ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4265】 味噌中華そばムタヒロ (東京・西国分寺) おかんの冷やしナス味噌ラーメン + ごはん + サッポロラガービール赤星 中瓶 〜冷やし麺なのに茄子味噌炒めを彷彿とする旨さ!まさにお袋手料理的な馴染み良さ!白飯必須な大興奮!

妙に味噌の冷やしが気になって・・・流れ流れて西国分寺

 

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 毎年、夏は色んな冷やしを求めて活動しているんですが、今年はどうも無頓着。ただ惰性的に食ってる感覚です。そんな中、暑くなり始める頃から「味噌冷やし」が気になってます。味噌はなんとなく冬のイメージですし、冷やし中華に時々胡麻味噌がある程度の認識。ところが本格的味噌の冷やしが近年出始めてるから、急に狙ってみたくなってしまいました。
 

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 で、中央線利用者としては、味噌で思いつく駅は・・・荻窪、武蔵境、だったわけですが荻窪の狙いの店は向かってる途中で夏季休業中と判明して引き返す。そして武蔵境の店へ向かったが、着いてみると提供開始の張り紙がしてある割には、日曜日は未提供のご様子で完全に空振り!。嗚呼・・・ツーアウト食らった気分。で・・・今度は急にムタヒロ系を思い出します。
 

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 ムタヒロ系列は、毎月全店舗でテーマ限定を展開しており、この8月と来れば当然「冷やし系」がテーマ。系列で味噌専門店があったはずなので、ホームページをチェックしてみれば狙い通りでしたよ!。しかも2店舗も味噌系冷やし麺を展開しているじゃないか!。もう暑くて歩き回りたくない気分だから、駅から近いと言う理由で、Go To 「味噌中華そばムタヒロ@西国分寺」。
 
 

 

 
 
<酒> サッポロラガービール赤星:ガチガチに凍ったグラスに注ぐ手が・・・喜びで震える(笑)

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 開店時刻が遅めの11:30分なので一番客となりました。もうクタクタ・・・マスクがマジで蒸せるから顔全体から汗が吹き出すとはこのこと。一番隅の席で、メガネとマスクを外してハンドタオルで顔をゴシゴシと強く拭く・・・。そんなタイミングでメチャ早くビールとグラスが運ばれてきましたよ。
 

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 おおお!グラスが凍ってる!真っ白な霜が分厚く張り付いており、手で持つのもはばかれるほど。これは嬉しい!嬉しすぎて手が震えるじゃないか。興奮してるから注ぐ手も、スマホ持つ手も両方震える。そんな感じだからビールは白い泡だらけ(笑)。それでも泡がおさまるのを待ちきれず、そのままグビグビと泡だらけのビールを一気に飲み干すが、白い泡の髭が口の周りに付きまくり。まったくいい歳して何をしているのか・・・。そんな喜びの一杯は、いつものサッポロラガービール赤星。ムタヒロを思いついたのは、ここには赤星があると知ってたのもあったし、これがあるからまた来ることとなりましょう。
 
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<全体> ナイスネーミング!質実だけど・・・どことなく素朴??さすが「おかん」の手料理的茄子が映える一杯!

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 さて目的の限定麺。ムタヒロ系はメニューネームも少し遊びを感じるんですが、今回の一杯は「おかんの冷やしナス味噌ラーメン」。この「おかん」と言うところにメッセージ性を感じ、味わいのミソを感じます。ワクワクしながら待ってると配膳されたのはこの麺顔です。
 

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 おおお!限定という華やかイメージからすると少し地味ぃ〜?しかし独特な迫力はありなむかと!それはやっぱり茄子だよね。茄子が結構多く入っており、大振りなのが一本丸ごと投入されてるのではないか?というほどボリューミー。そしてしっかり氷が汁の中で浮かんでおり、冷やし茄子って感覚を忠実にアピールしております。味玉でも追加できたらまた印象が変わったんでしょうが、チャーシューは細切れタイプで、あとは針生姜と千切り胡瓜が少しある程度。全体的に素朴な印象。ある意味家庭的?だから「おかん」の味噌ラーメンなのか。とまあ、最初は中庸イメージのスタートでありました。
 

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<スープ> 胡麻風味の香ばしさと味噌の甘さ!まさに茄子味噌炒めが汁に溶けたような馴染みの味わい!食が進む!

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 これがスープを一口味わった瞬間から、面白い興奮を覚えます。何も考えず啜り出すと「嗚呼、この味どっかで覚えてる!」と頭に浮かびます。味噌が思いほのか芳醇で甘い後くちが広がる。そして白胡麻なのか、それとも胡麻油(白太?)が引いてあるのか、とても香ばしい!。そして茄子の旨味も心なしか染みているイメージ・・・。
 

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 なるほど!これはまるで、茄子の味噌炒めがそのままスープに溶けているような感覚じゃないか!。しかも高級中華のそれじゃない。家庭の食卓に上がるような馴染みのある風合い。そう・・・「おかんが作った茄子の味噌炒め」的な味わいがズドンと広がるのであります。この時点で白飯を思わず欲してしまう、不思議な冷やし麺。慌てて白飯を追加購入です。
 

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<麺> 意外と風流で上品!平型ストレート系多加水麺!麸の打つこみがハッキリ見てとれ風味よし!

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 そうかぁ〜家庭的な素朴感で攻めてきたかぁ〜・・・などと心で思いながら、次は麺を片付けに動きますが、箸でリフトしてみると意外と風流!むしろ上品とも言える代物でありました。微妙なギャップも計算なのか、またスープとの相性を考えた結果なのか?。
 

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 フォルムは平型中細ストレート。加水は高めで非常に滑らかな麺線が印象的です。しかも地肌にはしっかりと麸の打ち込みがみて取れており、風味と味わいのよさをイメージさせるもの。おかんのらーめんと言うよりは、しっかりプロのラーメン。
 

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 非常に滑らかでしなやか。白胡麻を貼り付けようともスルスルと滑り、平型フォルムが口当たりや喉越しのシルエット感を高めます。スパスパプツプツと歯切れもよく、奥歯で噛み潰すと甘味がまたしっかりと感じ取れる。弾力より噛み潰した後の甘味が、冷えた味噌スープと非常にマッチして実に旨いじゃないか!。大盛でも楽勝で食えそう。
 

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<トッピング①> 茄子!ボリューミーに丸ごと1本投入?冷えた煮浸し的な旨さに味噌のコクがプラス!もっとくれ!!もっとくれ!!!

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 年齢を重ねるほどに、茄子を好きになってしまう。子供の頃、野菜嫌いでお袋を悩ませたオレがだよ・・・。秋茄子ってよく言うけど、夏も旬なのだそう。煮浸しのような状態になった茄子が、ボリューミーなことにまるまる一本は入ってると言う大胆さがいいね。
 

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 スープが茄子味噌炒めの味風景だから、これが茄子本体に深く染みるほどに旨さが増す?。へへへ・・・暑くても一気にビールを飲み干さなくて良かったよ。サッポロ赤星のアテとしても激しく機能する旨さだし、当然そのまま麺と一緒に食らってもまた旨し!。
 

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<トッピング②> 崩れチャーシューと生姜と胡瓜!いずれも味噌出汁にフィットし刺激を醸し出す工夫あり!

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 崩れたチャーシューは、肩ロースの煮豚タイプのようで、ホロホロと崩れるような歯応えに、少し濃いめの味わいがいい感じ。この肉の濃ゆい味で、味噌一色の味風景にならないでいいみたい。スープに溶けても、麺に絡んでも面白いアクセントとして機能します。
 
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 そして針生姜がいいね。滋味だが味噌と生姜の相性はいいに決まってるし、茄子味噌炒めに似た味わいの中で、甘さ一辺倒にならずに、生姜の清涼感が全体にも響いたようでこれまた旨し!。胡瓜と混じるとボリューム感も出てくるし実にいい感じ!。
 
 

 

 
 
<〆飯> ごはん!フツーにトッピングを移動させて冷やがけ的にいただくのが旨し!激しくオススメ
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 このメニューなら、白飯・ごはんを付けることを激しくオススメいたします。食ってる途中から、十分に味噌スープを吸い込ませた茄子をごはんの上に移動させてトッピング。合わせて多少の、チャーシュー・針生姜・胡瓜も移動させる。そのままオカズ的に食らうと旨し!。
 

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 しかしここで「味噌スープ」を少し上からかける方がうまいと思われます。冷やがけ的に白飯を味わう楽しさもプラスされますし、茄子味噌炒め味の汁だから飯に合うのは間違いなし!。
 
 
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総じまして「冷やし麺なのに茄子味噌炒めを彷彿とする旨さ!まさにお袋手料理的な馴染み良さ!白飯必須な大興奮!」
 
 ・・・と言う感動!。この一杯にたどり着くまでいろいろ彷徨いましたが・・・これに巡り合えて結果オーライ。冷たさも堪能できましたし、おかんの素朴なほっこり感も味わえた!。またちょっと工夫で白飯を〆風にアレンジして楽しめましたし、結構充実感ある一杯でした。味噌の冷やし系ってあまり馴染みがないかもですが、旨さの伸びしろあるジャンルかも。まずはこの一杯からスタート切ってみてはいかがでしょう?激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
 

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