ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5451】らーめん 高尾(東京・荻窪)冷やしダブルチャーシューメン 半熟玉子 + メンマわかめ皿 + サッポロ赤星3本 〜疲労困憊オヤジをアホにさせる肉増し興奮と旨さの共感!実に痛快!ノスタルジック冷やし中華!

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今年一番!高尾でオレはアホになった!

 
 いやぁ〜2023秋頃から正念場ですよ。ストレスの捌け口は拉麺しかございませぬ。つーか、拉麺があって本当に良かった。救われているのかもしれません。そんな環境なので毎度近場での活動が続きますが、自分が一番アホになれる店、前回の「みたか」に続き今回は「高尾」へとやってまいりました。
 

 
 さてそんな日曜日、高尾店主も大変!。日曜日限定の熱々の味噌を中華鍋振るいながら、一方で夏日だったから冷やし中華のオーダーをひとりで処理する。春だとこれらのオーダーが半々で、孤軍奮闘状態です。日頃仕事で大変などとボヤいてるが、忙しさがむしろ楽しさと思えるようで、妙に羨ましく思えてしまいます。これは人間としての差なのか?やっぱりオレはアホなだけのか・・・。
 

 
 
 
<サッポロ赤星> 何故だか理由は分からんが妙にノってしまって赤星3本!赤い三連星!べろ酔い寸前?

 
 日曜なのに早朝から目が覚めてしまい仕事をしてしまったのだった。これがとても気分良くすんなりアイデアが浮かんでサクサクと完了。手持ちぶたさもあって洗車も完了。一年でたまにこんな日もあるよね。そんな流れでとても体調と気分がよく妙に興奮していたのだった。・・・・えい!いっそ今年一番のアホになってしまえと、サッポロ赤星3本でございます。味わいは、これまで毎度毎度語り尽くしてきた通り。
 

 
 たまたま隣り合わせた左隣の常連さんもやるね!彼はキリンラガーの空瓶3本並べてますよ。妙な連帯感を覚える時点で既かなり酔ってるオレ。彼はこんな夏日でも味噌ラー注文してたけど、そんなこだわりがナイスです。
 

 
 
 
<メンマ皿わかめのせ> この手があったのか!メンマにわかめをのせればちょっとした若竹煮気分!こりゃ旨ぇ!

 
 実は春なので自宅で若竹煮が食膳に出たので、その流れでこれを思いついた次第。ここのメンマが大好き。メンマも色々とあるよね。極太材木型とか、コリコリ細長型とか、定番の短尺型でも醤油が深く浸透してるとかそうでないとか。ここは、とってもライトなさっぱり系。しかもいつ頼んでも温かみがあるのが特徴。個人的には少し煮物感すら覚えます。
 

 
 そして、ここのわかめがまた美味い。実にフレッシュで肉厚。そのまま醤油垂らして食える感覚です。だから温もり残るさっぱりメンマと相性が良い。少しばかりの醤油と味の素が染みて確実に美味い!。これはハマったわー・・・・。ここのサイドメニュー「まかないチャーシュー」も名作だが、この「メンマ皿わかめのせ」も激しくおすすめ!。多分今後この一品を食う頻度が増えると思えます。
 

 
 ははは!美味すぎてわかめを平らげてしまった。じゃ・・・あとはいつもの通り辣油を垂らして頂こう!。この展開もまた好きだ。
 

 
 
 
<全体> ノスタルジックな定番冷やし中華に好き放題我儘言って肉を思いっきり重ねてみた!

 
 この時点で既に赤星3本飲んで腹パン状態なのにまだ食いたいと思ってるオレはアホです。やはり冷やし中華が食いたいからやって来たのだから。通常この店でアテ食って麦酒瓶を並べる客は、自分の胃袋の容量を計算して「麺軽で」と注文するもの。だがデフォルトにこだわりたい私。それなのにどうしてか、何か特別なアレンジを加えたくて咄嗟に思いついたのが「チャーシュー倍増し冷やし中華」です。思い返すと確かに酔ってたわ・・・・。そのまま伝えれば良いのに、いちびってしまい「ダブルチャーシュー冷やし!」とコール。
 

 
 実はダブルと言うと麺の倍増しを言うので、麺を倍増し?チャーシューを倍増し?チャーシュー冷やしを2杯?(それはないか)と高尾店主は確認したいわけだが・・・・この時点で完全に赤星3本で酔ってアホになってるので、非常にオレの説明が下手だわー。最後はボディーランゲージで理解してもらった。周囲から妙な目線を左右側頭部に感じながら受け取ります。
 

 
 
 
<チャーシュー> 常温でも美味い懐かしさと肉厚さを感じる焼豚!冷やし中華の酢醤油タレとも相性良し!

 
 拉麺を食べ慣れ過ぎた方なら、とてもフツーで良心的な焼豚と感じるかもしれません。そう!良い意味でとてもフツーで良い焼豚なのです。脂身と赤身の旨さを揚げ焼きて封じこめ、タレを煮て染み込ませて旨さを足し込み、そして馴染ませる・・・そんな妄想的旨さ。
 

 
 特徴としては、小ぶりにカットされていることです。一般的な拉麺チャーシューなら、大ぶりに見せたいところでしょうが、江ぐちの流れからかハーフカットです。これがむしろひと口サイズに相当するので、とても食べやすく噛み締めがいがあると言うもの。それが冷やし中華の酢醤油と相まって美味い。噛み締めると口の中の常温で溶ける脂身。既にそれを受け取ってる赤身の肉味。噛み締めるほどに一体化する酢醤油の溶け具合。
 

 
 
 
<半熟玉子> 冷えた清涼の中に微笑み与える温もり感!割れて蕩けて絡み合う卵黄の濃密な広がり!

 
 そう言えば、昨年の春夏もここの冷やし中華を食いまくったが、玉子トッピングは生で通した記憶です。今年は気分を変えて半熟玉子といたしましょう。ま・・・コメントするにも、ポーチドエッグに過ぎないのだが、これが冷やし中華にのるとなれば、日本の中でもそうはあるまいと思える貴重な旨さです。
 

 
 絶妙ですよ仕上がりが。真似できない。薄くしっかり固まった白身が緩い卵黄を守る。そして卵黄は熱で茹で上がり固まることないのに、熱感はしっかり浸透。箸で割って一気に溢れて周囲に絡んで蕩け出す。その色合いからその瞬間は、イエローマジックです。
 

 
 
 
<タレ> 解説不要!王道の酢醤油系!和からしを溶かす!後々の卵黄と辣油が溶けて旨し!

 
 まぁ日本人ならイメージしやすい酢醤油系のタレです。ウチの嫁は胡麻系の方が好きなので意見が割れます。ちなみに私は、しゃぶしゃぶでもゴマだれより醤油を垂らす派で、旨みと言えば醤油なのです。そこに暑さの中の食生活に清涼感を表現しようとしたのが酢の存在。実に理にかなっているのであります。冷やし中華の方程式とも言えましょう。
 

 
 そこに黒胡麻が加わる。これは、江ぐち系譜の現れか?。昔、子供の頃、お袋が夏休みに出してくれた冷やし中華は、東洋水産のマルちゃんの袋麺で、そこにはかやくが入ってて、妙にそれが白胡麻が含まれてたような曖昧な記憶。なので個人的にはちょっと胡麻にいつも興味を感じてます。
 

 
 
 
<麺> 風味と歯応えアップしつつ素地の甘味はダイレクト!冷やしても蕎麦に似た風合いが一層深まる!

 
 何度も通って食らって語りつくし過ぎた独特な蕎麦ライクな麺。久しぶりに冷えた感覚で味わうとナイスです。冷やしだともっと麺の素地感がダイレクトに伝わる様子です。
 

 
 また腰つきがややハードになり歯応えもしっかり楽しめる上に、麺地肌の粗い滑りが心地よいです。クスクスクシリと噛み千切ると風合いが移るし、噛み締めると甘味にタレが混じった一体感が生まれて旨し!
 

 
 
 
<メンマ> 薄味仕立ての出汁の旨さ!素材の味わいを合わせて感じさせる!侮れない旨さ!

 
 メンマは、タレに浸って味を吸い込んでますが、柔らかいコリコリ噛で、薄味が楽しめます。辣油を垂らしてみましたが、フレッシュ葱薬味に刺激が混じり、ビールを進ませる旨さ!。
 

 
 
 
<キュウリ> 冷し中華の平常心を感じさせる存在!妙に落ち着かせるさっぱり感覚!

 
 やっぱりこれがないと冷し中華が始まらない気がします。特に我儘放題の具材展開で、冷し中華から逸脱しそうなところを、このアイテムで引き止めてくれる・・・そんな安心感ある具材です。冷し中華の平常心を感じさせる存在!妙に落ち着かせるさっぱり感覚!
 

 
 
 
<スープ割> 最後は温もりで締める冷し中華!熱で高まる酸味!落ち着きを醸す淡い出汁感!

 
 これも冷し中華としては、非常に珍しい展開の「スープ割」。ベースの乾物と野菜の旨味で優しい味わいになる一方、熱で酢と辣油が勢いを取り戻します。しかし、卵黄のコクが勝る味風景で、これは一度味わいと分かってくれると信じますー。
 

 
 
 
総じまして「疲労困憊オヤジをアホにさせる肉増し興奮と旨さの共感!実に痛快!ノスタルジック冷やし中華!」

 
 ・・・という感動の嵐!。やはり日本の夏に向けてはこの旨さですよ。ノスタルジックな拉麺が最近見直されてる雰囲気ですが、これはとても独特のオリジナリティーを感じる冷し麺。春の夏日に食らうと先取り興奮も覚える!これからの季節この一杯を激しくオススメです!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 


 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

 

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