やっぱりここは「つけ麺」!まさにこれからが本領発揮なのだ!
- <酒> アサヒスーパードライ!サービスおつまみも追加!都心で中瓶サイズ450円はお得すぎるのだ!
- <全体> 修行元を彷彿とさせるつけダレの色合いと深み!美しき麺線の流れに迫力すら思う旨さのオーラ!
- <つけダレ> 鶏の芳醇なる旨味で黄金色!魚介と乾物の甘味!塩気は円やかで牡蠣油の滋味がじわじわと広がる展開!
- <麺> 美しき麺線を浸す昆布水にも旨味あり!甘味を感じるほど風味と味わいを感じる中細ストレート細麺!
- <薬味①> 藻塩!塩気に海藻の旨味深く・・・麺に貼り付き更に甘く感じさせる!
- <薬味②> すだち!麺にダイレクトに絞りかける!酸味が麺の風合いを凛々しくさせる旨さ!
- <チャーシュー> 鶏豚2種肉!引き締まりが程よく噛むほどに味わい深い豚ロース肉!ほのかに洋風なスパイス感も感じる淡麗鶏胸肉!タレに泳がせて食らう!
- <メンマ> つけ麺には材木メンマ!柔かさの中に微妙なコリコリ感ある楽しい歯応え!ライトで味わい深し!
- <昆布水割> つけダレはグアニル酸とイノシン酸!昆布水で割って一気にグルタミン酸を投入!GABAを感じる旨さ!
- <スープ割> セルフポット方式!熱々魚介出汁を更に投入!軽い味変化を感じつつ薄まり知らずの深い旨さ也!
- 総じまして「流石と唸る極上つけ麺!数種の香味油の組み合わせ自由で広がる旨さ!いよいよ本領発揮!」
ご存知「麺屋一燈」御関係者のお店。つけ麺まで食わないと、店を知った気がしませんよね。今回は、つけ麺でいきますが金曜日限定の「ブタジマくん」まで制覇しなくては!。仕事の段取りを考えながら、店近くまで歩んでみましたら、立て看板発見。へぇー・・・香味油が選択制。しかも、塩と醤油で種類が違うらしい。ちなみにこの日は、醤油つけ麺については「あさり油」まであるようでして、激しく醤油に心を揺さぶられましたが、初志貫徹で「塩つけ麺!」。牡蠣大好き牡蠣星人な私なので、当然「かき油」をチョイスです!。
<酒> アサヒスーパードライ!サービスおつまみも追加!都心で中瓶サイズ450円はお得すぎるのだ!
しっかし大都会の真ん中で、中瓶450円とは実に嬉しい。実はそれが訪問目的の一部でもあったりします。家で毎日飲んでる国民的ブランド、アサヒスーパードライ。外で飲む!拉麺食らう前に飲む!このシチュエーションだけで、1.2倍美味しく感じるわけ。へへへ・・・今日も元気だビールが旨い!。
いい感じでピッチあげて飲んでたら、サービスおつまみが出てきたよ!。え!前回なかったから新しく導入したのかしら!エライ!。カットされた味つき穂先メンマ、そして鶏エキスを絡めた茹でもやし!・・・これ自宅でもよくやるおツマミでめちゃ好き!。ボリュームもそこそこあったりするので、大きく見直してしまうのでした!。
<全体> 修行元を彷彿とさせるつけダレの色合いと深み!美しき麺線の流れに迫力すら思う旨さのオーラ!
入店して私を含めて客4名。全てつけ麺!全員大盛サイズの300g!。皆さん同じTwitterを見たのかしらん(笑)。4丁300!と言う伝達が厨房に元気よく響とおります。しばらくして配膳されたのはこんな感じ。
おおお!どれも器が大きい!どうやってカウンターに置き納めたらええねん(笑)。多少配置を入れ替えながらポジショニングを確定。ようやく最初の写真メモを納めます。それにしても、つけダレの色合いが何ともいえず・・・美しい!迫力あり!そして旨そう!。やはり麺屋一燈を彷彿とさせる表情とは思いませんか?。黄金色というか、11月だから誕生石のトパーズの色合いとでも言おうか、煌めく透明感が実に素敵です。
トッピングも別皿に盛られて質感ありますが、やはり麺がすごくいい感じ。少しグラマスな中細麺が美しく整えられて揃ってる。そして一方向にローリングされており、浸った昆布水で全体が艶々としてまた旨そう。
<つけダレ> 鶏の芳醇なる旨味で黄金色!魚介と乾物の甘味!塩気は円やかで牡蠣油の滋味がじわじわと広がる展開!
以前、汁系の塩を食したので覚えている味わいのはずが・・・味わうと別物に感じるほど新鮮な感動を生みます。確かに名古屋コーチンをしっかり感じる明るい旨味としっかりしたボディーあり!。鶏油の濃密さもありましょうが、魚介や他の乾物の旨味も溶けたようで、甘味を感じる味風景。つけダレと言う割には塩気は円やかで、グビグビとそのまま飲み干すことも出来そう!。
魚介は節系の香り高さもあるようなイメージ。こちらも芳醇さと力強さを感じるので、宗田鰹なのかしらん??。鯖も濃い旨味が取れるそうだけど、こちらは上品さもあるようです。ひょっとして煮干しも溶けるのか??。あるとしたら、ウルメなのかしらん・・・妄想の話ですのであしからず。
そして汁系よりはしっかりと貝類の滋味が響きますね。もちろん「かき油」の影響かと感じますが、後味の輪郭にそんな部分に思いを馳せてしまいます。ひょっとして、ベースがあさりで、香味が牡蠣なのかしらと、こちらもまた妄想に妄想を重ねる・・・。ともあれ、旨味のカオスさがハンパなし!。
<麺> 美しき麺線を浸す昆布水にも旨味あり!甘味を感じるほど風味と味わいを感じる中細ストレート細麺!
まじでこんなに麺が旨かったけか・・・と感じてしまった。悪気はないのでスビバセン。昆布水に浸ったままのを、まずは何もつけずに3本手繰って味わうと、小麦の風味がしっかりと感じられる上に、噛み締めると甘味すら覚える。いきなりこのレベルかよ!と嬉しさが止まらんです。このままでも食える!。昆布水のほうもダイレクトにそのまま味わって見ますが、昆布水にも味わいが溶けているようなイメージ。昆布の旨味だけじゃなく少し、別の味付けを感じるか感じないか、ほのかな出汁感・・・。
つけダレに移動させて静かにつけて啜り上げると、また旨さが一段とシフトアップ!。鶏の旨味が絡むと旨さ別格!。明るく感じる味わいで、もはや塩気自体がそのまま旨味のような感覚。麺の素地からくる甘味も一層と明確に感じ始めます。またつけダレの乾物エキスが、麺に浸透した昆布水とうまく反応。出汁が一歩進化したような錯覚?。麺を浸すたびに、つけダレに昆布水が周り始めるから、ゆっくりと進化してゆくつけダレに、よりそうストレート細麺なのです。
<薬味①> 藻塩!塩気に海藻の旨味深く・・・麺に貼り付き更に甘く感じさせる!
薬味は麺のためにあります。麺に直接付けたりふったりしてみましょう。さて藻塩。土色みたいな粗塩に見えますが、これはもちろん土じゃなく「海藻」の反応。海水のミネラル分の旨味の他に、海藻自体の旨味が滲んでいるので、非常に味わい深い塩。大切に味わいましょう。
結論として・・・藻塩だけで一杯まるッと食えそうな旨さ!。もちろん人さじじゃ足らないが、もともと出汁っぽい味の昆布水。そして甘味ある麺。それに少しばかりの良い塩があれば、旨さは成立!。塩気に海藻の旨味深く・・・麺に貼り付き更に甘く感じさせるのです!。
<薬味②> すだち!麺にダイレクトに絞りかける!酸味が麺の風合いを凛々しくさせる旨さ!
これは、讃岐うどんでもよくやる手ですね。もちろんこれも麺地肌に直接絞りかけましょう。小麦粉のほのかな甘味と風合いに、柑橘類の酸味は合う!。これは風合いが増すイメージ。これは浸った昆布水全体にも酸味が行き渡ることとなり、後で属する昆布水割にも良い感じで影響を与えます。酸味が麺の風合いを凛々しくさせる旨さがナイス!。
<チャーシュー> 鶏豚2種肉!引き締まりが程よく噛むほどに味わい深い豚ロース肉!ほのかに洋風なスパイス感も感じる淡麗鶏胸肉!タレに泳がせて食らう!
元来、とても面倒臭がりな正確な私。つけ麺より汁系、まぜそばが楽でそっち派なので、つけ麺のトッピングで別皿と言うのは苦手。されどこの質感高いつけダレとトッピングなら分けて然るべし。次回は肉増し、味玉入りで臨みたい・・・そう思うほど肉が旨い!。
豚はロース肉。とんかつやハムでよくお目にかかる部位。赤身と脂身がはっきりと別れており、しかも赤身が多く肉本来の旨味を楽しめるタイプ。ここに下味出汁がしっかりと浸透し、肉味と一体化して旨しです。筋肉質が詰まっている部分だから、比較的引き締まりを感じる歯応えだが、決してカタイと言う感覚はなし。麺はカタメが好きだが、肉は柔らかいことに越したことはない。ふかっと噛み締めるほどに、肉の旨味を感じます。そこを敢えて塩つけダレの中で泳がせたりなんかするー。鶏系と乾物系、そして貝の滋味が淡く足され、喧嘩せず旨さが深まるのがいいね。これも今回酒を進ませる味わいで、ビール1本では物足りなく感じるほどです。アル中まっしぐら!。
肉の滋味で言うと、鶏胸肉はもっと滋味深くて淡麗さも感じるもの。低温調理が広まってから一段と旨く感じるようになったし、また歯応えも柔らかくてナイス!。薬味を付けて味わうと冷酒に合いそうな旨さです。これもつけダレに泳がせますが、軽いスパイス感が温もりで復活するのあって、豚ロースとはまた違った旨さ!。オススメです。
<メンマ> つけ麺には材木メンマ!柔かさの中に微妙なコリコリ感ある楽しい歯応え!ライトで味わい深し!
京都育ちの私は、一般的にラーメンでは必須アイテムと感じるメンマは、全く意識せずに過ごして来ました。ほぼ入ってなかった。磯野波平がメンマ嫌いなのには共感したけど、それがメンマ食い過ぎて腹痛起こしたからと言う理由にはがっかり。そんな私が、今ではメンマの旨さを感じている・・・。冒頭のおつまみにあった穂先メンマを初めて食らったのは、関西転勤中の平成になってから。まじで美味しいと思ったね。そして再上京し、つけ麺文化を知った頃から、極太メンマの旨さにも目覚めた感覚。材木メンマはそれ以来、目にするとワクワクが止まりません。
バキバキと割れるタイプと、太いながらも柔らかいタイプがありますが、これは後者。下味がしっかりとしみ入っており、醤油感が深そうだけどカエシは低めで甘味すら覚える優しい味わいです。噛み締めるとシナって、奥歯から逃げようとしますがザクリと噛み締めると、柔かさの中に微妙なコリコリ感ある楽しい歯応え!ライトで味わい深し!。2本あるけど、2本ともつけダレに浸して味わいました。ちょっと味変化と温かみが入ると風味が増しますからね・・・。また冷酒が恋しく思えてくる・・・。
<昆布水割> つけダレはグアニル酸とイノシン酸!昆布水で割って一気にグルタミン酸を投入!GABAを感じる旨さ!
令和になってすっかり、つけ麺に昆布水が浸透してきましたね。最初にやった人ってまじでスゲー。天才。麺に風合いが増すだけでなく、スベリも滑らかになり、味わいが広がるのが素晴らしいアイデアと感じます。
つけダレは、肉系と魚介系の旨味ブレンドで、主にグアニル酸とイノシン酸!が豊富に含まれているイメージ。そこに昆布水のグルタミン酸が大量に放り込まれる図式です。3大アミノ酸がここで一気に大競演って感じで旨味が一気に高まる!。一段と深みと円やかさが増す味風景に、脳内麻薬すら覚えるほどです。旨さ天国にしてストレス忘れるGABAな感覚!。
<スープ割> セルフポット方式!熱々魚介出汁を更に投入!軽い味変化を感じつつ薄まり知らずの深い旨さ也!
すげー。昆布水つけ麺でも、スープ割があるのね。個別に小さい割スープがポットで提供してくれます。節と軽く煮干しを感じさせるような淡いスープ。昆布水で割った後で、味が薄まりはしないかとも思いましたが、いえいえしっかり旨味が足され、味が薄くシャバくなった気が致しません。温かみも増して旨味がまた元気に盛り返したような気分。全部飲み干してしまいました。一体どんだけ秋の食欲やねん・・・今のオレって(汗)。
総じまして「流石と唸る極上つけ麺!数種の香味油の組み合わせ自由で広がる旨さ!いよいよ本領発揮!」
・・・と言う感動!。らーめんでも感動したんですが、やはりつけ麺の方が迫力を感じると思うのは私だけ?。どちらもオススメですが、らーめんだけで終わるのは勿体ない!。つけ麺狙いで再訪問を激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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