ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3866】 ラーメン 裏健やか (東京・JR三鷹) 冷やし煮干ラーメン + 味玉 + 炊き込みご飯 〜キレと優しさ!淡麗に溶け込む濃密旨味!バランス崇高なる冷やし煮干麺!

まだまだ残暑・・・冷やし魂また復活!
 

 

 またじわじわと暑さが復活。9月に入ってめっきり最高気温が下がり基調だったので、今年夏の冷やし系探求心に少し陰りを感じていたオレです。そしたら 台風後の影響来ちゃってランチタイムに三鷹駅で立ち往生!これじゃやってられんと、速攻で昼飯ラーメン活動に切り替えてみました。決断と行動の速さで一巡目ゲット!
 

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<全体> 優しさ感じる淡麗煮干し!そのまんま冷えた凛々しさが美しき!
 
 実は今回は都内で冷やし系を狙ってみるつもりだったもんで・・・、思わず食券を渡したときに(券売機には冷やしがなかったから)、「冷やし終わってしまったんですねー」って口から洩れました。すると、「あ!+100円出していただければできますよ!」だってさ(爆)。なんかこうなったらこれ食うのが運命だったかもね!。そんな麺顔との運命的は出逢いはこんな感じでした!。
 

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 おおお!これぞ淡麗と流行の流れを質実に受け継ぐ煮干系の麺顔!。東京のハイセンス煮干そばという感覚ですが、ワイルド的でもなく、ファンション性に富んでいるわけでもない・・・。奇を衒わない質実そのものって感覚ですな。いわゆる真面目って感じでして、冷やし麺なのだが、冷やしだからと言って飾った風は一切なし。潔さすら感じるほどで、単にそのまま忠実に冷やしたってな見栄えです。しかい器の表面には細かく汗のような水分が貼りついており、これは丼の表面温度の冷たさをビシビシと感じさせますね!。スープの色合いにはエキス感がほんのりと感じるし、まさに優しさ感じる淡麗煮干し!そのまんま冷えた凛々しさが美しき!
 

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<スープ> 煮干しの香ばしさと軽い苦味に旨味あり!プラスアルファのエッセンスは何??深いぜ!旨いぜ!
 
 自身2度目の上京を果たして、関東の煮干麺をこれまで幾度となく食らい続けてきましたが、一時期の濃厚ブームから、やや落ちつある淡麗系へと回帰というのがここ数年間のムーブメントのような感覚です。そして今では濃厚も淡麗も煮干両刀使いってな店が一気に増えましたが、その中でもここは好きなんだよねー。普段は貝出汁イメージが強いんですが、「裏」の煮干はかなり本格的。
 

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 この日もいつもの感覚で煮干を味わいますが、煮干特有の苦みは抑えめにして香ばしさに転化させ、甘味をエグミとなる前にすっきり感じさせる出汁感がナイス!。淡麗にして苦味も甘さもバランスよく溶けています。そして少しほんのりと強めに塩気を効かせたところが、更に煮干感を凛とさせる!。味の引き締まりには、やはり塩がナチュラルに響きますな・・・。
 

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 しかし甘味にちょいとこの日は妄想が広がってしまいました。節??ちょっと節っぽいの溶けてない?。鰹節のような馴染みとも違い、甘味がほんのりと広がるのが煮干っぽくなかったのだった・・・。他に思いつくのは動物系?。鶏エキスなら一番思いつくし馴染みあるけど・・・・ピンとこない。甘味のある動物系となれば牛脂がぴったりなんだが、いきなり煮干麺にそれがあるとは思えず・・・。きっと甘目の煮干系も複数溶けているとかななどと思えば・・・・冷やし系の煮干でかなり考え楽しめる!甘味が実にナイスでございました!。
 
 

 

 
 
<麺> 自家製麺:持ち前のクツクツ歯応えがいつにも増してナイス!風味も良し!
 
 自家製麺!パツっとした麺が好き!と言う方には、こちらは激しくおススメな店なのです!。いつも食ってる貝出汁系のレギュラーメニューでの性能と相性は既に何回も確認済。実際に粉の香りがするわけないのだが、パツパツ歯応えは、観念的に香りに結びつくようなものらしいね・・・。奥歯で束になった麺をまとめてクッシリとすり潰す際は、香りの先に味があるようにすら思えるてしまう。そんなパツパツさが命だから、大盛不可!。なのに大盛対応してもらえませんかーなんてリスエストする方がたまたまおられて、勇気あるなーなんて逆感心していまいましたわ。
 

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 腰つきはハードなくせに、麺と麺が妙に揃いやすいから面白い。濡れる程度ですが汁の持ち上げってのも微妙に発揮してくれます。淡麗とは言え、全体的に汁も具材も味が少し濃いめだかえら、しっかり風味で受け止めるクツクツ麺が必須。このバランス楽しみたいなら、しつこいけどここですよ!。
 

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<チャーシュー> 少しハーブスパイスと塩気の効いた鶏むね肉!きめ細かくもクッシリ噛み締める!
 
 淡麗和風な味風景一色と思えば・・・鶏肉チャーシューだけは、どこか洋風なイメージ。今や大きな肉潮流にある低温調理肉。鶏の胸肉となればフカフカパフパフってな柔らかい仕上がが主流的。しかしこちらは、きめ細かい肉繊維なれど、少し引き締まったような密度感があり、そこに熟成に似たような風味の濃さが広がる!。余韻としては、ハーブっぽさもあるようで、ペッパーのキレも淡く感じるようなイメージ・・・。これは確実に、飯より酒に合うタイプ。
 

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<味玉にハズレなし> 塩気と煮干し出汁の淡くもしっかり染みた味わいにキレすら思う!?
 
 一見、塩味玉かと思えるほど白くてキレイな見栄え。中を割っても白身は濁らず、卵黄のオレンジ色の深さが色気に感じるほどです。卵黄の仕上がりが綺麗で、緩いジュレのようでもあり、ジュレの固まりのようにも見える。そしてマチュアな味わいを予感させる代物。実際に味わうと全体的には予見通りなのだが、煮干出汁の浸透が意外としっかり効き目であったり、また塩気もやや強めで、単に熟成の甘味で食わせるタイプでもなかったりしました。嗚呼、やっぱり今回も味玉にハズレなし。
 

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<炊き込みご飯> 名物!?サイドメニュー! パラパラさとしっとりさを両方味わう!
 
 個人的に「炊き込みご飯」がオススメ。神回の時は、オコゲがたんまりと投入されていたりして、出汁と炭水化物の旨味の結晶なんてのも感じながら食らったりします。時間が早かった今回は、丁寧な浸透感で焦げは片鱗もなかったけどこれも旨い。少し水分が抜けたようにパラパラした部分もあって、そこを鶏肉と合わせて食らい、肉汁と出汁で飯を食らうと旨いのだった!。
 

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 しかしそれだけじゃないよ。炒飯や炊き込みご飯は「しっとり」した方が好きと言う方は、レンゲで丼に残ってる煮干出汁を少しかけまわすことをおススメ。煮干の味もプラスされるし、飯の旨みも煮干出汁に移る。 パラパラさとしっとりさを両方味わおう!
 

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総じまして「キレと優しさ!淡麗に溶け込む濃密旨味!バランス崇高なる冷やし煮干麺!」
 
 ・・・と言う感動。今や東京では冷やし煮干ラーメンは珍しくなくなってしまったけど、淡麗さと濃密さの共存ってな感覚はめずらしいかと。まだまだバリエーション広がる可能性ある冷やし煮干。令和元年夏の余韻が完全になくなってしまう前に・・・一回食っとくこと激しくおススメでございます!。そんな応援と今後の期待を込めて・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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