ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4561】 肉そば総本山 神保町 けいすけ (東京・神保町) 肉そば 醤油 + 味玉 〜まさに肉迫力!更に芳醇円やかな豚そばと長岡系生姜醤油のいいとこどり!神保町豚そばブラック!

やはり東京の濃ゆい醤油で思い浮かぶのは・・・けいすけの肉そばブラック!10年ぶりに行ってみた!
 そろそろ「東京ブラック系探訪連載」も終盤と言うことで!。都心で黒くて旨い一杯なら・・・定番のこちら「肉そば総本山 神保町 けいすけ」さん!。休日に突撃してみました。へへへ・・・実は西麻布の焦がし醤油と、赤坂のマー油ブラックに立て続けにフラれて、流れてきただけなんですがね(苦笑)。もう少し都内にはブラック系があるんですが、このコロナご時世で、休業やら営業時間短縮などで、これ以上は難しい状況でございます。
 

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 さて神保町。元々週末休日はググッと人の出が少なめで静かさがある街なのですが、インバウンド客が居なくなったせいで、びっくりするほど閑散。唯一、有名な焼肉店だけが行列してるって感じで、「けいすけ」さんもランチピークと言えど客入り半数と言った状況です。見方を変えれば・・・街全体が長閑って感じで、久ぶりに帰り道に古本屋など優雅に巡ってみたりするー。
 

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<全体> デフォルトが既にチャーシュー麺!漆黒の醤油出汁に潜む肉迫力!多めの生姜がそそりまくり!

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 かなり訪問の間が空いてしまったが、調べてみると10年ぶり。好きな系統なのに・・・。ま、それだけ神保町全体がラーメン激戦区なので、話題を追っていたら自然とそうなったと言うことですな。ちょっと申し訳ないと思いつつ、早いタイミングで配膳されたのが、この麺顔です!。
 

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 おおお!これは実に期待通りの漆黒ぶりに加え、何とも煌びやかさと透明さを感じるブラック出汁感ではないか!。香味油の艶めきも明るいが、生姜と玉ねぎの盛り上がりが更に色合い的に明るさを感じさせます。出汁に染まった味玉は凛々しいほどに際立った輪郭と色合いを表現し、スープに濡れて潜む肉が実に迫力的!。よくよく見れば麺顔一面を、スープに浸りながらも覆っているようで、さすがは肉そばって感覚のボリューミーさ!。いや肉そばと言うより、デフォルトで既にチャーシュー麺に匹敵するほどの肉サービスぶりですよ!。そう考えると実に値頃感ある一杯に違いない!。長く激戦区神保町で続くのも頷けますね。
 

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<スープ> 艶めきと漆黒の透明感!味わうと円やか!生姜をふんだんに溶かして清涼感華やか!

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 10年前とは言え、他の支店でも食ってるので知ってる味わい。されどやっぱり一口目から旨い!と膝を打つ感覚!。この10年間食わなかったのが勿体無かった!。
 
 
透明度が高くまさに漆黒の醤油!更に香味油の艶めき!味わうと円やかさが明るく浸透!

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 ブラック系によくある「円やかな」な味展開。数種類ブレンドしてるとは思うが、たまり系の醤油にみられる優しい塩気の輪郭がありますね。醤油なりの塩気も当然感じますが、全体的には甘辛と言った印象で、とても優しいお出汁感覚。個人的には相当野菜を使ってると思っているんだが、甘味は魚介と言うより野菜の方をイメージさせるようです。また香味油がかなりいい仕事してますね。かなり精製されたラードのようで、植物系の油の軽やかさがある。そして醤油の風合いに油がよくマッチするので、円やかなコクを新たに産んでいるようにも感じます。
 
 
生姜は2倍!清涼感の中に優しいジリジリとした刺激!豚のコク深さと激しくマッチ!

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 もちろん旨味のベースは豚。豚骨清湯でその透明感が素晴らしい上に、豚の旨味・甘味がシッカリと現れております。これも香味油と一体化するようで、ますますコクが深くなるイメージ。
 

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 そして忘れてはならない生姜の溶け出し。生姜は口頭で多めと伝えると2倍増しにしてくれますので、激しくオススメ。あのジリジリとしつつ優しい清涼感が、醤油のカエシ・風合いに確実に一体化!。なんとなくこの時点から長岡系生姜醤油を連想してしまいます。割と豚のコクが分厚いので、けいすけなりの個性と両立するような味風景がいい感じです!。
 

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<麺> カネジン食品!素地がシッカリ!凛とした歯応え感覚!噛めば甘味、啜れば喉越しで楽しめる逸品!

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 少し余裕があったら2軒回ろうかな・・・と思ったのですが、並盛りでも結構ボリュームあって食べ応えあり。出汁も飲み干すと腹パン。肉だけでなく麺でも満足度が高いです。
 
 
熱ダレに強く最後までクッシリ歯応えキープ!素地のシッカリした旨味が黒醤油出汁と一体化!

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 ブラック系を食べ続けてると、麺は素地感がシッカリとした傾向があるかなぁーなんて思います。こちらもその通りで、噛み締めて風味と甘味を感じるタイプ。カタメとはまた違った引き締まりが、ややある腰つきが印象的です。出汁が浸透すると言うより濡れると言った感覚。でも汁の抜けは少なめで味わいが貼り付くようす。そこを噛み締めると、麺の甘味と黒出汁の旨味が一体化するような展開です。
 

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 まぁ、どのラーメンも同じような展開じゃないかと言われればそうですが(汗)、自分の咀嚼で出汁と麺の一体感を進めてゆくような感覚が強いと言うことかしら・・・。終盤になっても出汁に染まりきらない部分がシッカリと感じ取れますし、なかなか好みなタイプです。これはつけ麺にしても、いいバランスなんじゃないかと実は思っておりまして、次回食らうなら、つけ麺と密かに企んでおります。
 
 
微妙な角張りと平べったさ!そしてツルツル地肌!舌触りと喉越しのシルエット感最高!

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 全体的に引き締まりがあると言うことで、腰つきがシッカリしていると同時に、麺全体のシルエット感もキッパリとした印象です。茹で上がって膨らんではいるものの、エッジをどことなく感じさせる形状。そしてやや平べったい輪郭が、舌触りや喉越しで印象に残りやすいかと!。更に地肌はツルツルで滑らか極まります。実に喉越しが楽しい。啜る口当たりのライトさと、飲み込む喉越しの滑らかさが秀逸ですねー。ますますつけ麺へのトライに興味が湧く・・・。
 

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<チャーシュー> 肉好きにはたまらん豚バラ&豚肩ロースの2種混合!肉本来の旨さと出汁の旨さが絡み合う!

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 さすが「肉そば総本山」だけあって、肉を食わせる心意気を感じます。特製級にしようかと迷ったんですが、デフォルトでも十分過ぎるほど満足感が高いです。個人的にはこれ以上、肉増しする意味あんのかーと思うかも。
 
 
赤身を楽しませる豚肩ロース!肉本来の旨味に出汁が溶けこむ旨さ!

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 肩ロースは、赤身と脂身の旨さを両方楽しめるので人気が高いですが、それに醤油の出汁をスポンジのように吸い込むとなれば、旨さ格別補償付き。赤身は筋繊維の目が細かく引き締まりある部分と、脂身が微妙にさして柔らかい部分とあります。
 

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 両方に醤油出汁の下味が浸透。引き締まる部分は肉味を残し、柔らかい部分は出汁にシッカリと染まり切った感覚です。どちらも旨いが、引き締まり部分はビールと合いそう。また柔かい部分は白飯に合いそう。ま、どっちもどちらにも合うじゃないかとお言われればそれまでなのだが・・・、妄想の話だとしてご容赦を。
 
 
脂身を楽しませる豚バラ!円やかな醤油の甘味と脂身の甘味の一体感旨し!

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 めちゃ脂身が分厚く大きめなスライスです。背脂や脂身好きなら最高ですな。脂身は醤油出汁を吸い込みはしないけど、仄かに周囲のローストされた部分に浸透しており、そこをキッカケにして全体を味わうと、実に旨いね。バラ肉は脂身と赤身を両方同時に食らうのが定番だと勝手に思い込んでおります。性懲りも無くまた麺を肉で巻き込んで食らったりしますが、バラ肉は炭水化物と相性が良いので好き!。
 

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<薬味> 侮れない刻み玉ねぎ!フレッシュな甘味を溶かして出汁と肉の甘味を爽やかに融合!

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 玉ねぎのフレッシュな甘味も、ブラック系拉麺ではよく合わせられる薬味ですね。これも好き!。苦味が全くなくて甘味だけを滲ませる感覚。割と細かめな微塵なので、すぐに出汁と一体化し、野菜ならではの優しくフレッシュな甘味を全体に溶かし込みます。結構量も多いので、余るなら肉で巻き込んで食らっても旨いかと!。スープを平らげる最後まで漂うので、玉ねぎ感覚がずっと楽しめます。
 

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<味玉にハズレなし!> 甘味の醤油ダレが浸透極まる!白身はツマミになる程コク深仕上がり!卵黄はマチュアで濃ゆい甘味に昇華する旨さ!

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 実に白身も旨い味玉です。見た目の通り、シッカリと醤油出汁が浸透しており、淡白な白身の味わいにコクが生まれてます。白身だけ食しても味わいを感じるほどで、実に酒のアテとしても楽しめそうなタイプ。
 

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 またその調子で卵黄にも深く出汁が浸透してます。ねっとりとしたジュレ状態と、とろとろなソース状態と半分半分な仕上がり。どちらも舌にねっとりと絡みつきます。出汁が浸透して熟したような濃密な甘味すら覚えるので、更に黒出汁に沈めたりなんかして味を足して味わいました。ここの味玉も味わい深いとは・・・記憶から漏れてました!どうせ食らうなら激しくこちらもオススメかと!。
 

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<メンマ> 何気にボリューミー!さっぱり系でサクサクポリポリと食える軽快な旨さ!

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 全体の傾向とは一転してフレッシュな薄味タイプです。繊維質が太い部分と細かい部分が混ざってる感覚で、どちらも歯切れよくサクサクポリポリと楽しめます。さっぱりとした旨さなので、とっと味変化的に楽しめるパーツですね。麺に絡めると言うより単体で味わいたいかな?。もちろん酒がそばにあれば、一層ナイスなのだが。
 

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総じまして「まさに肉迫力!更に芳醇円やかな豚そばと長岡系生姜醤油のいいとこどり!神保町豚そばブラック!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。10年ぶりに食らっても旨さ新鮮な感覚。神保町の定番なる一杯と思えるプレゼンスです。ラーメン激戦区な神保町ですが、迷ったらこちらなんていかが?期待にハズレなし!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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