いつものルーティーン!酒と麺に溺れる日曜日
この店ほど寛げる店はないので、どうしても週一くらいには通いたくなります。荻窪と言えば、最近になって注目店が連続して開店したのですが、行列並んでストレス溜めるに嫌気がさすので、脇目もふらずにまたこちらへとやってまいりました。今回は開店前のポールポジションをゲット!。もう飲むき満々です。
<サッポロ赤星> 相変わらずオヤジ好みのズシリとした飲み口が痛快!
近年、本当に赤星を見かけるようになったけど、昭和の味が令和に伝わるのが嬉しい限りです。個人的には、赤星って図太いうま口なようで、苦味がしっかり伝わるようで、甘味がどこかほんのりとしてるところが好き。なので中華料理などの、濃ゆい味わいにはぴったりなのではと思ったりしてます。なので拉麺屋にあっても違和感なしの旨さなり!。
<まかないチャーシュー皿> 下味と肉旨味の凝縮!香ばしさと歯応え楽しめる逸品!
高尾店主のinstagramで、チャーシュー仕上がった画像がアップされると、まかないチャーシューの仕込みもあるなと感じる次第。焼豚の整形の過程で切り落とされた外側の肉。それを刻んだものなんだけど、これが色んな味が濃ゆくて美味いのだ!。まさに下味と肉旨味の凝縮!香ばしさと歯応え楽しめる逸品!
<メンマ皿> あっさり炊き出しの馴染み深さ!醤油タレと薬味を絡ませて絶品!
メンマ皿が何気に人気です。一番お手頃なのもありましょうが、あっさり仕立てでシンプルな味わい。素材感があってほっこりする旨さであり、そして適度なコリコリ感がたまらんのです。そこに薬味と醤油ダレを垂らせば、立派な酒のアテが完成。私は更に辣油を足すのが好き。
<全体> 素朴な味噌に素朴な雲呑!シャキッとモヤシが凛々しく感じる麺顔!
素朴と受け止めます。飾り気がないところがまた良いね。味噌出汁とモヤシ具材と雲呑と言うシンプルな世界です。味噌はデフォルトでも少し赤味を感じさせる色合いで色濃い感覚。
そしてモヤシの瑞々しさがコントラストを形成してるようです。また横たわる雲呑が良いね・・・これも素朴さありありって感じで、全体と調和して和ませます。
<スープ> 甘味を感じる優しいテイストに辛味を効かせた風味!マイルドホットな味噌出汁!
ベースは優しい味噌感覚。甘味が感じられてほのぼのする旨さです。でも所々で淡く辛味を感じさせるデフォルト感。麦と豆のバランスで言うと麦と答えたいんだが、どうも滲む辛味がクセになりそうです。
その辛味は赤味噌と言う熟成感とは違い、少しチリッと切れ込む感覚なので、唐辛子系の刺激かと感じます。ベースの甘味と相まって旨し!。ゆっくりと麺の風合いやら、モヤシの汁などが浸透し、旨さのカオス度が高まるようです。
<麺> 味噌出汁に濡れて纏っても風味高い麺!蕎麦ライクな風貌で仄かな甘味を感じさせる!
毎度お馴染みの、百万回ほど伝えてきたどこか「蕎麦ライク」な麺。味噌出汁に変わっても風味の強さは衰えず。それどころか返って味噌の濃ゆい味わいと対比的に感じられ、麺に甘味を余計に感じてしまうかもです。
ううう・・・味噌に浸っても旨いじゃないか。結構この麺は、万能ですな。
<ワンタン> 滑らかな食感のみならず出汁を存分に吸い込んだ皮を楽しむタイプ!
ちゅるっと滑る全体の感覚もあるが、そこでやや肉厚な皮がお互い貼り付き合う様子がナイス。「食べる皮!混じる肉粒!」と言う感覚でも楽しめます。
かなり食べ応えあるので、麺の一部のように絡めて食らい楽しめましょう!あゝ、素朴なワンタンが旨し!。
<モヤシ> 挽肉混じりのシャキシャキ歯応えが堪らん!仄かな甘味が口の中で弾ける!
中華鍋で本格的に炒めつける!やっぱり味噌麺にはモヤシですよ!。炒めによる歯応えがある感覚で、微妙にクタりつつもザクザクとした歯応えが堪らんのです。そして噛み締めた後にほとばしる、野菜類独特の淡白な甘味がタレの塩気を円やか!。挽肉と炒め混じって新たに旨さも加わる様子です!。
総じまして「馴染みの中に素朴さと奥深さあり!旨さに寛ぐ味噌雲呑!」
・・・と言う感動の嵐!。今となっては「中華そば みたか」で修行時代に中華鍋振るってたころが思い出深いです。やっぱり味噌麺は高尾店主の思い入れが深い一杯かと!。味噌麺は日曜日限定なので、ちょくちょくと曜日狙ってみます。素朴でしっかりした旨さの味噌麺なら激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!