ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4240】 人類みな麺類 東京本店 (東京・恵比寿) らーめんmacro 大盛 + 特選こだわり煮玉子 + 箕面ビール ピルスナー 〜優しい味わいと肉の迫力!まさに旨さはマクロ級!ついに・・・なにわの真打ち登場!

大阪の名店!満を持しての東京進出!

 

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 私は一時期、関西転勤してたころがありまして、そこからこのラーメンヲタクの道に染まってしまいました。もう10年も前かな・・・。当時は、ラーメンデータベースの大阪府ランキング200店を制覇しておりまして、完全なラーメンコレクター。それから今になって改めてそのランキングを眺めると、全然知らない店ばかり。やっぱりこの業界って入れ替わりが激しいんですねー・・・。
 

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 今や大阪エリアでは、超人気店「人類は麺類」。私が関西から東京に復帰した後に出てきたお店でして、まさかここまで人気が高まるとは思いもよりませんでした。過去一度だけ帰省のついでに食いに行けましたが、これでそんな苦労をしなくとも東京で食えるようになったのだ!。関西オリジンなラーメンラバーとしては、実に嬉しい限り!。行列がすごいとの噂だったので、とある午後休暇を利用してやってまいりました。
 
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 一応、今では中休みなしの通し営業スタイル。しかし、麺やスープではなく「チャーシュー」が切れるとそこで一旦ストップ。見越して追加で肉を仕込み直しているようですが、やっぱり間に合わないこともある。そうなると・・・せっかく随分と並んだのにと客ががっかりしそうですが、心配することなかれ。肉途切れな行列客には、「ワイルドカード」と言うのを配ってくれ、店を後にしても権利が与えられます。「肉のある時間帯に再び来れば優先的に通してくれる」と言うワイルドカード。ただし期限付きなので、注意は必要。私の場合、平日のお昼過ぎにやってきて肉途切れセーフ。・・・入店まで1時間。コロナの蜜対策で入店人数を絞っているので、仕方がないですね。
 
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<酒> 箕面ビール ピルスナー:北大阪グルメな逸品!関西のビール好きには有名なクラフトビール!

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 箕面と言えば有名なグルメが二つ。マダムシンコのクーヘンと、この箕面ビールでございます。両方ともやり手の女性社長が切り盛りをしており、特に関西のビール好きでは箕面ビールは知らぬものはおりますまい。ビアフェスタ等でもお馴染みブランドで、もらった箕面ビールステッカーは、今でも引き出しの隅に保管してあります。私の人生の中で、関西転勤時代が楽しかったので、この箕面ビールは懐かしさで泣きそう(笑)。
 

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 ピルスナー・・・ま、一番ポピュラーなので何も考えずにそれを選択。しっかりとした麦芽の苦味を感じますが、比較的軽やかな飲み口。いつも日常飲んでる赤星などのラガービールとほぼ同じ褐色ですが、微妙に清涼感はこちらの方が明確か?。箕面もおいしい水が摂れるエリアだから、ビール製造にもってこいだね。さっぱりだけどしっかりした味わい。いくらでも飲めそうなのに、小瓶はちといつも後から寂しさを感じさせるね(笑)。
 

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<全体> 出汁と麺の色合い優しく・・・肉とメンマと煮玉子は迫力いっぱい!まさしくプレゼンスは「マクロ」そのもの!

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 メニューを眺めると「原点」「micro」「macro」の順。「原点」は大阪で実食済み。なので「micro」が順当なんだけど、「macro」が一番人気と紹介してあるもんだから・・・素直に口車に乗ってしまいましょう!。今回は「macro」を麺大盛で!。煮玉子トッピングとさせてもらいました。数分経ってやってきたのはこの麺顔です!。
 

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 おおお!白出汁を思わせる薄い琥珀のスープが淡く霞んで柔らかそう!。またそれに透けて見える麺が、記憶の通りに汁系としては中太で白く丸めなフォルム。ここだけ見れば、ほのぼのラーメンなんだが・・・・トッピングが大迫力!。デフォルトでこの肉の量かよ!しかし不思議なことにワイルドさは少なく、凛々しく鎮座してるイメージ。そして材木めんま も味玉も出汁の色合いが深く染み込んでいるような、深ぁ〜い褐色。真面目そうだが主張する色合い?。・・・・そんな全体感覚で、優しいんだか迫力なんだか、いろいろ混じり合って、それぞれの存在感は確実に相乗効果もあって「マクロ」といった雰囲気!。
 

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<スープ> 薄い琥珀に輝き・・・味はすごく優しい!柔らかく貝エキスが溶ける淡麗醤油!

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 まず出汁から啜るんですが〜意外と香味油が多めに溶けてるのね。一般の塩らーめんより淡い琥珀色で、透明感とキラキラさはハイレベル。レンゲでかざすと霞がかった柔かさがありなむ。静かに口へと運ぶとその瞬間、目を閉じてしまいそうな優しい味わいと感じます。
 

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 まさしく魚貝主体の旨味。落ち着き感もたっぷり感じるので、まるでうどん出汁でも啜っているかの妄想に取り憑かれます。また貝エキスが非常に円やかだが、確かにホンビノスのようなキリっとしたものではなく、じわじわと感じるような感覚。これは日本人ならピンと来るアサリとシジミの余韻かと。
 

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 また節系の旨味はまた豊潤。これは鰹か?。淡口醤油使用とありますが、その白出汁がいい感じでベースとなっており、貝出汁で一路を形成するならば、白出汁風味で一帯を形成しておりますな。時間が経過すると、じわじわと麺から吐き出される炭水化物の甘味も溶け出しますし、一層円やかなカオスが形成されてゆく!。
 

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<麺> 自家製麺:全粒まじりの多加水系もっちり中太麺!明るく弾んで噛み締めると滲み出る風味と甘味!

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 少しうどんに寄せてる?。スープの穏やかさと円やかさにそう思いましたが、私個人的にはこの麺も少しそれをイメージしてないかと感じてます。通常の麺より2回りほど肉厚なストレート麺。そのフォルムは膨れて丸麺のようでもあり、地肌の色合いからもそんな感覚です。大阪の記憶と同じで全粒を打ち込んであり、風合いもしっかりとアピール。ただ、ちょっと大阪でのイメージよりウネリがあるような・・・。
 
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 ああ、やっぱり少し多加水系。明るく弾むような歯応えでモチモチと明るい。ゆっくりと汁の浸透を許すようですが、熱ダレもなくゆっくり食っても旨さは持続です。プツリプツリとリズミカルに歯切った後は、奥歯で潰す。よくよく噛み締めると、終盤でも風味があるし当然甘味は十分!。スベリも滑らかなことから、少しうねった形状もあり、喉越しがまた楽しい!。この感覚なら、つけ麺でも十分ありだと思うんだが・・・このブランド確かそれやらないんだよねぇ〜。個人的に勿体ないと思うんだけど。
 

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 この店は後清算。ちょっと店側が手こずってる間、製麺室を眺めて過ごしてました。すると日本製粉の「めん匠」25kg袋を発見。以前どこぞの讃岐うどん屋で見たことあるぞ!。パスタの粉すらラーメンにしちゃうのがラーメンなので驚くことでもないが・・・。
 
 

 

 
 
<チャーシュー> まさにマクロ的サイズ!フカフカで分厚い多ぶり豚バラ肉が2枚!満足を突き抜ける満足感!

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 写真じゃ絶対に分かりにくいと思いますが、実物の肉迫力はすごい。一般のチャーシュー麺を凌駕しております。その厚さハンパなく、どのデカさ・・・スライスと言うよりマグロのように「サク」と呼びたい。周囲はしっかり目にローストした後がありますが、全体のトロトロさがハンパなく・・・実にゴージャスな煮豚です。脂身と赤身・・・そしてまた脂身。もはや脂はトロトロに蕩けており、赤身はフカフカなスポンジ状態で煮出汁と脂身の旨さを吸収。
 

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 箸で持ち上げると、自らの重さで崩れそうになる。下ろすとスープをまたバクバク吸い込もうとしてる。優しい出汁を吸い込んで、ますます優しい味わいが深まってゆくイメージ。これだけデカくて柔らかいと、縦にして恵方巻の如く食いまくるしかないでしょう。一本食い終わった後に感じるのは、少し小腹が張った感かもしれませんね・・・。
 
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<メンマ> しっかり出汁味を感じる極太材木メンマ!繊維がゆっくり解れてシャクリと歯切れる快感!

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 メニューでメンマを変えているのか?はたまた時が流れて変更したのか?。このブランドがこんなに太めの材木メンマを出すとは予想してませんでした。また大阪系らしく薄だし系の染まり具合ではあるが、割と深い色合い。出汁の含みを多く感じるかも。
 

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 噛むと材木の繊維が横ずれして解けるように崩れて行きます。そして、ある噛むときの圧力の閾値でシャクリ!と小気味よく千切れるのがまさに快感!。デフォルトで2本も入っているのがまた嬉しく。これはゆっくりと旨さと食感を堪能できました!。ネギ追加もメンマ追加も同じ150円。ネギ大好きネギ星人なオレだが・・・次回はメンマ追加で行くつもり!。
 

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<味玉にハズレなし!> 外観は深い褐色で味が濃ゆそう!?意外と中はあっさりタイプの円やかな味展開!

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 うわ!醤油に染まってるーーー・・・・そんな色合い。スープは優しいのに味玉はハードだ!。なぁ〜んて思いつつ、割ってみると中はフレッシュ!。表層は濃ゆい染まり方だけど、中は水着の日焼け後を見るように白めな地肌が浮き立ちます。
 

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 しかも味わいは円やか!。玉子全体の仕上がりは、8分煮立てなイメージで卵黄はハードなジェルか、緩い芋羊羹状態。出汁と卵黄のコクで味わい濃密でまったり円やか。これは白飯に入れて崩して食べてみたいです。こちらのライスは雑穀米らしくそれも旨かろう。見た目と味わいで楽しさあり。嗚呼、やっぱり味玉の旨さにハズレなし!。
 

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総じまして「優しい味わいと肉の迫力!まさに旨さはマクロ級!ついに・・・なにわの真打ち登場!」

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 ・・・と言う感動!。やっぱりユニークな個性を感じる一杯ですし表現力豊か。大阪1位!全国3位(ラーメンデータベース調べ)の看板はダテではございませんでした。行列に苦労しそうですが、平日午後の2時以降が狙い目かもと。私のように午後休暇もありですがね(笑)。ともあれ、この後「micro」も食べないとメニュー制覇できませんので、いずれまた近いうちにでも!。優しい旨さをハードに食おうよ!山手線ラーメン活動ならここも激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!! 
 

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