ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4289】 つけそば 周 (東京・板橋区役所前) つけそば 並 + サッポロ生ビール 黒ラベル 大瓶 〜タレの濃厚感!麺の質感とボリューム!ガッツリ食えて痛快なまでに満足感高し!往年以上の彷彿覚えるインパクト豚魚つけそば!

往年の濃厚豚魚隆盛の感動・・・久しぶりに思い出す

 

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 なんだかんだで熱帯夜の時節は過ぎ去って、朝夕は過ごしやすさすら覚える。朝から曇り模様で、一日中気温が上がりにくい日などは、やっぱり秋になりつつあるんだなと実感しますな。コロナ第二波も落ち着きを感じるようですので、週末は都内でラーメン活動といきましょう!。ちょっと気温が下がると、冷やし系などよりは温もりを感じるのを食いたい・・・と言うことで、濃厚系を求めた次第。
 

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 結局、味噌か豚骨魚介かで迷う。どっちかと言えば味噌かなぁ〜なんて、板橋区役所前へ向かって純すみ系を狙ってみるかと動き出したんだが、たどり着いたら急に雨が降ってきたよ。男性用の小さい日傘しか鞄に入ってないから、傘買おうかコンビニを探してたんだが・・・・たまたま「つけそば周」を発見!。実はここも今回の候補で、長らく訪問ブックマークリストには載せていたんだが何年も放置状態。理由は日曜日休業だから。今行くしかない!?・・・これから強くなろうとする雨に背中を押された感じで、急遽訪問先変更と相成りました。
 

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 ちょうど満席になる寸前?先のカップル客が、並んで食べたいと言うので、私が先に優先されて残り1席に案内されました。その後、客が続々・・・巡り合わせってこんなものだね。思えばここ最近は、淡麗系醤油のつけ麺がメインとなっており、豚骨魚介のつけ麺も食う数が極端に減ってる!。久しぶりにガッツリと食いましょうか!300gをしっかりと食らわせてもらいましょう!。
 

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<酒> サッポロ生ビール 黒ラベル:久しぶりに大瓶!一気にあおれば・・・湿った気分もからりと晴れ渡るね!

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 週末だから、食らう前に飲む!今回はサッポロ黒ラベル。他は、サッポロ麦とホップしかございません。それにしても630円って少し高いなぁー・・・まあええか!と言う流れでしたが、よくよく見てみると「大瓶」じゃございませんか!。自分の腹限界300gと大瓶で腹が破裂せんか?と少し心配になりましたが、いざとなれば残せば良い。しかし、食べ物を残すと親や先生から叱られた世代ですから・・・結局、胃袋に押し込んでしまうのが常ですよ。とは言っても、ビールは別腹だったのを忘れておりましたー!酒なら楽勝楽勝!。
 

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 どちらかと言うと、この数年で急にサッポロ党になってしまったかも。一口目の旨さはスーパードライって気しますし、鍋とかを突きながらなど料理と合わせるなら一番搾りか?。ただ、ビールだけをたくさん飲むなら、私はやっぱりサッポロなんですよ。だらだらだらだら長ーく飲む性格ですから。自宅にはスーパードライしかないので、コンビニなんかで買い足す私ですが、最近「赤星」なんかも出回り出して、益々サッポロ党を突き進む感じです。嗚呼、今日も・・・一気にあおれば・・・湿った気分もからりと晴れ渡るね!
 
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<全体> 濃厚ドロンジョつけダレ!デフォでも迫力あるボリューム感のひやもり中太麺!野菜はしっかり感ある別皿提供!全体的に質感ありあり!

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 至極丁寧な接客がハートフルで心地よい。私よりも先輩世代のご夫婦と息子さん??らしき方の3人体制。ご家族経営なのか?。メインはお父さんでご活躍って感じ。もっと新しい店かと思ってたんだが、年季入った店なのね・・・知らなんだ。すっーとカウンター越しに、野菜→つけダレ・・・と運ばれてしばらくそれらと睨めっこ。少し待ってから麺皿が配膳。ようやく揃った麺顔セットはこんな感じ!。
 

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 おおお!これは全体的に質感の圧を感じますな!濃厚さがありありと伺えるつけダレは・・・見てるだけでドロドロのエキス感!そしてスリムな中太麺が300gとあってかなりボリューミー!しかし水切りもしっかりされて艶やかな質感が実に好印象。たくさん食いたいと思わせます。また別皿とは粋な計らい!野菜が印象的で、何だか具材も豊富でお得感がありあり!。このご時世、この質と量で780円とはコスパ高いです。まだよく見れば、具材も良い。つけダレから顔を出す肉はゴロゴロとデカイし、メンマだって太いし味玉だって半分だがデフォで付くのは嬉しいじゃないか!。
 

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<つけダレ> 豚骨魚介の粘りある濃厚さ!オイリーな局面もあり滑らかなトロミ演出!豚骨の食べ応え!魚介の円やか甘味!醤油の香ばしさ!それぞれハイバランス!

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 さて豚骨魚介つけだれ・・・極めて濃厚です!その濃厚濃密感覚は、久しぶりにドロンジョと例えてみたくなるハードさです。よく濃厚煮干などで例えられる「セメント」にも近いドロドロ感覚でして、レンゲを沈めてもなかなかその窪みに流れ込んでくれません。そしてオイリー。序盤では濃厚豚骨魚介とオイルが分離している様相で、次第に一体化してゆくと全体が滑らかになってゆくと言う変化が起きます。
 

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 味は覚えのある「またおま豚魚」ジャンルではありますが、質感とバランスが見事!。豚骨と魚介の割合がちょど真ん中で、そこに香味油と醤油の風味が溶けて一体感を高めてます。香味油はラード系だと思うんだけど、それもあってか豚ならではの動物系のコクが分厚い!。甘味は脂でも緩く感じる味わいだし、何と言っても食った時のガッツリとした満足感は豚骨ならではの風合いです。まずこれでハートを鷲掴みにされる。
 

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 続いて魚介だが見事な溶けっぷり。苦味排除で甘味が深い感覚。腹ワタの苦いようなニボ感なく、粒子も微細で歯の隙間に挟まったりは致しません。魚介の甘味は香り多く含まれるので、香りにも甘味が感じ取れるかも。ここに醤油の風合いが溶けるので、甘くも辛味が引き締めにかかります。ううう・・・近年食った豚骨魚介つけ麺の中では、トップクラスだよこの旨さ!。
 

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<麺> 優しい色合いの中加水ストレート中太麺!キュッと引き締めりとハードめなモッチリ感!素地の味は瑞々しくも仄かに甘し!つけダレ甘さに混じれば小麦の風味が旨し!

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 300gにしては多過ぎないかと思ったが、水切りのためのザルが敷かれてあり、底上げされておりました。感覚的には中加水と多加水の真ん中イメージ。中太ストレート麺でナチュラルな小麦色と艶やかな地肌で、実に旨そうです。何も付けずに3本ほどたぐって味わいますと、小麦の風合いがふわっと流れて、噛み締めると仄かに甘味すら覚えるではないか!。素材感を確かめた後で、カットレモンをギュギュっと麺全体に絞りかけます。
 

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 引き上げるとそこそこ麺線が揃うが、スープやタレを持ち上げるほど緻密なわけでもなく、ハズレも多そう。それを静かに付けだれへと運び絡めると、タレが濃厚ですからメチャ絡んできます。煮干成分が麺全体に張り付き増して、一気につけダレが減ったのでは?と思うほど絡みつく。これを短くすすって、あとは箸を器用に使ってワシワシと口の中へと運んで千切る。ヌッチリとハードに潰れますが、とある閾値でプツッと弾ける。そのあとは奥歯でヌツヌツと噛み締めるが、付けだれの旨味がしっかりと麺の甘味を融合して実にうまいね!。序盤はレモン汁の清涼感も口当たりに香ったりして、その妙も実にうまい!。
 

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 もう箸が止まらんとはこのことで、次から次へと盲信的につけダレと麺皿を交互に箸を行来させ、食い続ける飲み。そうすると途中で気づくんだが・・・「つけだれ、最後までもつかな」と心配になる。タレが絡みに絡むから、つけだれが足らなくなる。つけダレの残量と調整しながら食らう必要ありますのでご注意あれ。麺全部を沈めてたりするときっと足らなくなる。そう言えば・・・先客がだれ一人、スープ割をお願いしていない。自分もそうだったが、何とか麺全体に絡めたところでつけダレが無くなるからか?。そもそもスープ割なしなのか?。
 

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<チャーシュー> 豚バラのでかでかブロック肉3切れ!まるでシチュー肉のように肉繊維が解れる柔らかさ!つけダレの甘味と脂身の旨味が深く融合!

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 痛快さはまだ終わらない。チャーシューがまた見事!。濃厚なつけダレの器にすでに投入されてます。そのサイズがデカくて肉厚。豚バラのでかでかブロック肉3切れ!まるでシチュー肉のようにも見える。大きさ大歓迎だが裏を返せば、この肉の大きさが、かなりつけダレの量を少なくさせてる感覚。
 

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 見栄えだけじゃなく、まじでビーフシチューのような煮込み肉に匹敵の柔らかさ。分厚くデカくカットされたバラ肉ですから、脂身と赤身の分かれ目で容易く千切れますし、赤身の肉繊維が解れるほどに容易く砕ける。バラ肉ゆえに味わいがジューシーな上に、濃厚豚骨魚介が絡みまくるので、旨さ炸裂!。次回は肉増ししたい!。麺を少なめにして肉を増やしてやろうかと考え中。
 

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<メンマ> 相対的に小さく見えるが充実のサイズ感!実にシャッキリした柔らかさある材木型!つけダレで深く味わう!

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 麺の多さで相対的にフツーに見えるが、いえいえ・・・実に質感と大きさと太さもあるメンマでしたよ。デフォルトで3本もあるところもナイスで、そのまま食べるとさっぱりとした下味と素材感の風合いでサクサク食えます。太くても、繊維方向から垂直に逆らって歯を立てても、サクッと千切れる柔らかさ。
 

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 しかしどうせなら、つけダレに入れて食らいたい。メンマのさっぱり感に濃密な旨さで染まるのだが、思わず白飯を欲してしまう!。麺で腹パンなのにそんな余裕はないのだが・・・
 

 

 
 
 
<野菜> モヤシとキャベツ 8:2!? つけそばの具材と言うより・・・付け合わせ温野菜的にドレッシングでいただく!

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 別皿に盛られた野菜。てっきりクチ休め的に、麺を食らう合間につけだれに絡めて食らうのだと思ってたが・・・そんなことしてたら、確実につけダレが奪われて、麺に絡めることができなくなってしまう。他客の動向をチラ見すると、テーブルセットにドレッシングらしきものがあり、それを垂らしかけて食ってるみたい。
 

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 真似して、ドレッシングのスクリューキャップを外して垂らしてみるが・・・・嗚呼、オイルばかり。キャップをもう一度締め直して、シェイカーみたいに降って攪拌。再び垂らすとなんだか玉ねぎ混じりのドレッシングみたい。モヤシとキャベツ 8:2!?。ポン酢ドレッシングみたいな馴染みやすさもあって、なかなか良い!。熱々&シャキシャキ感もあって、腹が膨れつつあっても抵抗感なくあっさり食えますな。
 

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<味玉にハズレなし!> 白身はややハード気味な仕上がり!卵黄は粘度高めの仕上がり!出汁と卵黄の味の濃密感に加え・・・濃厚つけダレ感も交えて旨し!

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 ハーフでも味玉が入ってるとサービス精神感じますね。ほんとハートフル。割とハード系な仕上がりで、個人的感覚なら、沸騰後11分前後と言う感覚。白身は締まった状態ですが、薄出汁がしっかり浸透してる。中まで全体的にミルクティー色です。そして卵黄は周囲がスカッと茹で上がりを見せてますが、中心部はねっとりさが若干残ってる感覚。中間層は湿った芋羊羹のような状態。それぞれの状態が外から中に向かってグラデーションしてます。
 

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 出汁と一体化して甘味を濃密に伝えるタイプですな。個人的にはマチュアな卵黄の旨さって例えているんですが、どうせならもっともっとマチュアにしてみましょう。へへへ・・・今回も性懲りもなくつけダレへ少しだけ投入!。付けすぎると味玉の味を感じなくなるので注意。より一層濃密感が味わえてナイス!。嗚呼・・・サービス味玉ハーフ旨し!
 

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総じまして「タレの濃厚感!麺の質感とボリューム!ガッツリ食えて痛快なまでに満足感高し!往年以上の彷彿覚えるインパクト豚魚つけそば!」

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 ・・・と言う感動!。正直、こんなに旨いとは思ってなかった・・・。もっと早くに来るべきでした。今のところ、地元の名店と言うか知る人ぞ知るってな感じですが、もっと有名になってもっと流行ってもいいかも(ご店主のマイペースを崩さない程度に)。もうこの味食べ尽くしたと思ってた豚骨魚介。いやいや実は奥深い?一周回ってまた新しい?。何れにせよ高品質な旨さは流行に左右されませんね。これはつけ麺好きなら一回食っとけ!激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   朝夕も
   ひと雨毎の
   涼やかさ
 
 
 
   秋の食欲
   つけそば旨し
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日もほんとうにごちそうさまでした!!!
 
 

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