楽観の冷やし麺!その名も「水晶」
楽観 立川 (東京・立川) 水晶 + マヨチャーシュー丼 〜ラーメン食べて詠います
- <全体> まるでフルーツをあしらった・・・夏パスタじゃな!
- <タレ> 特製バルサミコソース!酸っぱいチョコレートソースのようにコク深し!
- <麺> 三河屋製麺:丸みを帯びて引き締まりあるストレート細麺!クスクスと歯切れて風味高し!
- <具材①> 生ハム&ルッコラ:これだけで気分は既にイタリアン!
- <具材②> グレープフルーツ:爽やかな苦み果汁がソースにピッタリ!意外にも麺に相性良し!
- <〆飯> マヨチャーシュー丼:炙り焼豚の香ばしさ!マヨは熱々ご飯の湯気で酢飯の如く全体に蕩けまくり!
- 総じまして「フルーツ清涼感とバルサミコ酸味のダブルアクセント!クリエイティブ冷やし中華!」
そんな感じで午後移動。都心を避けて帰ろうと、南武線を利用し今回は立川経由で自宅へ。その立川で今回は途中下車して、「楽観立川」さんへと足を向けました。先日、Twitterで、楽観でも冷やしがあると知ったから!。梅雨の合間の猛暑日に、ピッタリじゃないか!。その名も「水晶」という一杯を狙いました。
それにしても毎回思うが・・・この入居テナントの外観が怪しすぎる(笑)。カプセルホテルと表示してあるが、元はもっと色っぽいホテルではなかったのだろうか。そしてそんなテナントで強引にラーメン店で頑張るというのもギャップがあって非常に興味深いねぇ~。
<全体> まるでフルーツをあしらった・・・夏パスタじゃな!
こちらはメニュー名に宝飾類を冠するのが特徴。例えば醤油麺は、スープカラーから「琥珀」。塩麺はトッピングの玉葱が美しく浮いていることから「パール」。味噌麺は深い褐色から「鼈甲」。そして・・・冷やしはそのトッピングに特徴があり、それを「水晶」となぞらえている。そんな麺顔はこんな感じです。
おおお!思い切りイタリアぁぁ~ン♪バルサミコ!生ハム!ルッコラ!もはや麺顔は夏パスタ。フォークで食った方が似合うかも。そして大胆にカットされたグレープフルーツ!。ルビーもあしらわれて、イエローとパッションオレンジの色合い豊かでございます。そして思う・・・肉っ気少ないので、さっぱり食える分には良いが、腹持ちの方がすこし心配・・・。やっぱり先人のレビューをチェックしておいてよかったよ。サイドメニューの丼とも相性ばっちりかと!。
<タレ> 特製バルサミコソース!酸っぱいチョコレートソースのようにコク深し!
底にうっすらと出汁が引いてありましたが、写真データを消失。緩い塩ダレのようでもあり、薄っすらと琥珀色してたようですが、それがバルサミコが滲んだためかよく分からん。ただ淡い塩だれがバルサミコとグレープフルーツの果汁で、洋風の味わいにさせていたことだけは覚えております。
さて丼を縁取るバルサミコソース。ダイレクトに「酢」ってな感じでもなく、とろみも感じさせます。バルサミコ酢を少し煮詰めたイメージで、敢えて特製バルサミコソースと勝手に命名。これは大衆イタリアンでも馴染み深い味わいで違和感なし。酸っぱいチョコレートソースのようにコク深し!
<麺> 三河屋製麺:丸みを帯びて引き締まりあるストレート細麺!クスクスと歯切れて風味高し!
楽観の汁系で馴染みある、緩やかで風味を感じさせるストレート細麺です。今回は冷やし中華のようにタレにひたひた浸ってないので、麺の素地をダイレクトに味わえたような気がします。歯切れはクスクスとしたものでリズミカルな上に、千切れた瞬間から鼻孔に漂う冷たい麺の風味がいいね。そのままでも旨いのを、淡麗な味わいだけで楽しめるから、案外と違和感なくスルスルと食えました。
丸みを帯びて引き締まりあるストレート細麺!地肌はきめ細かく、ツルツルとしてるので、スベリは非常にライト。またバルサミコソースが混じって、全体的にうっすらと色合いが変わり、タレの酸味に引き立ダレて小麦粉自体の甘味が仄かに感じられるももいいです。大盛設定+120円も魅力的ですが、ちょっとタレとのバランスが気になるから・・・難しい選択かもしれません。
<具材①> 生ハム&ルッコラ:これだけで気分は既にイタリアン!
チャーシューと葱が定番だが、まったく入れ替え「生ハムとルッコラ」。これだけで一気に全体がイタリアンとなり、拉麺がパスタにも感じてしまうほど。もし強力粉の麺だったら、マジでパスタに感じられたかもしれません。
生ハムは薄切り承知ですが、大判でも少なく感じられるから、肉好きとしては少し寂しい気がするかも。一枚そのまま食らうと一瞬で終ってしまうので・・・麺に絡めて食らうこととしました。バルサミコも混じった味わいだと、マジで冷製パスタかと思うてしもうた・・・。
<具材②> グレープフルーツ:爽やかな苦み果汁がソースにピッタリ!意外にも麺に相性良し!
よくかき混ぜてお召し上がりください・・・・とのことだったので実行。生ハムだと麺と絡めて食い易い。グレープフルーツだとどうするの?。一応、麺と絡めて食おうとしたが、非常に一緒に掴みづらく、持ち上げ難くて断念。麺を啜り食っては、直後にブレ―プフルーツを口に放り込むなどして、その相性を確かめました。
これが意外に合うね!麺の風合いが素直だし、絡んだバルサミコの酸味と、清涼感あるブレ―プフルーツの甘苦味が合わさると実に旨い!。旨さ夏色サッパリソース!ってな味風景でしょうか。
<〆飯> マヨチャーシュー丼:炙り焼豚の香ばしさ!マヨは熱々ご飯の湯気で酢飯の如く全体に蕩けまくり!
熱々ご飯の湯気が、炙りチャーシューの香ばさと、マヨネーズの酸味を蒸気させます。マヨネーズとチャーシューの相性が旨くないわけがない。二郎系冷やし混ぜそばでも、その旨さは照明済だし、マヨラーなオレとしては、独身時代にマヨネーズで自家製タルタル丼を作ってしまうほど、飯とマヨの一体感が好き!。
これは見た目以上に旨いです。400円という設定だと、焼豚を敷き詰めてくれよと冒頭で感じてしまうところはあるが、実際に食ってみればどうでもよくなるよ。こちらもお腹に余裕があればオススメです!。
総じまして「フルーツ清涼感とバルサミコ酸味のダブルアクセント!クリエイティブ冷やし中華!」
・・・と言う感動!。お洒落過ぎてオレのようなオッサンには不釣り合いにも感じるが、六本木じゃなく、立川のこのあやしいビルの中だったら、恥ずかしげもなく食えるかと。何気に密にならない配慮もされた感じだし、確かに暑気払いにつるっと食うにはもってこいかと!。これから続く夏の盛りに体験いかが?オススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!