夏至と言えば何食べる?
私は当然ラーメンです:爆。いやいや真面目に答えると、私の生まれ京都では「水無月」と呼ばれる和菓子を食べるのですよ。直角二等辺三角形の見栄えが特徴的で、小豆が敷き詰められるように乗った、少し庶民的な生菓子。これは風習なんですが、時々なんでもない時でも、コンビニで売ってたります。少し冷んやりさせてから食らうと旨い。でも探すとなかなか見つからないのよね・・・。新宿やら吉祥寺を少しだけ回ったが見つからず。なので諦めて予定調和で、やっぱりラーメンとなりましたー。疲れたし、時間が遅くなったし、近場の三鷹で遅ぉーいランチとさせていただきましょう。
<酒> 緊急事態宣言→蔓延防止・・・やっと外で飲めるぞ!サッポロ赤星!
へへへ・・・わざわざ 午後休暇です。なぜならちょうど暇だったし、そして飲むためさ! 夜は活動しにくいので、昼間久しぶりに拉麺屋さんで飲む!。どうせ飲むならビール!ビールならサッポロ赤星!ならば自宅近場の「くじら食堂bazar」さんに決まりですよ!。「中華そば みたか」と言う選択肢もあったんだが、月曜定休だからスルーしただけ。また近いうちに必ず飲みに行くつもり!。
ふふふ・・・久しぶりに店のカウンターで飲むこの興奮!。スーパーやコンビニでたまに売っててもすぐに売り切れるから、2ケ月以上ぶりの味わいです。くぅ〜唸る。苦い!ズシリと苦い!苦いが甘い!甘く感じる苦味!。久しぶりの旨さに頭の中が完全にバクってます。初動は苦いが、後味がスッキリした甘味が残るイメージ・・・さすが赤星だ!。マスクして入店したときは、気づ枯れませんでしたが、外して赤星飲んで唸ってる姿で、「あ、久しぶりにとまそん来た」ってスタフにはバレたみたいです:爆。サービスのメンマも久しぶりだし、少しづつ日常に戻りつつあるのを実感したりして・・・嗚呼、本当にフツーの日々ってありがたいね。
<全体> 琥珀色した鶏油の明るさ!優しい風合いも美しい醤油の透明感!大胆窯焼肉迫力!以前よりマシマシかも?
おおお!また麺顔少し変えたのね!この方がいいよ!所謂チャーシュー麺仕様の支那そばですが、超がつくほど大判な豚肩ロース肉は、収まりきれずに一部折り畳まれてる。そんなのが3枚も投入されており、まさにリニューアルにリニューアルを重ねたって感覚です。しかも一口サイズ大のブロック肉も2つ追加されてるので、これは食感としても2倍楽しめる展開がいいね!。
またスープが実に明るくていい感じ。鶏醤油スタイルですが、鶏油のイエローが全体に映えており、明るい琥珀ような色合いが素敵!。また醤油の色合いは、かなり透けたイメージで、旨さのエキスも溶けているような霞みが若干あるみたい。出汁と麺と焼豚!若干の青葱薬味のみという潔さもいいね!。少し来ない間に・・・進化してるのか!?。
<スープ> 芳醇な鶏出汁醤油感覚!鶏油は濃密過ぎず!醤油は香れど尖りなく!円やかが一層映える旨さ!
うう・・・相変わらず、見た目からして明るい色合いで旨そう!レンゲを沈めると、鶏油がゆったり漂い、表層部分が透けると明るく黄色い琥珀色がキラキラとアピール。まるで宝石のように輝き、早雲の流れのように滑らかに垂れ込めます。味わうと当然鶏醤油系の芳醇な味わいなんだが、以前よりすごく食べやすく感じるのは気のせいか?。前回は、旧バージョンの笠岡系との変化に気を取られたが、色合い以上に濃厚な鶏旨味と感じた記憶です。それが今回は随分とスッキリしてる感覚。薄くなったのではなく、食べやすく馴染みやすく、よりわかりやすい旨さに変化!と感じるのは気のせいだろうか?。スッキリにスッキリを重ねた感覚だが、旨味はたっぷり!。
鶏油は、前回もバターのような濃密感ではなかったものの、やや強い香りがあったような記憶で、それがやや馴染みやすくなったようなイメージ。濃密さやや遠慮しつつも円やかさはキープ。レベルで言うなら、葱油や揚げ葱などの香味と同じ程度かと察します。やはり、鶏油の表現にはそれなりに拘りある感覚ですね。そしてカエシだが、これも前回よりもスッキリとした印象。カエシは効いているが、所謂塩気と言うまでもない感覚。尖りがないとはこのことか・・・。少し鶏油のバランスを変えたとしたら、カエシもバランスとって、ややスッキリさせたか?と言う感じで、今回はゴクゴクと飲み干すように堪能し尽くしました。
<麺> 三河屋製麺!心地よいほどスリムでライトな滑り!加水多めで軽く手揉みが入る細麺!プツプツ歯切れる卵麺のニュアンス心地よし!
多少加水が多めで細麺の中でスリムなタイプ。ストレート細麺と言いたいが、微妙に手揉みが入ったような捩れ?微かなボコツキも部分部分で見受けられるタイプ。まさに"支那そば"をイメージさせるような風貌。正直言うと、リニューアル前の麺がとても好きだったので、勿体無いなぁ〜と感じた部分が多かったんだけど、段々とこの麺の良さが分かってきた感覚です。例えば、腰つき、啜り上げ、歯切れなど。細麺の楽しさを知るって感覚。
ともかく腰つきが品やか!だから寄り添い易くて出汁の持ち上げがすごくいい!。鶏油が貼り付いて丸ごと啜り上がるようなイメージです。そして口当たりがとても軽くい!その調子ですすり上げるととても滑らかでズボボボボボっと気持ち良い抵抗感です。その直後の歯切れがまた小気味よくて、プツプツプツプツプツプツ・・・とした淡白なイメージ。これぞ卵麺ってニュアンスってな感覚がするかもしれません。
出汁の浸透も割と早い?鶏の旨味と醤油出汁感が滲んだところは安定の旨さです。これが実に馴染み易い味わいで、旧バージョンとは全く違った展開かと。リニューアル以後、絡めるスープのバリエーションも増えましたので、麺との絡み合いも増え、今後の展開も思わず期待してしまいます。
<チャーシュー> 手のひらサイズの大判!スモーキーな窯焼の香ばしさを保ちつつ肉汁&脂のジューシー感!
更に良くなった!質感もボリュームも!これははっきり言って旨い!窯焼チャーシュータイプですが、しっとりとした部分がとても多い。そして形状にバリエーションが増えたのがいいです。まず手のひらサイズの大判が嬉しすぎる!。大きくてそのままでは収まらず、少し折り畳んだ部分があったり、それなりに肉厚なので箸で持ち上げると明らかに重さを感じます。また豚肩ロースを食感で楽しむならブロック肉!。一口サイズ大のブロックが2つ追加されており、これが嬉しい!今回ビールがそばにあったので、これをアテに飲み食いができて本当に楽しいひと時でした!。
全体的には、柔らかい赤身に多めの脂身が差し込んでいる感覚。そのバランスもいいし、周囲が窯焼で微妙に赤く変色!。クチに運ぶと窯焼きらしいスモーキーな香りが漂うのは以前の通り!。たまらず噛み締めると赤身の肉味と脂身の甘味が、渾然一体!そこに周囲のスモーキーな風味も加わる!。
全体の肉味と香りは、出汁に沈めても全く失われず、むしろ別なジューシーさが加わるような展開!。鶏油の滑らかなコクが混じり釜焼の香りと混じり、旨さを巻き込んで更に昇華するイメージです。
<味玉にハズレなし!> 期待通り!ねっとりマチュアな濃密卵黄!芳醇鶏醤出汁に相性抜群!コクの広がり!
全体的に、鶏醤油の旨味に溢れている一杯の中で、卵黄のマチュアな甘味は味変化のようで、意識を新鮮にさせる旨さです。さてその甘味、ベースの魚介?節系を感じさせる和出汁と醤油のカエシ感が、深く全体的に浸透した感覚。出汁の仄かな塩気に濃密なコクに含まれたマチュアな卵黄の甘味が、素晴らしく映えるイメージです!
やっぱり1玉ホールで食らうのが楽しいし満足感あり!。その卵黄は実にねっとりとしており、何となく飴色状態。出汁がしっかり入っており、程々に卵本来の旨味もキープしてる?。ねっとりと粘りマチュアな濃密卵黄に仕上がりです。どんな出汁とも合うと思うが、嗚呼やっぱり味玉の旨さにハズレなし!。
総じまして「リーズナブルプライスにして迫力の肉感!芳醇鶏醤油系なれど毎日でも食えそうな馴染みやすさ!大胆さと繊細さが融合する肉感支那そば!」
・・・と言う感動の嵐!。少しづつブラッシュアップを感じ他ので、他の塩煮干や海老塩も変化?進化?があるのかも何だか楽しみ!。そろそろ暑さ本番なので、冷やしする予定あるのか確認忘れたけど、やっぱり定期的に食いに来たい気持ちは変わらずです。三鷹駅北口エリアでサクッと食える逸品ならここ!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!