ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3898】 中華そば 青葉 中野本店 (東京・中野) 特製中華そば + ゆず唐辛子 〜平成ラーメン史の金字塔のひとつ!中野のランドマーク的プレゼンスの崇高中華そば!

妙に「青葉」が食いたくなる瞬間!
 

 

 

 急にどうしようもなく、食べたくなる味・・・それが私にとって「中華そば 青葉」であります。令和となっては珍しい味ではないけれど、ラーメン好きのDNAに訴えかけるのか組み替えられたのか、週末のある日、天気もよくラーメン遠征日和だったのを押しのけて、中野本店へと伺いました。

 
 

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 さて令和になるにあたり、平成をラーメンで振り返ってみました。平成は個人的にはラーメン元禄時代と思えるほど百花繚乱。その中で、今の有名店が1996年に次々と開業され、それらを「花の96年組」と呼ばれています。もちろん、そのうちの一つが「中華そば青葉」。ざざっと平成30年間余りの変化を14店に並べてみましたので、ご興味があれば・・・。
 

 

 

 
  
<全体> 平成の傑作中華そば!もはや令和ではオーディナリーな質実豊かなライト豚骨魚介の安心感!
 
 こちらは、10時30分に開店。朝とも昼ともつかない時間帯ですが、休日ともなるとそんな時間帯でもすぐに混み合うという状況です。まさしく青葉の信者か中毒者か(笑)。この店の客層が礼儀正しい店って感じですが、すぐ近くの24時間酒場は盛り上がってたりして・・・ホント中野は面白い。そんな雰囲気を感じながら配膳を受けたのがこの麺顔です。
 

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 おおお!もはや見慣れすぎて目新しさはないけれど・・・これが中華そばってなアイコンに近い存在感が立派です。今回は特製にしてみましたが、見慣れすぎて特製の有難さが正直薄い(笑)。しかし、程なく嗚呼、あの味だよと安寧な喜びへと変化します。平成の傑作中華そばは、拡大流布がすすみコモディティ化が進む中・・・この青葉だけは、どの店にいっても同じ感動を与えるいい店ですよね。だから本店だからといって、特別なことがないのがむしろさすがと言えましょう。
 

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<スープ> ダブルエキスでコク旨健在!ペッパーが和風出汁に溶け込み食欲増幅更に倍!
 
 ご存知、「魚介系」と「動物系の白湯」の合わせワザ。ダブルスープと世間を騒がせた出汁は、今や先端から王道へと移り変わったイメージ。体調によって魚介先行だったり、動物系を甘く感じたりしますが、やはり魚介の方のバランスが非常に良いねー。煮干の甘み感がしっかりと出ているし、しかもそれが複雑。複雑なんだけどライトに食わせるナイスバランスが見事!。そして溶け込む白湯の受け止め。
 

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 やはり、ライトスープで食べ応えを感じさせるとなると、動物系が欠かせないからね・・・。魚介に負けずカオスな旨味で、豚骨とも鶏ガラとも判別つかず。ブレンドなんだろうが、どちらがメインかは拮抗した感覚です。出だしからスープばかり飲み始めて、側から見えれば気持ち悪い客だったろうね・・・。
 

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 そしてブラックペッパーがやはりいい!。チャーシューにかかったのが、自然にスープに落ちて溶けるのだが・・・これがまた新たな旨味扉を開けるのだ。滑らかな味の中に、ちょっと尖った刺激があると妙に際立つのであって、食欲が一気に刺激されてしまいます。だからこんなことなら、麺大盛りにしておけば良かったといつも後悔してしまう・・・。
 
 
 
 
<麺> もちもちプリプリの多加水玉子麺!微妙に平打ち捩れボコついて素朴感の中に明るさ感じる食感楽しい!
 
 青葉ではスープの方に意識が向かいがちで、余り麺がフューチャーされないんですが、ライトな魚介豚骨には非常に馴染みが良いため、スルーされがちなんでしょうかね。密度は余り感じないけど、加水の高さと薄く黄色い色合い。汁系ではやや一回り太めで、微妙に平打ちのような気がします。またストレートのようで、ボコ付きが全体的にあり、そのくせ捩れは余りない。不思議なボコボコ感だけど、そこが啜りの滑らかさと軽いタッチ感を生み出し、麺食ってる!って感覚にさせてくれます。
 

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 風味よりは、汁との一体感が全てって感じ。汁の浸透感というより、濡れた程度でも滑りが吸着するので、しっかり出汁旨味とグルテンの一体感が楽しめます。ツルツルとした食感は、子供ウケもしそうだしもちろん大人も。プツプツと小気味よくちぎれるところが、チャーシューやメンマなどのトッピングと食うときに、一体感あって楽しめる感覚ですかねー。
 

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<チャーシュー> スープ生成に貢献して脂が抜けた状態がむしろ旨い!元味と出汁味の融合で解れる柔らかさ!
 
 部分的に多く脂が差していたから・・・肩ロースかな。これはきっちりとスープ生成でエキス後見したと思われ、良い意味でスカッと全体的にしています。ただのままでも旨い。
 

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 周囲のタレが浸透してるところなど、白飯と一緒に食いたいと思わせるほど。またスープを吸いやすいところもあり、本来おチャーシューとしての肉エキス・・・そしてダブルエキススープを吸い込んで合体して・・・更に上の旨味へと高めてくれます。嗚呼、やっぱり特製にしといて良かったよ!。
 

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<味変化> ゆず唐辛子:本来つけ麺用も・・・ゆず好き・辛子好きなら無問題に頼むべき!
 
 後半は、味変化を楽しみましょう。本来、つけ麺用らしい「ゆず唐辛子」なのですが、汁系に溶かしても面白いです。
 

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 ゆずが苦手な人でも、ゆずが尖らず淡い清涼感として感じる程度。また辛さも全く尖らず、むしろ熟成したマイルド感すら覚える。レンゲに移し替えてゆっくりと溶かしこみましょう。半分づつレンゲで溶かしながら、段階的に調整するのがオススメかと!。
 

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<味玉にハズレなし> 波打った切り口!浸した出汁がスープ一体感あり見境なく蕩ける旨さ!
 
 タコ糸で切り口が波打つようにカットされた味玉。トロトロ部分と固茹で部分がはっきり目に共存したような風貌で、単体で食うと淡い甘目の出汁の深い浸透を感じて旨いです。しかしこれは、レンゲですくってスープもろとも食うのが一番かと!。ダブルエキスのスープに大変マッチングがよく、一体感が楽しい旨さ。嗚呼、やっぱり今回も味玉にハズレなし!。
 

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総じまして「平成ラーメン史の金字塔のひとつ!中野のランドマーク的プレゼンスの崇高中華そば!」
 
 ・・・と言う感動!。もうこれは不動の旨さで、私の命が尽きる頃まで、いやそれ以降永遠に存在する味わいだと思えてなりません。おそらくまた次も、渇望するようにここを訪問することでしょう。たまには平成の名作中華そばで、ラーメン人生振り返ってはいかがでしょうか?。激しくオススメ!。そんな応援とますますの期待を込めながら、とっとと最後に詠って、いつもの通りに締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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ラーメンマニア (エイムック 4273)

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