ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4505】 MURAYAMAホープ軒 本店 (東京・武蔵村山) ネギチャーシューメン + ニンニク 〜接客のハートフルさに包まれつつ・・・まさにソウルフード的プレゼンス!村山団地の愛すべきアイコン的拉麺!

村山団地のソウルフード!?村山ホープ軒本店!

 

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 思い返せば、コロナ禍になって在宅勤務がメインになって、一年以上経過してるのね・・・。すっかりNew Normal が浸透した気分です。で、もう一つ思い返せば、家に居ること増えたから、この一年新しい服や靴を全く買っていないのでした!。気がついたら、服や靴がどれもボロボロで・・・オレっダサい!。嫁さん、気づいてたら早く言ってよ、怒らないからさ(笑)。
 
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 そんな感じで、本当は都内で小洒落た場所で、ナイスな拉麺と酒を嗜もうと考えてたのだが、いくらなんでも、古臭いジャージにくたびれたクロックス履いてじゃ、電車にも乗れんだろう・・・。と言うことで、つっかけ履いて気軽に食えるような店へ行こうと思った雨模様。クルマで行くこと前提に選んだのが、「MURAYAMAホープ軒 本店」さんです。ホープ軒本舗@吉祥寺の流れを組む店ですね。
 

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 ちなみに、武蔵村山市では菜の花畑を愛でる企画を近くでやっており、こちらの方も楽しませてもらいました。天気は優れなかったけど、黄色が鮮やかで心の中は晴れ模様。桜はあっと言う間に散るけど、菜の花は長く楽しめるのでいいね。食っても旨いし酢味噌でねー。
 

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<全体> 配膳の瞬間に立ち昇る豚骨野趣なる香り!重厚に立ち込める背脂の海!辣油辛さを滲ませるネギ山!

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 近くに団地があるからか、座席ある割には混んどった。しかし店内は実に休日の昼下がりの家庭を見るようでハートフル。客層が家族客が多いのもあるが、接客が心地よいので、遠くから来た甲斐があったと思うほど。醤油豚骨の店って無骨な店が多いというイメージは偏見ですな。今回はガッツリ食おうとネギチャーシュー!ニンニクも追加したよ!それはこんな麺顔!。
 

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 おおお!これはまたド迫力!並盛りでもしっかりした重量とトッピングの盛り上がり!そして背脂の海です!。着丼の瞬間から豚骨の野趣なる香りが立ち昇り、嗚呼これぞ東京の豚骨醤油と言わんばかりのプレゼンスですよ!。しかも、香り自体からも塩気を感じさせるほどの濃厚な香りが堪らん!。まさしく、ソウルフード的な迫力としてはありありだと思うのは私だけでしょうか?。そして辣油が絡んだネギがまたいいね!。食らう前から重厚なスープと受け止めますが、そこに染み入る辣油。ゆっくりとオレンジ色に染め上げようと待ち構えているような・・・そんな感覚。まるで食らう前からハードな一撃を食らったような感覚です。
 

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<スープ> 久しぶりの豚骨パンチ!背脂パンチ!塩気パンチ!痛快ノックアウト的旨さ!ネギ辣油がじんわり調和!

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 最近、淡麗なのを啜ってきてるから余計にそう思うのかもしれませんが、最初のひと口めから、味の濃ゆさの3連打を浴びたような気がします。まず冒頭から豚骨!。すっかり豚骨・豚骨醤油・塩豚骨から離れていたのも合って、ズドンとした野趣なる味わいに浸ります。あまり好きな表現ではないが、クサ旨の部類かと。この香りの力強さそのものが旨味の厚さだと思わせます。いわゆるヤミつきになるタイプ。
 

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 そして背脂!ラードに背脂が浮いていると言う感じではなく、背脂自体が重厚で溶けきってないのが浮いている・・・そんな表情です。心なしか青葱が多めに浮いているのが愛情ってな感じ。ホープ軒らしいと言えばそうなんだが、こんなにハードだったかと考えてしまいました(最近行ってなかったからなぁ・・・)。
 

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 さらに塩気!これだけ背脂が濃厚なら甘味を感じても良さそうだが、豚骨と背脂の旨味をぐいぐいと牽引するかのように、塩気が強めです。悪気はないが後で喉が乾くと言う感覚はありましょう。言い方を帰れば、後でお水がたくさん飲みたくなるタイプ。しかし、これが全体の力強さと個性を産んでいると思われ、妥協してはいけないポイントですな。
 

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 おいおい・・・ここから更にネギの辣油が染みるのかよ・・・。ちょっと大丈夫か?と心配になりますが、辣油があった方が実はスルスルと食えます。塩気の上に更に辣ーの辛さ?背脂の上に更に油?と思われるが、それらのハードを麻痺させるような役割なのか・・・食を進ませるのです。個人的には、辣油が浸透して溶けていたニンニクが目を覚ましたような味わいだったかと。ここでニンニクが効いててきたかぁ〜と言う感覚で一気に完食へと突き進みます。
 
 

 

 
 
<麺> グラマスな表情に黄色い地肌!背脂塗れのもっちり歯応え!出汁を吸い込み具材を絡ませ全てを受け止める旨さ!

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 先客や後客のオーダーを聞いてると、カタメのコールが多いようです。私はカタ麺主義者ですが、初訪問なので今回はデフォルトと対峙いたします。見て思うのは・・・吉祥寺のホープ軒本舗とは随分とイメージが違うと言うこと。あちらはマイクロ縮れであるのに対して、こっちは、スッキリしたストレート麺。しかもグラマスとも感じる肉厚さで、表層がツルツルとしてるので、口当たりや啜りが良い感覚です。
 

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 歯応えは実に明るいモチモチとしたもの。背脂に塗れるのも合って、かなりライトに啜りあげられます。ハードなスープに対して、麺はとても優しく感じるかと。またゆっくりと出汁を吸い込むところも合って、風味を楽しむよりは、出汁を含んだ味わいを楽しむ感覚でしょう。しかもそこそこ太い割には薬味や具材を絡ませる。背脂は地肌にこびれつくように貼り付きます。
 

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 スープを啜ってる時、少し白飯が欲しくなるなぁ・・・と感じたのだが、確かに出汁が炭水化物を含んだのが旨そう。この麺にはそんなイメージを覚えたかも。これは出汁を吸い込んでなんぼ!ってな旨さに思えてしまいました。中盤以降は、まるでおかずとご飯を絡めるように、麺で巻き込みながら食らったりして遊び食い。並でも十分なるボリューム感なので、今の私では食い切ってちょうど腹パン!。晩飯まで一切空腹を覚えずです。
 

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<チャーシュー> どこへ行った?と思わせぶっておきながら・・・ネギの下には大量の豚バラロース肉!しかも分厚いぜ!

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 配膳の瞬間、オーダーミスとは思わなかったが、チャーシューはどこへ行ったとは感じました。ま、具材の下かどこかに隠れているんでしょとは思ったが、こんなにたくさん隠れていたとは驚き!。大判なる豚バラ肉。ロールもあってしかも分厚い。6枚はあったでしょうか・・・実にご立派なチャーシューメンでした。
 

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 やはり煮豚タイプのバラ肉は馴染みがあるね。永く慣れ親しんだチャーシュートッピングはこれです。平成になって炙りが入るのも出てきたが、やっぱり煮た脂身の旨さが好き。赤身にも旨味が浸透し、肉本来の味わいと結びついた旨さを感じます。
 

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 分厚いので麺を巻き込むのにも少し苦労しますが、肉だけ食ってもこれだけボリュームあれば顎が疲れますな(笑)。さてこの肉で印象的だったのは、やはり下味の塩気。脂の甘味もあるのだが、塩豚と行ったイメージです。特に赤身にはその傾向が合って、さぞかしチャーシュー丼にすれば旨いだろうと思わせる味風景。トッピングのもやしと合わせて食らうと、これがまた旨いのです!激しくオススメ!。
 

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<ネギ> 薬味であり味変アイテム・・・やっぱり主役の具材!シャープな辛さにネギの甘味!スープに溶けて旨味溢れる!

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 ホープ軒然り、ラーメンショップ然り、東京の豚骨醤油と言えば、トッピングはネギ!。そしてそれは辣油に絡まっているのです。関西オリジンな私は、小さい時からネギトッピングと言えば、九条葱刻みの山盛りでしたから、就職で上京仕立ての頃は、ちょっとばかり驚いたものです。しかも、この辣油塗れのネギは万能です。
 

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 まずスープに絡んで溶けて味変化を成す。フツーに薬味や具材としてありながら、味変化アイテムとなり、ストレートに絡みを与える。特に、味噌や豚骨と行ったこってり系には絶妙の変化を与えるので、実に重宝です。辣油のシャープな辛さをナチュラルに溶かすイメージ。
 

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 そして立派な演出具材でもある。例えば、上述でチャーシューにもやしを巻き込んで食らうと旨し!と述べましたが、チャーシューに辛ネギを寄せて食らっても旨さ絶品。白飯が進むだけでなく、ビールも進ませるような旨さに昇華です。また当然ながら麺に絡めても旨し!。もちもちとした歯応えにザクザクした感触が混じるのが楽しい上に、麺に浸透した出汁味に辛味が加わるので、味わいとしても幅が深まる次第です。つまり、辛ネギ万能!。券売機で見かけたら、迷わず押せと申し上げたい!。
 
 

 

 
 
総じまして「接客のハートフルさに包まれつつ・・・まさにソウルフード的プレゼンス!村山団地の愛すべきアイコン的拉麺!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。老若男女、客層が見事にばらけているのは、地域全体に親しまれ受け継がれている証ですね。今回は地域の愛情拉麺を堪能した気分です。ちょっと駅から遠いけど機会があったら是非!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
 

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