ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3873】 メンドコロ Kinari (東京・東中野) Ra−men 冷 魚介だし + 清酒八海山 〜もはや夏など関係なし!これは名作!四季を通じて食いたい冷やし和風らーめん!

すっかり秋祭り気分だが〜ホントにしつこいオレは冷やし!
 

 

 

 最近になって、周囲の知人から「冬になっても冷やし中華・冷やし系食わんとお主は廃るぜ」と脅迫めいたことをささやかれております。怖いねぇ〜・・・・。自分の身体にドライブレコーダーを取り付けたいと思うこのごろです。さてひょんなことから、過去レビュー・過去ブログをチェックしてたら、懇意の方から数年前に勧められた冷やし系情報を発見。それが「メンドコロKinari」の「冷トマト」。Twitterを早速チェック!。
 

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 ところが「冷やしトマト」はつけ麺であり、9月いっぱいまではあるらしい。にも関わらず、もう一つの冷やしの看板メニュー「冷 魚介だし」は、もう今週で終わりそうな気配。東中野は通勤経路でもあるし、冷トマトは後回しにして、先に「冷 魚介だし」にしちゃいましょう。それに・・・へへへ、冷酒にもこっちの方が合いそうな気がするし(笑)。
 

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<酒> 清酒 八海山:ほんのり秋晴れでほてる身体をギュン!っと冷まし締める冷酒!
 
 銘酒八海山!もう余計な説明いらぬ旨い酒。若い頃から飲んでる銘柄ですが、やはり今になって旨いと思うようになってきたよ。辛口な味わいに後味の甘み。そこに料理を味わい、またその残り香に酒をぶつけて行く楽しみ。週末の贅沢ってやつですよ。ちょうどお見えのテーブル席端っこの窓際に座ってたので、秋晴れ感じながら味わいました。クゥーーーーーー!旨い!。
 

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<アテ> あさりの煮付け:酒の甘さを引き出すかのようなほんのり滋味深さよ・・・
 
 結構ガッツリとアテをサービスしてくれる。しかも質感がガチ高い。アサリの煮付けをいただきますが、この店はこれが旨いんだよねー。佃煮のように味が濃くないところがポイントで、薄味の醤油とほんの少しの味醂か何かの出汁がよく染みてます。そしてアサリの滋味を存分に引き出して旨し。フカフカで柔らかい歯応えも特筆すべきで、身も口も甘噛みしても味が滲み出る。クゥーーーーーー!旨い!。
 

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<全体> 何気に整然とした美しき麺顔!見ただけで淡麗の旨さと迫力感じる質感!

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 おおお!これは何とも気合入った盛り付け感!麺は縦上下に揃って整えられているところに、トッピングの配置はキッチリと整然な雰囲気がありあり。そしてチャーシューを始め、キュウリも丸まりアピール感覚アリアリ!。極め付けは、岩海苔とスライスレモン。真逆な取り合わせが敢えて横に並んでる。これほど整った冷やし系が、もう今週で終わってしまうとは・・・季節移ろう儚さを身を以て知ります。
 
 

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<スープ> 魚介の旨味濃密にして軽やかな甘み!サラサラなスープ感に深みのあるコクがスゲー!
 
 具材に飛びつきたいところを敢えて自重。スープからまず味わい始めますが・・・一口いただいて、私は堕ちました。何じゃこれーーー!フツーに旨いと言うだけでは伝えきれんよ。メニュー名通りに、まずは「魚介の出汁」が深い。魚介が深いと煮干の苦さや甘さをイメージしがちだが、そんなものを濾過したような穏やかさ。単に高級なイリコを使いましたと言われてしまうと身も蓋もないが(汗)。
 

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 淡麗でいて味が深い。いや濃ゆいかもしれない。アニマルオフかと思うほどで、やっぱり魚介メインの出汁は奥が深い。軽やかで見えて出汁が濃ゆいのは、これは昆布系のエキスかも。グルタミン酸は3大旨味アミノ酸の中で、名前は派手だが味わい影響は一番おとなしい。ただそれだけではないよね。節系の旨味も溶けていると思われ、それだけで塩気は必要ないと思えるほどです。
 

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 ただ香味油だけは、少し動物系入ってる??。ここがまだまだ私としては未熟な部分でして、アニマルオフと自分の味覚だけで宣言できんのです。チャーシューのエキスが溶けてるだけと言われるだけかもしれんが・・・とにかく、魚介だしだけでここまで色気ある冷やしがあるのかと、正直度肝を抜かれたよ!。
 
 

 

 
 
<麺> 見た目以上にパツパツした歯応え!冷えた感覚に麺風合いの香りに温かみを知る!
 
 嗚呼・・・麺が旨い。ここも驚くポイントです。冷えててクツクツしてるんです。芯が本当に残っているのではと思うほどに痛快。見た目以上にパツパツとしていながら、そして冷え冷えだから感動ものです。箸でリフトすると見た目はしなやかで漆喰のような美しさの反面、ゴワっとする部分あり。そのままズボッとすすって、前歯でちぎると、嗚呼・・・麺の風合いが立ちます。スープが淡麗系で冷やしなのもあって、マスキングされずにダイレクトに麺風味が伝わる。その風合いの強さもあって逆に温かみを感じたりしてしまうほど!。
 

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 落ち着いた頃に、茗荷やカイワレを紛れ込ませながら、麺を食いましょう。ナチュラルな麺風合いに複雑な歯ごたえを演出。噛んで薬味のエキスがほとばしるところを、奥歯で一気に噛みしめましょう。あとから唾液が与える糖化の旨さで昇華するでしょうから!。
 

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<チャーシュー> 鶏豚2種の低温調理タイプ!完璧過ぎて酒が更に進みそう〜!
 
 見た瞬間に完璧!とニヤリと笑うよね。今やチャーシュー界が帝国だったら皇帝とも思える低温調理の半レアタイプ。豚肉の方は肩ロースと思われ、脂と赤身のバランスがさすがであります。軽く湾曲しているところがまたいいね。この湾曲・・・鉄ヲタだったら、JR中央線・大久保駅から東中野駅の間のカーブに似ていると思いませんかね?。多少ガタガタ揺れるんだが、あのカーブによる外側に向かうG(重力)感覚が気持ち良い。噛むとフカフカ絨毯のよう・・・噛みしめて滲み出る脂・・・咀嚼すると赤身本来の肉味と混じる旨さ。もうテッパンです。
 

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 一方の鶏胸肉。以前テレビで肝臓には鳥胸肉が良いと聞いてから、半分お薬だと思って食ってます。こんなに美味しいのにお薬はわけないが、淡白な上に滋味深い味わいには共感!。薬効がなくても、いやむしろ逆効果があったとしてもオレは食い続けたいと思う旨さです(酒飲んで酔いながら書いてるから、あしからず・・・)。
 

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<具材薬味> 岩海苔とスライスレモンが侮れない・・・後半に溶かすのがおススメ!
 
 冒頭でミスマッチと思えた「岩海苔」と「スライスレモン」。これが侮れずでした。私個人的には、前半はデフォルトの魚介出汁の素晴らしさに専念して欲しい。そのまま通り過ぎても良しなんですが・・・「岩海苔」と「スライスレモン」は残るわけ。特に昭和生まれの性で、食べ物を絶対に残せないオレは試すしかありません。
 

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 さて「岩海苔」。危惧したのは溶かすとこれで一気に味が磯の風景に一変するか?と思うところ。ところがこの岩海苔が想像を超えて「出しゃばらない」です。ほえーーー香りだけ残して蕩けて行くじゃない!。しかも魚介の出汁が一気に加勢を受けて生き生きしてる!。
 

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 スライスレモンは、箸を両端に貫通気味に突き刺して、二本の箸を反対方向に回してねじり上げます。そうやって汁を絞り出すのだが、数年前に接待の席でそれやったら器用ですねーって褒められたのかバカにされたのか。上流階級は飾りとしか目に映らないらしい・・・。しかし作り手の魂と考えを知れと言いたい!。岩海苔の風味で加勢付いた魚介出汁は、たった数滴のレモン汁で・・・淡麗さが加わり上品な旨味に昇華して行くのだ・・・・・。
 
 

 

 
 
総じまして「もはや夏など関係なし!これは名作!四季を通じて食いたい冷やし和風らーめん!」
 
 ・・・と言う感動。あのぉ〜・・・すみませんが、もう少し提供期間を延長しませんか?。つーかこれは限定で通年提供でも十分通用するかと思いまする。そんな提案しても責任取れないのだが。ま、それほど旨いというアピールは存分にしたいわけ!。また来年の夏も必ずやって欲しいと思う!。来年は「冷やしらーめん」で活動再開できれば本望。これは名作です!。だから宣伝します!。そんな興奮をほっといて・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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