結局ここだね!在宅続きの疲労をほっこり癒す
中華そば みたか (東京・三鷹) 五目油そば + チャシュー皿 + サッポロラガービール 赤星 〜ラーメン食べて詠います
- <酒> サッポロラガービール赤星:今までこれだけ通ってるのに置いてるの知らなかった:瀧汗
- <チャシュー皿> ここじゃ酒を飲まずにおれん!酒を飲むならこれ食わずにおれん!
- <全体> 突飛なものが一つもないのに心が和むゴージャスぶり!今回は油そばバージョンで!
- <タレ> 魔法のタレを濃ゆく感じたいならこれ!汁多めの汁なし系!
- <麺> 自家製麺:汁なし系だとより「和蕎麦ライク」さが響くのだ!これもオススメ!
- <チャーシュー> 醤油ダレにググッと浸して食らうと旨し!少し抜けた脂感がいいね!
- <ヤサイ> 少しクタっとした方がモヤシもピーマンも甘味を感じる旨さ!
- <メンマ> しなやか弾力ありそうでコリッとした食感!温もり感じる淡い塩気に葱が合う!
- <半熟玉子> ポーチドエッグスタイル!とても緩い卵黄を蕎麦ライクな麺に絡めて食うべし!
- <スープ割り> 野菜と昆布が深く染み込んだスープで円やかに味変化!
- 総じまして「ビールと絶妙!昭和の贅沢感満載でレトロスペシャルな五目油そば!」
まあ、本当は近場で久しぶりに顔出したい店があったんだが、尽く緊急事態宣言対応で休業ばかり・・・。どんな時でも頼りになるのは「中華そば みたか」。結局ここだね!コロナ疲労をほっこり癒すことといたしました。
さすがに週末昼時でも、いつもよりは客が少なめ。満席になるかならないか程度で客が入れ替わって回転してゆきます。常連さんの中にもテイクアウトに切り替えた方が多いようで、コロナが過ぎた後も、テイクアウトスタイルは、結構日本中に根付くのかもしれませんね。
<酒> サッポロラガービール赤星:今までこれだけ通ってるのに置いてるの知らなかった:瀧汗
なんと・・・ほぼ10年近く通っているのに、まだ知らないことがありました。なんと「サッポロラガービール赤星」がちゃんと置いてあったのね。メニュー表には「ビール」としか表示がないが、キリンとアサヒは、好みにより言えば出てくるのは知ってました。しかし先日、「赤星!」って注文する常連さんを偶然見かけて、度肝を抜かれてしまった・・・。
「みたか」で赤星・・・うーん絵になるじゃないか!。雰囲気的にも味的にも。おそらくこれからずっとこの銘柄にすると思うよ!。あると知ってたらこれまでもっと来てただろうね・・・大いなる機会損失:瀧汗。
<チャシュー皿> ここじゃ酒を飲まずにおれん!酒を飲むならこれ食わずにおれん!
この日は、昼と夜の店主2名体制。嗚呼、ちょっと懐かしい気分にもなるね。こんなオペ体制が続いてた時期もあったよ。座席に案内されて座った瞬間から、このお二方からビールっすよねと言う言葉と、今にもお持ちしますよってなスタートダッシュ感を受けると・・・「じゃ、チャーシュー皿もお願い」って流れにどうしてもなりますよ:笑。
「トッピング盛」「おつまみ盛」など、ラーメン具材を乗せた皿って一般にあるけど、ここの「チャシュー皿」は、微妙なひと手間が入るから立派な一品。葱と魔法の醤油ダレと、隠し味的に白い粉。これだけでバンバン酒が進みまくりやがる!。少し脂の抜けた脂身に、醤油ダレが垂れると少しはじく。そこを口へと運ぶと・・・脂の甘味と醤油の塩気と香り!そして葱の淡白な苦味がフレッシュ!。そんなわけで、ここじゃ酒を飲まずにおれん!酒を飲むならこれ食わずにおれん!
<全体> 突飛なものが一つもないのに心が和むゴージャスぶり!今回は油そばバージョンで!
油そばは、メニューには書いてないんだけど、全メニュー「油そばバージョン」で出してくれます。「アブラで!」と軽く付け加えればOKでございます。そんな訳でビールで少し腹も膨れたのもあって、五目そばじゃなく「五目・・・アブラで!」と伝えた後の一杯はこんな麺顔です。
おおお!丼の中には昭和の世界しかありませんよ。特にボンレスハムとピーマンが、レトロなご馳走感を醸し出すかのよう!。一方で葱の微塵は極細で仕事の丁寧さを感じさせるし、味玉ではなく半熟玉子を添えたところなどは、一層ご馳走気分を高めるじゃないか!。混ぜそば風に全体をかき混ぜるのもいいが・・・しばらくこの懐かしい麺顔を眺めていたくなる。
<タレ> 魔法のタレを濃ゆく感じたいならこれ!汁多めの汁なし系!
汁なし系とは言え、結構汁多めな感じ。でもさらりとしたタレとなって全体にはとても馴染みます。魔法のタレ・・・醤油にラード系のオイルが深く滲んだような味わい。微妙な隠し味が魅力的で、チャシュー皿のように、何にでもかければ一品として成立させる魔力がありましょう。今日はそれがより濃ゆく蕎麦ライクな麺に絡みつくのが、楽しみでなりません!。
<麺> 自家製麺:汁なし系だとより「和蕎麦ライク」さが響くのだ!これもオススメ!
また名物の蕎麦ライクな麺の風味が、汁を吸い込むのが少ない分だけダイレクトに感じ取れるのがいいね。やっぱりデフォルトでしっかりしたカタメに近い歯応えが印象的。その分、粉の旨味がしっかりと伝わります。甘いようで風味も良い!。オーションとは違うんだが、それに寄せているのか?いつまでたっても分からない:笑。
またモヤシ等、具材と絡むのも汁なし系の方がしっかり掴むので、この歯応えを楽しむのもいつもより面白いかも。蕎麦ライクな麺とピーマンがこれほどマッチするとは興味深いね!。
<チャーシュー> 醤油ダレにググッと浸して食らうと旨し!少し抜けた脂感がいいね!
チャシュー皿で随分と楽しんだんだけど、やっぱり温かみのある肉もいいね。バラ肉を小さめにカットしてあるが、これが中々の脂の抜け食具合が、汁とかタレとの絡みを呼び込みます。さっぱりした肉味で、今のいろんな調理法が施された肉とは比べてはいけないが、シンプルな旨さっていいよねって感覚。麺の残り熱で少し甘味を増しておりました。
<ヤサイ> 少しクタっとした方がモヤシもピーマンも甘味を感じる旨さ!
これも何度もお伝えしてますが、少しクタった仕上がりがいいね。モヤシが特にそうなんだけど、その方が甘味を増す感じ。昔のモヤシトッピングってこんな感じだったっけか。生まれの京都ラーメンもそんな感じだったような記憶。だからレトロな旨さと素直に受け取れます。モヤシに引きづられたように、ピーマンも妙に甘く感じるのも面白い!。みたかの五目そばって、ホント優しい味わいなのが分かります。
<メンマ> しなやか弾力ありそうでコリッとした食感!温もり感じる淡い塩気に葱が合う!
チャシュー皿の底にも敷いてあるメンマ。少々醤油ダレがダイレクトに滲んで塩気で旨しと思ったけれど・・・フツーにラーメントッピングとして食っても旨い!。しなやか弾力ありそうでコリッとした食感!下味の旨さも光ます。またここでも麺の残った温もりで、温かみを感じる淡い塩気に葱が合う!
<半熟玉子> ポーチドエッグスタイル!とても緩い卵黄を蕎麦ライクな麺に絡めて食うべし!
五目そばを注文すると、玉子をどうするか聞かれます。半熟か固茹でか。生って頼んだ人は見たことないけど、誰かやってみます?(笑)。大抵の場合は半熟と答えるかな。半熟玉子とは言ってもほぼポーチドエッグでして、麺の湯で釜に生卵を落として即興で仕上げてくれます。実はこの動作と見極めが、ちょっとカッコいいと思ってる。
油そばだから、当然麺に直接ねっとり濃厚に絡みつけながら食らいましょう!少し醤油だれに濡れて染み込んでるから、濃厚な味わいがよく合います!。少しタレが卵黄で濁るけど気にしない気にしない!。
<スープ割り> 野菜と昆布が深く染み込んだスープで円やかに味変化!
食べ終わりそうなタイミングで、自然な間合いで「スープ割いかがですか?」と必ず聞いてくれましょう。お願いすると、柄杓がにゅーっと出てきて直接注いでくれます。客が注ぐのを止める指示をするまで、ゆーっくりと注ぎ続けてくれる。中野大勝軒とやり方同じですねー。
これにより汁ありのラーメンの味となり二度楽しめます。さて割ったスープですが、とっても穏やかな香りが漂います。葉野菜を中心としたヤサイの煮込み、そして昆布の風合いもしっかり香るのが秀逸
!。是非是非、せっかくの油そばならここまで楽しんでもらいたいです!。
総じまして「ビールと絶妙!昭和の贅沢感満載でレトロスペシャルな五目油そば!」
・・・と言う感想!。三鷹駅界隈も人出があるようで、いつもと比べればずっと少なく寂しげ・・・。UBER EATS の自転車だけが活発に動き回るような風景。私も夜の分はテイクアウト方式へ切り替え。このためここ数ヶ月、すっかりエンゲル係数が上がってしまいまして、いつも夏のボーナスが待ち遠しい。つーか出るのか!?。そんな不安を考えても仕方がないので耐え忍びましょう。ここもテイクアウトメニューあるよ!三鷹に寄ったら激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!