久々に・・・夜の新宿で一杯
チカレタビー・・・ほんと疲れた。新グロモントを飲みたい気分どころか、とにかく新宿でビールと酒と決めた会社帰りの夜でした。深夜に雪が降る予報なのだが妙に温もりを感じる。横丁も巡ったが静かに過ごしたいので、久しぶりにこちら「光来」へとやってまいりました。昼間はほぼ満席が続くのに、夜はゆったり過ごせます。
<キリンラガー> 中瓶が大都心で何と430円!この心使いが嬉し過ぎる!いつもの苦味に嬉しさ重なる旨さ!
原材料の物価高に比例して、昨今何でも価格上昇な風潮ですが・・・それでもこの店の中瓶が430円と言うワンコインでお釣りがくると言う設定。泣かせます。しかもしっかりと凍ったグラスで提供。以前とは違った?アジアンなスタフから丁寧な配膳を受けます。
あゝなんて仕事おわりのビールってこんなに沁みるのだろう。旨いのだろう。日本人には日本のビールですな。馴染みの味わいなのですが、苦味がずしっと染みた後クチに残る甘味。ちびちびと味わうクラフトビールより、発散したい夜はゴクゴク喉越しを楽しむ日常ビールがやっぱ最適ですな!
<全体>ハートフル!そして激安ノスタルジック中華そば!優しさ明るさ懐かしさが溢れる!
まじかよ・・・・このご時世で460円。いや私が10年前に出会った頃は380円だったっけか。そして和やかな大衆感としっかり作りこまれた質感を知ればコスパに驚くはず。
馴染みある明るく透明感広がるスープに、ワンコイン以下でも具材はケチった感じがしません。メンマの作り込みも良いし、一枚肉とは言え、定番の豚バラ肉は実に旨そう。そして心意気と言うべきか、茹で卵ハーフがサービス感覚で乗ってる。非常に限られた原価設定のなかで、しっかりとノスタルジックな存在感を表すってところが素晴らしいじゃありませんか!。
<出汁> 間違いなく毎日食えそうなあっさり味!しっかり旨味!飲み干して罪悪感なし!
一杯ワンコインでおつりが来るという設定で、よくもここまで極めた鶏豚エキスかと思いますよ。これを吸い込んで浮遊するネギすら、愛おしい。ネギの甘さ以外に、メンマのゆるい塩気も滲むところが、ナイスアシスト。また、忘れてならないのが「温度」。熱々ってところだけでも、食い手の意識を高めます。
また動物系のコクと醤油系の甘さと塩気がぴっちりとキマった!と思える感覚でした。固形物をひと通り胃袋に納めてから、ゆったりとスープを丼に口を直付けで、グビグビとゆっくり味わいます。
<麺> 仄かにボコつくストレート中加水細麺!適度に出汁を吸い込み素地に甘味高める!
仄かにボコつくストレート中加水細麺!適度に出汁を吸い込み素地感覚です。出汁を吸ってる炭水化物の風合いが優しい旨さ。醤油出汁が優しいので、すごく素地の風合いとも馴染みやすく感じます。
実は中野・沼袋にある製麺所のアンテナショップ。母体が製麺所とあって麺に期待を寄せますが、実にティピカルな大衆系中華麺。全く今風なスタイルを追求してない分、分かりやすい旨さですね。スパスパと小気味よく千切れるし、噛み締めて尚旨し!。
<チャーシュー> しっかり一枚豚バラ肉!脂の甘味と肉味の旨味!
以前と比べてコスト抑制を感じるのはチャーシュー。でも一般的中華そばなら十分。脂身は皮に近い部分もしっかり残されており、醤油系のタレが程よく浸透してるのがうかがえるます。赤身と脂身の重なりも整っており、柔らかい赤身には肉本来の滋味が現れ、そこに味噌出汁が染みて旨し!。
<他具材> あると和んで嬉しい茹で卵ハーフ!お酒のアテに最適なクラシカルめんま!
茹で卵ハーフが泣ける。なくても成立するんだけど、これは心意気と受け止めます。出汁を吸って崩れた固茹で卵黄を、そのまま食らうもよし、欠片を崩して出汁に溶かして味わうもよし。
クラシカルなメンマです。程よい醤油出汁の浸透で、スープが染みて更に味わい深く仕上がっております。クニャコリとした歯切れに繊維質がリズミカルに千切れますし、歯の間に挟まること知らず。
総じまして、「激安と質実さ!穏やかで原点感じるノスタルジック中華そば」
・・・と言う感動の嵐!。相変わらずの質感の高さもさることながら、中華そばの原点を強く再認識させて頂きました。実は焼酎などお酒のラインナップも口頭個別で対応してくれます。居酒屋じゃなくてここでそんな気分で利用するのもアリかと!。やっぱり夜の中華そば屋さんって最高!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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