ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4588】 拉麺 はま家 六本木店 (東京・六本木) しそ塩そば味玉のせ + メンマめし 〜蛤出汁と紫蘇香味の崇高なるハイブリッド感覚!間借りと言えど六本木進出は自信の現れ?平日昼間のみ!機会あれば食うべし!

仙台の人気店?間借りスタイルで六本木交差点に移転!
 朝は朝刊眺めるのが日課。そして以前なら通勤途中で各種SNSをチェックして、情報貰ったり返信したりしてたっけ。在宅勤務が増えてからそのキッカケを失ってか、そのSNSチェックが大変疎かになってしまってすみません。そんな中で、新店舗情報の中で仙台から移転し、六本木で間借り営業と言う気になるお店を発見!。それが「はま家」さん。お仏壇のような、かまいたちのような、そんな屋号イメージ?。土日祝お休みで、平日昼間のみ営業ですから、結構ハードル高いのよね〜。当番出社のとある水曜日、都内移動を利用して訪問してみました。
 

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 それにしても、場所がすごいね。ほぼ六本木交差点じゃん。交番のそば。まともに借りたらどんな家賃やねん!。やはりコロナ禍でのなせる技なのか・・・。貸してる「肉汁水餃子」さんの心意気もありなむか?。若い男性が一所懸命に、声出して宣伝とか調理に汗流しておいででしたが、やっぱり思わず応援したくなるよねー。
 

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<全体> 塩出汁の穏やかさ!ほうれん草としそダレの緑の誘惑!創作意欲のコンテンポラリー拉麺!

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 さて来る気になった本当の理由は、「しそ」入りの拉麺であることと、それの評価がとても高いと言うところ。なのでもう食らうもの決まってたんですが、朝飯食えずの午後2時前の遅いランチでしたので腹が減ってたまらん!メンマめしも追加で対峙です。まずは拉麺から!それはこんな麺顔!。
 

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 おおお!こりゃまた今風!実にコンテンポラリーで華やかな麺顔じゃないですか!。注目は「しそ」ですが、一部分だけに混じらないようにまとめて投入。溶かすタイミングは客任せで自由である一方、溶かす前のそれぞれの味も確かめてねと言う無言の束縛も感じます。またイタリアンか?と思わせるほうれん草と豚肩ロースの大胆で華やかな盛り付けがいいね。味だけでなく見た目も楽しませてくれるのって大好き!。上品そうなメンマには、五色の粒あられがあしらわれており、飾り付けに抜け目がない。うん!食う前からよく出来てるってイメージで既に好印象!。
 

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<スープ> しそのフレッシュな清涼感!丸鶏に支えられた濃厚蛤出汁!ハイブリッド感極まる旨さ!

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 実は見ただけで大体も味わいは予想出来そうだったんだが、それが思わぬ展開となり、冒頭から非常に楽しませてくれました。実に二面性とカオスさが楽しめた!。
 
 
極細に刻まれ香味油に染み入る!清涼な和風フレッシュハーブ感覚!余韻華やか!
 

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 まずは分かりやすいところから。しそダレの風合いです。ほうれん草がそばにあるとバジルと間違えそうになるんだが、やはりこれは青紫蘇!。個人的には和風フレッシュハーブの王様と思ってるんですが、大好きなもので今でも実際にベランダで育てて食ってます。
 

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 バジルない仄かな苦味があるのが印象的。そして清涼感突き抜けるんだが、派手過ぎないところが好き。薬味に徹しており、メインの素材感や旨味をマスキングしないと感じてます。実際、このスープのベースにある丸鶏の芳醇さや、貝出汁エキスを染めずに風味で共鳴する感覚です。そして・・・その貝出汁の素晴らしさに一気に意識が飛んでしまったのです。
 
 
何と!しその清涼な華やかさに双璧の濃厚蛤出汁感!丸鶏エキスの下支えで肉厚芳醇な展開!

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 おおお!これは蛤じゃーーー!しかも濃厚!最近になって貝出汁拉麺を食らう頻度を上げているんだが、蛤は実に久しぶり。実に上品な味わいで淡麗に味わうことが多い中、これだけ濃厚だと嬉しくてたまりません。
 

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 蛤は、私にとって少し特別。個人的感覚では、いつも食ってる貝のジリジリする部分がとても低く、素直な貝肉の旨味が滲むって思ってます。コハク酸の感覚が貝の旨さなんだけど、その感覚が低いと言うのは、自分でも矛盾してるって思うんだけどね・・・・。だけどその分、上品に感じてるわけです。また、ほかの旨味と合わせやすいのか?。例えば、ベースストックには丸鶏使用とあるが、その下支えもしっかり感じ取れて、総合力を発揮してるかのように旨さが深い!
 

 

 
 
<麺> 出汁と絡んで上品な甘味余韻!出汁と香味で旨さのカオス広がるストレート細麺!

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スープが二面性だと、それに絡む麺にも二面性の楽しみ方が広がるようです。改めて、しそダレの面白さを感じ入る次第です。
 
 
国産ブランド粉の優雅さ?上品さに甘味感じる加水ちょっぴり高めのストレート細麺!

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 店の蘊蓄書きによると、北海道産「ゆめちから」を使用とのこと。プライムハードと同様にふっくらと焼き上がるとしてパン屋で人気なやつだね。個人的にブログではよく麺の素地とか例えるてるんですが、グルテンの風味が強くて柔らかいと感じるタイプ。専門家じゃないので感覚論でスビバセン。
 

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 こいつが出汁をしっかり吸い切っても伸びる感覚は全くないし、熱ダレにも強そうなので、最後まで品やかさで楽しめます。仄かに甘味すら感じる展開。蛤の出汁にフィットしてうまい。ちょっぴり加水が高めなのも、出汁を持ち上げるのに適しているようで、一体感あって最後まで旨しです!。
 
 
しそが張り付きまくり麺の甘味と出汁感!そして清涼さが渾然一体!カオスな旨さ!

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 ところがシンプルな展開に全くなりません。細かい紫蘇のカケラがスープ全体に攪拌され、そのまま麺の持ち上げに吸い込まれ、麺の地肌や隙間に入り混んで貼りつく。つまり、蛤出汁と紫蘇の風味が物理的に一体感する直前状態。あとは噛み締めると、それぞれの旨味が弾けてカオスが広がり、収束とともに一体化した旨さがまた二次的に広がりを見せる展開?。ファーストインパクトと、セカンドインパクトが、立て続けに起こる旨さの展開とは例えが飛躍しすぎですかね。いやー、ハマったので私はそんな感覚です。
 

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<チャーシュー> 大判スライス!低温調理の豚肩ロース!薄味仕立てを出汁と香味に絡めて旨し!

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 大判スライスの豚肩ロース。それが丼の縁に立て掛ける?貼り付ける?ように配置されております。実は今頃になってあること気がついた。このスタイル・・・単にオシャレな飾りつけだと思ってたんですが、改めて思うに・・・スープや熱で変化しないような気遣いですかね。店によっては別皿に分けるのはそういう意図だと分かってたんですが、これもそうか?と感じ入った次第。
 

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 きっかけは、汁を浸した瞬間に、しそが一気に肉に貼り付くから。私は元々、薄い低温調理肉は早い段階で味玉の上に乗せたりして熱退避させてるのですが、その作業が不要と今回思いました。まずいつものように、そのまま味わって・・・下味(ソミュール液?)の風合いを確かめるが、薄い塩気と肉味が混じる旨さが、酒を欲してしまうほど絶妙!。そこに脂身が溶けて脂ならではの甘味が混じるのが深いね。そして出汁に絡めると、少し熱った赤身と溶け出す脂の甘味が加速する。貼り付く紫蘇の清涼感は、温かみの中に爽やかな余韻を残して旨し!。2度楽しめたようで、この盛り付けの意図が分かった感じです。嗚呼、薄味仕立てを出汁と香味に絡めて旨し!。
 

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<他具材> 柔らかく甘いサラダ感覚のほうれん草!細切り薄味フレッシュなメンマ!

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 生のほうれん草!いいね!なかなかありそうでないトッピング。個人的にはカリカリベーコンと一緒に食らうと最高と思っているんだが、いやいや・・・芳醇な蛤&鶏出汁に少し浸して食らうも旨し!。一気に品やかに柔らかくなり、また青みのある甘味が増すような感覚がいいね。さらにしそも微妙に貼り付くところが別のほうれん草の旨さに思えるほど。これは増しても面白いかもしれません。
 

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 またメンマがいい!。細いメンマは数あれど、こんなに柔らかくて細かくて細くてまるで短い麺のようです。それでいて穂先メンマのように柔らかいが、決して穂先じゃない。薄味で上品な味付けなのもいいし、五色の粒あられがあしらわれて混じり合うのも、食感と見栄えとしても秀逸です。これも増してもいいが・・・今回はメンマめし!後が楽しみでならない!。
 

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<味玉にハズレなし!> まさに上品なふわとろ〜な柔らか仕立て!出汁は和風で柔らかい甘味深し!

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 おいおい、味玉がとっても上手じゃないか!。例え方が悪くてごめん・・・まるで泥団子のようにツルツルした光沢感で形に偏りがない!一方で柔らかいベージュで出汁が均一に染まっており、割ったり潰したりするのが勿体なく思うほど。そして柔らかさが秀逸です。全体的に柔らかいと言えば単調な表現だが、白身はジュルジュルすることないのに、まさにふわふわとろとろ〜と思わせる食感で幸福感を誘うよう。
 

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 そして卵黄が、濃密なんだけど上品で旨い!。仕上がりは、ジュレ状態もあるが多くはとろみと言えるもの。緩いねっとり感が舌を包みます。味わいは甘味を感じさせるタイプ。熟したような強い甘味とは違うし、卵本来の味で推すのとも違って、貴賓とは言い過ぎだが上質な円やかな甘味が秀逸!。百円だから追加しとけと申し上げたい。これなら「味玉めし」というサイドメニューもさぞかし旨かろう!。嗚呼、味玉ってやっぱりハズレがない旨さだね!。
 

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<〆飯> メンマめし!甘辛い醤油ダレと微かなペッパーが細切りメンマに絡む!白飯にも絶妙で実に直接的な旨さ!

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 拉麺だけでも十分に感動したんですが、このメンマめしもナイスじゃないか!。上述の通り、短い麺のように細くて柔らかい。そして薄味仕立てなのですが・・・へへへ、それを甘辛い醤油系のタレがかけられてます。しかも量が多い!。そこにブラックペッパーがかかってて、それがたまらん!。
 

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 タレだけでも白飯が食える上に、メンマの質感柔らかくて米粒とも絡みやすい!。なめ茸のような感覚とは言い過ぎだが、まじで飯と絡んで食べやすいからこれはすごいよ!。旨いよ!。ちょっとびっくりで、200円なら非常にリーズナブルと感じました。実は都内のサイドメニューのメンマご飯を、いつかはまとめてみたいと思っているので、これはそのリストに是非ともピックアップさせたい!皆さんにお伝えしたいと思えた旨さでした!。激しくオススメです!。
 

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総じまして「蛤出汁と紫蘇香味の崇高なるハイブリッド感覚!間借りと言えど六本木進出は自信の現れ?平日昼間のみ!機会あれば食うべし!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。近年すっかり都内で定着した「間借り」スタイル営業。当初は駆け出し感も少しあった記憶ですが、今やいきなりトップクラスと引けを取らない旨さが出てきたって感覚!。個人的には、せめて土曜日昼間は営業してほしい感覚で、ゆず塩も非常に気になってしまってます。ともあれ六本木駅からほんと近い六本木交差点にあるから、外出移動ついでにフラッと一杯いかがと激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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