ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4765】 三鷹大勝軒 (東京・吉祥寺) 中華麺 大盛 + ワンタン + 生玉子 〜知る人ぞ知る王道がっつり永福町系!旨さと系譜をしっかり伝える隠れ家的良店!激しくオススメ!

急に思いつくと食いたくなるよね・・・永福町系大勝軒

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 自宅で一人ポツンと仕事してると、何だか急に弾けたくなりまして、今回は自分なりに大盛の美学を求めてみよう!。・・・とやってきたのが「三鷹大勝軒@吉祥寺」さんです。ここは渋いぜ。ロケーションが吉祥寺駅界隈でも一番影なるディープなるスポットで、路地裏の奥の奥・・・ってな立ち位置。そして出す拉麺が、正統系なる「永福町系」大勝軒なのです。ラヲタ心をくすぐりまくるぅ〜。
 
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<全体> 永福町系形式美!銀のトレーにデカ丼デカ蓮華!カメリアラードの艶めき!ワンタン滑らか生玉子艶やか!

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 どうしても画像では伝わりにくいので、文章だと「洗面器」と揶揄したくなるんですよね。それほどにドデカい丼!。それだけでなく「レンゲもデカい」のが素晴らしい!。永福町本山のスタイル・形式をしっかりと表現してます。そして何と言っても銀色のトレーに収まるのがいいのだわ。この「銀トレー」と言う素晴らしい永福町系の形式美は、この店では「大盛」でしか提供してくれない。だから大勝軒ファンとしては意地でも大盛2玉を所望するので、こんなスケールアップになってしまうと言う流れです。今回は、性懲りも無くいつもの「生玉子」に加えて「ワンタン」も追加してみました。

 

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<スープ> 煮干旨味の中に香ばしさ漂う豊かな風合い!ラード垂れ込み濃ゆい醤油感とコラボ!

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 あゝ配膳の瞬間に香る!そしてひと口啜ると煮干し甘味。そこに煮干しの軽やかな香ばしさが漂うようです。それは、醤油ダレのカエシからくるニュアンス。そこに、微妙に浸透するペッパーの感覚が、煮干しが結びつくようで、案外と濃ゆい味わい?。「煮干しが軽くても香ばしい」と感じているのに、味わいが濃ゆいのがカオスな味わいです。
 

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 もっとい言うと、煮干しとカエシの感覚にはチリリと感じる刺激あり。更にそれを取り巻くのが高級ラード「カメリア」ブランドです。ベースの豚の煮出しは仄かなれど、このカメリアパワーが、今回も一気に豚コクを上質なまでに引き上げてくれますな。動物系なのに煮干しをマスキングするどころか、混じり合って旨さ共鳴!素晴らしき。一方で、昭和の馴染んだ味わいが、現代では斬新に感じます。永福町系ならではの柚子皮風味が、小さい一片なのに全体的に仄かに香らせる・・・。
 

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<麺> 定番永福町系の多加水細縮れ麺!柔めな腰つきと歯切れ感!出汁と絡みつく食感滑らか!

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 出汁が麺に浸透しきった炭水化物の旨さ!。コシは品やかを通り越してた柔い多加水縮れ細麺。まるで風まかせに柳が揺れるかのよう・・・・「土手の柳は風まかせぇ〜♪」昭和の古い歌を思い出しました。更に出汁の成分や薬味を貼り付けます。いつものように、滑りも良好で前歯でプツプツちぎって奥歯で噛み締めると、唾液が溢れ出す!。
 

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<生玉子> やっぱりオレはつけ麺風にアレンジ!半溶き生玉子に出汁染み込む麺が絡む!じゅるっと啜り食う!

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 「つけ麺風」と言うべきか。はたまた「すき焼き風」と伝えるべきか。うふふ・・・もう永福町系では生玉子を必ずつけます。これに麺を浸してつけ麺風に食らうのですが、例によって熱々の麺を投入して少し放置しませう。前提として、生玉子は完全に溶いてはいけません。卵黄と白身が多少粗く分離してるのでいいんです。
 

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 麺を入れてからは、白身に微妙な熱での固まりを生じるのを待って食らうのが最高!。ゆっくりと白身が熱で固まり出す部分に麺に貼り付き、卵黄は他の麺部分に絡みつく様子。そこを、出汁を吸い込んだ麺諸共に一気に啜り食らうのが・・・永福町系のダイナミズムですな!。
 

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<チャーシュー> 醤油ダレが効いた香ばしい肉味!スカッとしながら出汁を吸い込む!もっと食いたい!

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 定番ロース肉!。これもまた素朴な贅沢感って感じで肉厚な煮豚。周囲は醤油ダレがしっかり浸透して香ばしいのがナイスです。中は薄味・・・むしろスカスカっとしている感覚ですが、煮干し出汁を吸いカメリアラードを濡れて纏わせ、噛み締めるとそれらが合わさって旨し!。次回はチャーシュー麺に決まり!って前回も言ってたはずが忘れてた:爆。また来なければならない理由ができてしまいました〜。
 

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<ワンタン> 食らうと言うより啜るような感覚!麺に貼り付けながら流し込む!

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 平成から令和にかけて、ワンタンはご馳走になったのか?。愛すべきB級な存在でなくなりつつあるのが少し残念な気持ちがあるのですが、ここではそれが保たれているような感覚。ペラくて出汁吸って半透明になった薄皮は・・・・食らうと言うより、出汁と麺と共に啜り食らうと言った感覚です。麺に貼り付かせて食らうと、同じ炭水化物なんだが、味わいが違って感じます。ただ、もう少し欲しいかな?。もっと食いたかった。
 

 

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<メンマ> 定番のスリム短冊型メンマ!薄味仕立てが煮干出汁に絡んでバランス良い旨さ!

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 定番メンマ!永福町系スタイル!薄味でスリムな短冊型で、スープと良く絡みながらも相性が出汁と良いです。酒のつまみにも良さそうですが、ここはガッツリ飲む店ではないのよね〜、正統派永福町系って感覚。
 

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総じまして「知る人ぞ知る王道がっつり永福町系!旨さと系譜をしっかり伝える隠れ家的良店!激しくオススメ!」」
 

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 ・・・と言う感動の嵐!。マジで路地裏の奥の奥。平日昼間だと人影少ないですが、いい感じで知る人ぞ知る店です。なのでコアなファン惹きつけてる様子で実力うかがえる旨さ!。吉祥寺ランチなら激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   路地裏に
   奥の細道
   大勝軒
 
 
   煮干漂い
   昭和漂う
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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