流行る前に行かなきゃ・・・新たな行列店の予感に気もそぞろ
らぁ麺や 嶋 (東京・西新宿五丁目) 醤油らぁ麺 + 味玉 + たまごかけごはん 〜ラーメン食べて詠います
- <全体> 確かに系譜を感じ入る質実とした支那そば感覚!醤油ブラウンが深いエキスのジットリ感!
- <スープ> 何ともしっかりと風味高い醤油!鶏ガラエキスと魚貝の滋味が広がり方が迫力的!
- <麺> 自家製麺:何ともしなやかさ極まる崇高感!汁の吸い込みと持ち上げの良さが心地よい多加水系ストレート細麺!
- <チャーシュー> もち豚の肩ロースか!?と思えるほどの脂身の上品なこと!鶏胸肉のシルキーなまでの柔らかさハンパなし!
- <メンマ> 超細切りメンマが麺にも絡む楽しい歯応え!
- <味玉にハズレなし> 全体的に温もり感ありあり!大いなる柔らかさ!醤油も風味も染みた濃密な味わい!
- <〆飯> たまごかけごはん:どこか覚えがあるようで・・・思い出せない!絶妙な専用タレ旨し!
- 総じまして「コロナの憂さを一気に晴らすか!?イキナリ実力派醤油出現!急げ行列になっちゃうかも!」
暑いからこそ、行列が短いと考えた次第。予感的中、3番目に連結することができました。4番目以降になると、歩道の車道に近い側から並ぶため、夏の陽射しがモロ直撃。あぶねーあぶねー。実は3番目だからと悠長に構えて居たら、入店まで時間がかかってしまい、並び始めて食い始めるまで30分強かかってしまいました。日陰でなかったら諦めてたと思う:汗。在宅勤務調整が出来なかったら、完璧にアウトだな:瀧汗。
回転が遅めなのもそのはず、一人オペのお店ですから。手抜きしなければそういうことになりましょうから。しかし丁重な接客と、バリトンのように響く安心感あるお声で対応となれば、決して悪いきがいたしません。今回は、まだ開店直後の試し運転ってな雰囲気なので、醤油のみのラインナップ。今後は塩とか、和え玉とか、迫力のラインナップが予定されておりますから、非常に楽しみです。
<全体> 確かに系譜を感じ入る質実とした支那そば感覚!醤油ブラウンが深いエキスのジットリ感!
カウンターがL字型。3×3になってて、ちょうど片方の3人が食べ終わったら、店主自ら食器片づける。布巾でカウンター拭いて、お待ちどおさまでしたお入りください・・・と店前でアナウンスされるという流れ。こうも暑いと、まず早よ入れてくれーってな気持ちにもなりましょうが、運営ご理解のほどをという感じです。ようやく巡り会えた一杯はこんな麺顔でした!。
おおお!これはまた雰囲気纏った迫力ですね。開店祝いの胡蝶蘭にあった「支那そばや」「すぎ本」らの文字が頭で交錯・・・個人的には「すぎ本@鷺ノ宮」に似てるなぁ~と感じてしまう。またそれと同時に、いきなりこの質感の高い迫力かよ!って、少々度肝を抜かれてしまいましたぜ。これは食う前から、当たり!と確信できるオーラが垂れ流し状態~。
<スープ> 何ともしっかりと風味高い醤油!鶏ガラエキスと魚貝の滋味が広がり方が迫力的!
誠に深くて濃ゆい醤油の色合いです。しかし鶏ガラ系の透明感を感じる一方、妙に霞がかった質感もあり、醤油のカエシと魚介のエキス感がありありと感じるかと。結構熱いところも好印象で、熱も味のうちってな感覚は、夏の日照り強いときでも同感です。
久しぶりにピキーンと痛快にも響く感じで醤油に出会った感じ。なま醤油系であるこは明らか。たまり醤油か生揚げ醤油か・・・いやいやそんな単純で無くブレンドなのでしょう。塩気が全然心地よいし、醤油ならではの醸造感覚ある風味も濃ゆくて旨し!。そして鶏ガラも芳醇に煮出されて浸透しており、醤油にガッツリと結合して甘味すら覚える感覚です。ファーストインプレッションとしては、実に明るくて深みのある鶏醤油感覚だったかと!。
ところが、中盤あたりで一息つこうとお冷を飲んだあたりで、また印象が違ってきたよ?。落ち着いた旨味には魚介が忍ばされていると感じてはいましたが、冒頭では節系メインで昆布か甘目の煮干しかと感じてた次第。ところが、中盤から妙に貝に似た滋味があると感じ始め・・・帆立か浅蜊でも入ってるのか?と感じ始めてしまいました。違ってたらごめんね・・・駄舌ゆえ。
<麺> 自家製麺:何ともしなやかさ極まる崇高感!汁の吸い込みと持ち上げの良さが心地よい多加水系ストレート細麺!
ここは支那そばや系の品やかストレート麺を彷彿とさせますね。非常にしなやかで密度感低く、腰つきの柔らかくてプツプツと小気味よく千切れる麺です。この系列だからきっと自家製麺。麺箱には屋号がしっかりと刻まれているかと。
茹で上がると丸みを帯びた切り口になります。それが麺同志がピタッと寄り添う。引き上げるとまるで醤油が染まったのか?と思える淡い褐色に見えますが、浸透より持ち上げに優れたという印象。地肌が滑らかなだけでなく、汁の誘引もあって実にズボボボぼボボボボーーーーっと大胆にすすれます。
奥歯へ早速運んでクチリと潰すと既に唾液があふれ出し、咀嚼すれば出汁と一体化した麺の素地、炭水化物が糖化したような旨味が広がる!・・・・と思ったらもう飲み込んでしまう。悔しいとまた同じことをするが繰り返すだけ。旨い麺ほどイケズである。因みに麺の大盛設定はないので、あしからず。和え玉か、ご飯もので凌ぐしかないけど、今は和え玉未提供でありました。
<チャーシュー> もち豚の肩ロースか!?と思えるほどの脂身の上品なこと!鶏胸肉のシルキーなまでの柔らかさハンパなし!
デフォルトで豚×2、鶏×1というサービスぶり。しかも隙が無い!上質です。豚は例えるなら、まるでもち豚の豚トロ。まるで脂身の方に赤身が差しているような雰囲気で、脂身がトロトロと柔らかくてシルキーな味わい。少し醤油出汁に濡れて染みて、味わい深いのもまたよくて、豚肉なのにこんなに上品でいいのか!と思うほど。これは旨い!。また特製は未提供なので、肉追加できなかったことが悔やまれます。
また鶏肉は今や王道の胸肉。コンフィのようなフカフカな柔らかさで、肉繊維質もきめ細かい。優しい元の滋味に溢れた上に、ここにも醤油の香りと鶏出汁の旨味が沁み込んでゆく・・・。軽くスポンジのように吸い込ませてから食らうと、これがシルキーなまでの舌ざわりと歯応えだから、もう堪りません。酒が欲しくなる・・・。
<メンマ> 超細切りメンマが麺にも絡む楽しい歯応え!
へー・・・細切りメンマなんだ。あまり見なくなったが、七彩系列あたりしか頭に思いつかない・・・。しかしこれもスープとの一体感、そして麺との絡みがよく、なかなか考えが練られたトッピングでした。意外と量も多く、最後まで楽しませてくれる。やや味付けは濃ゆめ??。これも酒のつまみにもなりそうです。やはり、いい店では酒が欲しくなってしまうから、オレは平日には向かんなぁ:汗。
<味玉にハズレなし> 全体的に温もり感ありあり!大いなる柔らかさ!醤油も風味も染みた濃密な味わい!
味玉がこれまた印象深い旨さ!。何がそうかと言えば、スープの醤油感がここでも実に色濃い味わいです。白身も黄身も柔らかめな仕上げで、クチに含んだ瞬間から割れそう!。齧ると白身はフルフルとプリンのように震えており、卵黄は明るい色合いでトロトロです。
白身と共に卵黄を味わい始めると・・・実に出汁浸透が深くて見栄えよりはかなりマチュアな味わい。醤油にそれほど染まった感じには見えないのに、明確な醤油気の風味も感じたりしてマチュア感もありありなのでした。また全体的に熱を感じる温めも好印象!。これはイイね!嗚呼、やっぱり味玉にハズレなし!。
<〆飯> たまごかけごはん:どこか覚えがあるようで・・・思い出せない!絶妙な専用タレ旨し!
いわゆるTKG。毎度ながら、有名ブランド鶏卵の濃厚なコクを味わうところだが・・・今回は卵黄のコクもさることながら、タレの方に意識がいっちゃてしまいました!!。これまで、卵かけごはん専用タレって、買ったことないんだが、シンプルな醤油だけで味わうのが好き。ところが甘味が加わっても相当旨いと今回知った次第です。
味醂のような甘味もあり、醤油と交わるとどこか見覚えもあるが・・・明確に分からん。そして鶏エキスの余韻も甘味にあるような気もせんでもない。鶏油が入ってるのかも分からん、情けない次第だが・・・この味付けの旨さで考えるよりもバクバク食い切ってしまいました!。これも激しくオススメかと。
総じまして「コロナの憂さを一気に晴らすか!?イキナリ実力派醤油出現!急げ行列になっちゃうかも!」
・・・と言う感動!。もう少ししたら行列確実でありましょうから、日除け対策はご準備あれ。それより個人的には、夜営業開始の方がありがたい気がしますが:笑。ともあれ、鷺ノ宮に続き、良い支那そばや系譜の店ができたことは嬉しい限り。次回は塩を狙わせていただきましょう!。新宿地縁ある方には激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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