ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5093】めん屋 平右衛門(東京・東小金井)魚介豚骨つけ麺 オールスター 〜豚と魚介の旨さがハイバランス!豚と魚のコクと甘味を再認識!マイルド極まる豚骨魚介つけ麺!

実はテクニシャン!旨い店!

 
 旨いのに目立たない店ってあるけど、現状の利用しやすさにそのままそっとしときたい心と、いやいや旨いのだから応援したい心と、一瞬は葛藤しますが素直に後者ということで!。東小金井駅界隈では、やっぱり「くじら食堂」「宝華」がピークタイムでは行列で気を奪われがちですが、実は「平右衛門」もいい感じ。
 

 
 基本的に醤油系がお得意と認識してますが、近年になって、つけ麺やら豚骨魚介系など、レギュラーメニューが進化してる感覚です。更に限定メニューも実は器用で、特におすすめしたいのが、夏場の限定が実に創造的で面白くて旨い。前回、「豚骨魚介」にちょっとハマって、「中太麺」に興味が高まるばかりなので、今回は「魚介豚骨つけ麺 オールスター」とさせていただきましょう!。
 

 
 
 
<全体> つけダレの素朴さ!焼豚達の迫力!中太麺の盛り上がりと質感高さ!ハッとするほど纏まってる!

 
 「オールスター」ってのは、この店で言うところの「特製」であります。なのでパッと見て肉の迫力に気がつきます。何という豚バラ肉の脂身と分厚さと焦げ目の誘惑感だ!。
 

 
 そしてそれらを下支えしてるのは、中太麺です。おお!薄らと茶褐色ニュアンスで、細かく麩が溶けみ打ち込まれたかの風貌!そしてつけダレは、一転して素朴そのものです。しかも豚骨魚介系の泡立ちも少し残してるのが旨そう!。
 

 
 
 
<つけダレ> ポタリとした豚骨エキス!さらりとした甘味芳醇な魚介感!素朴と優雅が織りなす!

 

 
 豚骨が、いい感じにポタリとした感覚がある一方で、魚介は超きめ細かい分サラサラとしており、魚介乾物系の旨味が深いです。とても動物&魚介のバランスが良い。しつこくない程度に。そこに豚に煮出しが柔らかく滲む展開です。
 

 
 豚骨は丁寧な炊き出しで、そこにやや醤油タレも効果的に効いてる感覚?。つけ麺とつけダレとしてはライトな纏まりを感じですが、確かに汁系の時より、グッと凝縮した感覚はあります。旨みと味は濃ゆいのだが、そのまま割らずとも飲み干せそうなギリギリ感覚?。
 

 
 
 
<麺> 素地の旨味と豚魚出汁旨味の協働!ヌチリとしたハードな腰つきとスパッとした歯切れ!膨らみ帯びた角中太麺!

 
 まず一本手繰ってそのまま味わいますが、麺自体の素地に甘味を感じさせます。そのまま塩を振って食っても旨そうなほど、素地の甘味は風雅です。さてその麺、その中太さ程よく強い腰つきを生み、絶妙にヌチリとしたハードな腰つきを感じさせます。それを箸で持ち上げてタレに運び、絡ませるの瞬間が興奮します。豚骨魚介出汁を絡める所作が生まれ、ズボッと軽く啜ると、まるで投網を放ったかのように旨味が持ち上がります。絡み上がるようです。
 

 
 スパッとした歯切れが中々爽快で、多加水のモチモチ弾力とも違い、低下水のクツクツ歯応えとも全く違い、妙に気持ちが良いのです。そこには甘味も微かに薫るような麺素地の旨味も感じられ、咀嚼を重ねる毎に出汁の甘味と合わさってゆく旨味あり。
 

 
  
 
<チャーシュー> つけ麺だと特に映えるぜその存在感!二枚看板の肩ロースとバラ肉!煮豚炙り!低温調理!

 
 やはり汁系の丼の中で乗っかってるより、麺の上に陸揚げされた肉の全貌が素晴らしき!。肩ロースが1枚、バラ肉が2枚。サイズも納得です。半レアぽくピンク色を残す肩ロースは、柔らかさの中に歯応えの楽しさ!。その薄らと下味に浸った滋味が広がり、貼り付く豚骨魚介出汁との相性もよいです。噛みしめると肉本来の味わいも移ってくる旨さ!。
 

 
 豚バラ肉は、半分トロトロの状態で実に柔らかい。箸で持ち上げると脂身と赤身の境目がバクリと割れて、そこへつけダレが浸透し始めます。目を転ズルと、やっぱりバーナーの炙りが良い。脂が溶けて甘く広がり、焦げた部分は香ばしさが広がるという展開。さらに出汁に沈めると、半分スポンジ状態のように旨味を吸い込みます。特に脂身の甘味とつけダレの旨味の一体味が最高!。
 

 
 
 
<味玉> 濃密濃厚な卵黄を豚魚出汁に合わせて旨し!軽やかな塩気と熟したような濃厚さが旨し!


 
 少し色合いが深い象牙色の地肌を破ると、中の白身は意外と白いです。卵黄は濃密でトロトロさが残り、口に含むと熟したような濃密な甘味あり!。
 

 
 卵本来のフレッシュさもしっかりあるようで、旨味も俄かに感じます。温度感があったら更に絶品なはず!相変わらず旨し!。
 

 
 
 
<スープ割> そのまま魚介の割合を足してあっさり系旨みに仕上げ!ゴクゴク飲み干す快感!

 
 器を目の前の高台に上げるブーメラン方式。汁系バージョンも体験済みなので、その味記憶で待ち構えたまま味わうと、ラーメンよりもあっさり薄味系でした。決して全体的にはヘビーな味わいでなかったのだが、あっさり薄味スープ割だと、安らぐというかほっこり感が生まれるといいうか・・・・。そのまま静かにゆっくりめにゴクゴクと飲み干す私です。
 

 
 
 
総じまして「豚と魚介の旨さがハイバランス!豚と魚のコクと甘味を再認識!マイルド極まる豚骨魚介つけ麺!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。見た目新しい感覚はないけれど、パーツの仕上がり&作り込みは確かに感じる逸品。醤油もいいけど魚介豚骨もかなりナイス!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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