ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5370】中華そば 心(東京・多磨霊園)白醤油 特製中華 〜眼で舌で味わう芸術性!アートな力すら覚える極上淡麗中華そば!

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眼でも味わう中華そば!

 
 久しぶりに来れました。今日は車検の受け取りがてらに午後休暇を取得。そしてドライブってことで多磨霊園駅のこちらで遅まき拉麺ランチでございます。いやぁー、オイルとフィルター交換したばかりってエンジンがすこぶる品やかに回るね。ターボとスーパーチャージャーのシンクロが気持ち良いー。20号線を直走り思わず東府中まで行ってしまって引き返してしまいました。バナナが凍るほどの冷温でも滑らかなエンジンオイルもいいんだが、実はメーカー純正のオイルが侮れないと実は思ってます。ラーメンの香味油にこだわるほどでもないですがー。
 

 
 さすがに平日。多磨霊園駅界隈は、競艇ファンが集う街。さすがに空いてる。のどかな風景にこの店だけは満席御礼ときたま行列って感じです。今では、すっかり府中エリアでは知られた店となった感じ。
 

 
 
 
<全体> まるでフォトグラフのように美の瞬間を切り取った様な整い!澄み切る出汁!整う麺線!眺めるだけで感動!



 

 京王本線で美しい麺線と言えば柴崎亭系譜なのですが、どうも関係はない様子。一度確認しようと思えど、いつも混んでるのでタイミングを逃してます。そんな麺顔の美しさですが・・・にもう説明は必要かも。今回は白醤油だから余計に清らかで澄み切った琥珀色のスープが印象的!。実に和やかな光沢も伺えるじゃないですか!いや・・・艶めきと言い直した方が良いかもしれません。
 

 
 今回も特製。味玉やチャーシューと競い合うようにぶつかりあい、そして上位には三つ葉が立体的にあしらわれてる。飾りつけが「割烹」系譜の店とあらためて感じ入ります。
 

 
 
 
<出汁> 丸鶏の芳醇さに乾物野菜果実の旨み溶けこむ感覚!淡麗に見えてまったりした白醤油感覚!

 
 白醤油って銘を打ってくれてるのがレビュアーとしてはありがたい。今やフツーに塩拉麺でも白醤油はタレ等に馴染んでいると思われ、塩と分類しレビューしたあと、実は醤油系だと怒られることも少なくなりました。そういうところ、駄舌には変わりありません。さてそんな白醤油!まさに白出汁系って感覚で、尖りがあるどころか明るい柔らかさを感じます。
 

 
 以前は丸鶏の様な旨味の明らかを感じたのだが、今回は体調のせいか、乾物系の深い出汁感というか淡麗で落ち着く旨さを感じるのだが・・・。ナチュラルで素直な甘味です。いやぁーこれは身体に絶対に優しい旨さだって!。
 

 
 
 
<麺> 一糸乱れぬ整然さ!滑り流麗にして汁の持ち上げ最高!噛締めて風味と甘味を覚える哉!



 厨房見てるととても勉強になります。茹で釜にゆったりと麺を泳がせながら、麺棒と平ザルで掬い上げ整える。麺茹での粘膜を剥ぎ取るかの様に何度も出しては持ち上げる湯切りを繰り返す。そうしているうちに麺線がビシッと整うのが伺えます。例の店の様に麺線を一発勝負的にスッとキメるタイプと、徹底的に繰り返えし湯切りと共に瞬時でキメるタイプ。どちらもありなのか?。実に面白い・・・・・。定年すぎてやること無くなったら放送大学にでも入学しようかと思ってたんですが、大和麺学校に入学するのもアリかも知れせん。
 

 
 さてその麺。やっぱりそうだよ!一糸乱れぬ整然さ!ストレートさとスリムさがビシビシと伝わる麺がナイス!。薄らと粉の風合いを素直に感じる仕上げです。そのフワッと感じる素地の風味が香ると思えば、スパスパと前歯で千切っそれを奥歯で潰すと、出汁と麺の糖化した甘味を感じるのがナイス!。へへへ・・・出汁の持ち上げがいいぜ!。スベリは流麗で美しく揃ったままズボっと啜れば、品やかに口の中へと運ばれる。実に抵抗感なくシルキーなスベリ心地であります!。
 

 
 
 
<チャーシュー> 豚鶏2種低温調理肉!下味滲んで味わい深い豚肩ロース!鶏胸肉の炙りコンフィ?

 

 

 ほほう・・・多少以前より変化させてます。まずは、豚肩ロース。ベースは低温調理系で以前と変わらんが、周いにオーブンが伺える感じ。それが隠し味的に仄かな処理なので、やっぱり全体的には低温調理。しっとりした赤身はピンク色で、下味が深く浸透してる。その旨味と淡い塩気が赤身の肉本来の味わいに結びつくようす。脂身は割と少なめなタイプですが出汁の熱を受けてとろけて柔らか!更に甘みを醸し出して旨いのです。
 

 
 そして鶏胸肉。以前は今ではよく見かける洋風っぽくコンフィっぽい仕上がりだったのですが、これも周囲が軽くオーブンされてる様子。また肉繊維は以前に増して解けるように柔らか。出汁を吸い込むパワーもアップです。噛み締めようとすると肉繊維が雪崩のように口の中で崩れる!。
 

 
 
 
<味玉> 浸透した出汁の旨みを極めるトロトロ濃密卵黄!玉子本来の味わいうまし!

 
 実に卵黄がとろとろと蕩ける展開!全体的に実にソフトな仕上がりで、割ると白身に出汁の浸透度が一定感。薄い乳白色に淡い出汁を感じます。一方の卵黄は緩いめでまったりトロトロとした仕上がり。
 

 
 味わいはフレッシュさが残り、玉子本来の味わいもしっかり感じさせます。やっぱり性懲りも無く、毎度のことながら・・・少しスープに沈めてもっと出汁と絡んだ味などを楽しんでフィニッシュ!。
 

 
 
 
総じまして「眼で舌で味わう芸術性!アートな力すら覚える極上淡麗中華そば!」

 
  ・・・と言う感動の嵐!。多磨霊園駅というマイナーな立地にしては京王線沿線の拉麺ファンを引きつける魔力を垂れ流しておる迫力です。フレンドリーな対応も好印象で構えずとも楽しめ雰囲気あり。実は次のビブグルマン有力候補なのでは?と密かにほくそ笑んでおります。もう少し通いたい店だわ!シンプルなメニューラインナップでも全く飽きさせない!多摩エリア以外の方々こそ激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 


 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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