ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4626】 らー麺 あけどや (千葉・市川) あけどや味噌らー麺 + サッポロラガービール 赤星 中瓶 〜汗かき食らおう!こってり旨味でエナジー補給!夏こそ味噌麺!

猛暑日に敢えてこってり味噌!

※オリンピック開幕直後の実食

youtu.be

f:id:TOMASSOON:20210723161009j:plain


 
 普段、ほとんど味噌を食わない男ですが、TRY獲得以来ずっと気になっておりまして・・・中央・総武線一本で行けることから、4連休を利用して突撃してまいりました。一応、ワクチン接種済み・・・。
 
f:id:TOMASSOON:20210723160439j:plain
f:id:TOMASSOON:20210723160456j:plain

 
 実は開店時間を読み間違えて、30分も早く到着してしまいましたが、早や待ち客多数。やっぱり人気衰えずな状況が続いておるようです。開店時間になると20名前後の行列。この猛暑日に疲弊しそうですが、皆さん気合入ってる感じですね。
 
f:id:TOMASSOON:20210723160448j:plain
f:id:TOMASSOON:20210723160431j:plain

 
 気になったのは、前客の常連らしき方々はこぞって限定麺ばかり食券購入。食べログもラーメンデータベースも、味噌専門店らしからぬ味噌以外のレビューが多いのが不思議。うーん・・・実はかなり激しく迷ったのですが、初訪問で看板メニュー食わんのも不自然だし、また私がレビューアップするタイミングでは限定麺の提供が終わってることも予想されるため、今回はっこの店王道の「あけどや味噌ら〜麺」とさせていただきましょう。
 
 

 

 
 
<酒> サッポロラガービール赤星!夢にまで見た拉麺店での再会!苦味のズシリ感がラガーならでは!喉が渇くほどに苦味が甘くも感じる旨さ!

f:id:TOMASSOON:20210723160556j:plain


 
 今回訪問したタイミングでは、千葉県では条件付きでお酒が飲めました。別にノンアルでもいいやと感じておったのですが、せっかく飲めるなら頂くことといたしませう。何が出てくるかなぁーと思って待ち受けてたら、配膳されたのは何と「赤星」。何ぃ〜これは嬉しすぎて泣けてくるじゃないか!。拉麺店で赤星飲むのは実に久しぶり!
 

f:id:TOMASSOON:20210723160601j:plain

f:id:TOMASSOON:20210723160651j:plain

f:id:TOMASSOON:20210723160608j:plain


 
 嬉しすぎてグラスに注ぐ手が震える;笑。小ぶりなグラスがまたいいね。瓶ビールならではの少々粗い泡立ちがまた旨そうです。ご存知日本最古のブランド麦酒。苦味重視とも感じるズシリとした風合いは、まさにオヤジ好みといったところ。喉越しの泡感を感じながら苦味を味わいます。すると後に広がるのは軽やかな風合いで、特に喉がとても渇いている状態だと甘味すら覚えるようす?。ううう・・・まじで旨いわ!。一人1本30分間だけという制限ありますが、このご時世貴重な味わいを楽しませていただきました。ラッキー。
 

f:id:TOMASSOON:20210723160516j:plain

f:id:TOMASSOON:20210723160537j:plain

f:id:TOMASSOON:20210723160542j:plain

f:id:TOMASSOON:20210723160521j:plain

 
 
 
 
<全体> 実に見慣れた大衆系味噌カラー!ところが炙りの肉感が迫力的で全く侮れない気迫感!

f:id:TOMASSOON:20210723160506j:plain


 

 前客ほとんど限定の冷やし系だったから、順番抜かしであっという間に配膳ですよ。オーダーミスかと思うほど早かった!それはこんな麺顔!
 

f:id:TOMASSOON:20210723160414j:plain


 
 おおお!まさに絵に描いたような味噌ラーメンですな。茶濁な味噌カラーはとても明るく、味玉の色合いもそれに同調。コーンの黄色がいかにも味噌ラーの一般的印象を植え付けるようです。ただポイントは3つ。1つは想像以上に肉肉しいと言うところ。サンプル写真よりも肉感がありありで、焦げ目も感じて香ばしさもあるようです。2つめは、炒めの香ばしさ。もやし炒めから昇る蒸気が熱々で、そこに含まれる炒め油の香りがとても食欲をそそる!。見た目以上に実は迫力がある感覚で、尻上がり的に好感度アップといった感じです。そして3つめ!これで950円と言うのは安いじゃないか!。令和のこの時代で良質な特製が千円を下回るとは嬉し過ぎる!心意気すら感じますな!。
 

f:id:TOMASSOON:20210723160403j:plain

 

 
 
 
<スープ> 見た目より遥かに深い旨さ!味噌は甘味芳醇!炒め野菜の香ばしさ滲みベースの動物エキスが結構濃密!

f:id:TOMASSOON:20210723160633j:plain


 
 味噌は幾種類もブレンドと思われますが、見た目明るいが味わいは深い。そして優しさもありますかね。個人的には甘味が感じられ、麦味噌も溶けているのではないかと邪推しております。券売機では辛いメニューが目立ったので塩気が高いのかと思ってたのとは裏腹な展開。とは言え札幌味噌という雰囲気もあるので、とても食べやすいという印象です。味噌の麹感も華やぐ感じですので、結構引き込まれる旨さ。
 

f:id:TOMASSOON:20210723160627j:plain


 
 そして動物感がしっかり出されてます。ベースは豚骨かと思っているんですが、炒めに使ったラードも染み入るようで豚の旨味が伝わる感覚。しかし、口の周りにペトペト貼り付くようなエキス感も高いので、きっとこれは鶏ガラ!特にモミジと呼ばれる部位が使われているはずです。これはコラーゲン感。豚でもカシラを使えばコラーゲン感が出ますが、風合いの滑らかさからモミジと判断かなぁ?。
 

f:id:TOMASSOON:20210723160718j:plain


 
 味噌ラーメンってもトッピングのもやし炒めで結構印象が変わるかと!。この炒め作業に使われるラードと、もやしの甘味が、スープにかなり影響を与えるようで、香ばしさと共に、野菜と油系の甘味を溶かし込むようです。これでかなりカオスな旨さに仕上がってるイメージかと!。
 

 

 
 
<麺> 麺屋棣鄂謹製!札幌味噌イメージの明るい黄色に強く縮れた中太麺!出汁や具材&薬味を絡ませまくる旨さ也!

f:id:TOMASSOON:20210723160844j:plain


 
 京都のカリスマ製麺所。味噌麺では初めてかもしれません。札幌系イメージの中太縮れ麺。そして明るい黄色が強めな発色で、潰し込みはライトな感覚です。ブルンと弾けるような腰つきから、カタメな茹で加減に感じますが、密度感は低めでスパスパと小気味よく千切れるのが快感です。
 

f:id:TOMASSOON:20210723160809j:plain

f:id:TOMASSOON:20210723160751j:plain


 
 かなり強いめの縮れですから、汁と薬味を絡めまくります。特に葱と挽肉とコーンを絡めまくりますかな。啜った時にはボコ付きが喉越しで抵抗生まれるシルエット感でまた独特です。この手のタイプは、素地の風合いは低めだが、汁を吸い込んでもあまり食感変化することなく、出汁と具材が絡んだ旨味を味わえるからいいね。大盛+50円だったから躊躇すべきではなかったと自省しております。
 

f:id:TOMASSOON:20210723160911j:plain

 
 
 
 
<チャーシュー> 天晴れなる厚切り炙りの豚バラ肉!焦げた香ばしさに脂の甘味深くとろとろ柔らかさ極まる旨さ!無限大に食えるわ!

f:id:TOMASSOON:20210723160726j:plain


 
 さすが看板メニュー。圧巻の焼豚ぶりです。部位はばら肉。分厚めにカットされた三枚肉で、ロースト感が凄く出ております。仕上げにも一手間、ハンディーバーナーで炙りを入れてるみたいで、脂身が更に蕩けそうです。なので口に入れるとすぐに脂身は溶けてゆくようで、まさにトロトロ肉な食感。同時に赤身にも浸透するので、肉の本来味に油の甘みが一体化した旨さとなってます。
 

f:id:TOMASSOON:20210723160615j:plain

f:id:TOMASSOON:20210723160739j:plain


 
 これを敢えて濃厚味噌スープに浸して食らうのも当然オススメ!。味噌味が加わるだけでなく、やっぱり熱が伝わると肉全体が更に柔らかくなります。サイズも厚さも十分なのが3枚もあるので、うち1枚は完全にビールのアテとして活用させてもらいましたが、ついでに白飯も欲しくなってしまいました。チャーシュー丼がかなり注文出てましたから、常連の間では肉得意な店と映っているようですね。肉増しは激しくオススメ!。
 

f:id:TOMASSOON:20210723160829j:plain

f:id:TOMASSOON:20210723160854j:plain

 
 
 
 
<他具材> ラードで炒め焦げ目をしっかり入れるシャキシャキもやしが素晴らしすぎる!

f:id:TOMASSOON:20210723160816j:plain

 
 既述ですが、もやし炒めが秀逸です。ラードで炒められてもシャキシャキとしており甘味がよく出されてます。更にしっかりめに焦げ目がつけられてるのがいいね!。香ばしさはラードだけじゃなく、この焦げからも感じられると思われ、それが全体の香り高さにすごく貢献しているようです。
 

f:id:TOMASSOON:20210723160744j:plain

 
 
 
 
<他薬味等> コーンと豚挽肉はスープに混じって食感アクセント!生姜を溶かすと柔らかい清涼感漂い食欲増進!

f:id:TOMASSOON:20210723160645j:plain


 
 これも既述ですが、味噌ラーと言えば自然とコーンと入れたくなるもの。緩いつぶつぶ感を噛みつぶした時に広がる甘さが味噌に実に相性良いですね。麺にこの甘さが絡んでもまた旨し!。同様に挽肉も載ってますが、これはあっという間にスープに流れ落とされ、全体に浮遊しては他の具材や麺に絡むといった展開。この時ふわっとした歯応えが感じられ、ちょっと嬉しくなりますね。
 

f:id:TOMASSOON:20210723161002j:plain


 
 後半になって、よろしければと生姜を出してくれました。迷わず全投入。別に味に飽きてきたわけではなかったが、生姜特有のジリジリとした清涼感が、味噌の濃厚なコクに加わると、軽い刺激が生まれてまた食が進み始めます。このほか、七味や白胡麻などもカウンターにはあったが、味が厚化粧になりそうで今回は生姜で止めておきました。
 

f:id:TOMASSOON:20210723160932j:plain

 
 
 
 
<味玉にハズレなし!> 濃ゆめの出汁がしっかり浸透!熟成感すら覚える濃厚甘味発する卵黄旨し!

f:id:TOMASSOON:20210723160713j:plain


 
 とても出汁が濃ゆめでその浸透も深いといった感覚。固茹でに見えますが実は柔らかめ。ただ出汁が深いので白身は引き締まった感じで、卵黄はハードめなジュレっぽい状態です。
 

f:id:TOMASSOON:20210723160859j:plain


 
 これが出汁が長く浸透して熟したような味わいになっており、実にマチュアな味わい!いや甘味!。ねっとりと舌全体に絡みますが、濃厚なスープに沈めて味を足しても元の味がマスキングされることなくしっかり伝わる。まさに熟成感すら覚える濃厚甘味とう感覚で、これだけで酒のおつまみになりそうです。白飯に乗せてぐちゃぐちゃ潰して食っても旨そう。嗚呼、味たまって甘さにハズレないよね!どうせなら味たま追加激しくオススメ!。
 

f:id:TOMASSOON:20210723160919j:plain

 
 
 
 
総じまして「汗かき食らおう!こってり旨味でエナジー補給!夏こそ味噌麺!」

f:id:TOMASSOON:20210723160422j:plain


 
 ・・・と言う感動の嵐!。夏バテ気味だし暑すぎて重いの食べるの躊躇しがちですが、逆にスタミナ感じて元気が出るかと!。旨い味噌なら季節関係なく楽しく味わえますね。市川駅からすごく近いし、移動途中でサクッと昼飯ってのもすごく重宝!限定も大人気なようですので味噌同様激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

f:id:TOMASSOON:20210723162054j:plain


  
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

関連ランキング:ラーメン | 市川駅市川真間駅菅野駅