ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5452】らぁ麺 はやし田 武蔵小杉店(川崎・武蔵小杉)特製塩らぁ麺 〜淡麗さありあり!明るさぴかぴか!コンテンポラリー系王道の塩そば感覚がきれい!

youtu.be

はやし田に塩があったのか!?

 
 昼間も忙しいが夜も忙しい。歓送迎会とかキックオフ後の打ち上げとか、いろいろと仕事掛け持ちしてると断り辛くって・・・。なのでガッツリ昼飯は軽めにしておかないとね。今回は時間もないので、毎度乗り継ぎの武蔵小杉駅激近のこちら「はやし田」さんへと飛び込んでみました。昼間にがっつり家系ってのは夜の胃袋には負担が残るかと。
 

 
 時々限定で「のど黒」をやってるのを期待してたんですが、そうは甘くなかった。定番のアジ煮干しでもと考えたんだが、よくよく券売機を見れば「塩」があるではないか・・・。なにぃ?「はやし田」と言えばフツー醤油だろ。勝手に醤油か煮干しかないと思い込んでたオレです。そんな感じで思わず券売機ボタンをプッシュ!。
 

 
 
 
<全体> 淡麗さありあり!明るさぴかぴか!コンテンポラリー系王道の塩そば感覚がきれい!

 
 意外や意外。どうしても「はやし田系」と言うと鶏油がイキイキと広がる醤油感と思えますが、塩はかなり優しく落ち着いた風貌。乾物の溶け具合もあり淡麗さが伺える風貌の中に、香味油がゆったりと広がっており、全体的には今風。
 

 
 コンテンポラリーな中華そばという感覚でしょうか。そういう視点では、王道の塩そばと言えましょう。
 

 
 
 
<出汁> 鴨と丸鶏の丁寧な煮出し!ゆったり溶ける白太香味油!茸ペーストの滋味でコク深さ拡大!

 
 おお!これまた醤油とはニュアンスがかなり違う。ベースの出汁は鴨と丸鶏の煮出しの清湯スタイル。いかにも沸騰させずに時間をかけてエキスを抽出したってイメージで、鶏系の旨味は芳醇。ここまでは醤油系と同じなわけだが、鶏油のバターのような濃密感に、乾物と結びついたような濃厚な甘味とは違う。
 

 
 とても大人な味わいというか、落ち着きすら覚えます。魚介の溶け出しがそう思わせるのか、塩だれの仕業かとほくそ笑む旨さ。香味油は白太油のコク深さが食べ応えと感じさせます。
 

 
 さて塩は味変アイテムが備わるのが特徴。茸ペーストと思われますが、ちょっとしたタルトゥファータを思わせます。これを溶かすと一気に味風景が変化。全く別のアミノ酸が加わるようで滋味がぶわーっと広がる様子で、一層大人が好きな味わいと思えてきます。
 

 



 

<麺> 加水高めで軽やかな密度感!クチクチスパスパ歯切れ良し!腰つき品やか!出汁を吸い込む!

 
 塩系だと麺も変わります。全粒配合のも好きだったのだが、加水高めな艶々麺に変更。とても表面が艶やかで滑らか。そして腰つきが品やかなので出汁の持ち上げもよろしくライトな滑り心地です。
 

 
 前歯での千切りもクチクチスパスパと歯切れよく、小気味よさを感じさせるほど。また奥歯で潰すと素地と一体化した旨味が淡く広がり旨しです。出汁との一体感が素晴らしいのひとこと。
 

 
 
 
<チャーシュー> 定番鶏豚2種盛!低温調理でしっとりな鶏胸肉!出汁と相性良い豚肩ロース!

 
 王道の低温調理肉。単に並べた感じなので勿体無いが、特製らしいボリューミーです。肉のピンク色もさることながら、脂身の差しが実にバランス良くて大胆な入り方。クチに運べばナチュラルに溶けます。淡泊の様で赤味は肉本来的に滋味深いし、脂身は旨味を濃密に滲ませる。鯵煮干の出汁に混じっても、ナチュラルな一体感がいいね。肉の野趣な味わいが、ベストマッチでした。特製は、やっぱり楽しい!。
 



 
 鶏胸肉は、しっとりしつつも化粧パフのような優しい低反発あり。甘噛みに少し力を加えればどの方向からでも安易に千切れる柔らかさ。湿り気あるシルキーな歯応えと言った感じでしょうか。噛み締めると独特の淡泊な滋味を感じます。
 

 
 
 
<メンマ> シャリシャリと引っかかりない歯切れとサッパリ味見事な穂先メンマ!

 
 優雅に穂先メンマ!。デデン!と大ぶり2本。繊維質が細かくシャクリシャクリ!シャリシャリ!と実に小気味よく千切れてくれる。味わいは薄味で深い浸透感。そしてフレッシュ系なので、どんな味にも合い易いか。2本も入ってましたよ!。特製は、やっぱり楽しい!。
 

 
 
 
<味玉> 味の濃ゆさで十分なる満足感!まさに出汁の浸透の深さと濃密でマチュアな味わい!

 
 濃密極まる!。出汁がしっかり浸透してるのがよく伝わるし、その味は実に醤油感たっぷりで濃密。白身の断面は均一に深く染め上げられており、それだけ千切って食らっても旨いです。
 

 
 卵黄はもっと旨い!一旦染まって更に熟成したかのような深い味わい。フカッとした食感の後には、ネットリと舌に絡んでどこまでも旨さの余韻!。この系列の味玉がこんなに旨かったのかと実感っすわ。
 

 
 
 
総じまして「透き通る鶏鴨エキスと優しい塩だれ!醤油・煮干に負けず劣らず旨さ三枚看板!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。これまで醤油系のブランドと思い込んでスルーしがちでしたが、限定も器用だし、また塩がこれほど完成度が高いとは驚きです。夜に宴会が無かったら間違いなく茶漬けセットで堪能したいかと!。また交通の便がいい駅近くだし、今後も時間がないときには重宝に利用させてもらうつもりです。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 


 
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

関連ランキング:ラーメン | 武蔵小杉駅新丸子駅向河原駅