ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4457】 丸幸 (東京・武蔵境) メンマラーメン 蕎麦粉入り中華麺 + アサヒスーパードライ 中瓶 〜愛すべき昭和ノスタルジーなる大衆中華蕎麦!和みと癒しの味わい!

和みと癒しの空間!ここぞ大衆系中華そば専門店!

 


丸幸 (東京・武蔵境) メンマラーメン 蕎麦粉入り中華麺 + アサヒスーパードライ 中瓶 〜ラーメン食べて詠います

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 げ!よく考えたら、忙しくて朝からろくなものを食ってない。菓子を適当につまんでコーヒーとお茶で空腹を紛らわせ、会議と打ち合わせだらけ。食事って言う満足感がない割に、きっと糖分とカロリーだけは過大に摂取していると思われる1日でした。まさかとは思って暦を確かめたら、案の定・・・仏滅。凹んでいる気分には、そう言うのがとても気になる・・・。
 

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 で、このまま1日が終わってたまるかい!と思って夜になりやってきたのが「武蔵境駅」界隈。しみじみと癒しを求める気分でしたので、ここぞとばかりに大衆系中華そばを狙って「丸幸」さんへとやって参りました。武蔵境駅もここ数年でかなり開けてきましたが、ちょっと住宅地寄りの暗がりなエリアにポツンとあるのがいいね。蛾が街路灯に集まるように、ふらふらと吸い寄せられて入店。テレビの音声がBGMのように心地よい、ノスタな雰囲気を醸し出すお店なのです。まさに和みと癒しの空間!。
 

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<酒> アサヒスーパードライ!労働後にテレビを見ながら晩酌タイム!疲れを癒す辛口のキレ味!一日の疲れを癒す旨さ哉!

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 「とりあえずビール!」。やさぐれ気分だから無愛想に注文してしまいましたが、明るく受け応えしてくれて気持ちが救われます。数年前から代替わりしたようなこのお店。若い方がこんなノスタで渋い店をそのまま受け継いでます。ラーメン450円と言う心意気あるお店。ビール位頼まないと申し訳ない気分にもなりますな。
 
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 大体、やさぐれた時には酒気分は弾けたいもので、キーンと染みるような辛口ビールが似合いそう。スーパードライが妙に嬉しかった。一口目の旨さは世界一と自分勝手に思っている麦酒。キレと軽やかさが人気なブランドですが、私はあと口に残る微妙な酸味が、この麦酒では好きなところ。実際に酸っぱさではないのであしからず。仄かな風合いと言う意味合い。サービスおつまみのネギには、少しチャーシューの欠片も混じってたりしてこれも嬉しいです。日によっておつまみが変わるのも楽しい。今回は心身共に疲れたので、以降はいつもあっさりレビューとさせていただきます。
 
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<全体> 素朴な八王子系拉麺風貌!拍車をかける素朴なメンマの盛り!馴染みのあっさり醤油出汁の優しさに心は溶けゆく!

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 いつも一番安いラーメンばかりじゃ申し訳ないので、今回は滅多に食わないメンマラーメンとさせていただきましょう!それはこんな麺顔です!。
 

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 おおお!いつもながらライトな醤油スープに刻み玉葱のトッピング!八王子系のニュアンスを伝えますね。決してこちらは八王子系をウリにしているわけじゃないが、中央線も武蔵境の西あたりから、八王子系の店がポツポツと現れ出すイメージでしょうか。素朴さがよ〜く伝わります。チャーシューはバラ肉スライスで少しペラいが、昭和のラーメンはみなこんな肉程度だったような気がします。そして目立つのはやっぱりメンマ。割と醤油の色合いを伝える方で、柔らかさが伝わるような質感がいい。オーソドックスな短冊型のメンマの黄土色感が、麺顔全体を妙に優しく落ち着かせる風貌です。
 

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<スープ> 軽いカエシ!ライトな豚鶏系の煮出し!玉葱の甘味が素直に浸透!メンマと中華麺の風合いもイキイキ染みる!

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 出汁がやさしー!。今の時代だとあっさり過ぎると言う方も多そうだけど、いえいえこの程度が一番いい塩梅なのです。醤油は見た目よりカエシ感が低くてライト系。ベースは豚鶏でどちらかと言うと豚のイメージが響いている様子。映えると言うよりじわじわと染みる動物エキス感です。乾物も溶けているがメインは昆布?。また優しい風味は野菜類の煮出しかもしれません。
 

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 全体的にライトなだけに、薬味の甘味がわかりやすい。玉葱の微塵切りは、シャリシャリとした歯応えのみならず、そこから滲むフレッシュさある甘味がとても分かりやすい旨さです。苦味が一切ないかと。また大量に出汁に浸っているメンマも少々下味を出汁に移している様子で、あっさり味の中に幾重にも感じる味わいがカオス状態です。また中華麺からも風味と味わいが出汁にゆっくりと移るようで、後半になるほど味わいが深くなる様子。
 

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<麺> 自家製麺!蕎麦粉入りとは言え明るい歯応えとツルツルとしたライトなスベリ!王道感じる中華麺!

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 卵麺と蕎麦粉入り中華麺とで選べるシステムなんだけど、やっぱりいつも蕎麦粉入りを注文してしまう私です。蕎麦入りとは言え、蕎麦っぽいイメージはほとんどなく、ズバリ中華麺なのですが、プツプツとした歯応えは卵麺よりは淡白で出汁の吸い込みも優れている様子。表層がツルツルとしており、非常に啜りもライトです。
 

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 麺の甘味と言うより、出汁と一体化した旨味がイメージの全て。後半の方が俄然しなやかになり、私は後半の方が好きかも。崩れたチャーシューやら、まだ残ってるメンマなどを存分に絡めて食らうと、あっさり味の中に滋味が加わるよう。歯応えも複雑になり楽しさアップなので、具材はなるべく絡めた方がいいです。玉葱の微塵は放ってても自然と麺に引っかかったり絡むので、玉葱の味わいも麺の旨味にフィットする様子かと!。
 

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<メンマ> 短冊タイプのフニャコリとした柔らかい感触!醤油の浸透を感じるものの素材と出汁を感じる素直な味付け!麦酒に最適!

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 素朴でオーソドックスなメンマですが、これがとてもイケる!。短冊型でやや幅広なパーツが多めで、繊維質はややキッパリとしてるイメージ。されどそれがどれもとても柔らかくて、歯切れがとても良いです。フニャっとする感覚と、コリっとした感覚がメンマの代表的な歯応えですが、どちらかと言うとフニャ感覚の方がかなりを占めるイメージ。優しい歯応え。
 

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 そしてやや全体的に醤油感ある見栄えですが、塩気はほとんどなく、むしろ滲みた出汁の円やかさが印象的。白飯に乗せてガツガツと諸共食い進めたいような味わいです。さらにスープに浸っているとその味わいと交換して吸い込むので、グッと穏やかに味わいにもなるし、温かみも増すので、全体的にさらに優しい味わいに昇華!。嗚呼、これなら麦酒がさらに進むじゃないか!。
 

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<チャーシュー> 煮豚タイプの豚バラ肉の薄切りスライス!自重で崩れる柔らかさ!出汁の浸透に脂の甘味!砕けた後は麺に絡めて堪能!

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 そしてペラいチャーシュー。ペラいと言えば悪く聞こえますが、いえいえ昭和のラーメンならこれで十分な印象です。むしろデフォルトでワンコイン未満で提供しているトッピングとしては上出来。大判になるようにロールした肉を薄切りにしています。煮豚タイプなので脂身がすでに半透明な感じ。余分な脂が抜けているところに、ここにもスープが浸透するので、程よい脂甘さと言う感覚です。
 

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 そして自重で崩れる柔らかさ。チャーシューのみを単独で味わおうとしても無理でしょう。リフトした途端に崩れるから。私は崩れた破片を集めては、麺に絡めたりして味わい倒しましたが、今思うとレンゲで掬えば肉全体を持ち上げられるかと・・・そんな考えに至ります。
 

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総じまして「愛すべき昭和ノスタルジーなる大衆中華蕎麦!和みと癒しの味わい!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。ともあれ、心身ともに疲れ切った一日の終わりには、こんなノスタな中華そばが一番のお似合い。週末昼間は、競馬新聞睨みながら食らうおじさんも多く混み合うようなイメージ。平日夜はまったりと過ごせるナイスな空間。たまには、ほっこりとノスタルジーに浸れるような一杯はいかがでしょうか?激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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