ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5292】麺処 源玄(東京・阿佐ヶ谷)ホタテ醤油SOBA + 和え玉ブラック + サッポロラガービール赤星 〜まさにホタテを旨さ充満!醤油味とのマリアージュ!唯一無二なホタテそば!阿佐ヶ谷に爆誕!

急に寒くなったので馴染みの店へほっこりと

 
 週末土日から急に寒くなるとは聞いてたが、こうも一気に冬空模様になるとは思わなんだー。思わずライトダウンを押入れから引っ張り出し、家の中では暖房の温度設定を上げ、それでも身体が温まらない。もう自宅で篭りっきりで過ごそうかとも思ったんだが、前日は忙しくて久しぶりに拉麺活動もできなかったので、気持ちはウズウズしている。だったら近場の馴染みの店へ行ってサクッと食って帰るか・・・とのことで、今回は少し久しぶりに「源玄@阿佐ヶ谷」さんへとやってまいりました。
 

 
 冬っぽい寒さだから、冬っぽいものを。確か牡蠣SOBAがあったっけかと思ったわけですが、期間限定の入れ替わりなのか「ホタテ醤油SOBA」なるメニューに入れ替わってました。ま、ホタテも好きだし寒さの中で食らうにもいい感じだしと頭を切り替えましょう。それにしても先客&後客とも、このホタテ醤油の注文率が異様に高いではないか!。新たな人気メニューの誕生か?。
 

 
 
 
<サッポロ赤星> 休日の過ごし方!外の寒さにも関係なく身体に染み入る苦さと旨さ!

 
 拉麺が旨いだけでなく、ここにはサッポロ赤星がある!。しかも550円という設定は嬉しいじゃないか。更に何かしらのおつまみも提供してくれる(今回はロースハム)。本来なら2本3本と拉麺具材をアテにしながらウダウダと過ごしたいのだが、いつも混んでるようなので今回も1本にとどめておきます。
 

 
 デュラレックス型のグラスが冷やされて出てくるのが印象的。ビール瓶を蓋するように被せて配膳。そして温度感も程よいのだ。泡立ちがいつもよりクリーミーにも感じます。
 

 
 嗚呼、冬晴れでゆっくりと温まりを感じつつ、味わうビールの泡は雲のようでもあり、ホップの苦味と麦芽の旨味を、泡立ちと共に楽しみます。
 

 
 
 
<全体> 具材は帆立メイン!貝エキス全開ぶりが窺える微かな濁りが醤油ブラウンに溶ける!

 
 具材は帆立の一本勝負!。確か牡蠣SOBAも牡蠣の一本勝負だったような記憶。変に肉を加えないところが、いかにもご店主のセンスって感覚かしら。思いっきり貝出汁に傾けたってイメージでしょう。それがよく分かるのが醤油ブラウンの色合い。醤油清湯系ではあるのだが、微かな霞みのような濁りあり。おそらく帆立エキスの効果と思われ、次第に湯気から昇る香りにその存在を知るって流れです。
 

 
 ちなみにお店のオススメは「ホタテの炊き込みご飯」とのセット組み合わせ。他客は素直に従っておられましたが、私はここに来ると和え玉ブラックを食わないと気が済まない性格なので、残念ながらスルー・・・・。しかし絶対にそっちの方が正解だとは思ってる。和え玉とご飯を両方食える胃袋を持ち合わせていないのだった。
 

 
 
 
<出汁> 想像以上の帆立アピール感!貝出汁の分厚さが醤油出汁の甘味とも結びつくコク深さ!

 

 
「ところで牡蠣とホタテは入れ替わりメニューですか?」と店主に聞いたところ、「並行してた時期もあったんだけど、訳わからなくなりそうなので、どちらかに絞りました」とのこと。では牡蠣は「塩」だから、ホタテは「醤油」と分担分けたの?って聞いたら、「ホタテも最初は塩で試したのだけど面白くなかったから。醤油の方が面白い。」とのこと。テクニシャンらしい返答でしたー。 
 

 
 さて知ってるようで知らなかったホタテの威力。そりゃ本格中華でも重用される滋味深い出汁の素ですから味わい深いのは知ってたけど。10年くらい前はの「おらが@新橋」でホタテの旨さに驚愕したものですよー。そしてそれを久しぶりに思い出した気分。想像以上の旨さアピールでした。
 



 

 ホンビノスのジリジリとする旨さとは真逆で、肉厚で甘味深く鮮魚系なインパクトすら覚える?そんなホタテの味わい。自分でも何を言っているのか段々わからなくなるが、ともあれその肉厚な旨味は、醤油ダレにも影響し、醤油出汁の輪郭に甘味を覚えるような雰囲気なのです・・・。
 

 
 ううう・・・こりゃ、飯にかけると極上の出汁茶漬けになるではないか・・・。ホタテ炊き込みご飯を、店主がススメてくれたのに、いや!オレは和え玉と突っぱねたオレは正直言って、食っている最中に葛藤したのでありました。あゝ両方食える胃袋が欲しい、サンタさん。
 

 
 
 
<ホタテ> 旨味エキスを吐き出してジューシー!繊維に沿って解れ噛み締めて旨し!

 
 そんな葛藤もあったんだが、私はO型の中でも特に単純思考の持ち主で、具材のホタテをつまんで堪能しているうちに、ご機嫌になって忘れてしまったのでした。うへへ・・・ホタテは旨いぜ。昭和生まれのオヤジなら「ホタテをナメるなよ🎵(安岡力也)」って鼻歌すら出そうです。
 

 
 貝柱部分の旨さは王様級。焼いても煮ても干しても格別に旨い。干し貝柱は新幹線のワゴンサービスで良く買った。でも煮た貝柱も格別です。エキス生成に貢献した後とは思えぬ、明るく肉厚な貝の味わい。短い繊維質が、さけるチーズの如く奥歯で裂けて潰れて滋味と出汁を吐き出します。その一体感が実に旨し・・・・。もう一本ビールを欲してしまいたくなります。また短いヒモ部分もまた良いよね。苦手な人もいるけど、ここも旨いのよ。少し可愛いサイズだからスケール感はないけど、これも奥歯でよくよく噛み締めて楽しみました。
 
 
<麺> 出汁の持ち上げ良く汁を吸い込み甘味増す?クツクツ感とボソボソ感で風味よし!

 
 大田区菅野製麺所謹製。個人的には加水やや低めで風味高いのが得意という印象です。結構この麺が好き。麺線がクッキリと整えられたストレート細麺ですが、微妙に丸みを感じます。そして淡くクツクツとした歯応えが小気味よいのが特徴。なので大盛対応不可で、替え玉(和え玉)対応となる次第ですが、こういったストイックな対応も好みなのです。
 

 
 レンゲを駆使して汁多めに掬って麺風味と合わせ食らうのも一興。やがて汁を吸い込み、そこを見逃さずズボーーーっつとすすり食うのも楽しいね。そしてプツプツ・・・そしてクチクチと潰す。汁麺の旨さをじわじわと感じ流?。すぐに汁浸透すると思い込んでたが、実はしっかりと熱ダレもせずに風味を残すようです。特に今回は見栄えは清湯でも出汁が濃ゆいホタテ出汁だから、余計に旨いわ!。
 

 
 
 
<和え玉> サブじゃない!単品で完成系!マー油ブラックで仕上がる汁なし麺!

 
 実はこの和え玉がすごく好き。都内で味付け替え玉・和え玉は、各所で見受けられるが、これが一番好きなのかもしれません。とにかくここは、和え玉というサブメニューのラインナップが凄い。メインの「醤油SOBA」には、鶏と煮干があるから、その流れに沿って2種類の和え玉がある。「塩SOBA」も同様に煮干と貝の流れで2種類。更にブラックというユニークな一杯があるから、その流れでブラックもある。計5種類の和え玉がレギュラー。こんなに和え玉を色々楽しめる店は都内では他に知らぬ。
 

 
 その中でも特に「和え玉ブラック」が好みで、ここにくればどんなメニューを食おうとも、和え玉ブラックで締めることとしています。たとえメインの汁そばからの流れがあろうとも、無視してこれで締めてるオレです。マー油の刺激を引き算した、崇高な茸類の旨味が滲む醤油タレ。あらかじめ全体に均一に絡められており、最高に仕上がっております。麺の甘味とも相性とバンランスがよく、少し残ったブラック出汁を垂らしても旨し!。
 

 
 そこに最近は、ブラックペッパーを振りかけるようにしています。更に今回は一味も途中で加えたりして和洋折衷スパイシー味変化!。これもまた旨さとして成立します。個人的には、この和え玉ブラックに創意加えてメインにした限定がいつか出ないかと妄想してますが・・・・そんな阿呆な考えに同調する方はほとんど居られませんね(爆)。
 

 
 
 
総じまして「まさにホタテを旨さ充満!醤油味とのマリアージュ!唯一無二なホタテそば!阿佐ヶ谷に爆誕!」・・・という感動の嵐!。

 
 帆立に拉麺っていいじゃないですか!そして思いっきりよい出汁加減も痛快かと。こちらはそんな限定が面白い上に和え玉のバリエーションがやっぱり素晴らしいです。阿佐ヶ谷駅からほど近いし、◯ログ百名店にも負けない旨さと質実さですよ。ずっとワンオペでこのバリエーションの豊かさは凄いっていつも思ってます。とてもフレンドリーだし入りやすいし、阿佐ヶ谷で拉麺一杯なら激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 


 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!! 
 

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