やっぱここでしょ!寛ぎのの空間!安らぎの味わい!
(緊急事態宣言前)
もっと頻繁に通いたいものですが、やっぱり酒が飲めるタイミング出ないと、十分に楽しめなくて・・・(笑)最近少しご無沙汰をしております。休日業務の代休を利用して、久しぶりに訪問。土日だとやっぱり混むので平日有休タイミングで、ゆったりと過ごさせていただきました。ま、私のラーメンヲタク人生で一番語り尽くしている店とその一杯なので、詳しくは以下に譲ります。ご参考まで。
お!何としばらく来ないうちにニューフェイスが加入!?。随分とお若い方ですねー・・・人材不足なご時世に頼もしい限り!ファンとしては応援したいですな。恰幅はお昼の御店主に近いご様子で、貫禄はすでに備えているかな(笑)?激しく今後の活躍に期待です!。
<酒> サッポロラガービール赤星!図太いボディでしっかりした苦味!厚みのある旨味と後味の軽やかさがナイス!
へへへ・・・大好きな店に、大好きなブランド麦酒がある喜び!。最高気分でございます。入店するなり赤星!と前のめりで伝えます!。コンコンコン!と奥で栓抜きで栓を叩く音が聞こえた後、気持ち良いほど「シュポっ!」と栓が空く!。そうそう、昔はそんなシーンがよくあったよね。実家でオヤジがよくそれやってたよ。
さて赤星!この数年で一番のお気に入り。スーパーやコンビニで出回るようになったからね。以前は料理屋でしかお目にかからなかった分、今でも妙に新鮮に思えます。やはり、図太いボディーとしっかりとした苦味がいい。学生の頃はぺンギンの描いてあったライト系ばかりでしたが、オヤジ世代になるほどに図太い本格派が好きになってくる。苦いのがいいのよ。苦いだけなら欧州ブランドがいい感じだが、仄かに甘味も感じさせるところが日本ブランドのいいところかも。実に厚みのある味わいで楽しませてくれます。更に言うと、図太い割には後味が軽やか。個人的にはこの引き際の良さも好印象で、見かけたら必ず買う様にしております。やっぱり赤星最高!。
<つまみ> 看板メニューのチャシュー皿!魔法の醤油ダレと調味料がさっぱり煮豚をコク深く仕上げる旨さ!麦酒に最適!
へへへ・・・もう定番ルーティーン!赤星の隣には、定番のおつまみ「チャシュー皿」です。小皿にメンマを少々敷いた上に小さいめにカットされた薄切り豚バラ肉。サイズが大小違う青葱微塵が振りかけられ、調味料と魔法の醤油タレが垂らされると言う、極めてシンプルな一皿です。まず、この店で麦酒飲む客は間違いなく注文するアイテム。麦酒との相性が抜群であります。醤油と調味料の塩気が、脂身の甘味に混じるのが合うのよねぇー。メンマも絡めて食らうと食感も楽しいし旨さも増すかと。他にメンマ皿ってのもありますがお好み次第で!。
<全体> 軽やかな醤油ブラウンに浮かぶ柔らかい褐色の素朴麺!昭和を伝える唯一無二のノスタなオーラ感!
おおお!令和にタイムリープしたかのような昭和ノスタルジーなその麺顔。今回はデフォルトのラーメンと対峙いたしました。ラーメンがすっかり贅沢品になりましたが、昭和のラーメンはチャーシューが乗ってもほんの飾り程度ではなかったか?。また出汁よりは麺を食らうイメージがあって、まさに麺が主役と言うプレゼンスが、妙に懐かしく思えます。
スープは特別なものではないように見えますが、それがまた肩肘張らずでいい感じ。親やすさを深く感じさせる出汁感です。また、何と言っても蕎麦ライクな麺だよね。これが実にユニーク。その地肌がより全体を素朴に感じさせるようで、ノスタルジーなるオーラが麺顔全体から溢れまくりでございますな・・・。
<スープ> ライトでコク深い醤油出汁!豚と野菜と乾物が円やかに溶け込むエキスのハーモニー!ゴクゴクと飲み味わう!
まずスープ。嗚呼・・・実にあっさり醤油味。オープンキッチンなので過程が見えてしまいますが、調味料を入れるところで塩気とか尖りをイメージされるかもしれませんが、とてもお優しい味わい。ベースは豚と思われますが、昆布系の乾物がしっかりと溶け出しており、お出汁感覚がしっかりと表現されてます。
また甘味はナチュラルで、野菜もしっかりと煮出されたイメージ。実はヘルシー。ラード等の後入れ香味油はないようですが、個人的に魔法の醤油タレと読んでいるベースタレには、適度にラードが絡んでいるようにも思えるのです。それだけで十分なこくまろな味わい!。まさにライトでコク深い醤油出汁!豚と野菜と乾物が円やかに溶け込むエキスのハーモニーでして、思わずゴクゴクと飲み味わい倒します!。
<麺> 自家製麺!比類なしの蕎麦ライク中華麺!気持ち良い滑らかなザラつき感!出汁を吸っても強い粉の風味と甘味!
この麺を一度見れば忘れられられないかと!。何度も語っておりますがまるで蕎麦!相変わらず蕎麦ライク極まれりと言う感覚です。本当に蕎麦粉が打ち込まれているのかはいざ知らず、オーションが配合されてるのでは?と思わせるほど、落ち着きのある素朴な褐色が印象的。そして風味と甘味がとても強いと感じます。
熱ダレにも強そうで、ゆっくりと酒を飲みながら啜り食っても、伸びを感じさせないし、クシクシとした歯応えも割と持続的。別に潰し込みや引き締まりが強いという感じはしないのだが、独特な密度感が持続して旨し。油そば・汁なし系にも対応してくれますが、実に麺としての味わいが強いと言えましょう。先日、お土産セットを購入して自宅で試食しましたが、家族にも好評。そちらも激しくオススメ!。
<チャシュー> ちょっと抜けた感ある豚肉に醤油出汁が浸透!ノスタ感じて実に優しい豚肉旨さ!
時々、古い中華屋や町中華に行くと、チャーシューじゃなくて「チャシュー」って書かれているのがあるけど、何か法則があるのかしら?。いかにもノスタルジーを感じさせる肉ですね。令和では低温調理肉が広まってますが、中華そばチャーシューの原風景と言う感覚。これも何周か回ってか実に新鮮に感じるところです。驚く旨さじゃないんだが、茹で豚の脂が抜けた感に、醤油スープが逆に染み込んであっさりとした別の旨さが生まれるかのよう。薄味メンマの方が味は濃ゆいのではと思うほどあっさりとしてますが、それがいいだよねぇー。次回は久しぶりにチャシューメンにでもしようかしら。豚をスープにひたひた浸して食らう旨さなり!。
<メンマ> あっさりしつつ出汁を吸い込み温もりの旨さ!これもノスタで味わい深し!
チャシュー皿でもお目にかかったメンマ。これも薄味仕立てです。フニャっとしてそうな短冊型で一般的なもの。思いの他、淡くコリっとした歯応えがあるのが印象的。出汁を吸い込みやすいようで、醤油タレや醤油スープにもすぐに馴染みます。単体でも旨いが、個人的には麺や薬味と絡ませながら食らうのが好きかも。古い常連さんは「たけのこ」と呼んだりしてます。一度だけ「たけのこ!」ってコールしたら、「え!」って顔されたので(笑)、それ以来やってない(爆)。
総じまして「老若男女みんな大好き!ノスタを感じる安らぎの旨さ極まれり!まさに三鷹のラーメン的ランドマーク!」
・・・と言う感動の嵐!。近年は客層も随分と若返ってる様子で、近くにお勤めの若い方とか、若いカップルも見かけることも多くなったかと。ノスタな店だがスタフも若いし、これからも長く楽しめるので安心です。三鷹グルメなら必ずピックアップされる名店!必ずや印象に残る一杯かと!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!