ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4045】 十二分屋 蒲田店 (東京・蒲田) 特製生醤油 〜華やかさと明るさ!旨さと価格の値ごろ感!コスパが光る近江醤油麺!

義理を欠いちゃぁ~いけないので果たしに行って来た
 

 


十二分屋 蒲田店 (東京・蒲田) 特製生醤油 〜ラーメン食べて詠います

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 今回のランチは蒲田。実は元天ぷら屋の軍鶏支那蕎麦狙いで降り立ったんだが、生憎定休日。まぁ付近には山ほどラーメン店があるので凹みはしませんでしたが、ちょっと気になることを思い出します。それは「十二分屋」さん。先日の新規開店記念でオープン日は何と無料サービス。ちゃっかりその恩恵を受けたオレですが、それっきり全然行けてない・・・。どうも不義理をしているというか、どこか食い逃げしているような気持ちに、どこか苛まれた気分がします。例によっていつでも行けるという甘えが、ずるずると再訪問機会を後ろ倒しさせるのですが・・・・。こんな日に行っとこうと踵を返していざ訪問です。
 

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 近江醤油をテーマにした店、それが十二分屋さん。関西に住んでたときはその屋号すら全く存じ上げておりません。どちらかと言えば近江ちゃんぽんの方がイメージ。出汁素材により、醤油ブランドも変えてる拘りですよ。前回は少し濃口のを食したので、今回はデフォルトの生(なま)醤油をチョイス。そして前回の無料サービスの御礼も込めて売上貢献で「特製」とさせていただきましょう!。
 

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<全体> こんなにガッツリ見栄えな特製で千円未満というのはかなり良いぞ!

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 ちょっと中途半端なタイミングだったので、空き席多数。苦手なタッチパネルの券売機の操作を何とか切り抜けて、案内されたのは一番奥の席。確かラーメン二郎だった時もここに座ったっけ・・・。当時、気持ち焦ってコールを告げたら、「お客さん落ち着いて:笑」となだめてくれたのが、今でも恥ずかしい(爆)。照れ臭くほろ苦い思い出を回想していたところで、とっても早く配膳完了です。それはこんな麺顔!。
 

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 おおお!こっこれは贅沢!花びら状態の大判チャーシューが実に迫力!しかも全くもって安っぽくなく贅沢!。そしてとっても煌びやかな醤油ブラウンが魅惑的で、キラキラ煌めいているではないか!。透明感高いベーススープに透けて見える麺もかなりしなやかそう・・・。海苔も肉厚そうだし、味玉もしっかりLサイズ入っており、東京でこの特製トッピングで千円を下回るとは、かなりイケてると思うのはオレだけだろうか?。
 

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<スープ> 近江の生醤油の明るい塩気!貝類の滋味もいいが鶏系旨味の滑らかさ!見た目以上に濃密な味わい!

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 醤油ラーメンには醤油ダレの違いで3種類もそろえてます。その一番基本となる「生(なま)醤油」をチョイス。水谷醤油醸造場という蔵だそうで、ピッチリとしたキレが冴えてるような蘊蓄あり。照明の都合を指し引いてもとっても明るい醤油ブラウンです。味わうと、とても分かりやすい醤油の香りが響く!。火入れはしてないけど、雑味を濾過したイメージそのまま。カエシが自然と円やかなれど力強いと言えましょう。
 

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 魚貝の甘味も少し溶けているよう。醤油のエッジングには塩気が立つが、後味はまったりとした甘味が印象的で、落ち着き感もあることから、丁寧に魚貝の出汁を引いているものと思われます。しかし個人的には仄かな印象で、段々と味わいに慣れてくると動物系の旨味に頭が支配されてゆきます。
 

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 きっと鶏ガラのエキス感も深いはず。ひょっとしたら鶏油を香味に混ぜているかもしれませんが、バターのような濃密感はありません。神奈川淡麗系の鶏油をどうしても連想してしまいますが、鶏旨味が明るいわりには淡麗にも感じるから、実に感じ方って面白いよね。後半はすっかり貝の滋味は頭の中では霧散しておりました。
 
 

 

 
 
<麺> 纏まって汁を持ち上げる!ゆっくり醤油出汁に染まる吸込み力!全体的に滑らかな質感!

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 おおお!ここは出汁によって麺を変えているのか?。塩とか醤油淡麗系、それと濃厚系とは麺を変えることはよくあるけれど、同じ醤油でも濃口系とそれ以外では変えている拘り方です。生醤油は標準的な太さのストレート細麺。加水は中程度で密度感も中庸。それと言って特徴ないと思っていたが、一旦汁に浸ればゆっくりとイキイキしてゆきます。
 

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 ゆっくりと汁を吸い込み、味わいも豊になるのが分かるかも。案外と早く汁吸い込みが始まり、中盤からはグルテンがスポンジの様に吸いまくっているのが分かります。奥歯で潰すと一気に炭水化物が糖化して、醤油出汁と鶏旨味に合体されてゆく旨さ。細麺だから余計に軽やかでクチリクチリと潰れてゆくようです。
 

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 また全体的にまとまりやすい細さとスッキリしたフォルム。汁の持ち上げも中々です。更に、今回は特製だったので、具材を思う存分に麺と絡ませて食い切りました。海苔・チャーシュー・穂先メンマ等々。これだけ具と楽しめるのだったら大盛にしておけば良かったとプチ後悔。
 

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<チャーシュー> ロースト風な大判肩ロース肉!このサイズで4枚あると如何様にも遊べてくえるね!

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 ま、大体メニュー写真で麺顔サンプル見たときに、分かっていたと言えばそうなんですが、見栄え良く見せたサンプルと実物を比較してがっかりすることって多いじゃないですか。そんな気分で受け止めたから・・・嬉しい上振れギャップと言うやつで眩しく見えました。
 

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 ローストビーフ、ローストポークを感じさせせる熱通し感覚。薄いピンク色はジワジワと余熱が浸透したような風合いで、赤身の部分が特に旨そうに見えます。脂が差したところとそうでないところが割とキッパリしているので、ここは大胆にクチに入れて味わいますが・・・薄味で肉味と下味のバランス感が堪らんっす!。これはビールが傍にないのが悔やまれえる・・・。平日昼間だから仕方ないんだが。
 

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 いろいろと遊びながら食いました。麺と合わせたり巻き込んだり、そしてスープにしゃぶしゃぶっと泳がして食ったり。ほんのりとまた新たな熱が入って微妙に変色したところを食らいつくのが最高でした。
 

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<味玉にハズレなし!> ハード系なボイル感!下味浸透に加えスープをかぶって明るい醤油感高まる旨さ!

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 味玉は予めカットされており、卵黄は少々ボイル感が進んだもの。このカット状態の味玉は、つけダレの味わいだけでなく、スープの味も最初から混じる味わいになるのが特徴ですね。これはこれで好き。ややハードボイルの卵黄に、ひたひたっとスープで濡れて染みこむところを食らう!。淡く熟したような甘いがいっぱいの卵黄。そこに醤油のフレーバーが浸透すると、妙にフレッシュな玉子旨みの誕生です。何だか気に入ってしまって、序盤で早々に食い切ってしまった・・・。嗚呼、やっぱり今回も味玉にハズレなし!。
 

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総じまして「華やかさと明るさ!旨さと価格の値ごろ感!コスパが光る近江醤油麺!」
 
 ・・・と言った感想!。改めてメニュー全体を見ると。汁系・汁なし系・つけ麺と揃っている上に、塩・豚骨・鶏白湯・味噌・豚骨魚介等もあって実はオールマイティー!。焼めし・唐揚げ・餃子もあることから、これは夜も含めて非常に使い勝手が良い店だと分かった!。メニュー制覇には時間がかかりそうですが、近江醤油くらいは全部食いたいなと思った次第です。いろんな醤油の違いを楽しもう!醤油味!汁系が好きなら激しくおススメ!。そんな応援と今後の発展を願いつつ・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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