冬と言えば牡蛎!牡蛎と言えばよしかわ!
寿製麺よしかわ 保谷店 (東京・西武柳沢) 牡蛎そば + アサヒスーパードライ中瓶 〜ラーメン食べて詠います
- <酒> アサヒスーパードライ:国民的お休みに国民的ビール旨し!
- <全体> もう牡蛎があるだけで幸せ!淡い軽やかな霞がかる汁に牡蛎ロマンを感じるぜ!
- <スープ> この独特の牡蛎エキスのクセを見事に「クセにさせる旨さ」に昇華させるのだ〜!
- <牡蛎> もちろんプリプリホクホクの旨さ!酒も進むし食も進む!
- <麺> ちょい加水高め?で麺線美しきストレート角細麺!全粒打ち込みで風雅な存在感!
- <チャーシュー> 鶏豚2種でコンテンポラリーな低温調理!肉感覚もふんだんな一杯!
- <メンマ> フレッシュな歯切れと歯応え!ライトなようで出汁感響き、これも酒に合うのだ!
- 総じまして「クセの見事な旨味変換!滋味に喜び感じる崇高牡蛎そば!一回食っとけ!」
よしかわの牡蛎そばは、坂戸まで高速飛ばしてわざわざ食いに出かけるほど好きです。保谷店で提供開始と聞いてすぐにでも食いたかったが今になってしまいました。活動エリアに近くても西武沿線となると、妙に億劫になってしまい、何とか年内には食えた次第です。私にとって、冬と言えば牡蛎!牡蛎と言えば、やっぱりよしかわなんですよねー・・・。
だいぶ開店当初から落ち着いたご様子。SNSで夜営業もやってるよ!と伺いましたが、ちょっと東伏見で用事があったため昼営業に突撃です。開店直後でもパラパラと先客がおられて、私と同じような匂いがする方もおられる様子。ブログ・SNS等手段はさまざまですが、何と「いわしそば&いわし丼」と言うナイスな組み合わせも見かけますよ。分かっておられる!。ここは牡蛎も旨いが、いわしそばが名物ですから、これも激しくおススメでござます。
<酒> アサヒスーパードライ:国民的お休みに国民的ビール旨し!
嗚呼、ようやく激動の一年が終わったという安堵感からビールです。年末でなくとも毎週末はラーメンの前にビール飲んでるんですが、やっぱり気のせいかしみじみと沁みる旨さでございます。いつものアサヒスーパードライが妙に冴えてて旨い!。矢継ぎ早にグラスを空けては注いで飲み干してしまう・・・。まさにアル中一直線。
せめて来年は落ち着きたいなと思ったが、先日来年度の構想をボス様から伺い、冷や汗を感じました(笑)。この今の刹那をせめて十分にビールで楽しもうではないか。
<全体> もう牡蛎があるだけで幸せ!淡い軽やかな霞がかる汁に牡蛎ロマンを感じるぜ!
先日、久しぶりに忘年会の幹事をやりまして、へへへ幹事の特権で牡蠣小屋みたいな居酒屋でやりちらかしました。生牡蠣はもちろん、焼き牡蠣、蒸し牡蠣など20個は軽く食っただろうか。もう牡蠣があるだけで幸せ!何だかその余韻もまだ引きづっておりまして、ワクワクが止まりません。そんな興奮が高まったところで、お待ちかねの一杯が配膳されます。それはこんな麺顔!。
おおお!牡蛎の大粒が見事で4つも並んでるよ!レモンが添えられてるところがまた粋で汁を絞りかけると旨さが増幅しそう! また単に牡蛎のそばという感じでもなく、肉感もしっかりあって、楽しさが詰まった感じがして非常にナイス!。器を手前に移動させるが、薄めの陶器であり口当たりが良さそうなのも汁を啜る楽しさを物語っているようじゃないか!。
<スープ> この独特の牡蛎エキスのクセを見事に「クセにさせる旨さ」に昇華させるのだ〜!
どうしても牡蠣が苦手って方にはごめんなさい。あの独特なクセが駄目なんでしょうね・・・。先に言うと、よしかわの牡蠣スープは、わりとそこのところをハッキリと出してる印象で、牡蠣好きには堪らんと言ったところ。支店毎の違いなど言うと無粋かもしれませんが、坂戸の一杯よりはスーッと入って来る牡蠣エキス感ですかな?。パンチと言うより上品さが少し感じられるエキス感とその塩気と結びつきがGoodです。
牡蠣のエキスが独特なのは内臓の部分の匂いと味かな?。昔子供のころ親戚のおじさんから、「黒いのは牡蠣のうんこだよ」と教わり食えなくなった時期があるのですが、別のおじさんからそれは内臓だよと指摘され、そこからまた食えるようになったオレです。その内臓部分の処理?調理により、牡蠣って随分と感じ方が違うようなきがします。こちらは出汁の浸透がとてもよく、苦さも少し打ち消したような風味が上質と感じるんでしょうね・・・。スープの風味にもそれがよく表れていると感じますー。
また香味油が微妙に効いてて、これがマイルドに感じさせてすんなり食えるという感覚。とてもサラサラしてるし透明感も高いので植物系なんでしょうかね・・・。魚介の柔らかい甘味が映えるのでそれが溶けているのか?。こういったところも、クセを逆にクセにさせる旨さに昇華させてるイメージ。やっぱり、よしかわの牡蠣は旨い!。
<牡蛎> もちろんプリプリホクホクの旨さ!酒も進むし食も進む!
そんな牡蛎ですが、これがしっかりと旨いじゅないか!。サイズ感もさることながら、食感がいい感じ。柔らかい!プリプリしてると思えば、ホクホクと感じる部分もあってかなり楽しめる!。たまに皺くちゃだったり、小ぶりで萎んだような粒がのってるのも見かけるけど、これは上出来。しっかりと温度感もキープされてるし、酒がますます進むじゃないか!。
何故、特製にしなかったのか。もっと欲しかったぞ。「特製○○そば」というボタンが牡蠣そばには無かったので、今日は無いのかと思い込んでたら、単に「特製もり」と言うボタンを見落としていただけだった(号泣)。帰りがけにごちそうさまと告げて去ろうとしたときに、券売機を再見して分かってしまった・・・・。退店し店先で地団駄踏んでたオレだよ。
<麺> ちょい加水高め?で麺線美しきストレート角細麺!全粒打ち込みで風雅な存在感!
久ぶりのよしかわでの温麺です。ここではまだ「いわしそば」「限定:牡蛎つけそば」しか食ってないので。ちょっと新鮮な気分で味わいますが、つけそばで味わった多加水のモチモチ感が実にキリリとしておりいい感じです。明るいようで引き締まり感も十分ある麺。見栄えは、いわしそばの時よりも随分と透明感がありつつ、全粒の打ち込みもはっきり見とれてとても風流な姿です。
濡れて艶やかに光る地肌。そいて寄り添い易いまとまり感もあって、汁の浸透よりは持ち上げの方が得意そう。ストレートさもキッパリしている上に、ちょっぴり膨らんだ角麺が美しい麺線を創り出してます。啜るとそのイメージ通りに滑らかにスムースに、クチとのど奥の方でシルエットを感じさせる・・・。啜っても風流~、味わいは崇高~、旨し!。
<チャーシュー> 鶏豚2種でコンテンポラリーな低温調理!肉感覚もふんだんな一杯!
さてさて牡蛎だけの満足度じゃないんですよねぇー。チャーシューがやっぱり見事です。平成に花開いた低温調理のチャーシュー。鶏胸肉と豚肩ロース肉というのはもはや方程式のような組み合わせで、身の薄味&肉旨味と、脂の淡い甘い味わいがやっぱり見事です。
こんなの食ってるとやっぱり酒を欲してしまうんですが・・・そろそろ軌道に乗ったころですし、日本酒のバリエーションも欲しくなりますね。
牡蛎の塩スープと肉って喧嘩しそうでそんなこと全くなし。むしろ軽く塩気を足すイメージでしゃぶってくぐらせながら食いました。豚ではやはり牡蛎の風合いはやや飲み込まれがちですが、鶏の場合は風味が移る部分もあってこれはこれでありかなという旨さ。特製にすると肉も増えるのだろうか・・・だったらありだね。
<メンマ> フレッシュな歯切れと歯応え!ライトなようで出汁感響き、これも酒に合うのだ!
スルーしちゃおうかと思ったのですが、メンマもいい質感だったので軽く触れておこうと!。割とフレッシュな触感でサクサクと切れ込む小気味よい歯応えがナイスで、薄出汁の浸透がいい感じです。太さが納得感大いにありで、メンマ増しも大いにありな選択!。小皿で別にもらってビールのアテに最適でございます。
総じまして「クセの見事な旨味変換!滋味に喜び感じる崇高牡蛎そば!一回食っとけ!」
・・・と言う感動!。煮干し・いわし・牡蛎・・・海鮮系は鉄壁な完成度でございますので、激しくおススメ!。と思ってたら知らないうちに鴨中華など新メニューも登場じゃないか!。そして・・・限定で「牡蛎ませそば」なるのも増えてて、益々うれし泣きせるやん・・・。今年以上に来年は通うことになりそう。少しマイナーな駅「西武柳沢」で途中下車しちゃいましょう!。西武新宿線利用の方には激しくおススメ!。そんな応援とさらなる繁盛を期待しながら、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!