昼からしっかり飲めるラーメン屋!週末行くしかないのだわ!
- <酒①> 特別純米 酔鯨
- <酒②> 純米 九頭龍
- <全体> 醤油ブラウンの優しい表情!香味オイルと照明加減で旨さをそそるピカピカの美しさ!
- <スープ> 監修の「麺屋さくら井」のニュアンス忠実!鶏醤油の明るいコクに椎茸等乾物旨味深く!
- <麺> 三河屋製麺!序盤は素地の風味と甘味あり!中盤以降は・・・ゆっくり出汁を吸い込んで旨さ円やか!
- <チャーシュー> 低温調理の鶏豚2種肉!香味野菜の甘味を淡く浸透させる豚肩ロース!低温煮出し感じるコンフィ風鶏胸肉!
- <味玉にハズレなし!> 淡麗で甘味ある薄出汁の深い浸透!円やかな旨味に玉子の本来味を微妙にキープするフレッシュ系味玉旨し!
- 総じまして「出汁に透明感と円やかな深み!優しく染入るコンテンポラリー醤油そば!」
開店時間を30分読み誤ってしまったものの、休日で閑静なビル谷間の空間には、すでに行列発生中。何とか一巡目を確保したという状況で、開店間際では30名程度が行列する状況です。参考になるか不明ですが、タイミングは確実なで都合を鑑み計算して行きましょう。
こちら、「食前&食中 日本酒セット」という面白いメニューボタンがある!。へへへ・・・見逃しませんぜ。まずはそれからスタート!。一応、醤油・塩・油そば・・・それぞれに合わせて、オススメ組み合わせが提示されてますが、聞けば自由に選べるそうです。食前は、スターター気分であっさり。食中はラーメンに負けないように少々図太い味わいでせめて見ました!。
<酒①> 特別純米 酔鯨
まずは日本酒音痴な私でも聞いたことある「酔鯨」から。注いでくれる一升瓶の写真メモは撮り損ねましたが、特別純米らしい文字が読み取れました。へへへ・・・抵抗感なくグイグイと飲めてしまいますよ。辛口な淡麗系な輪郭ですが、食前酒にふさわしい、キレの中に図太い感覚もあります。あっさり系と認識してたけど、結構味わい深いじゃないか!。グラスがハイカラなので、味と雰囲気はミスマッチなのですが、コンテンポラリーな雰囲気にさっぱり感、微かに滲む図太さが実に旨いじゃないか!。
<酒②> 純米 九頭龍
続いて九頭龍。純米酒らしいズドン!とした飲み口が嗚呼・・・いい感じ。それなのに案外すーっと染み入るイメージで抵抗感が全くない。なので拉麺食いながらでも、拉麺の味わいを邪魔しないところが秀逸。単体単独で味わうとまたイメージが違うかもですが、食中に合う酒とはこういうイメージかと・・・ちょっと個人的には大変勉強になりました。ネットでカクヤスから注文したろかしらん!と思ったくらい。
<全体> 醤油ブラウンの優しい表情!香味オイルと照明加減で旨さをそそるピカピカの美しさ!
食前の酔鯨を、旨さのあまり割と早く飲み干してしまい(汗)・・・ほろ酔い気分になったところで、タイミングよく配膳が進みます。それはこんな麺顔でした!。
おおお!見ただけで旨さを確信する醤油の深さと穏やかな表情!。麺線とトッピングの整然さは発展途上だが、味わいと風味はビシビシと伝える迫力!。醤油ブラウンは明るさを留めつつ、乾物系のエキスの溶け込みアピールで、立ち上る湯気には鶏エキスの香りを仄かに感じさせるほど!。ピカピカな表情に旨さ確信!
<スープ> 監修の「麺屋さくら井」のニュアンス忠実!鶏醤油の明るいコクに椎茸等乾物旨味深く!
まず一口、レンゲで啜っただけで「似てる!」と感じてしまう監修元の味風景と輪郭。麺屋さくら井にヘビロテしているだけに、その個性には類似性を探ってしまいました。水鳥系の明るい旨味は明らかですが、乾物系の扱いがとても馴染みがある感じ。節系や昆布、そして煮干しの甘味もしっとりと響きますが・・・醤油のカエシの輪郭に結びつく干し椎茸系の深い甘味出汁感が、如実に出ているじゃありませんか!これは旨い!
乾物の深みと甘味に、香味オイルの鶏油が力を添えているようにも感じます。ベースの鶏出汁が実に丁寧な煮出し感な上に、まるで薄化粧っぽい香味油が、一点強調のアイシャドウのようにきりりと誘いかけるような旨さ!。実はこのスープをアテに、九頭龍がどんどん飲み減ってしまう顛末!。
<麺> 三河屋製麺!序盤は素地の風味と甘味あり!中盤以降は・・・ゆっくり出汁を吸い込んで旨さ円やか!
前回は塩でしたが、醤油の方が麺とのバランスの良さを感じてしまいました。序盤は素地の風味と味わいとしっかり伝える味風景。芯はない茹で上げですが、それでも小麦粉の湿った風味に甘味の片鱗を感じます。クスクスとした歯応えのたびに風味が微かに香り、奥歯で噛み締めると、出汁と一体化して徐々に糖化する味わいに昇華!。
時が経過し、ゆっくりと出汁が浸透してゆくのが分かります。中盤以降は出汁との一体感が進むイメージで、歯応えと物腰がしなやかに変化してゆく一方で、味わいは完全に小麦粉と出汁が合体したように思えます。柔らか麺が好き!と言う方には後半の方が響く味わいかもしれません。
<チャーシュー> 低温調理の鶏豚2種肉!香味野菜の甘味を淡く浸透させる豚肩ロース!低温煮出し感じるコンフィ風鶏胸肉!
肉は少し店なりの個性を感じます。とは言え、今やコンテンポラリー系王道の低温調理の鶏豚2種肉。豚肩ロースと鶏胸肉という・・・またおまコンビネーション。豚肉が面白い。レア感を残すのを重視した低温浸透というイメージですが、ソミュール液に工夫があるのか?・・・香味野菜の甘味が浸透したような感覚。これは監修元とは少し違った個性ですね。特製肉増しにしなかったので、細かい部分までは分からず。
一方の鶏は、王道のコンフィタイプの仕上がり。低温で煮出した・・・そんな仕上がりに感じており、鶏胸肉本来の淡白な味わいに地味が滲むような旨味が上品に感じます。醤油スープとも相性がよく、沈めて吸わせてから味わうのが私なりとオススメな味わい。
<味玉にハズレなし!> 淡麗で甘味ある薄出汁の深い浸透!円やかな旨味に玉子の本来味を微妙にキープするフレッシュ系味玉旨し!
味玉もいいね!100円では今や安い部類に感じますが、値頃感あり。仕上がりはソフトな感覚で、白身はフルフル感なく茹で上がりを感じますが柔らかさありあり。卵黄はトロトロ部分が大半を占めますが、ジュレっぽく粘りが強い部分が周囲を囲みます。
薄味でも深い味わい。色合いがとても淡いので薄味かと思いきや、確かにそうなのだが・・・淡麗で甘味ある薄出汁の深い浸透!。円やかな漬け汁のイメージが伝わる感覚です。そしてそれが深く浸透してますし、マチュアな濃密感もあるかと。しかし、個人的には玉子本来の匂いと味わいも残っているように感じ、フレッシュな旨味をキープしているところが秀逸と思えます。これは旨いね!嗚呼、やっぱり味玉にハズレなし!。
総じまして「出汁に透明感と円やかな深み!優しく染入るコンテンポラリー醤油そば!」
・・・と言う感動!。現場でもかなり旨いが、更に伸び代すら感じる部分もあり、今後に激しく期待!。多客のオーダーを観察してると塩がやや優勢のようですが、塩&醤油で拮抗する旨さ!。日本酒のラインナップでも楽しませてくれるし、ちょっと今後は大きく化けるかも?と少し期待をしております。五反田地区で拉麺台風の目になるや??山手線利用者なら、アクセスしやすいので昼も夜も楽しみ易いかと!激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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