ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4479】 丸長 荻窪本店 (東京・荻窪) チャーシューつけそば + キリンラガービール 〜さすが源流!令和になっても衰えぬ人気!レトロで確かな旨さ!

東池袋・中野・・・大勝軒源流の店へ久しぶりに訪問

 

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 東池袋大勝軒の系譜をさかのぼると中野大勝軒。そこから更にさかのぼると「丸長」その荻窪本店に久しぶりにやってまいりました。通勤利用する中央線の車窓からも店が見えるのですが、いつも長い行列が出来てて・・・そうもいつも再訪問するのに躊躇してしまうため、消化有休を利用していくしかないという流れでした。
 

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 平日開店30分前で12番め前後(曖昧)。何とか一巡目ゲット。これを逃すとイタイかも。先頭集団に提供されて食し終わるまで、案外と時間がかかる様子。なので、店内で時間潰すのもあって、やっぱりビール飲んで待つしかないよね(笑)。
 

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<酒> キリンラガービール!近年旨くなった?ホップの痛快な苦味に淡麗なキレ!磨かれて軽やかな味とのど越し!

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 戦後の昭和で一番飲まれたブランドでしょうか。酒の味を覚えたのはキリンラガーだったかもしれません。若いとき自宅でビールを飲み過ぎて、親から叱られたのはこのブランドです。当時はもっとアルコール度数が低かったような記憶ですが、勘違いかな?。当時の苦味が懐かしいかも・・・。
 
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 しかし平成になって生まれ変わった生のラガーも旨いじゃないか!。味にも時代の流れというか、キレ味が増したような感覚。ホップの苦みも痛快ながらも、ズシリとした旨味を感じつつ、昔の記憶より軽やかな後味を感じるます。やはり外で飲む瓶ビールとあって、やけに旨く感じる。
 
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 メンマのサービスおつまみがまた嬉しい!。後から出されるつけそばにも期待だが、この質感だったら「メンマチャーシューつけそば」でもよかったかな?。
 

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<全体> 山盛りでタレを蓋する細切り肉!レトロな気分にさせる中太多加水麺!昭和の懐かしさが滲む麺顔!

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 まあこの人気と混み具合だから、スローペースでビールを飲んでも時間はあり。飲み干して、テレビを眺めること5分程度で、配膳が完了!それはこんな麺顔です。
 

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 おおお!これまたレトロ!ノスタルジー!そして肉迫力!としか頭に思いつきません。まず肉が小さめのつけダレ器に大量に置かれており、完全に蓋をしている状態。まずこの肉を食らって処理しないと、一歩も次のステップに移行できない状況ですな。また隙間から覗けるつけダレがまた特徴的。丸長のつけそばと言えば、やっぱり胡椒!。じっとりとした醤油色のタレの上に、これでもか!と降り注がれているのがよく分かります。また麺も大勝軒などで食べ慣れている方なら、馴染みを感じるかと。何とも言えない素朴な小麦粉と練り水の絡んだ発色が、いかにも親近感をかき立てるよう。
 

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<チャーシュー> 大胆なボリューム!煮豚タイプの豚ロース細切り!一旦沈めて肉とタレの味を噛み締めて楽しむ!

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 いつもとは順番を変えてまずは肉から。昭和のころでもこれだけの肉量だったのでしょうか・・・かなり豪勢だったはず。見るからに煮豚タイプ。分厚めスライス&カットで揃えられてます。部位はロース。赤身の肉味をシンプルに感じる味わいで、噛み締めて楽しみます。少し煮られて抜けたようなところも、素朴な旨さという感覚。ビールによく合いますね。
 

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 しかしやっぱり、一度沈めてつけダレに絡ませる・少し吸い込ませる方が旨いですな。シンプルな肉味なので、何にでも相性が良さそうですが、やはり醤油系の旨味には肉なら一番かと!。つけダレの動物感も足されるようで、これまた旨し!。
 

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<つけダレ> 豚骨に溶ける醤油ダレ!甘味と酸味が円やかに調和する中に胡椒が溶け込むインパクト!

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 既に知ってる味とは言え、最初のひと口めはドキドキするもの。やはり、酸味が最初に反応します。正確には甘酸っぱいという感覚。動物系やら乾物から滲む旨味と甘味が、酢とナイスバランス。この感覚がシンプルな旨さという印象で、懐かしく感じさせる味風景が広がります。
 

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 全体的にはライトな醤油つけダレ。豚骨の旨味も滲んでコクも発揮させてますが、醤油の塩気と胡椒の刺激も重要なエッセンスと感じます。醤油と胡椒の塩気と刺激が、甘酸っぱい味わいと絡み合う様子。人によっては、酸味だったり、胡椒の刺激だったり、好みが割れそうですが、つけそば・・・であれば、このくらいの個性がないと楽しめないかと感じました。うん、今じゃあまり見かけなくなった味わいで貴重かも。
 
 

 

 
 
<麺> 自家製麺!胡椒を貼り付けながらライトな滑り!実にモチモチと弾む多加水麺の明るい食感!大盛りでも負担なし!

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 厨房内には麺箱が山積み。大将がひっきりなしに麺を茹で続け、娘さんが流水で締めあげるという分業スタイルです。もう広く東京では昔から広まったスタイルなのでしょうか、久しぶりに対麺しても親近感しか湧きませんね。
 

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 小麦粉に練水が浸透し打たれたナチュラルな色合い。薄く黄色みがかってるのが旨そうです。無造作に散らばった刻み海苔が、ノスタルジー感を高める様子です。流水で締められたばかりとは言え、麺の密度は高くなく、弾むような歯応えが印象的で、個人的にはよく明るい歯応えと述べています。そのまま食らうと瑞々しい中に仄かな甘みが潜むという感覚でしょうか。汁系にしても相性良さそうです。
 

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 つけダレに浸すといきなり胡椒が貼り付きます。そしてタレが浸透するともなく、濡れるように絡まる状態。モチモチと噛み締めたあとでクチリと潰すと、柔らかい麺の風合いに、甘酸っぱいタレが絡みつつ・・・胡椒の刺激が広がるような味風景。意外と単調に感じることなく飽きずに食えます。そしてやっぱりチャーシューやらメンマと絡めると格段に旨いよね!。具材に絡めて食らうべしかと!。
 
 

 

 
 
<メンマ> 醤油感が強い一方で出汁の甘味がしっかり伝わるレトロな味わい!

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 関西オリジンな私は、昔はあまりメンマや海苔って意識が低かった次第で、東京に住むようになって、醤油味が香る旨さに目覚めたという思いです。それほど深く染まってるというレベルではないものの、醤油系の出汁の浸透があって、甘味も滲むような味わい。また柔らかい歯応えで、メンマラーメンにどさっと乗せてもいいし、白飯に乗せてメンマご飯にしても相性が良いと感じました。やっぱりこれも、レトロな感覚ということかなぁ~。 
 

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<スープ割> 空いた平麺皿につけダレ器を乗せて店の奥へ!柄杓から注いでもらおう!

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 そう言えば、この店でスープ割りをしたことが無かった!。店のお母さんに割りをもらえますか?と尋ねると、器を奥のところに持ってきてくださいとのこと。言われた通りに、つけダレの器を自分で運んだんだが、それじゃヤケドしますから、空いた麺の皿の上に乗せて持ってきてぇ~とのこと。また引き返してそれに従う。直接、スープを柄杓から注いでくれるスタイルだね。中野大勝軒でもそうだったっけか。
 

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 やはり想像通りほっこりする旨さ!。少し強めな塩気や酸味が一気に柔らかくなり、胃袋が温まる一方で気持ちまでほぐれてゆくような感覚の旨さです。う~ん・・・和むぅ。
 
 

 

 
 
総じまして「さすが源流!令和になっても衰えぬ人気!レトロで確かな旨さ!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。日頃は目新しいラーメンを追い続けていますが、そんな活動も疲れたらこういうノスタルジーな一杯がいい感じ。また昔から通っている常連の中に、若い人たちも多く見受けられて、これからも人気が持続すること間違いなし。いつまでもお元気で源流の旨さを提供していただきたい次第!たまにはいいよ!レトロな旨さとその一杯!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
 

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