ラーメン食べて詠います

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【今週のラーメン5210】ワンタンメンの満月 三鷹店(東京・三鷹)冷やしワンタンメン 〜東北夏涼味!東京三鷹で楽しめる山形名物冷し系!素朴で優雅な冷やしワンタンメン!

山形の味!もはや三鷹の味?



 毎年食ってる夏の名物「冷やしワンタンメン」を今年も頂いて参りました。近年、5月のGWあたりからリリースされるのですが、この2年程は時間的余裕がなく、ようやく辿り着けました。とは言っても朝からぶっ通しで仕事してて、気がついたら午後2時を回ってた(汗)。
 

 
 そんな中で、平日でも通し営業してくれてるのはありがたい次第です。とは言えランチピークをずらせてよかったかも?。すっかり地元に根付いており、老若男女でいつも混み合います。今回はゆったりと過ごさせてもらいました・・・尻の重い客でごめんなさい。
 

 
 
 
<全体> 山形名物!満月名物冷やしワンタンメン!素朴さに冷涼なる落ち着きオーラ垂れ流し!

 

 

 三鷹で本番山形系譜の冷やしが楽しめるなんて何と言う役得でしょう。冷涼さの中にオーラすら覚えます!。麺顔全体が優しさで溢れていると感じさえる一方で、梅雨の晴れ間に猛暑を感じる中で、こんな冷え冷え氷のアピール感覚が嬉しいじゃないか。
 

 
 中心部の氷切ってない窪みにスープが入り込み、妙に綺麗な印象です。あとで写真だけ見てるレギュラーの温系と変わらずなのも興味深い?。そんな青菜と氷以外は、温麺とそう変わりがないようなイメージ。
 

 
 
 
<スープ> 鰹&昆布の和出汁感覚!氷の薄まり感じず一気にゴクゴク飲み干せる淡麗醤油系



 

 見るからに柔らかく澄んだスープ感。レギュラーの煮干し系の風合いが溶けてた温麺スタイルと非常によく似たております。しかし、レンゲですすり始めると、期待通りの優しく素朴な味わいと、ちょっと冷やし系によった和出汁ニュアンスへの傾向に、味の意識が集中してしまいます。
 

 
 確かに素朴な味わいで安心できる旨さ!。鶏ガラの旨味も感じられるが主役は魚介系の甘味かと!。魚介系乾物の旨味と醤油の風合いで実に円やかな味表現が秀逸!。温麺よりも和風と感じているかもしれません。そして温麺との面白い違いは、抑えた煮干感覚?いや・・・鰹出汁だな。乾物系として似た旨さなのですが、煮干しの甘さではなく、節系の旨味がしっかりと出ており、甘味をしっかり感じます。そして下支えするかのように昆布系の出汁感が強め。
 

 
 なのですごく和風な出汁感に傾斜した味わいと感じ、「和風のおつゆ」とすら感じます。氷が入ってていつまでも冷え冷えなのもいいね!暑い最中にごくごくと飲み干してしまいますが、全く抵抗感なく完飲む!。脂感全くないので、罪悪感なく楽しめました。
 

 
 
 
<麺> 澄んだストレート多加水細麺!冷気でキュッと引締まる歯応え!高速のツルツルスベリ感!汁の持上げもナイス!

 

 

 温この麺の引き締まりが痛快!ワンタンのシルキーな状態と実にコントラストを構成するタッチ感で、この点で全体的にメリハリがしっかりして大成功です。もともと多加水なフィーリングで明るいモチモチさと柔らかい千切れが印象的な麺。それが、冷たいスープに合わせる前に、しっかりと流水で解熱処理を徹底したようでググッと引き締まってます。冷たいスープに合わされることでよりキュキュッと歯応えに締まりを感じます。
 

 

 ふふふ・・・見るからにいつもよりは透明感をます見栄え。これによりツルツルさが更に磨きをかけられ、スベリが最高!すすり上げるととってもライトで超高速にズボッと捲し立てるように食えます。また麺と麺が、寄り添いやすく、スープの持ち上げもさすが!。さらにサラサラしたスープ感なので、尚更に毛細管現象を起こすような妄想を呼び起こします。麺のしなやかさや、寄り添いやすさで遊ぼう!ワンタンの肉餡が抜け出たワンタン皮・・・それを麺と絡ませながら食いましょう。
 

 
 
 
<チャーシュー> 2種豚肉!淡白なモモ肉とコクを感じる肩ロース!冷えた和出汁を吸い込み清涼でとジューシー!

 
 まずはモモ肉。淡白な肉味だから和出汁に傾斜したスープ感に合うのか?。まさにスポンジ感があって柔らかめなのがお気に入りです。噛むとしっかり出汁との一体感ある旨さが溢れる!。肉の冷製って肩ロースがメインと思っていたが、モモも柔らかい出汁に浸ると高級な旨さにも感じます。
 

 
 そして2枚あるうちの1枚が肩ロース!。こちらも柔らかい仕上がりで、曲げると割れ目がバクリとあちこちで割れ、隙間から出汁を吸い込みまくり。冷たい脂でも下味の旨味が深いのか、とても味わい深いのでありました!。2種展開なら肉増しは十分にありだね!
 

 
 
 
<ワンタン> 羽衣のようにしなやかに伸びる皮!シルクを引きずるようなフォルムと滑らかな喉越し!



 

 おいおいおいおい・・・冷えたらワンタンもその表情が変わるのか!?。とにかく、箸で持ち上げようとすると伸びるのだ、すごく伸びるのだ!。ビロロロ〜〜〜ン!シルクを引きずるようなフォルム!。いつもの温麺なら途中で千切れるのでレンゲに持ち変えるところだが、箸だけでも切れ難く破れ難く。
 

 
 そんな感じで冷えてワンタンの皮も少し引き締まりを持ったのかもしれません。啜って食らいましたが、一旦木綿にも似た全体像で、口の中から喉奥・・・そして落ち入るまでそのシルエット感が大きくて滑らかでした。ほんとにシルクを引きずって行ったかの如し。
 

 
 
 
<他具材> 小松菜の酸味がアクセント!冷えた中でメンマの円やかな味わい!

 

 

 頭の中は、和出汁感・引き締まった麺・のびのびシルキーワンタン・・・でいっぱい。ところがちょっと味のアクセントを効かせる部分があるとしたら、青菜とメンマ。青菜はこの中で唯一主張する味わいと、ベクトルの違う味わい。青菜らしい苦味のある清涼感とともに、ちょっぴり後味に酸味を演出し、素朴で和やかな全体味わいの中に、微かな緊張感を与えてくれます。
 

 
 そこを払拭して、気持ちよく麺・汁・ワンタンへと気分転換させてくれるのは・・・・メンマ。とっても馴染んだ味わいなんだが、円やかな旨味とクニャっとした歯応えで、気分はリフレッシュ。
 

 
 
 
<味玉> 薄味出汁が深ぁ〜く浸透してコク深し!マチュアな甘味をしっかり感じる旨さ!



 

 ハーフでもデフォで味玉サービスは納得させてくれます。とっても馴染みやすい、ティピカルなマイルド煮玉子。ややネットリさが強めな卵黄、プリンとしたややハードな白身が薄い褐色に染まって実に旨そう。しっかり下味が浸透してるので、とっても濃厚でマチュアな甘味を感じさせる仕上がりです。
 

 
 これを少し和を感じる出汁にも浸したりして・・・ちょっぴり味変化させて食らうもいいね。次回はこれも追加して豪勢な冷やしとして食らおうかしらん!嗚呼、やっぱり今回も味玉にハズレなし!。
 

 
 
 
総じまして「東北夏涼味!東京三鷹で楽しめる山形名物冷し系!素朴で優雅な冷やしワンタンメン!」・・・と言う感動の嵐!

 
 ・・・今やすっかりこの土地に溶け込んで三鷹の定番という感もありましょうが、山形の本格的味わいが気軽に近くで楽しめて嬉しいです。また今回も一気に食い切ってしまいました!。これから益々人気メニュー。暑い盛りに食うともっと旨さが身に沁みるはず。通し営業なのも使い勝手よく、麦酒も冷酒も楽しめます!今年の夏も激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

 

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