ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5315】家系ラーメン 革新家 TOKYO(東京・八重洲)ラーメン 〜確かに新たな試み!?ワイルド域をはみ出した上品思考な家系ラーメン!

良い意味で完全に観光スポット化

 
 実に久しぶり、数年ぶりに東京ラーメンストリートへとやってまいりました。以前勤務地が港区にあった頃は、よく東京駅経由で中央線を利用してたものでよく来てたのですが、今来ると記憶の店と入れ替わりが激しいようです。そして激しいと言えば人混み。東京駅だから仕方がないのだけど、明らかにインバウンド客が増え、店のスタフもてんやわんやです。でも、行列の仕方わからない外国の方にしっかり英語等で説明してる姿は偉いな。
 

 

 

 で、今回は冬だから味噌も狙ってみたかったんだけど、行列エグくてムリーーー。そしてどの店もすごく混んでて行列必須。あゝ面倒臭い・・・となって、丸の内側のKITTEか神田寄りの東京ラーメン横丁に移動しようとしたんだけど、妙に並びが少ない「革新家」が目に入ったのでこちらへ。ところが私が並んだ途端、いきなり10名以上の行列が後に発生してすごいタイミング良かったかと!。きっと今日はここで食えと言う神のお告げだったかと。
 


 

 

 
<全体> 東京玄関口らしくコンテンポラリーでおしゃまに整ったハイセンス家系ラーメン!

 
 後から知ったんだけど、ソラノイロが手がける家系ブランドとのこと。そんな創作意欲豊かなブランド系とはつゆ知らず配膳を受けた麺顔はこれです。おおお、こんな上品そうな家系は初めて!。家系というのはそもそも多少なりともワイルドなもの。それを上品に仕上げたらこうなるのか・・・・。
 

 
 まずほうれん草じゃなく、斜めに飾り付けられた小松菜?。チャーシューはやや出汁に沈んでますがモモ肉の様子。そして出汁感。まるで上品な味噌出汁のようにも見えるが、湯気から立ち昇る香りは確かに豚骨醤油系。そして器に注目。これは全く家系ラーメンの域を超えた演出感。実は後からスープを飲むためにクチを当てると、フィット感が優しくて好印象だったりする。器で料理の印象は変わるよね。
 

 
 
 
<出汁> ワイルドな獣感かなり抑えたマイルド感!されどやはり家系本質的豚骨醤油!

 
 大変申し訳ない。実は最初は、なんちゃって家系?かなと思ってたわけです。ところがスープを味わいだすと妙な興奮です。やはり見栄え通りにスマートな仕上がり。家系ワイルド感はかなり抑えられスマートな印象。外国の方にも受け入れやすい仕上がりと申せましょう。しかし、やっぱり「家系してる!」って感覚。一時期、東京では「家系を名乗らない家系ラーメン」って話題になったけど、それに近いか?。
 

 
 つまり豚骨の煮出しが良いね。ゲンコツとか、カシラとか、個性強い部位も工夫した処理なんすかねー。よくわかりせんが、とにかくスマートな出汁感なのにしっかり家系DNAが伝わるようです。やはり家系本質的豚骨醤油!
 

 
 
 
<麺> 仄かに甘味すら感じる?家系の枠をはみ出した甘味あるシルキーな中太麺!

 
 まさか東京ラーメンストリートの店前で、「酒井製麺」の麺箱が積み上がる風景は期待してません。しかし、それに似せて来るのだろうと思ってたら大違い。ここは創意を感じます。
 

 
 「カタメ」を指定しましたが、素地を感じる仕上がり。そしてその中に粉の甘味すら覚える?。密度感もフツーの家系麺とは別物で、粉感ある柔らかさ。ストレート中太角麺が膨れた様相ですが、そこに豚骨醤油出汁が染みて麺の甘味と融合したところが旨しのだった!。出汁は上品な家系で、麺は家系とは違うから、ある意味で革新的なのかも。だから革新家なのか?。
 

 
 
 
<チャーシュー> 仄かに釜焼香ばしさ?豚モモの吊るし焼き大判スライス肉!かなり上品な旨さ!

 
 本当に駅地下では美味いものが揃うようになったと思うよ。こんなにしっとりした豚モモ吊るしの焼き豚が、サラッと食えるなんて。モモ肉って肉の割には豚の中で一番淡白な味わいなので、仕上げやのせる出汁に影響され易いと思ってる。
 

 
 だけどかなり上品だけど、仄かに釜焼の香ばしさが滲む・・・。今回はデフォルトだから仕方ないが、特製かチャーシューメンでガッツリと楽しみたいものですな。
 

 
 
 
<青菜> 小松菜?苦味と青い渋みがかなり少なめな青菜!もっとくれ!

 
 案外ここがポイントかもしれません。ほうれん草がない家系って認められるのか。また、クタクタ系じゃなくてシャキシャキ系なので良いのか。ここをある意味切り捨ててこの青菜にしたところも革新的なのかもしれません。
 

 
 でも単にほうれん草から小松菜にしたよってな単純な話でもなさそうです。小松菜ってクセがそれなりにあるのにそれがあまり感じられない?。仕上げに工夫したのかは不明。私が単に駄舌なのかも。苦味と青い渋みがかなり少なめな青菜!もっとくれ!
 

 

 
 
<味変化> 生姜多めに摺り下ろしニンニク&豆板醤!それが家系オレ流!

 
 せっかく、都会的でハイセンスな創作系家系ラーメンなのですが、家系と知ったからには味変化は欠かせません。生姜多めに摺り下ろしニンニク&豆板醤!それが家系オレ流!。隣に座った外国の方が、私の薬味を放り込む所作を横目で見て、同伴者と笑っておられました(爆)。きっとクレイジーなジャパニーズと思われてることでしょう。
 

 
 
 
総じまして「確かに新たな試み!?ワイルド域をはみ出した上品思考な家系ラーメン!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。とても面白く美味しく味わいました。創作し過ぎると家系でなくなるし、またどこか変えないとフツーの家系になる。そんな微妙なバランスを計算しかい潜りバランスとり崇高にまとめ上がったという感想です。またこの他に創作的メニューも展開されており、かなり引き出し深く楽しみ続けられる店かと!。この年末年始の帰省の機会にここで一杯いかが?激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 


 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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