日行ったばかり。なので、メトロ銀座線改札フロアにある「篝」へと行ってみたー。するとまさかまさかの10以上の行列ですよ。平日午後3時半ですごいよね。じゃ、それならいよいよ行きますか!っていう流れで「ひょっとこ@銀座六丁目」へと訪問先を変えました。
 

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 いざ行ってると「ここは本当に、あのひょっとこの支店なのか」と思えるほど、洒落た今風のガラス張りの店箱。交通会館のオヤジさんが、もしもこのカウンターの中にいたら?と想像が全くできない。しかもスタフさんは2名で若い女性ではないか!。いったいどうしたのか!まさかメニューも一新したのかと思いきや、券売機は最新機種だけど、全く同じメニュー。この真逆すぎるGAP感が痛快にも思えます!。
 

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<究極の「おすまし」ライクな淡麗和風スープ感!柚子も鮮やかでお淑やか〜>

 見た感じ、まったく同じなラーメン構成。道具は全部最新でスープ釜はIHコンロではないか!。キラキラ光り方が未来的でますます本店とのGAPが楽しい。しかし同型ながら不揃い文様の丼はとても和風チックで、魂の継承を感じます。麺やトッピング、スープを注ぐ様などどれも初々しい・・・。嗚呼こうやって伝説的柳麺が若い世代に受け継がれていくんだなーっと、店の美しさとは関係なくしみじみと感じてしまいました。そんな中、まだ緊張感が残る仕草で、きわめて丁寧にか細くしなやかな手から、配膳を受けたのはこんな麺顔でした。
 

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 おおお!照明のせいか、新しい店内の空気感のせいなのか、あのいつもの名作が実に明るく映えるではありませんか!。「ザ・おすまし系柳麺」のスープの透明感が、尋常ではありません。バイカル湖に薄口醤油を流し溶かしたような澄み切り方ですよ(バイカル湖行ったことねーけど)。しかも麺もなんだか光り輝いてるし、柚子に至っては緑が鮮やか。
 

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 わくわくしながらまずはスープから。うーん同じ~(笑)。これだけ本店と近いんだから仕込みに差が表れにくいんでしょうが、見た目の第一印象から澄み切り感が頭に刷り込まれているから、しみじみおおすましが、すっきり感がクローズアップされたイメージです。節のやさしい溶け込みが、この日初めて胃袋に流れる食事としてはやさしいー。醤油感は低く、塩気は魚介系の出汁の味わいに支配されます。
 

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 また透明感を感じるなかに響く柚子皮の香味が非常にいいねー。和風柚子はまさに傑作だと再認識。スープの味に影響するんじゃなくて、柚子をまず香りから感じる。そしてその状態で汁を啜りだすと、柚子の味が染みているような錯覚を覚えるから不思議です。まさに究極おすまし麺!ここにあり!!
 

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<交通会館と同じなようで違うこと!中加水ストレート麺もいつもの旨さ!>

 麺も同じですよねー。交通会館と。でぼで窮屈に茹で上げられてますが、しかしどうしてとてもぬめり感が少なくて、自然なつるつる感が印象的です。グルテンの風味を前半で楽しみ、中盤以降は汁を浸透させて旨いへと昇華したような味わい。歯切れも味わいも相変わらずです。ただどうしても確認したかったのは、茹で釜のお湯の色。無色透明―。こうなるとますます交通会館の茹で釜の褐色が不思議に思えてくる―。
 

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 丸みを感じる形状と、クチリとした奥歯の潰し感。するすると口に入れて後半一気にズボボボボーーーーーっと啜り食うのは、目を閉じれば交通会館にいるときと同じ感じです。支店だからと変わる必要もなしだね。
 

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<デフォルトのチャーシューはお得感ありあり>

 これも何度も語ってきた肉厚のバラ肉チャーシュー。いつ来てもバラツキがない肉です。質感も形状も味わいも。これは仕入れ先にいっては、一定の肉質を提供し続けるのって、結構難しいと聞いたことがあります。だったら仕入れ力の差はキープといったところでしょうか。
 

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 スープがあっさりしているから、これくらいの肉感があると嬉しいです。噛むと脂身と赤身の境目は、安易に解けて崩れる。繊維に逆らって垂直に歯を当てても、容易に木切れる。噛むと脂身エキスが滲む一方で、スープのさっぱりさが洗い流すようにでサッパリ食える。全く重く感じさせないとろが実に全体的に秀逸なチャーシューです。



<味玉にハズレなし!>

 銀座で、デフォルト680円で、味玉ハーフが付いている。全体の質感高いのに、味玉ホスピタリティを表現したいやさしさ感じます。塩味系の素直な味わいがまた素敵で、二口かけてゆっくりと舌で潰すように卵黄の濃厚さと白身の淡泊な味わいを堪能させていただきました。嗚呼、味玉にハズレなし!
 

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 総じまして、「奇跡の第二章始まる〜銀座6丁目!」と言う感じでして、先人のレビューにあった言葉が言いえて妙すぎて、他に思いつきません(パクリ!)。また混雑すると複雑なんだけど、末永く頑張ってほしいと思えます。コスパと受け入れられやすい味は、自然と流行るかもですがね。ただ女性客は確実に、入店しやすくなったと思いますので、新たなファン獲得を期待したいところです。若い世代の、ひょっとこファンがもっと増えることを!。そんな応援気分を忘れないうちに、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います。


   ひょっりと
   新たな
   ひょっこ哉


   世代受継ぐ
   奇跡の柳麺



お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

 

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アイメディア レインクリアバイザー

アイメディア レインクリアバイザー

 

 

【今週のラーメン3286】 サバ6製麺所 成城学園前店 (東京・成城学園前) サバ醤油そば + 半天津飯 ~お上品エリアでこそ根付いて欲しい・・・なにわパワーのサバ醤油そば!関西の味!

<大阪の新しい勢いが関東初進出!>
 
 最近、朝飯昼飯も食えない日があるなど、多忙が続いたのでちょっと以前からキープしてあった代休をいただきました。翌日が休みだと思ったら、つい飲み過ぎてしまうバカ野郎でして、すっかり自宅で深酒して頭が痛い・・・。ちょうどそんな代休の朝、突然に大阪で勢いのある人気店「サバ6製麺所」が関東進出の情報を見て、大変驚きと喜びを感じました。私のラヲタの基盤は最初は大阪にありましたので、個人的には感無量。これまで、「7.5hz」「玉五郎」など馴染みの店が進出したものの、今は撤退ですので寂しい思いをしておりました。ただ、私が東京に戻ってから人気がでたブランドなので、馴染み深くはないのよねー。嬉しさよりも興味が上回っております。こりゃ行くしかないでしょ!と、開店初日に突撃してみました。
 

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 寝坊したのでオープニングには全く間に合わない。丁度ランチタイムにぶつかってしまいましたので、大行列発生です。場所が成城大学のすぐそばだから、学生さんたちが多いー。時間が自由に使える今を存分に謳歌していただきたい。若い人の探究心はすごいもので、サバのラーメンってオレでも想像ができないところを、バスバスと行列整理のお兄さんに質問をぶつけております。「へ~・・・サバを打ち込んだそばなんですね」って間違った理解なんかしてて、そういうところも可愛い~(笑)。サバを打ち込んだ麺を想像すると気持ち悪う~。「中華そばにさばを・・・」といいう説明を、「中華そば」全体じゃなく「そば」だけにサバを引っ掛けたわけですね。自由な発想!柔らか頭!。そういう可愛いボケ大好きよ。
 

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 なんと初日だけ、ラーメンはワンコインサービスだというから嬉しいじゃない!。さらにセットは何でも+100円だとか!。これで電車賃が少し浮きます。一応、初訪問だから、看板メニューの「サバ醤油そば」をチョイス。そしてサイドメニューは、「半天津飯」とさせていただきました。天津飯とはラーメンセットとしては珍しいから。本当は鯖すし食うのが、この店なら筋ってもんでしょうが。
 

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<かなりパンチのある醤油バディ!塩気と酸味を感じるようで実は甘味深し!サバオイルの存在感!>
 
 初日だからか、かなりヘルプのスタフさんが多い。それだけに回転がスムースで、あの大行列に連結してからたった30分弱で実食をスタートするに至りました。厨房内の言葉の語尾に、ナチュラルな関西弁が感じられ。関西オリジンの私にとってはそれだけでも和む気分です。配膳も丁重です。ちゃんとサイドメニューと近いタイミングで配膳がそろいました。そんな麺顔はまずこんな感じ。
 

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 おおお!結構想像以上に、パンチの効いた感じです。ジットリとした醤油感がよく伝わり、醤油の色合いがとても濃い。紫色に光るような錯覚を思うキレのある濃度が素晴らしい。しかしそれ以上に上にかかっている粗い魚粉混じりの香味油がすごく濃いめで、欠片が浮遊することから、ワイルド感と素朴感をありありと表現しています。丼の端に貼りつくほどに。しかしトッピングの肉はワイルドから一転して上品で今風です。これはなかなか他に似たようなものを、容易に思いつかないぞ・・・。
 

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 いざ味わうと・・・あ!サバの甘味!ってはっきりと分かります。鰯や鯵の煮干し感とはまったく別の濃厚な甘さですね。サバの焼きで感じられるあの脂の甘味が、香ばしく響くという感覚です。それが、キッパリとした醤油感にじっとりと結びつくところがスゲー。醤油感も決して薄くなくしっかりめ。キリリとした濃口醤油ならではの塩気と風味を強く感じる。なのにそれを受け止めて甘辛いような仕上がりになってます。イメージはサバ一色。好みは分かれるかもですが、ほかにも普通の中華そばもありますから、ぜひそれとの違いを確かめねばいけません。
 

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 それにしても、サバの香味油がすごいなー。ザラツキもあって舌にこびれつくように後をひく感じです。けっしてエグミはなく、豊かで分厚い甘味感。すこし香味油をどけてみたところで、ダイレクトに醤油スープも味わうけど、出汁としてサバ節が効いているのかがよく分からん。ハッキリいって醤油メインのシャープ感。これを覆いつくすサバ味香味油は、相当に影響力があるというわけですね。
 

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 また後半に、刻みニンニクを投入するのも手ですね。甘辛いスープにニンニクのパンチは実に良く合います。基本的に関西の醤油のブラックスープには、ニンニクが良く似合う~。昔、梅田の「金久衛門」でしょっちゅうやったっけ・・・・こういうチューニングを。
 

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<個性あるスープに負けない風味の良さと歯ごたえ感!サバエキスに塗れるザラつきがワイルド!>
 
 これほどの個性を受け止める麺も、しっかりしたものです。やや微かに太目に感じる標準サイズで、ストレートさがいい感じ。密度感はやや高いか・・・というふうに、クシクシっとした歯ごたえに、グルテンの風味を感じさせるタイプです。中加水からやや低めというイメージですが真偽は不明。最後まであまり汁に浸透しきられることなく、風味感を持続します。
 

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 深い醤油色のスープは、麺を濡らします。それだけで褐色に染まったように見受けられます。またサバの香味油は、そのエキスの欠片をところどころ麺の表面にも貼りつきます。なので啜りあげると少し部分的にザラツキを覚えるかも。基本的には漆喰のようにきめ細かい地肌の麺なので、余計にアクセントのように意識してしまいます。ズボボボっと啜れるけど、少し重い啜り感なので無理に強く啜ると、濃い醤油汁がハネそうなので・・・自粛しておきました。そばに、成城大の女子学生もおられるし~。全般的に、サバエキスがあるだけで、これほどにも麺もワイルドに感じるものなのかと、その影響力の深さを知るー。
 

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<納得の肩ロースのレアチャーシュー!サバに影響をうけつつっも円やか上質な肉の甘味!>
 
 なんだか箸休め的な気分で、レアチャーシューをいただきました。豚肉というより「ポーク」と呼びたい上品な肉感覚。レアな風味がとても円やかな脂の甘味を広げ、薄い塩味が染みたような赤身は、繊維質もとても柔らかい。噛むと脂は蕩けて肉繊維が安易に潰れて、明るく円やかな肉味を滲ませます。と思ってたら、時々ここにもサバ香味油のエキス欠片が入り込んだりして、一気にサバイメージに引き戻されたりもするのだがー。
 

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<大阪流儀のあっさり醤油餡!関西風天津飯
 
 以前、「天津麺」をシリーズ化するほど食いまくっており、そこでも少し語ったのですが、関東と関西では、天津飯にかける餡は、まったく別物なのです。関東は甘酢餡かけイメージで、よくケチャップが溶かされていると思うのですが、関西オリジンの私が初めて上京して食ったときには驚きました。関西は、醤油系の淡く透明な餡かけが王道なのです。ところどころ大阪では塩餡かけになってたのも食ったけどね。だから、どっちでこの店は展開するのか興味があったわけ。ちゃんと関西王道スタイルでした!。それだけでも嬉しい!。
 

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 半天津飯とは言え、ボリューム的には満足度ありあり。フワフワ玉子もいい感じだし、蕩けた餡とフワフワ玉子を崩して飯と餡を混ぜて食らう。先ほどまでサバ醤油食ってたとは思えないほどに、朗らかで柔らかな味わい!。ここは夜遅くまで営業する見たいだし、また通し営業なので、昼飯・晩飯・夜食でライス系を食いに来てもいいかもですねー。
 

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 総じまして、「お上品エリアでこそ根付いて欲しい・・・なにわパワーのサバ醤油そば!関西の味!」という感想でもなんでもない、応援まとめでごめんちゃい。正直言って、ラーメン活動では成城学園前は、ラーメン活動では全くスルーしていたので、ラーメンでも盛り上げてもらいたいです。進出には意外に穴場なのかもね。ところで・・・気持ち良く店を出ようとしたところで、気が付いてしまった。この店、ハートランドビールがあったのね!。早く気づいていたなら飲んだのに!!。とても悔しかったので、このあと新宿乗り換えで途中下車して、ファミレスのジョナサンへ向かい、ハートランドビールだけを飲んでます(こうやってレビューしながら)。そんなこんなで、応援気分を忘れないうちに、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   代休で
   気分さっぱり
   サバサバと
 
 
   旨味じっとり
   サバの香流れる(字余り)
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!!
 
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【今週のラーメン3285】 梅乃家 (千葉・竹岡) ラーメン + やくみ 〜スープも肉も麺もどれもミステリアス!千葉県恐るべしなB級グルメラーメン!

<憧れの乾燥麺を求めて100km房総暴走>
 
 何故だか唐突に始まった「千葉三大ラーメン攻略」。アリラン、勝浦タンタン・・・と来れば、当然ここでしょ!。わざわざ100kmの道のりをクルマ飛ばして、内房の富津市竹岡までやってまいりました。本当に週末を自由にさせてくれる家族には感謝ですね〜。食べログ・ラーメンデータベースなどで一応予習をしてきましたが、梅乃家は以前、新橋界隈にも店があり、そこで一度実食済みであります。ただ、その時は生麺での提供だったので、今ひとつ不完全燃焼な気分だったー。やはり由緒正しく「乾麺」でいただきたい!。これで今回は、思いっきり宿題とモヤモヤ感が解消されそうです。
 

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 一時間くらい早めに着いてゆっくりしようと計画。しかしもう並んでたー!。慌てて店の裏側にある専用駐車場に止め置き、さっさとと連結始めました。するとそれが合図になったのか、数台から続々と待ち構えた他客も行動を起こし、一気に10名以上の列になってしまいました。開店時には優に30名はおられたと思います。
 

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 この店前の香りも独特ですね〜。いかにも醤油出汁を炊いているような、醤油由来の匂いが辺りに立ち込めます。内房の海水浴場も近く、まるで海のリズムと言うか生活感も醤油の匂いに映えて感じるよう〜。その後続々と、他府県ナンバーが店の前を抜けて奥へ奥へと流れて行く。いかにも人気店の貫禄。こう言う環境で仕事が出来るのは、本当に羨ましいね。
 
 
 
<まさしくお醤油テイストに豚肉のエキスが滲む・・・B級グルメ感満載!>
 
 一応、開店前に順番待ちをしていると、先に注文を聞いてくれます。一気に多人数のオーダーを聞いて回るのも凄い。ただ今回は、「ラーメンと大ラーメンしかない」とのことですので、基本的には麺の量を確認するだけのような気がします。そして開店と同時に入店。だが、好きなところに座れと言う・・・。相席上等なのは結構なのだが、本当に事前に聞いたオーダーと、こうも客はバラバラに座って、ちゃんと整合がつくのかとても心配になってくる(汗)。そんな感じで、テーブル席の長椅子の真ん中をゲット。同年代のおじさん客に挟まれますが、一人は席に着いた早々から、酒をガンガン飲み始めておられますよ(スゲー)。ま、いろいろドギマギしつつ待ち焦がれた一杯はこんな感じの麺顔です(配膳時、お盆からスープが多少こぼれても気にしないワイルド感すてき!)。
 

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 うひゃー・・・まさに竹岡ブラック!。これほどに醤油をダイレクトに感じるスープカラーは、かなり久し振りな気がします。出汁感と言うより、醤油そのままの透明感。「やくみ」と命名されてますが、要するに玉ねぎの微塵切りそのものです。これが白くて細かく揃っているために美しくも感じ、妙なコントラスト感を構成。また肉のデフォルトでも相当なボリュームで、チャーシューメンを食い損ねた残念感が消し飛んでしまいます。想像以上に実物は旨そう。
 

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 まずはスープをレンゲですくい上げよう。見れば見るほど、醤油感としか言いようがない。一通り撮影を終えて味わいますと、これが実に良い意味でペラい味わい。シンプル・イズ・ベストと言い切ってしまいましょうか。確かにチャーシューの煮出しダレの薄めた感じがしてナイス。これが結構に食をそそるから面白いです。玉ねぎの微塵切りは投入して良かった!この玉ねぎの風味とシャリシャリ感が、旨味を補強してくれて、バクバクと食い続けます。
 

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 ただこれは全部スープは飲み干せないかな・・・と途中から思ってしまいました。まず塩分かな。オヤジ年代になると控えないといけないからね。これは相当量を感じるし。また、ちょっと後半には食うスピード感が落ちてくる感じは否めないかも。個人的にちょっと後半最終コーナーで飽きてきた感もありなむ。最後は、あちこちに浮きまくる玉ねぎを、レンゲと箸で救いあげ切ったところで、フィニッシュとさせてもらいました。
 

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<笑ってしまうほど馴染みある感想麺!醤油スープをバクバク吸い込む茶褐色!>
 
 それにしても、隣のおじさんの酒のピッチが止まらない。ラーメンが来る前にコップ酒2杯も空けてるのがスゲー。しかもアテは、玉ねぎの微塵切りそのまま。玉ねぎまでお代わりしているツワモノさんです。正確にはコップ酒は「梅割り」と呼ばれるもので、梅酒の水割り???かは不明。色がとても不思議で、例えるなら、「ファイブミニ」みたいなピンクのようなオレンジのような薄くて透明な暖色系。そのおじさんに負けないように、麺に食らいつきます。
 

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 やっと巡り合えた乾燥麺。笑えるほどに、カップに似合いそうな馴染みのある風合いが、実に不自然ではありません。ただ想像以上に美味く思えてしまいました。乾燥麺では九州のマルタイ製麺のスレートがイメージ何ですが、こちらはインスタント袋麺をイメージしてしまうほど、縮れたタイプ。茹で時間も自宅でそれを作る時よりは柔らかめで、バクバクとスープを吸いまくります。なので、箸でリフトした時にはすでに茶褐色に染まりまくってます。
 

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 ただし「決して巷のインスタント麺じゃないね」これは。私・・・・陰でカップ麺ブログを立ち上げさせてもらってますが、ノンフライ麺でないのは明らかですが、フライ麺でもないのも感じます。揚げた麺ではないので、麺のチュルッとした感覚は、近年のインスタント麺よりグルテンの仕上がりがナチュラルかもよ。ちゃんしたカンスイを使って仕上げた中華麺を、素直に乾燥させただけなの?。謎が謎呼ぶ乾燥麺。

  
 
<醤油は深く赤身を染め上げ、塩気を感じる脂身甘みが、ちょっとクセになりそう>
 
 開店前、周囲に醤油の匂いを広げていたのは、このチャーシューの製造過程だったんでしょうね。少し厨房が隙間から伺えましたが、プロパンガスでは追いつかないのか、なんと七輪を追加で並べて、チャーシューなどを仕込んでおられました。とても長く煮出されたのか、肉はかなりゴツゴツとしたバラ肉ですが、醤油ダレが浸透しまくってます。端っこの部位などは、「黒肉」化。まさに醤油で年季と時間をかけたクロニカルってな感じすら覚える黒肉(クロニカルくろにく)。
 

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 噛むと塩気が少し強めだけど、醤油感が深いために、すごく職が進む。絶対にライスや炭水化物系に合うはず。赤身は黒茶げた感じですが、脂身と一緒に噛むと甘みが加わって実にうまい。また残った玉ねぎ微塵切りと少し乗せて食ったりしても、さっぱり感が食欲をまた誘う。この肉のおかげで、飽きをあまり感じることなく、食い切ることができるのかと!。嗚呼、できればチャーシューメンにしたかったー・・・。また来ることはあるのか?は不明だけど。
 
 
 
 総じまして、「スープも肉も麺もどれもミステリアス!千葉県恐るべしなB級グルメラーメン!」と言うしかなく、いつもひねりのないまとめ方でごめんちゃい。でもクセになりそうな魔力的なものも十分に感じさせます。例えば、これから暑くなって海水浴で疲れた体には、こういう一杯は確実に欲しがるものだと思うし、思えば付近には海水浴場も多い。海の仕事で疲れた時にも、そういう感じになるんでしょうか。たまたま生まれたB級グルメというより、郷土的な背景や事情が生み出した一杯というやつでしょうか・・・。考えれば考えるほどミステリアスなラーメンだわ。そんな感じで考えて眠れなくなくなる前に、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
   房の
   辺に風の
   気哉
 
 
   黒スープも
   塩気が嬉し
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!
 

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