最近、立川来たらここばかりになってしまった：汗
疲れているというか遠出が面倒臭い・・・すっかり東は新宿、西は立川が限界って感じでここ数年過ごしておりますかな（汗）。だから立川来たなら他の店にもっと行くべきなのだが、やっぱりまたここに来てしまいました。立川がんこにハマってしまってます。こちらの大将がとてもいい接客してくれるのもあるし、また他のスタフもとてもいい感じ。それとワイルド系も楽しませてくれるし、とても懐の深さを感じます。四谷新木町のように超行列しなくていいし、実に重宝かと！。
今回は、王道の塩でビシッとキメようと思ってやってきたのだが、券売機に気になる「俺様中華そば」ってボタンがあったんで、面白そうだと感じた瞬間に気がついたら券売機のボタン押してた。そうなんです、ワタクシって衝動買いする性格なので、よく妻から注意される。また似たようなもの買ってきてと呆れられてる習性です。
＜アサヒスーパードライ＞ 何はともあれ痛快な淡麗辛口が寒い冬でも似合う！心地良いビール！
待つ間飲むのが好き。この週末は本当に寒くて気温が上がらず。寒さが続く日々ですが、やっぱり麦酒が旨い環境です。提供に少々時間がかかるとまずはスーパードライ。ま、語らずとも既に伝わってる旨さですよね。やはり一年中季節に似合うビールはこれなのかも！？。
＜全体＞ なぜ俺様なのか不明なれど堂々とした肉醤油そば感！大胆な焼豚と粗い粒子が散らばる独特さ！
「俺様」ってなメニュー名から、ジャアイアンみたいな我儘はみ出し感丸出しの麺顔を想像してましたが、中々まとまった肉醤油そば感覚な麺顔です。どことなく、がんこの「正油」と見まごう存在感？？。名前負けしてるとは思わんが、存在感は大したものかと。デフォルトで一千円と言う自信作ですな。
やはり、がんこの肉！豚モモの質実なる大判スライス肉が圧倒した麺顔です。ちょっとしたチャーシューメンと同等の肉迫力。そして出汁は淡麗系醤油清湯をベースにしながらも、キリリとした醤油ブラウンが見事で、カエシの聞き具合を予感させます。デフォルトの正油と違う点と言えば、粗い粒子が出汁に漂うって感じ。最初は葱油に煮干の粉を混ぜたか？などと間違った妄想を重ねてしまいました。
＜出汁＞ 動物エキスに甘く染み入る魚介？キリリとした醤油のエッジ！降り注ぐ黒胡椒が出汁に溶ける！
出汁を啜るとこれが意外と面白いです。ベースは、動物系の出汁は意外とあっさりとした展開？ライトなのに味わい深い。がんこなので牛骨系と感じたり、鶏豚の煮出しと感じたり。香味油はラード系と察しますが、分厚い香ばしさとゆったり肉厚な甘味がまったりと広がるようです。
やはり一番の特徴は、ブラックペッパー！。これが想像以上に多く降りかかるように出汁に溶けているので、ブラックペッパーが薬味というより出汁の要素と化しているような味の存在感です。このインパクトが、がんこ系らしい「塩っぺー」に近い感覚を呼び起こすようでもありましょうか？。またその一方で甘味を感じます。魚介系と思しき円やかな甘味がこれもまた印象的かと。言うならば、ブラックペッパーが、やや「どやどや顔」したプレゼンスとも受け取れ、この店で「俺様」ってなイメージにも繋がるようでしょうか。
＜麺＞ 麺量多めで満足感高し！スリムなイエロー発色のストレート麺！クシクシ歯応えに出汁の滲みを感じる旨さ！
この明るく細い黄色い麺を見ると「がんこ！」ってな感じになります。密度感少ないが、ほのかに引き締まる歯応えがあり、スパスパとした歯切りが小気味よし。また奥歯で潰すと出汁と麺の旨みが一体化する旨さが痛快でございます！。まさに「出汁の塩気が旨み」と麺の素地でも感じさせてくれます。
また表層は実にツルツルとして滑らか。そして寄り添いやすいので出汁の持ち上げもありなむかと。とってもすすり上げがライトです。更にがんこの特徴「麺量多め」が嬉しいよね！。やっぱここは食べ応えがナイスで満足感が高いのです。
＜チャーシュー＞ 大判肉厚な豚モモ大胆に２枚投入！出汁の塩気を存分に吸い込み旨さ炸裂！
塩や醤油では通常１枚なのが、この一杯は２枚投入されており、ちょっとした興奮を覚えます。とても大判な一枚肉が２枚で実に痛快！。肉自体は少し淡白で上品な味わいなのですが、力強めな塩出汁を吸い込むと、赤身がとても生き生きとした旨さに感じます。これがまたブラックペッパーが効いた醤油出汁に濡れて吸い込むと、また麦酒を欲してしまうような旨さかと！。
今回も飽きもせず、性懲りも無く、いつものごとく麺を巻き付けながらもしながら食い散らかしました。
＜穂先メンマ＞ 大胆な極太一本！上品仕上げ！麺に絡めて最適なコラボレーション！
立川がんこの特徴は、穂先めんまと断言して良いのだろうか？。最近他店舗行ってないので、断言できずにあしからず。それにしてもデカい！。仕立てとしてはとても薄味。もともと淡白な素材だが、個性的な出汁に濡れそれがブラックペッパーが効いた醤油出汁の力強さにマッチしております。これも例に漏れず麺と絡めて味わうと、複雑で華麗な歯応えが感じられて余計に旨く感じるのでありました。
総じまして「ペッパーの刺激と醤油出汁のキレのハーモナイズ！淡麗とワイルドさが不思議にコラボする醤油そば！」
・・・と言う感動の嵐！。実は長野県の今は無き光蘭と言う店の再現メニューなのだとか。グルメ系サイトで検索したがめぼしい情報見当たらずでまさに幻の旨さかもしれません。個人的にはがんこ系の旨さもしっかりベースに感じた味わいかと。ここはレギュラーも限定もメニューが奥深いので飽きませぬな。だから激しくオススメ！旨し！なので・・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います！。
お粗末！と言うことで家族にも感謝しながら合掌！！今日も本当にごちそうさまでした！！！
