立川マシマシから・・・まぜそば&マシライス部門がスピンアウト!
- <酒> キリンラガービール:何は無くとも日本の王道ビール!オヤジ泣かせなラベルだぜ!
- <全体> デフォルトでもしっかり具材!それでいてガッツリ系をあまり意識させない丁寧さ!
- <タレ> 見た目よりかなり穏やかであり丁寧かつ優しいうまさ!醤油の仄かなエッジングにラード系の円やかさ!
- <麺> モッチリしつつ肉厚な腰つきと食感!計算に入れた滑りが周囲のエキスを巻き込む旨さ!
- <薬味①> 大葉と刻みネギ!脇役ながらかなり全体を質感高めている!
- <薬味②> やっぱりガッツリ変化させたいなら・・・刻みニンニクとチリソースもあるのだ!
- <肉①> ケバブ感覚で配膳直前にカットするトロトロ豚バラ肉!これが麺に絡みまくり!
- <肉②> 辛く濃ゆい様に見えて・・・実はマイルドで脇役薬味に徹底する挽肉!
- <トッピング> 非常に見栄えと食べ応えあるナルト!和みの茹で卵!
- 総じまして「ガッツリ食えて丁寧な質感!妙に旨いぞ!見事なるスピンアウトまぜそば!」
10月は散々だったかな・・・。1週間寝込んだり、その後台風被害・・・ずっと天候ももやもや続きで、青空なんてじつに久しぶりに感じるオレです。この月は全くロードバイクに乗れなかったので、朝からロヘロになるまで走りまわってしまいました(笑)。そのためお昼前に劇的に腹が減る。ちょっとガッツリ食いに行きたくて、狙ってたまぜそば屋に急いで向かいました。
立川マシマシから、まぜそば・マシライス部門がスピンアウトしたとのこと。今回はそれを狙いました。しかも立川のラーメン街「たま館」に展開ということなので、同門同士が激突という構図。たま館開館前からの15名ほどの行列に連結して入館を果たしますが・・・半数がここ「コンドル」の券売機の前でまた並びますー。腹減りまくりなので、麺量300gとさせていただきましょう!。
<酒> キリンラガービール:何は無くとも日本の王道ビール!オヤジ泣かせなラベルだぜ!
本当は300g以上食えたイメージだが、休みと言えばやっぱりビールだよ。これを考えての300g。最近、妙にキリンラガーによく出会うなぁ〜運がいいかも。昭和の王道ビールといえばこれだよオレは。
もっともこのラベル・・・昔は「生」じゃなかったんだが。それにアルコール度数も昔は3.5%だったような。なのに昔を懐かしむように味わうのはちょっと無理があるんだが・・・この際、うまけりゃどうでも良い。
<全体> デフォルトでもしっかり具材!それでいてガッツリ系をあまり意識させない丁寧さ!
飲みながらまた思い出したが、その昔、ビールが好きで就活でビール会社2社受けた。そのうちの一つがキリンさん。結局2社とも一次面接で落ちたけど、今でもその2社のビールを愛しておりますよ。他のビールも好きだけど(笑)。そろそろ水っ腹になってきたから、そろそろまぜそば食いたいと思ったところで配膳が完了。それはこんな麺顔でした。
おおお!なんだか無性にワクワクしてくる麺顔!。単に盛り沢山っていう感覚だけでなく妙に楽しい!。例えばナルトがあると嬉しい程度でなく、ここではデカくて分厚い!。味玉でなく茹で卵ってところも脱力感に近い和みと映るし、肉系だって削ぎ切り肉と挽肉という贅沢ダブルな構成もいいね。また何たって今回は麺量300gと言う自分レベルのガッツリ目安。麺顔の全て、どこをどう切り取っても好みにフィットすると言う感覚がたまらない!。
<タレ> 見た目よりかなり穏やかであり丁寧かつ優しいうまさ!醤油の仄かなエッジングにラード系の円やかさ!
タレは予め麺茹で上げ直後に、トングで持ってかき混ぜてくれるため、すでに麺にも絡んで浸透を始めている。だから視認が難しいのですが、底に溜まったのを辛抱強く探してみると、ラード系の油のきらめきに醤油ブラウンの透明感が感じ取れる程度。そう・・・結構丁寧な味付けと感じられる穏やかな塩気でありました。立川マシマシというJ インスパ系スピンアウトだから、もっとパンチと塩気エッジが効いたタイプかと予想してたが、フツーに丁寧な旨味!。ワイルドな感じは低いので、麺量さえ控えれば女性でも抵抗感なく食える旨さです。そしてやはり豚のコク・・・ラード系?の甘味がいいね。麺との絡むもいいし、舌触りとあと口がとてもナイス。
<麺> モッチリしつつ肉厚な腰つきと食感!計算に入れた滑りが周囲のエキスを巻き込む旨さ!
麺がうまいね。すっかり立川マシマシの麺を忘れておりました・・・。個人的な感覚では、Jインスパ系のワシワシっと食うタイプとも少し違い、台湾まぜそばにも似たフィーリング。滑りを微妙に残しているのが印象的で、そこに甘みも生まれるし、タレをはじめトッピングの旨みエキスを巻き取り、絡みつかせるようなイメージ。香味油でさえ滑りに溶けるゆうで、舌触りが非常によろしい!。
また中太麺らしいヌチヌチとした歯切れが快感で、奥歯で潰す時のモッチリヌツヌツ感もたまらん!。薬味やトッピングを絡ませた旨味と麺の甘味が一気に融合します。その後に少し残しておいたビールをあおる・・・嗚呼、週末の麺活動の醍醐味とはこのことです。
<薬味①> 大葉と刻みネギ!脇役ながらかなり全体を質感高めている!
さて、味の決め手はやっぱり薬味。刻みネギは王道の薬味で、武蔵野系油そばをはじめ、汁なし系では外せないアイテムかと。ここでも醤油ダレとの相性は格別で、ネギのネバネバする甘味が塩気を包み込み、一層円やかにします。そしてその一方でネギらしいクセもなすり付ける旨さなのだ!。このネギの風味に呼応して広がるのが「大葉」。この相性の良さを知ってたら、有料でマシにするところです。大葉の清涼感はお馴染みの味わいだが、この醤油と豚のアブラに塗れた味風景には、じつに凛と響く!。この薬味だけで普段着から他所行き服へのステップアップに近い、引き上げを感じます。嗚呼やっぱり・・・大葉と刻みネギ!脇役ながらかなり全体を質感高めている!
<薬味②> やっぱりガッツリ変化させたいなら・・・刻みニンニクとチリソースもあるのだ!
とは言え・・・やっぱりオレも男だから、ガッツリと行きたい!パンチを効かせたい!わけだわ。目の前のテーブルセットにニンニクポットがあれば、それりゃ入れるでしょ。やはりジリリとした金属的な刺激と太麺と醤油の絡みは絶品!。もう少しパンチを効かせようとニンニク追加しようとも思いましたが・・・ブレスケアが切れたところなので、それ以上は控えさせてもらいました。
代わりにチリソース的なものを微妙に散らしてみました。おお!これもアリだね。ニンニクとは違う瞬間的にほわっと広がる燃える刺激感がいいね。なるほどこれもオススメ!。ちなみに酢と醤油ダレもテーブルセットにあります。酢は武蔵野系に似た味に、一気に寄ってしまいそうで・・・今回はやめときましたが。
<肉①> ケバブ感覚で配膳直前にカットするトロトロ豚バラ肉!これが麺に絡みまくり!
この一杯は肉の印象が良いのもポイントです。まずケバブじゃないが削ぎカットの肉は豚バラ肉。これは注文のたびに必要分カットしており、作り置き感が少ないのも好印象です。基本的にトロトロで柔らかいバラ肉と思われ、味わいとしては少しライト。しかし元の肉味はしっかりしており、例えば脂の部分もしっかり投入してくれ、それがフルフルするほど柔らかくてあまい。ちょっと醤油ダレを垂らしてネギを乗せて食うと、立派なビールのアテとなります。これも可能なら有料マシがオススメ。
<肉②> 辛く濃ゆい様に見えて・・・実はマイルドで脇役薬味に徹底する挽肉!
そして挽肉。見た目は辛く味が濃ゆめと映りますが、意外とあっさり系のシンプルな肉味。醤油ダレとすごくマッチし、またそれを吸い込み、麺のヌルつきにすごく貼りつきます。これはきっと白飯に合うな・・・と考えていたが、それは立川マシマシ名物「マシライス」そのものではないか!。なんだ旨くて相性が良いはずであります。
<トッピング> 非常に見栄えと食べ応えあるナルト!和みの茹で卵!
やはりナルトがいい!。こんなにしっかりとナルトを感じて食ったことはないかも。このサイズの思い切りが、この一杯の成功要因の一つでありましょう。はっきり言ってカマボコよりも好き!。正月のお節にはナルトを入れてもらうことにします。横に並んだ茹で卵の断面・色合いともマッチ。まさに和みのトッピングたち!。
総じまして「ガッツリ食えて丁寧な質感!妙に旨いぞ!見事なるスピンアウトまぜそば!」
・・・と言う感動。立川マシマシにこんな旨いまぜそばがあったことを、これまで気が付かなかったことを悔みます。他の支店でもちょっとチェックしてみます。常連さんなどは、大盛にし、その上で麺半分にして代わりに豆腐を入れてもらうなど、やりたい放題(笑)。それ凄くやってみたい気がするので、多分また来ると思います(爆)。ともあれ素晴らしいまぜそばに拍手喝采。これも激しくオススメ!。そんな応援と宣伝、今後の期待を込めて・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!