急に食いたくなるのがブラック系！またまたヤミつきぶりにハマってみたよ！
緊急事態宣言前
本当は休みだったんだよねぇ・・・。ちょっとトラブってしまって仕事にハマってしまい、ガッカリ感とストレス溜まる気分。なんとか午前中に片付けたけど、すっかり名店狙った麺活動に出遅れてしまいましたわぁ〜。何か発散できるような一杯が、近場ではなかろうか・・・・。
そんな感じで何とか記憶から捻り出したのが、こちら「くじら食堂」さんの「ブラック」ラーメンでございます。へへへ・・・レギュラーであるのが非常に、ブラック好きとしては頼もしい限り！。今回は特盛でガッツリと堪能させていただきました。
＜酒＞ サッポロ赤星！これから始まるジャンキーな展開もガッツリ受け止める分厚いボディとしっかり苦味！
出遅れたのもあってランチタイムとぶつかって混んどる。カウンターには少し待てば座れたものの、出てくるまで時間がかかりそうなので、予定調和でサッポロ赤星も購入。味わいながら待つのも楽しからず哉。
赤星は、個性的な味わいにも合うね。油そばとか、ニンニク系とか、ブラック系とか・・・図太い旨味が、それら個性もガッツリと受け止めるような印象。苦味がしっかりしているから、逆にさっぱりとさせてくれそうな印象です。その後の飲み口は軽やかなのもナイスで、どんどんグラスと空けてしまいそう。サービスおつまみの薄味メンマとも合うのですが、割とオールマイティーなビールですな。赤星置いてある店は、訪問意欲がわく！。
＜全体＞ 富山ブラックを彷彿とする素朴さ！ジャンキーさが加わる展開！深みの漆黒さに艶めきの香味油の漂いが美しき！
おおお！さすがの漆黒さとその深さが見事！艶々して色気も感じますが、何となく素朴さも伝わる印象で、富山ブラックを久しぶりに連想してしまうじゃないか（麺が全く違うタイプだが）。ブラックスープ自体も漆黒さに透明感ある見栄えなのですが、香味油が表層をワックスかけた感じにしております。
また見る見るうちに、麺や玉子、そして肉をも染めてゆくようなイメージ。じわじわと全体を褐色に染め上げてゆくではないか・・・。ブラックペッパーの降りかかりは、前回より大人しめに感じますが、醤油にパンチを与えているようで頼もしくも感じる質感がいいね！。
＜スープ＞ 意外とさっぱり！濃口醤油のカエシに円やかな輪郭！？ペッパー溶けて軽い刺激で食欲刺激！
まずスープ。意外とサッパリ・・・と言うのがブラック系の定石ではありますが、これもそう。濃口醤油のカエシの部分がしっかりと肉厚に感じるものの、角が丸いと言うか・・・妙に円やかに感じます。仄かに甘味すら感じるところは、魚介もしっかり溶けているのでしょうか？。全体的には鶏豚ミックスの旨味が分厚いですが、見た目とは裏腹に優しい味わいに仕上がっております。見た目はワイルド！味わいはマイルド！とでも例えておきましょう。
また若干のパンチもあります。これは上から振りかけられたブラックペッパーに夜もの。実は、前回は「ブラックチャーシュー」を食しましたが、今回は肉がフツーに落ち着いているので、肉減らした分に比例してブラックペッパーが少なめ？。スープの味わいに溶けるペッパー感が、大人しめに感じました。それはまた良しで、フツーに食らうには非常にバランスがとれてる旨さかと！。マイルド・パンチ！ってな味風景です。
あれ・・・随分と前回と違う展開だなと感じてましたが、それもそのはず。前回は味変化でおろしニンニクを溶かしていたのであった！。今回はすっかり忘れておりました。しかし、足りないと言う印象はなく満足度が高かったのも失念の一因かと。入れ忘れても結果オーライな旨さです。
＜麺＞ 自家製平打ち手もみ麺！旨さゆえ一気に食える特盛サイズ！サービス同一価格！褐色に染まり醤油の塩気と麺の甘味が一体感！多加水のモチモチ感が楽しい！
今回も、細麺と太麺を選べるとのアナウンスだが・・・やはりいつもの平打ち手揉み麺。シンプルに好きな方を選んだのですが、こちらだと特大まで同一料金で選べえるのもポイント。「特大」と言うワードに恐ること勿れ。確か150gが並で、そこから50g刻みで、大が200g、特大が250gと言うイメージです。ちょっと多めな大盛感で食らえます。
もう序盤から出汁に染まって完全に褐色です。表層は吸い込んでるな・・・と言う状態で、所々で飴色にも感じる色合い。粉の風合いはブラック出汁に影響を受けておりますが、素地の甘味は柔らかく伝わり、噛み締めると甘味を感じます。次第に唾液とブラックスープに絡み、糖化混じる旨味に転化しますが、噛むほどにうまいと言う感覚。
中盤からすっかりと出汁が浸透仕切ります。時間経過と共に麺全体が飴色に輝き出すようです。しかもピロピロとした形状で、ボコボコとした凹みで陰影が際立ちますます旨そうに感じる！。噛んで千切って潰すと、ブラックスープの味わいを感じつつ、麺の素地がもつ弾力や歯応え、そして甘味が良く分かります。本当にブラック軽にしてこそ小麦粉の甘味を知ると言う感覚。
＜チャーシュー＞ 香ばしい肉感の豚ロース！タレの旨味と脂の甘味が一体化する豚バラ肉！ペッパーの刺激感と出汁の浸透で更に旨し！
ポピュラーな豚２種肉。ロースとバラです。ブラック出汁の迫力もありましょうが、スモークさは低く感じますが絶妙な雰囲気。赤身の旨味をマッチした風味良さがあり、それがブラックペッパーと混じりと、いかにも肉の滋味と言う感覚です。分厚さも納得のレベル。噛み締める楽しさを感じさせてくれます。全体的な麺顔からワイルドに見えますが、実は上品な肉味。逆手にとってブラック出汁に沈めて味をプラスしてもナイス。ビールが進むことは勿論ですな！。
一方のバラ肉。これはほぼとろとろと行った柔らかさで、周囲の皮に近い部分の脂身には醤油ダレが浸透しつつも、脂身の甘味を濃密に伝えます。白飯に合うような馴染み深い味わいでしょうか。そこに軽くブラックペッパーがあるだけでちょっとニュアンス変わってそれも旨しです。これもブラック出汁に沈めますが、出汁とペッパーが響きあった刺激が脂身の甘味に溶けるので、実に食欲刺激！。うう・・・こんなことなら、前回と同様に「ブラックチャーシュー」にしとけば良かったです！。
＜味玉にハズレなし！＞ 熟成した感覚で甘味が深い濃密卵黄！ブラック出汁の塩気が染まり更にコク深！
相変わらず出汁がしっかり染み込んで卵黄の味がが濃密。甘味すら感じるほど熟したような旨さですな。ブラック出汁のマイルドな塩気と混じりあい、甘辛いような・・・甘味がより増すような反応を示します。思いっきし沈め味わうべしかと！。
総じまして「ワイルド＆マイルド！見た目ハードで意外とソフト！旨さコク深か質実ブラック拉麺！」
・・・と言う感動の嵐！。前回はニンニクとブラックペッパーで刺激強めに味わったので気がつきませんでしたが、デフォルトのブラックスープは、ちょっとマイルドに感じて余裕すら感じる仕上がりでした。何だか看板メニューの油そばと、このブラックで毎回悩みそうな予感。どっちもオススメですが、ブラック食べたことない方にも躊躇なく自信を持って激しくオススメ！旨し！なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います！。
お粗末！と言うことで家族にも感謝しながら合掌！！今日も本当にごちそうさまでした！！！
